花束のような日々

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　こんなバカな奴らと今後も関わるなんてごめんだ。女子高に行けば女子しかいないので、まともな学校生活が送れる。そう思い、美嘉は女子高に進学した。高校生時代は他校の男子生徒と付き合い始める人も出てきたが、むしろ彼氏がいる人の方が少数派だったので、美嘉は焦ってはいなかったのだ。大学時代も最初の頃はそんな感じだったものの、20歳を過ぎると彼氏がいる人の割合も増えてきた。このままではまずいと思った美嘉は、友達に勧められてマッチングアプリに登録。20歳そこそこの女子大生だったので、いろんな男性からわんさかメッセージが来る。中には邪な目的で美嘉にアプローチしてきた者もいて、気持ち悪くなってしまった美嘉は誰とも会わぬままマッチングアプリを退会した。
　そもそもよく知らない人とやりとりしたいと思えなかったのもあり、もうマッチングアプリはいいやと思ったのだ。それで、彼氏ができないまま大学を卒業することになる。