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己の価値を知る男は好かれる
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「本当に気に食わない男ですね。貴方は・・・。」
クロスを睨みつけたグルーバー侯爵は騎士の隣までやってくると国王に頭を下げた。
「随分と乱暴をいたしまして、申し訳もなく。
しかし、クロス・アルデバランが危険な事は明白。
御身を守るために暫く我慢していただきます。」
国王アルベールは憤然と怒り、グルーバー侯爵を鋭い視線を送った。
「これは異な事を言う。
私は騎士を引けと言ったぞ。
グルーバー。
この騒ぎの原因はお前と言う事で良いのだな?」
そんな国王に対してグルーバー侯爵は慇懃無礼にも微笑んだ。
「事件が終わりますれば、如何様に処分して頂いて結構で御座います。
まずは、クロス・アルデバランの拘束を・・・。
この男は逆賊ですぞ?」
信じて疑わないグルーバー侯爵にクロスはケラケラと笑った。
「何が可笑しいのです?」
余裕な態度のクロスに苛立ち、グルーバー侯爵が不穏な空気を出した。
「だって、可笑しかろう?
国王を守った私が逆賊なら国王の言う事を聞かぬ、お前は何様だ?
その騎士らも、国王に剣を向けている事を忘れるでないぞ?
大方、先代国王の護衛騎士団だった者達が現状に不満を持ってグルーバーと手を組んだ所だろうが浅はか過ぎて笑いが止まらん。
先程のメイドを取り込んだか?
馬鹿めが。」
口汚く罵るクロスに騎士達が怒りの顔をした。
「黙れ!お前達がいるから、私達が日の目を見ないのだ!!」
「結局はそれだ。とことん、自分達の事しか考えられない愚か者達だ。」
騎士の叫びを一蹴したクロスは、先程とは違い大きな声で一喝した。
「戯け者が!!
このような事に命を掛けられるのなら、市民の為に死ね!
悪役を演じるのなら、徹底的に演じきれ!
己の欲望よりも優先すべき物を身誤るな。
国王が騎士として、お前達に託した剣は何の為にある!?」
クロスの言葉に先頭に立つ騎士以外の騎士達の気持ちに揺らぎが出た。
それを見逃さなかったピート・リゲル率いる国王直属騎士団は一気に場を制していった。
最後にピートの剣を喉元に突きつけられた男・・・隊長バルトロ・アルモは悔しそうに膝をついた。
「何故だ・・・。
何故、国王陛下は我らではなく・・・貴族の私兵などに護衛を任せられた・・・。」
バルトロの悲痛な声に応えたのはクロスだった。
「それはな、国王直属騎士団を作り上げたのが我が弟サムエル・アルデバランだからだ。
サムエルの作り上げた小隊は元々、我がアルデバランの使用人達。
騎士ではなく使用人だ。
騎士としてではなく、多様な目で国王の周辺を見渡す。
お前達のような一辺倒な護衛ではなく柔軟な考えで働くのだ。
だから、私が指示をしなくとも・・・ほら。」
指差すクロスにつられて扉に目を向けたバルトロの見たものは、ボコボコになった騎士と首根っこを掴まれたメイドの姿だった。
「国王陛下に毒を盛ったのだ。
逃げられるわけがあるまい?」
鼻で笑うクロスはピートに合図をしてバルトロを解放させた。
「いいか?
そもそもが間違っているんだ。
国王を守る人間なんてな。誰でも良いんだよ。
それに価値をつけているのはお前達だけ。
市民は誰が王を守ってるなんて気にもしない。
大体な・・・国王暗殺を私がしようものなら、もっと洗礼された方法を選ぶね。
毒で人に擦りつけるなど、これほど面倒な事はなかろう?
良いか?私なら、即座に国王の首を切り取り、堂々と玉座を蹴り飛ばしてやるさ。
舐めるなよ。」
最終的には暴言を吐き国王アルベールに苦笑までされているクロスであったが、ダチュラの面々は真剣な顔で同意していた。
「そうよ!
無能な王なんか、直ぐに引き摺り下ろせるわ!」
「王都のレディーが国王の不能を言いふらすだろうね。」
「私は争い事は苦手だから、さっさと代替えをさせるわね。」
「それに一票。その後の安定が面倒だ。」
「まぁ、みんな。
酷いわ。
国王陛下が顔を青褪めているじゃない。」
ソニアから始まり、ロウ、ナディア、カミロ、エステルが口々と言い始めるとウィリアムが声無き爆笑をしていた。
「つまり、我々にかかれば、いつでも国王など変われるんだ。
今更、変える必要があるのかい?
それだけて、我々が謀反を起こす理由にはならないよ?」
膝をついていたバルトロを立たせるとチェイスが眉を下げて溜息をついた。
バルトロは唖然としながらも、ダチュラの面々の本気度を計りかねていた。
そんなバルトロに同情的に肩を叩いたのはピートである。
「諦めろ。
俺なんて、小間使いだ。
国王に傷1つでも、つけてみろ。
どんな仕打ちが待っているか・・・。」
「「「「「お前の黒歴史をバラす!」」」」」
「ほらなぁ!!」
半泣き状態でピートが叫ぶと、バルトロは引き気味に頷気、国王は笑った。
「黙れ!」
そんな中、1人だけ屈辱に耐えた顔で立っていたグルーバー侯爵はなりふり構わずにクロスに剣を向けた。
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!
分かっていたさ!
どうせ、成功しないなんて事はな!
しかし、私の目的はこれではないぞ!!
今頃、お前の大切な街はどうなっているだろうな?
お前がいなくなり、お前の護衛の為に多くの騎士が王都に集まり、守る者がいなくなったダチュラの街は・・・。
火の海だ!!
私の目的はダチュラの殲滅!
お前達など、私に操られた駒に過ぎんぞ!!」
割れるような叫んだグルーバー侯爵は狂ったように笑った。
最初からクロス・アルデバランが標的ではなく、街の破壊を望んでいた。
帰還した彼らが目にした絶望を思えば、自分の犠牲などグルーバー侯爵にはどうでも良かった。
「・・・・・ハァ。
阿呆が。」
グルーバー侯爵の笑い声に味方の騎士達も戸惑う中、クロスの溜息が部屋を覆った。
「私が何も考えずにダチュラを離れたと思うてか?
あれは“犯罪の街”だぞ?」
クロスの言葉にグルーバー侯爵の目が溢れるほど見開かれた。
クロスを睨みつけたグルーバー侯爵は騎士の隣までやってくると国王に頭を下げた。
「随分と乱暴をいたしまして、申し訳もなく。
しかし、クロス・アルデバランが危険な事は明白。
御身を守るために暫く我慢していただきます。」
国王アルベールは憤然と怒り、グルーバー侯爵を鋭い視線を送った。
「これは異な事を言う。
私は騎士を引けと言ったぞ。
グルーバー。
この騒ぎの原因はお前と言う事で良いのだな?」
そんな国王に対してグルーバー侯爵は慇懃無礼にも微笑んだ。
「事件が終わりますれば、如何様に処分して頂いて結構で御座います。
まずは、クロス・アルデバランの拘束を・・・。
この男は逆賊ですぞ?」
信じて疑わないグルーバー侯爵にクロスはケラケラと笑った。
「何が可笑しいのです?」
余裕な態度のクロスに苛立ち、グルーバー侯爵が不穏な空気を出した。
「だって、可笑しかろう?
国王を守った私が逆賊なら国王の言う事を聞かぬ、お前は何様だ?
その騎士らも、国王に剣を向けている事を忘れるでないぞ?
大方、先代国王の護衛騎士団だった者達が現状に不満を持ってグルーバーと手を組んだ所だろうが浅はか過ぎて笑いが止まらん。
先程のメイドを取り込んだか?
馬鹿めが。」
口汚く罵るクロスに騎士達が怒りの顔をした。
「黙れ!お前達がいるから、私達が日の目を見ないのだ!!」
「結局はそれだ。とことん、自分達の事しか考えられない愚か者達だ。」
騎士の叫びを一蹴したクロスは、先程とは違い大きな声で一喝した。
「戯け者が!!
このような事に命を掛けられるのなら、市民の為に死ね!
悪役を演じるのなら、徹底的に演じきれ!
己の欲望よりも優先すべき物を身誤るな。
国王が騎士として、お前達に託した剣は何の為にある!?」
クロスの言葉に先頭に立つ騎士以外の騎士達の気持ちに揺らぎが出た。
それを見逃さなかったピート・リゲル率いる国王直属騎士団は一気に場を制していった。
最後にピートの剣を喉元に突きつけられた男・・・隊長バルトロ・アルモは悔しそうに膝をついた。
「何故だ・・・。
何故、国王陛下は我らではなく・・・貴族の私兵などに護衛を任せられた・・・。」
バルトロの悲痛な声に応えたのはクロスだった。
「それはな、国王直属騎士団を作り上げたのが我が弟サムエル・アルデバランだからだ。
サムエルの作り上げた小隊は元々、我がアルデバランの使用人達。
騎士ではなく使用人だ。
騎士としてではなく、多様な目で国王の周辺を見渡す。
お前達のような一辺倒な護衛ではなく柔軟な考えで働くのだ。
だから、私が指示をしなくとも・・・ほら。」
指差すクロスにつられて扉に目を向けたバルトロの見たものは、ボコボコになった騎士と首根っこを掴まれたメイドの姿だった。
「国王陛下に毒を盛ったのだ。
逃げられるわけがあるまい?」
鼻で笑うクロスはピートに合図をしてバルトロを解放させた。
「いいか?
そもそもが間違っているんだ。
国王を守る人間なんてな。誰でも良いんだよ。
それに価値をつけているのはお前達だけ。
市民は誰が王を守ってるなんて気にもしない。
大体な・・・国王暗殺を私がしようものなら、もっと洗礼された方法を選ぶね。
毒で人に擦りつけるなど、これほど面倒な事はなかろう?
良いか?私なら、即座に国王の首を切り取り、堂々と玉座を蹴り飛ばしてやるさ。
舐めるなよ。」
最終的には暴言を吐き国王アルベールに苦笑までされているクロスであったが、ダチュラの面々は真剣な顔で同意していた。
「そうよ!
無能な王なんか、直ぐに引き摺り下ろせるわ!」
「王都のレディーが国王の不能を言いふらすだろうね。」
「私は争い事は苦手だから、さっさと代替えをさせるわね。」
「それに一票。その後の安定が面倒だ。」
「まぁ、みんな。
酷いわ。
国王陛下が顔を青褪めているじゃない。」
ソニアから始まり、ロウ、ナディア、カミロ、エステルが口々と言い始めるとウィリアムが声無き爆笑をしていた。
「つまり、我々にかかれば、いつでも国王など変われるんだ。
今更、変える必要があるのかい?
それだけて、我々が謀反を起こす理由にはならないよ?」
膝をついていたバルトロを立たせるとチェイスが眉を下げて溜息をついた。
バルトロは唖然としながらも、ダチュラの面々の本気度を計りかねていた。
そんなバルトロに同情的に肩を叩いたのはピートである。
「諦めろ。
俺なんて、小間使いだ。
国王に傷1つでも、つけてみろ。
どんな仕打ちが待っているか・・・。」
「「「「「お前の黒歴史をバラす!」」」」」
「ほらなぁ!!」
半泣き状態でピートが叫ぶと、バルトロは引き気味に頷気、国王は笑った。
「黙れ!」
そんな中、1人だけ屈辱に耐えた顔で立っていたグルーバー侯爵はなりふり構わずにクロスに剣を向けた。
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!
分かっていたさ!
どうせ、成功しないなんて事はな!
しかし、私の目的はこれではないぞ!!
今頃、お前の大切な街はどうなっているだろうな?
お前がいなくなり、お前の護衛の為に多くの騎士が王都に集まり、守る者がいなくなったダチュラの街は・・・。
火の海だ!!
私の目的はダチュラの殲滅!
お前達など、私に操られた駒に過ぎんぞ!!」
割れるような叫んだグルーバー侯爵は狂ったように笑った。
最初からクロス・アルデバランが標的ではなく、街の破壊を望んでいた。
帰還した彼らが目にした絶望を思えば、自分の犠牲などグルーバー侯爵にはどうでも良かった。
「・・・・・ハァ。
阿呆が。」
グルーバー侯爵の笑い声に味方の騎士達も戸惑う中、クロスの溜息が部屋を覆った。
「私が何も考えずにダチュラを離れたと思うてか?
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