26 / 782
愛し子の帰還
25
しおりを挟む
「だーかーらー。セドリックさん。
以前に助言したでしょう?
その色や服装は合わないって!」
バートの言葉に肩を竦めたセドリックは口を尖らせた。
「だって~。
お菓子ってこーゆー物でしょう?
可愛くって、美味しくって、夢の中の食べ物。
他の店だって可愛くしてるじゃな~い。」
確かにポーレットの菓子屋には、そんなイメージはある。
しかし、目の前の男が無理をしている事は誰の目にも明らかだった。
「みんなと同じにしても意味がないって言ったでしょうが!」
「だから私が、こんな格好する事に意味があるんでしょう~。
意地悪言わないでよ~。
泣いちゃうんだから~。」
セドリックは筋肉が盛り上がった腕を曲げシクシクと泣き真似をした。
バートが深い深い息を吐いた時だった。
徐に子供の声が響いた。
「お菓子が夢の中の食べ物って言うのは、パティ同意!
美味しいよね。お菓子!」
「ニナも可愛い物好きだよ。
セドリックさんは何が好き?」
パティとニナの恐れを知らないコンビが話しかけるとセドリックは嬉しそうにカウンターに肘をついた。
「まぁ~。
話が分かる子がいて嬉しいわ。
私はね~。やっぱり一番最初に食べたクッキーかしら。
貴方達は、どんなのが好き?」
食いしん坊のパティは考え込むとニカっと微笑んだ。
「パティもクッキー好き。
カステラも好きだし、スポンジケーキに苺がたっぷり入ってるのも好き。
プリンも好きだよ。
う~ん。一番を決めるのは難しいよ。」
「ニナも~。
ニナも一番最初に食べたのクッキーだよ。パティちゃんがくれたんだぁ。
飴も好き!口の中にずーっと甘いのがあって幸せが長く続くから!」
うんうんと嬉しそうなセドリックは徐に視線を真っ黒な青年に向けた。
「それで・・・ホワイトキャビンのトップが直々に連れてきたお客様はどなたかしら?」
すると青年は我に帰ったように微笑んだ。
「初めましてセドリックさん。
冒険者をしています。イオリと言います。
バートさんから紹介されてやってきました。
少しお邪魔します。」
「えぇ・・・いらっしゃい?」
やはりピンときていないセドリックはただ肩をすくめるだけで何も言わない。
「先程から話しているのが末っ子のニナで隣にいるのがパティです。
パティの双子のスコルにこちらはナギ。
それとヒューゴさんに従魔のゼンとアウラとソルです。」
構わず家族を紹介するイオリにセドリックは愛想笑いをした。
すると、スコルと紹介された少年がトコトコと前に出ると腰に手を当ててセドリックの前に立った。
「セドリックさんは、その格好や内装が好きなの?」
「えっ?
えーっと・・・。」
「好きじゃないのに、その格好しているの?」
「この方が、客様が来るかなって・・・。」
「ふーん。
でも、似合ってないよ?」
あまりに直球なスコルにイオリ達は苦笑した。
「好きなら良いですよ。
落とし所を決めていけば良いんですから。
でも、好きでないのなら話は別ですね。
これから一生、このパターンを続けていく覚悟がありますか?
商いはあきない、飽きてはいけないんです。
お客さんも自分も偽り続けるのは苦しいですよ?」
イオリの言葉にセドリックは深い溜息を吐くとピチッとセットしていた髪をクシャクシャっとした。
「あーーーー!
じゃあ、どーすりゃ良いんだよ!
客は来ない!金がないから材料が買えない!
借金だって山ほどあるし、何もかもが上手くいかない!」
気持ちが切れたセドリックがしゃがみ込み大声で嘆くと肩をポンポンと叩く手があった。
そこには小さなニナがニッコリと微笑んでいた。
「手伝うよ。」
ニナの肩越しに声をかけたスコルは親指を立てて頷いた。
「え?・・・え?」
パティとナギも加わりセドリックを励ましているとバートが近づいた。
「実はね。
グラトニーの菓子もイオリさんの考えで作られているんです。
今回は皆さんが貴方の菓子を気に入ってくれましてね。
力を貸してくれる事になったんですよ。」
バートの言葉にセドリックは驚き思わずイオリを見つめた。
恥ずかしそうなイオリを従魔のゼンがグイグイと押している。
「まぁ、そんな事なんで。
お力になれる事があればと。」
「何で、俺なんかを・・・?」
戸惑うセドリックに子供達が大きな声を出した。
「「「「だって、セドリックさんのお菓子が美味しいから!」」」」
「勿体無いよ!
他の店は甘いけど、何か違うんだよ。
イオリのお菓子を真似できるのは直接教えてもらった御屋敷のコックさん達くらいなのに、セドリックさんは自力であの味だもん。」
興奮状態のスコルにセドリックは弱々しく微笑んだ。
「ありがとう。
グラトニー商会のクッキーを食べまくったんだ。
ほ・・・本当に彼がアレを作ったのかい?」
「それだけじゃないよ!
もっともっと沢山、いろんな物を作ってくれるよ!
食べる?」
スコルが腰バックからお菓子を取り出すと他の子供達も我も我もとカウンターに並べていった。
興味津々なセドリックは小さな丸いクッキーを手に取るとマジマジと見つめた。
「それはボーロだよ。
ニナ大好き。
クッキーよりも口溶けが良いんだぁ。」
一丁前のレポートにヒューゴがクスクスと笑う。
「ボーロ・・・?
とても軽いね。」
ボーロを口に入れるとセドリックは目を白黒させた。
「なんだコレ!?」
その数分後、イオリのお菓子に魅入られたセドリックが頭を下げて教えを乞う光景が見られるのであった。
以前に助言したでしょう?
その色や服装は合わないって!」
バートの言葉に肩を竦めたセドリックは口を尖らせた。
「だって~。
お菓子ってこーゆー物でしょう?
可愛くって、美味しくって、夢の中の食べ物。
他の店だって可愛くしてるじゃな~い。」
確かにポーレットの菓子屋には、そんなイメージはある。
しかし、目の前の男が無理をしている事は誰の目にも明らかだった。
「みんなと同じにしても意味がないって言ったでしょうが!」
「だから私が、こんな格好する事に意味があるんでしょう~。
意地悪言わないでよ~。
泣いちゃうんだから~。」
セドリックは筋肉が盛り上がった腕を曲げシクシクと泣き真似をした。
バートが深い深い息を吐いた時だった。
徐に子供の声が響いた。
「お菓子が夢の中の食べ物って言うのは、パティ同意!
美味しいよね。お菓子!」
「ニナも可愛い物好きだよ。
セドリックさんは何が好き?」
パティとニナの恐れを知らないコンビが話しかけるとセドリックは嬉しそうにカウンターに肘をついた。
「まぁ~。
話が分かる子がいて嬉しいわ。
私はね~。やっぱり一番最初に食べたクッキーかしら。
貴方達は、どんなのが好き?」
食いしん坊のパティは考え込むとニカっと微笑んだ。
「パティもクッキー好き。
カステラも好きだし、スポンジケーキに苺がたっぷり入ってるのも好き。
プリンも好きだよ。
う~ん。一番を決めるのは難しいよ。」
「ニナも~。
ニナも一番最初に食べたのクッキーだよ。パティちゃんがくれたんだぁ。
飴も好き!口の中にずーっと甘いのがあって幸せが長く続くから!」
うんうんと嬉しそうなセドリックは徐に視線を真っ黒な青年に向けた。
「それで・・・ホワイトキャビンのトップが直々に連れてきたお客様はどなたかしら?」
すると青年は我に帰ったように微笑んだ。
「初めましてセドリックさん。
冒険者をしています。イオリと言います。
バートさんから紹介されてやってきました。
少しお邪魔します。」
「えぇ・・・いらっしゃい?」
やはりピンときていないセドリックはただ肩をすくめるだけで何も言わない。
「先程から話しているのが末っ子のニナで隣にいるのがパティです。
パティの双子のスコルにこちらはナギ。
それとヒューゴさんに従魔のゼンとアウラとソルです。」
構わず家族を紹介するイオリにセドリックは愛想笑いをした。
すると、スコルと紹介された少年がトコトコと前に出ると腰に手を当ててセドリックの前に立った。
「セドリックさんは、その格好や内装が好きなの?」
「えっ?
えーっと・・・。」
「好きじゃないのに、その格好しているの?」
「この方が、客様が来るかなって・・・。」
「ふーん。
でも、似合ってないよ?」
あまりに直球なスコルにイオリ達は苦笑した。
「好きなら良いですよ。
落とし所を決めていけば良いんですから。
でも、好きでないのなら話は別ですね。
これから一生、このパターンを続けていく覚悟がありますか?
商いはあきない、飽きてはいけないんです。
お客さんも自分も偽り続けるのは苦しいですよ?」
イオリの言葉にセドリックは深い溜息を吐くとピチッとセットしていた髪をクシャクシャっとした。
「あーーーー!
じゃあ、どーすりゃ良いんだよ!
客は来ない!金がないから材料が買えない!
借金だって山ほどあるし、何もかもが上手くいかない!」
気持ちが切れたセドリックがしゃがみ込み大声で嘆くと肩をポンポンと叩く手があった。
そこには小さなニナがニッコリと微笑んでいた。
「手伝うよ。」
ニナの肩越しに声をかけたスコルは親指を立てて頷いた。
「え?・・・え?」
パティとナギも加わりセドリックを励ましているとバートが近づいた。
「実はね。
グラトニーの菓子もイオリさんの考えで作られているんです。
今回は皆さんが貴方の菓子を気に入ってくれましてね。
力を貸してくれる事になったんですよ。」
バートの言葉にセドリックは驚き思わずイオリを見つめた。
恥ずかしそうなイオリを従魔のゼンがグイグイと押している。
「まぁ、そんな事なんで。
お力になれる事があればと。」
「何で、俺なんかを・・・?」
戸惑うセドリックに子供達が大きな声を出した。
「「「「だって、セドリックさんのお菓子が美味しいから!」」」」
「勿体無いよ!
他の店は甘いけど、何か違うんだよ。
イオリのお菓子を真似できるのは直接教えてもらった御屋敷のコックさん達くらいなのに、セドリックさんは自力であの味だもん。」
興奮状態のスコルにセドリックは弱々しく微笑んだ。
「ありがとう。
グラトニー商会のクッキーを食べまくったんだ。
ほ・・・本当に彼がアレを作ったのかい?」
「それだけじゃないよ!
もっともっと沢山、いろんな物を作ってくれるよ!
食べる?」
スコルが腰バックからお菓子を取り出すと他の子供達も我も我もとカウンターに並べていった。
興味津々なセドリックは小さな丸いクッキーを手に取るとマジマジと見つめた。
「それはボーロだよ。
ニナ大好き。
クッキーよりも口溶けが良いんだぁ。」
一丁前のレポートにヒューゴがクスクスと笑う。
「ボーロ・・・?
とても軽いね。」
ボーロを口に入れるとセドリックは目を白黒させた。
「なんだコレ!?」
その数分後、イオリのお菓子に魅入られたセドリックが頭を下げて教えを乞う光景が見られるのであった。
1,187
お気に入りに追加
10,436
あなたにおすすめの小説
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

元捨て子の新米王子様、今日もお仕事頑張ります!
藤なごみ
ファンタジー
簡易説明
転生前も転生後も捨て子として育てられた少年が、大きく成長する物語です
詳細説明
生まれた直後に病院に遺棄されるという運命を背負った少年は、様々な境遇の子どもが集まった孤児院で成長していった。
そして孤児院を退寮後に働いていたのだが、本人が気が付かないうちに就寝中に病気で亡くなってしまいす。
そして再び少年が目を覚ますと、前世の記憶を持ったまま全く別の世界で新たな生を受ける事に。
しかし、ここでも再び少年は生後直ぐに遺棄される運命を辿って行く事になります。
赤ん坊となった少年は、果たして家族と再会する事が出来るのか。
色々な視点が出てきて読みにくいと思いますがご了承ください。
家族の絆、血のつながりのある絆、血のつながらない絆とかを書いて行く予定です。
※小説家になろう様でも投稿しております
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
【完結】月下の聖女〜婚約破棄された元聖女、冒険者になって悠々自適に過ごす予定が、追いかけてきた同級生に何故か溺愛されています。
五城楼スケ(デコスケ)
ファンタジー
※本編完結しました。お付き合いいただいた皆様、有難うございました!※
両親を事故で亡くしたティナは、膨大な量の光の魔力を持つ為に聖女にされてしまう。
多忙なティナが学院を休んでいる間に、男爵令嬢のマリーから悪い噂を吹き込まれた王子はティナに婚約破棄を告げる。
大喜びで婚約破棄を受け入れたティナは憧れの冒険者になるが、両親が残した幻の花の種を育てる為に、栽培場所を探す旅に出る事を決意する。
そんなティナに、何故か同級生だったトールが同行を申し出て……?
*HOTランキング1位、エールに感想有難うございます!とても励みになっています!

憧れのテイマーになれたけど、何で神獣ばっかりなの⁉
陣ノ内猫子
ファンタジー
神様の使い魔を助けて死んでしまった主人公。
お詫びにと、ずっとなりたいと思っていたテイマーとなって、憧れの異世界へ行けることに。
チートな力と装備を神様からもらって、助けた使い魔を連れ、いざ異世界へGO!
ーーーーーーーーー
これはボクっ子女子が織りなす、チートな冒険物語です。
ご都合主義、あるかもしれません。
一話一話が短いです。
週一回を目標に投稿したと思います。
面白い、続きが読みたいと思って頂けたら幸いです。
誤字脱字があれば教えてください。すぐに修正します。
感想を頂けると嬉しいです。(返事ができないこともあるかもしれません)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる