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紛い物は雑味が目立つ
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そこには彼女の世界が広がっていた。
男も女も関係なく誰しものが彼女の歌声に酔いしれ、恍惚とした空間を楽しんでいた。
ギムソンだけではない。
反感を持っていたカトラでさえも、彼女・・・歌姫アレクサンドラから目を離せなくなっていた。
(あんな歌い手は初めてだな。
良い女だ・・・。)
所有欲が刺激されるも、ゴレッジの『問題を起こすな』の声が欲望を止めている。
アレクサンドラのクリアで官能的な声でロマンチックな曲を客に届ける中、バックを務めるバンドマン達も客を魅了した。
全体で安定的なリズムでアレクサンドラを支え、それでいて各々が音遊びをして楽しんでいるという。
なんとも客にとっては見どころが満載のステージだった。
「あのハットを被った人、素敵だわ。」
「んっ?ベースか?
あぁ、なかなか良い音だ。」
「もう、気のない返事しちゃって。
どうせ、あの歌手に惚れ込んじゃったんでしょ?」
剥れるカトラにギムソンは苦笑した。
「何言っているんだ。
見てみろ、みんな同じ顔で彼女を見てるじゃないか。
俺だけじゃないさ。」
「そんな事言って。浮気したら、許さないんだから。」
自分は良い男を見つけては、一喜一憂するくせに自分への執着を見せるカトラにギムソンは微かに顔を歪めた。
選ぶのはカトラではなく、自分である。
ギムソンは心の中で、そう悪態をついた。
そんな思いを捨て去るように少なくなってきたシングルモルトを煽るように飲み干した時だった。
ドキンっ!
一瞬だったものの、アレクサンドラと目があった瞬間にギムソンの心臓が跳ね上がったのだった。
間違いだと思いながらも見つめると時折アレクサンドラと視線が絡み合う気すらしてきた。
「ねー。ボス。
お酒何か頼んでいい?」
「あぁ・・・。」
カトラは新たに甘い酒を求めると、運ばれてきたブランデーベースのカカオのカクテルを美味しそうに飲みギムソンへしなだれかかった。
「良い夜ね。」
「あぁ・・・。」
そんなカトラの肩を抱き、ステージを見ていたギムソンの耳に届いたのは失恋ソングに変わっていた。
アレクサンドは先程までの官能的な感情を抑え、スモーキーな声で女達の涙を誘っていた。
しかし、ギムソンには己に訴えかけ隣にいるカトラの存在を悲しんでいるように見えた。
ステージが終わり、店内に光が戻ってくると拍手が鳴り止まなかった。
微笑むアレクサンドラはブロンドの髪をしたボーイにエスコートをされ階段を登って行った。
そこで待っていたのは・・・微笑んでいたジャン・ドゥだった。
アレクサンドラを迎え入れると隣に座らせて周りに見せつけるように腰を抱いた。
「あの野郎・・・。」
一連を見ている事しか出来なかったギムソンは憎しみを持ってジャン・ドゥを睨みつけた。
「お客様。お飲み物をご用意しましょうか?」
カトラが化粧室に向かっている間に来たボーイにギムソンは顎でしゃくった。
「素晴らしいステージだった。
あの歌手は・・・。」
「アレクサンドラでございます。
お褒めの言葉を伝えましょう。本人達に変わりまして、ありがとうございます。」
ニッコリと微笑むボーイの胸ポケットにお札を差し込むとギムソンは小さい声で聞いた。
「そのアレクサンドラと話す為には、どうしたらいい?」
ボーイは困ったようにお札を取り出すとギムソンの手に握り返した。
「アレクサンドラは歌の時以外に話すことはありません。
あーやって、お客様の隣に座っている間も会話という会話をしないんです。
それでもお求めになるお客様が多い事も確かですが・・・・。
そうですね・・・私の口から言えるとしたらマダム・マリエッタに認めてもらう。
それしか近道はないように思います。」
「マダム・マリエッタ?」
「はい。当店の責任者でありまして、アレクサンドラはマダム・マリエッタの庇護下にあります。
以下いかなるお客様であろうと、マダム・マリエッタの許可がない限りアレクサンドラを帯同することは叶いません。」
ギムソンがハードルの高さに唸っているとボーイが小さい声で囁いた。
「あちらがマダム・マリエッタです。」
スリットが大きく開いたネイビー色のタイトなドレス姿で現れた女性がテーブル席の常連客に挨拶し階段を登ってジャン・ドゥの元へ向かって行くのをギムソンは目で追った。
「あれがマダム・マリエッタか。」
「ちなみにマダムと話すには常連になる他なく、尚且つその中から厳選された人間のみがアレクサンドラを席に呼ぶ事が出来ます。
騒ぎを起こせば、マダムから店の出禁を突きつけられます。
以前も何人もの方が、その運命を辿っていくのを見て来ました。
どうぞ、焦燥されませんように・・・。」
ギムソンはボーイの忠告に苦笑した。
「金も取らずに、賢い奴だ。
チェックをしてくれ、最後のショットはカウンターで部下と飲む。」
「承知いたしました。」
カトラが戻る前に会計を済ませ、2人揃ってカウンターに向かった。
「そろそろ帰るぞ。」
「「「「はい。」」」」
「お楽しみ頂けましたか?」
ゴレッジの言葉にギムソンはニヤリとした。
「あぁ、良い店だ。
最後にお前らショットで終わらせるぞ。
悪いが人数分のテキーラをくれ。」
カウンターに立っていたバーテンダーに声をかけるとお金を放って寄越した。
「畏まりました。」
ショットグラスが並べられると男達は手に取り顔を見合わせた。
ギムソンはバーテンダーに一言。
「良い酒だった。また寄ろう。」
そういうとテキーラが入ったショットグラスと一気に上げた。
同じく飲み干した男達がさまざまな顔をしている中、カトラは腰に手を当て呆れたように見ていた。
「男って・・・ほんと訳がわからない。」
ギムソンは店内を見渡すと満足そうに店を後にした。
(全部全部、俺のものにする。
店もアレクサンドラも!)
男の暴走が始まる。
男も女も関係なく誰しものが彼女の歌声に酔いしれ、恍惚とした空間を楽しんでいた。
ギムソンだけではない。
反感を持っていたカトラでさえも、彼女・・・歌姫アレクサンドラから目を離せなくなっていた。
(あんな歌い手は初めてだな。
良い女だ・・・。)
所有欲が刺激されるも、ゴレッジの『問題を起こすな』の声が欲望を止めている。
アレクサンドラのクリアで官能的な声でロマンチックな曲を客に届ける中、バックを務めるバンドマン達も客を魅了した。
全体で安定的なリズムでアレクサンドラを支え、それでいて各々が音遊びをして楽しんでいるという。
なんとも客にとっては見どころが満載のステージだった。
「あのハットを被った人、素敵だわ。」
「んっ?ベースか?
あぁ、なかなか良い音だ。」
「もう、気のない返事しちゃって。
どうせ、あの歌手に惚れ込んじゃったんでしょ?」
剥れるカトラにギムソンは苦笑した。
「何言っているんだ。
見てみろ、みんな同じ顔で彼女を見てるじゃないか。
俺だけじゃないさ。」
「そんな事言って。浮気したら、許さないんだから。」
自分は良い男を見つけては、一喜一憂するくせに自分への執着を見せるカトラにギムソンは微かに顔を歪めた。
選ぶのはカトラではなく、自分である。
ギムソンは心の中で、そう悪態をついた。
そんな思いを捨て去るように少なくなってきたシングルモルトを煽るように飲み干した時だった。
ドキンっ!
一瞬だったものの、アレクサンドラと目があった瞬間にギムソンの心臓が跳ね上がったのだった。
間違いだと思いながらも見つめると時折アレクサンドラと視線が絡み合う気すらしてきた。
「ねー。ボス。
お酒何か頼んでいい?」
「あぁ・・・。」
カトラは新たに甘い酒を求めると、運ばれてきたブランデーベースのカカオのカクテルを美味しそうに飲みギムソンへしなだれかかった。
「良い夜ね。」
「あぁ・・・。」
そんなカトラの肩を抱き、ステージを見ていたギムソンの耳に届いたのは失恋ソングに変わっていた。
アレクサンドは先程までの官能的な感情を抑え、スモーキーな声で女達の涙を誘っていた。
しかし、ギムソンには己に訴えかけ隣にいるカトラの存在を悲しんでいるように見えた。
ステージが終わり、店内に光が戻ってくると拍手が鳴り止まなかった。
微笑むアレクサンドラはブロンドの髪をしたボーイにエスコートをされ階段を登って行った。
そこで待っていたのは・・・微笑んでいたジャン・ドゥだった。
アレクサンドラを迎え入れると隣に座らせて周りに見せつけるように腰を抱いた。
「あの野郎・・・。」
一連を見ている事しか出来なかったギムソンは憎しみを持ってジャン・ドゥを睨みつけた。
「お客様。お飲み物をご用意しましょうか?」
カトラが化粧室に向かっている間に来たボーイにギムソンは顎でしゃくった。
「素晴らしいステージだった。
あの歌手は・・・。」
「アレクサンドラでございます。
お褒めの言葉を伝えましょう。本人達に変わりまして、ありがとうございます。」
ニッコリと微笑むボーイの胸ポケットにお札を差し込むとギムソンは小さい声で聞いた。
「そのアレクサンドラと話す為には、どうしたらいい?」
ボーイは困ったようにお札を取り出すとギムソンの手に握り返した。
「アレクサンドラは歌の時以外に話すことはありません。
あーやって、お客様の隣に座っている間も会話という会話をしないんです。
それでもお求めになるお客様が多い事も確かですが・・・・。
そうですね・・・私の口から言えるとしたらマダム・マリエッタに認めてもらう。
それしか近道はないように思います。」
「マダム・マリエッタ?」
「はい。当店の責任者でありまして、アレクサンドラはマダム・マリエッタの庇護下にあります。
以下いかなるお客様であろうと、マダム・マリエッタの許可がない限りアレクサンドラを帯同することは叶いません。」
ギムソンがハードルの高さに唸っているとボーイが小さい声で囁いた。
「あちらがマダム・マリエッタです。」
スリットが大きく開いたネイビー色のタイトなドレス姿で現れた女性がテーブル席の常連客に挨拶し階段を登ってジャン・ドゥの元へ向かって行くのをギムソンは目で追った。
「あれがマダム・マリエッタか。」
「ちなみにマダムと話すには常連になる他なく、尚且つその中から厳選された人間のみがアレクサンドラを席に呼ぶ事が出来ます。
騒ぎを起こせば、マダムから店の出禁を突きつけられます。
以前も何人もの方が、その運命を辿っていくのを見て来ました。
どうぞ、焦燥されませんように・・・。」
ギムソンはボーイの忠告に苦笑した。
「金も取らずに、賢い奴だ。
チェックをしてくれ、最後のショットはカウンターで部下と飲む。」
「承知いたしました。」
カトラが戻る前に会計を済ませ、2人揃ってカウンターに向かった。
「そろそろ帰るぞ。」
「「「「はい。」」」」
「お楽しみ頂けましたか?」
ゴレッジの言葉にギムソンはニヤリとした。
「あぁ、良い店だ。
最後にお前らショットで終わらせるぞ。
悪いが人数分のテキーラをくれ。」
カウンターに立っていたバーテンダーに声をかけるとお金を放って寄越した。
「畏まりました。」
ショットグラスが並べられると男達は手に取り顔を見合わせた。
ギムソンはバーテンダーに一言。
「良い酒だった。また寄ろう。」
そういうとテキーラが入ったショットグラスと一気に上げた。
同じく飲み干した男達がさまざまな顔をしている中、カトラは腰に手を当て呆れたように見ていた。
「男って・・・ほんと訳がわからない。」
ギムソンは店内を見渡すと満足そうに店を後にした。
(全部全部、俺のものにする。
店もアレクサンドラも!)
男の暴走が始まる。
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