Leaving Strawberry

相沢 朋美

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第1章 はじまり

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【じゃあ侑ちゃんって呼ぶね!
付き合ってない男に呼び捨てされるの嫌なら、付き合った後ならいいの?】
この返事がきて、不覚にも「付き合う」という単語に対してドキドキしてしまった。
【彼氏になったら呼び捨てしていいよ】
と、「彼氏」という単語を使って返信。
【彼氏になってからか~。
なんかドキドキしてきた、どうしよう】
スマホの向こうにいる彼もドキドキしていると知り、親近感を抱いたのだ。



 それ以来、まだ付き合ってはいないけれどそうくんとほぼ毎日のようにLINEで連絡をとり週に1回電話をする仲になった。バイトの話、高校時代の部活や大学時代のサークルの話、文系科目と理系科目のどちらが得意かという話、私が実家で飼っている犬の話、それぞれの大学と大学院で何を専攻しているかという話など、私たちはさまざまなことを語り合っていたのだ。
そんなある日、彼に
【侑ちゃんってケーキ好き?】
と訊かれたので、素直に受け取り
【うん、ケーキ好きだよ】と返信した。
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