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未羽と桐子は部活後、いつものように帰っていたけれど、事あるごとに桐子と慶太が仲良しかという話を未羽は聞かされることになる。
「生徒会の行事で地域の人と草むしりしたんだけど、そのとき慶太に話しかけられちゃって……。私が照れながら帽子で口を隠しながら慶太を見たら、笑顔で『可愛いな』って……」
生徒会行事のことなど桐子と慶太にしかわからない話をし、桐子は未羽を惑わせた。未羽はその場面を見ていないし他の人からも聞いたことがないので、事実か嘘かもわからない状態だ。慶太のこと以外にも、桐子は未羽を小馬鹿にするような発言をたくさんする。
ある日の帰り道、桐子が「あームラムラする!」と叫び出した。未羽が何事かと思い聞いてみると、「中2のときに1つ上の先輩として以来、そういうことしてないからさ」とのこと。ちなみに桐子とその先輩は付き合っていないそう。「え、先輩としたの……? 中2のときに?」と未羽が言うと、桐子に「そう。まあ、付き合ったことも告白されたこともないあんたにはわかんないか」と返された。
「生徒会の行事で地域の人と草むしりしたんだけど、そのとき慶太に話しかけられちゃって……。私が照れながら帽子で口を隠しながら慶太を見たら、笑顔で『可愛いな』って……」
生徒会行事のことなど桐子と慶太にしかわからない話をし、桐子は未羽を惑わせた。未羽はその場面を見ていないし他の人からも聞いたことがないので、事実か嘘かもわからない状態だ。慶太のこと以外にも、桐子は未羽を小馬鹿にするような発言をたくさんする。
ある日の帰り道、桐子が「あームラムラする!」と叫び出した。未羽が何事かと思い聞いてみると、「中2のときに1つ上の先輩として以来、そういうことしてないからさ」とのこと。ちなみに桐子とその先輩は付き合っていないそう。「え、先輩としたの……? 中2のときに?」と未羽が言うと、桐子に「そう。まあ、付き合ったことも告白されたこともないあんたにはわかんないか」と返された。
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