恋を奏でるピアノ
放課後、音楽室。
柏崎 愛華(中学二年生)は、音楽室のベランダからいつも校庭を見ていた。
その視線の先には、一生懸命部活に取り組む、陸上部の男子、三浦 椿の姿が。
音楽室からながめていた彼に、次第に恋心を抱くようになった愛華。
一度も話したこともない、なんの接点もないふたり。
そんなある日、危ないところを椿に助けてもらって、愛華の恋が動き出す。
椿の走りに勇気をもらった愛華と、
愛華のピアノに元気をもらった椿の、
ほのぼの学園ラブストーリー。
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