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初めての旅 〜アンティティラ〜
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残り少ないアンティティラを楽しもうと思っていたが、どうやら簡単な事ではないらしい。
現在イオリはヒューゴを連れてギルマスの部屋に呼び出されてやってきた。
ノックをするとデュークが現れた。
「すみませんね。お呼びだてして。」
部屋に入るとギルマス・ヨルマの他に1人の青年が立っていた。
「おぉ。来たか。
こちらアンティティラの領主ベルモンツ・アンティティラ伯爵のご子息、バラージュ様だ。」
「お寛ぎのところ、すみません。
プライベートな旅だという事で、父の挨拶は遠慮させて頂きました。
今回の滞在でいくつもの事案でアンティティラに貢献して頂きまして感謝しています。
父に成り代わってお礼申し上げます。」
バラージュ・アンティティラは鍛え抜かれた体だが人懐っこい容姿でニッコリとイオリに手を出してきた。
「冒険者をしています。イオリです。
そして、従魔のゼンと仲間のヒューゴです。」
ヒューゴは足を引きずりながらもイオリをソファーに座らせ己はイオリの後ろに立って手を組んだ。
戸惑いながら出された手を握り言われるままに座るとヨルマが話し始めた。
「今日は、子供達はどうした?」
「一番下の子が昼寝中なんで、部屋に置いてきました。
あの子達に任せておけば大丈夫です。
で?お話って?」
それにはヨルマの代わりにデュークが説明し出した。
「あの集落を襲った女を覚えていますか?」
「勿論です。」
「あの女、ロッタという名前なんですが
ロッタはあの後、神妙に全ての取調べに答えてくれています。
彼女が口にしていた、指示を出していたエルネという男ですがね。
イオリさんも参加した変種の山喰いをアンティティラの山に放した張本人だと断定しています。
本来はこの街で合流する予定だったみたいですが、山喰いの暴走を止められ集落への襲撃も中途半端になって1人で逃げた様です。
後追いで調査すると、どうやらダグスクへ向かった様なんです。」
結論が分かるとイオリは嫌そうな顔を隠さなかった。
「勿論、ポーレット公爵へは連絡しています。」
バラージュは付け加える様に言葉を添えた。
「それで?」
「こちらは強制などしない。本人の意思に沿わない場合は認めない。と・・・。」
なるほど、アンティティラ伯爵は本人が断らないと認識したのか。
なかなか返事をしないイオリだったがデュークは気にせずにもう一つ情報を加えた。
「そのエルネという男に依頼をしたのはミズガルドの貴族・メドゥイ侯爵だと思っています。」
ここに来てのミズカルドの名が出てきた。どうやら縁があるようだ。
「なぜ、そこまで特定出来るんですか?」
「よくぞ聞いてくれました。
ロッタは殆ど計画を知らされていませんでした。
エルネと言う男が依頼主と話していた様です。
ガラス玉の中に煙が入った球体、通信魔道具だと推測しています。
それで話している時にロードクロサイトを報酬とする依頼主とエルネが揉めているのをロッタが聞いているんです。
ロードクロサイトはミズガルドのメドゥイ侯爵の領地でしか産出されない希少な石なんです。」
声高らかに言うデュークにイオリは質問を投げかけた。
「聞いて良いですか?まず、そのガラス玉で話す相手は本当にメドゥイ侯爵ですか?
本当にエルネは直接メドゥイ侯爵と話していたんでしょうか?
希少なロードクロサイトでしたっけ?なんで、そんな簡単な証拠を残そうとするんでしょう。
調べれば絶対にメドゥイ侯爵に繋がりますよね?」
「・・・・。確かにそれは・・・。」
「もう一つ良いですか?俺はポーレットで貴重なガラス職人と出会いました。
本当に透明なガラスを作るのは現在、ほぼ無理なのだそうです。
エルネの持っていると言われるガラス玉に煙が入っていた。
それ自体、何故確認出来たのでしょう?」
自分と同い年ほどのイオリが堂々とサブマスとやり合っているのをバラージュは驚いて見た。
「なら、お前さんなら どう考える?」
ヨルマは大きな手で自分の髭を梳いていた。
「そうですね・・・。
おっしゃる通り、ガラス玉の向こうがメドゥイ侯爵ならば証拠を掴んでいるので国の抗議に任せますね。
もし、そうでないならミズガルド内でも争いが起こっているとかね・・・。」
「争い?」
思わず、声に出てしまったバラージュは口を押さえた。
「良いんですよ。意見は沢山あった方がいい。」
デュークはバラージュに笑いかけた。
「争いとは、ワザとミズガルドとアースガイルを戦わせようとしている人間がいる。
そして、その人間はメドゥイ侯爵の所為にしようとしているとか・・・かな。
それに、ガラス玉も目にしてないんで何とも言えませんね。
これは確かにエルネに会うべきですね。」
「エルネの拘束。請け負ってもらえるか!」
心底、嬉しそうにヨルマは机を叩いた。
バンバンバン!!
「憶測の域は出ないですからね。どちらからの依頼です?」
「アンティティラ伯爵家です!」
慌てる様に手をあげたバラージュにイオリはニコリと笑った。
「請負いましょう。依頼料はポーレット公爵へお願いします。」
これは金額の交渉もポーレット公爵へ丸投げしているのと同じだ。
「イオリさんは、ポーレット公爵とどれほどのお付き合いをされているんですか?」
興味深々のバラージュにギルマスとサブマスは顔を見合わせて困った顔をした。
随分踏み込んだ会話だからだ。
「そうですね。しょっちゅう食事を共にしてました。」
「へー。」と言うバラージュに次の隙を与えずにギルマスはイオリに頷いた。
「明日の出発の時に受付をして行ってくれ。
今日は休みなのにすまなかった。」
「いいえ。では、失礼します。バラージュさんもお会いできて良かった。」
ヒューゴを連れて足早に部屋を出たイオリを見送るとギルマスはバラージュに苦言を言った。
「人様のSランク冒険者を政治利用してはいかんですよ。」
「えっ?俺、そんな事言いました?」
キョトンとするバラージュにデュークが続いた。
「あのまま会話を続けていたら、次には《是非ウチにもお越しください。》と仰ったでしょう?」
「えぇ・・・まぁ。」
ギルマスとサブマスは溜息をついた。
「お父上に言いましたよ?イオリは懐に入れてはいけませんと。
相手はポーレット公爵であるし、何よりイオリ自身、あー見えて怒ると何するか分からん奴なんです。
自由にしてやりなさい。」
ギルマス・ヨルマに諭されバラージュは上目使いになって言った。
「父上には・・・。」
「「言いますよ。」」
余計な事を言ったとバラージュは頭を掻いた。
現在イオリはヒューゴを連れてギルマスの部屋に呼び出されてやってきた。
ノックをするとデュークが現れた。
「すみませんね。お呼びだてして。」
部屋に入るとギルマス・ヨルマの他に1人の青年が立っていた。
「おぉ。来たか。
こちらアンティティラの領主ベルモンツ・アンティティラ伯爵のご子息、バラージュ様だ。」
「お寛ぎのところ、すみません。
プライベートな旅だという事で、父の挨拶は遠慮させて頂きました。
今回の滞在でいくつもの事案でアンティティラに貢献して頂きまして感謝しています。
父に成り代わってお礼申し上げます。」
バラージュ・アンティティラは鍛え抜かれた体だが人懐っこい容姿でニッコリとイオリに手を出してきた。
「冒険者をしています。イオリです。
そして、従魔のゼンと仲間のヒューゴです。」
ヒューゴは足を引きずりながらもイオリをソファーに座らせ己はイオリの後ろに立って手を組んだ。
戸惑いながら出された手を握り言われるままに座るとヨルマが話し始めた。
「今日は、子供達はどうした?」
「一番下の子が昼寝中なんで、部屋に置いてきました。
あの子達に任せておけば大丈夫です。
で?お話って?」
それにはヨルマの代わりにデュークが説明し出した。
「あの集落を襲った女を覚えていますか?」
「勿論です。」
「あの女、ロッタという名前なんですが
ロッタはあの後、神妙に全ての取調べに答えてくれています。
彼女が口にしていた、指示を出していたエルネという男ですがね。
イオリさんも参加した変種の山喰いをアンティティラの山に放した張本人だと断定しています。
本来はこの街で合流する予定だったみたいですが、山喰いの暴走を止められ集落への襲撃も中途半端になって1人で逃げた様です。
後追いで調査すると、どうやらダグスクへ向かった様なんです。」
結論が分かるとイオリは嫌そうな顔を隠さなかった。
「勿論、ポーレット公爵へは連絡しています。」
バラージュは付け加える様に言葉を添えた。
「それで?」
「こちらは強制などしない。本人の意思に沿わない場合は認めない。と・・・。」
なるほど、アンティティラ伯爵は本人が断らないと認識したのか。
なかなか返事をしないイオリだったがデュークは気にせずにもう一つ情報を加えた。
「そのエルネという男に依頼をしたのはミズガルドの貴族・メドゥイ侯爵だと思っています。」
ここに来てのミズカルドの名が出てきた。どうやら縁があるようだ。
「なぜ、そこまで特定出来るんですか?」
「よくぞ聞いてくれました。
ロッタは殆ど計画を知らされていませんでした。
エルネと言う男が依頼主と話していた様です。
ガラス玉の中に煙が入った球体、通信魔道具だと推測しています。
それで話している時にロードクロサイトを報酬とする依頼主とエルネが揉めているのをロッタが聞いているんです。
ロードクロサイトはミズガルドのメドゥイ侯爵の領地でしか産出されない希少な石なんです。」
声高らかに言うデュークにイオリは質問を投げかけた。
「聞いて良いですか?まず、そのガラス玉で話す相手は本当にメドゥイ侯爵ですか?
本当にエルネは直接メドゥイ侯爵と話していたんでしょうか?
希少なロードクロサイトでしたっけ?なんで、そんな簡単な証拠を残そうとするんでしょう。
調べれば絶対にメドゥイ侯爵に繋がりますよね?」
「・・・・。確かにそれは・・・。」
「もう一つ良いですか?俺はポーレットで貴重なガラス職人と出会いました。
本当に透明なガラスを作るのは現在、ほぼ無理なのだそうです。
エルネの持っていると言われるガラス玉に煙が入っていた。
それ自体、何故確認出来たのでしょう?」
自分と同い年ほどのイオリが堂々とサブマスとやり合っているのをバラージュは驚いて見た。
「なら、お前さんなら どう考える?」
ヨルマは大きな手で自分の髭を梳いていた。
「そうですね・・・。
おっしゃる通り、ガラス玉の向こうがメドゥイ侯爵ならば証拠を掴んでいるので国の抗議に任せますね。
もし、そうでないならミズガルド内でも争いが起こっているとかね・・・。」
「争い?」
思わず、声に出てしまったバラージュは口を押さえた。
「良いんですよ。意見は沢山あった方がいい。」
デュークはバラージュに笑いかけた。
「争いとは、ワザとミズガルドとアースガイルを戦わせようとしている人間がいる。
そして、その人間はメドゥイ侯爵の所為にしようとしているとか・・・かな。
それに、ガラス玉も目にしてないんで何とも言えませんね。
これは確かにエルネに会うべきですね。」
「エルネの拘束。請け負ってもらえるか!」
心底、嬉しそうにヨルマは机を叩いた。
バンバンバン!!
「憶測の域は出ないですからね。どちらからの依頼です?」
「アンティティラ伯爵家です!」
慌てる様に手をあげたバラージュにイオリはニコリと笑った。
「請負いましょう。依頼料はポーレット公爵へお願いします。」
これは金額の交渉もポーレット公爵へ丸投げしているのと同じだ。
「イオリさんは、ポーレット公爵とどれほどのお付き合いをされているんですか?」
興味深々のバラージュにギルマスとサブマスは顔を見合わせて困った顔をした。
随分踏み込んだ会話だからだ。
「そうですね。しょっちゅう食事を共にしてました。」
「へー。」と言うバラージュに次の隙を与えずにギルマスはイオリに頷いた。
「明日の出発の時に受付をして行ってくれ。
今日は休みなのにすまなかった。」
「いいえ。では、失礼します。バラージュさんもお会いできて良かった。」
ヒューゴを連れて足早に部屋を出たイオリを見送るとギルマスはバラージュに苦言を言った。
「人様のSランク冒険者を政治利用してはいかんですよ。」
「えっ?俺、そんな事言いました?」
キョトンとするバラージュにデュークが続いた。
「あのまま会話を続けていたら、次には《是非ウチにもお越しください。》と仰ったでしょう?」
「えぇ・・・まぁ。」
ギルマスとサブマスは溜息をついた。
「お父上に言いましたよ?イオリは懐に入れてはいけませんと。
相手はポーレット公爵であるし、何よりイオリ自身、あー見えて怒ると何するか分からん奴なんです。
自由にしてやりなさい。」
ギルマス・ヨルマに諭されバラージュは上目使いになって言った。
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