サンタの願いと贈り物

十六歳の淳平と、四歳の葵、歳の離れた兄弟が、ある日サンタクロースと名乗る人物に出会う。穢れのない彼女によって少しずつ変わっていく二人は、やがて大きな事件に巻き込まれていく。

前編(淳平編)と後編(葵編)の二部構成です。

◆関連作品:『スターマインを咲かせて』
高三になった葵の恋の物語。葵編のラスト一話のみ、スターマインと時期が被っています。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,654 位 / 194,654件 ライト文芸 7,765 位 / 7,765件

あなたにおすすめの小説

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません

ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは 私に似た待望の男児だった。 なのに認められず、 不貞の濡れ衣を着せられ、 追い出されてしまった。 実家からも勘当され 息子と2人で生きていくことにした。 * 作り話です * 暇つぶしにどうぞ * 4万文字未満 * 完結保証付き * 少し大人表現あり

蛍地獄奇譚

玉楼二千佳
ライト文芸
地獄の門番が何者かに襲われ、妖怪達が人間界に解き放たれた。閻魔大王は、我が次男蛍を人間界に下界させ、蛍は三吉をお供に調査を開始する。蛍は絢詩野学園の生徒として、潜伏する。そこで、人間の少女なずなと出逢う。 蛍となずな。決して出逢うことのなかった二人が出逢った時、運命の歯車は動き始める…。 *表紙のイラストは鯛飯好様から頂きました。 著作権は鯛飯好様にあります。無断転載厳禁

消えてしまった記憶、君の忘れられない事

桜月 翠恋
キャラ文芸
目を覚ますと記憶が少しずつかけていく 椛 ワスレ ある日、今までは少しずつだった記憶が一気にかけてしまった どうしようかと考えながら学校へ向かい、屋上に足を運ぶと ワスレの腕を誰かがつかんだ それは担任の想野 カスミだった ワスレの一番近くにいたと言いはるカスミ これはワスレのなくした記憶を探す物語

愛する貴方の心から消えた私は…

矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。 周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。  …彼は絶対に生きている。 そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。 だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。 「すまない、君を愛せない」 そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。 *設定はゆるいです。

パンプキン大王とサンタクロースの争(あらそ)い

転生新語
ファンタジー
 時期は十一月。ヒロインの神楽能愛(かぐら のあ)は女子校に通う高校生で、クラスメートの神無月西瓜(かんなづき すいか)と、クリスティーナ師走(しわす)は幼馴染である。その神無月とクリスティーナは、外国に引っ越していた期間にそれぞれ、ハロウィンとクリスマスの精霊から使命と能力を与えられた存在となっていた。  政府も警察も関わりたがらない、二人の争いをヒロインは今日も仲裁(ちゅうさい)し。校内のファンは三人の姿を見ては萌(も)えて、推(お)していたのだが……  カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16818093090396627363  また小説家になろうにも投稿しました→https://ncode.syosetu.com/n6946jw/

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

処理中です...