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1章
出会い
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締め切りの仕事が一段落着き、私は母に行先だけ伝えて、打ち合わせのためにレストランへ向かった。
そのレストランは、前々から行きたかった多国籍なアジア料理の店で、特に韓国料理に力が入っている。
中でもサムギョプサルは、豚バラの塊をワインと蜂蜜と香草で三日間ほど熟成させて、仕上げに昆布で〆てから提供される。
更には熟成モクサルも付いて来るから、本当に情報だけで舌が堪らないのだ。
「はぁ~……楽しみぃ~……。」
楽しみな料理を思い浮かべるだけで、顔が綻んで、頬が落ちそうになる。
「オッ、見つけたーッ!」
すると三十代前半とみられる、髪をオールバックにしたひとが、私目掛けて駆け寄ってきた。
「は、何?」
「大栄さ~ん……今日は一緒に行く約束だったじゃないですか~……。」
「あ……ごめんなさーい、すっかり忘れてた。」
「も~お‼」
このひとは、竹地しのぶという、私の仕事のマネージャー的なひとであり、イラストレーターとしては師匠である人間だ。
廃業して引退したところに、私の絵を見かけてマネージャーをすることを申し出てきた、謂わば、私にとっては、今の仕事の切っ掛けを作ってくれた人である。
「大栄さんは、本当に約束を忘れますね~……。」
「いやー……仕事のことは忘れたことありませんよ?」
「だとしてもです!」
冗談交じりに少し怒って見せたので、私は少し反省した面持ちでウィンクして誤魔化した。
「まー、良いじゃないですか……今日のお店は、楽しみだったところだし!」
「はー……ところで、今日の〆切は?」
余程気になっていたのだろう、仕事の話を切り出してきた。
談笑していても、竹地さんは仕事のことは忘れない。
私は直ぐに真面目な顔になって、報告をした。
「無事に完成して、クライアントのモニカさんから、オンラインで確認の訪問があったので、対応してOKが出たので、提出済みです。」
「おー、おめでとうございます!」
「ただ、少し気がかりでして……。」
私は今日あったことを、そのまま話すことに決めた。
「何か問題でも?」
竹地さんは怪訝そうな顔になって、顔を覗き込んできた。
「反って称賛されたので、事なきを得たのですが、使いたい配色を間違えまして……。」
「どういった感じに?」
「コピーが、これです。」
私はそう言って、私は絵のコピーを渡した。
「は~……相変わらず美しい……。」
コピーを見て、竹地さんは嘆息を突いた。
このひとは、私の絵に惚れ込んでいる。
何が良いのかは、訊いても答えてくれないのだが、どうやら無性に掻き立てられるものがあるらしい。
「これの何処がいけなかったのでしょうか?」
竹地さんは大袈裟に、特大の疑問符を顔全面に出した。
「……何となく、御法度な気がして……。」
「と言いますと、『性別』が表現されてしまったと?」
『理解はした』という顔で、納得のいかない表情をされた。
「はい……どうですか?」
「私には分かりません……。」
少し考える素振りを見せて、悲し気にこちらを見た。
「だけど……私の中の、生まれながら内にある何かが、これをとても魅力的に映してくれています。」
突然…まるでポエムを語るような口調で、恍惚とした目で評論を始めた。
「何といいましょうか……何処か、惹き込まれるのです……そして何より、理由もなく美しく、上品にエロティックなものとして、私は安心感と元気を得られている。」
竹地さんはコピーを、我が子とハグを交わすように抱きしめた。
「これの……何が御法度だと言えるのでしょう?」
私に、静かに抗議の眼差しを向けて、未だ語り口調で問いかけてきた。
私は、言葉に詰まってしまった。
「見た人が、明らかに悪いものだと認識するのであれば、それは御法度なのかもしれません……しかし、これはそうではなく、必要な禁忌を冒したにすぎません。」
静かに、そして大事そうに、コピーを返却してきた。
「自信を持ってください……これは、見るひと全員を虜にします……そして、何れ啓発するものとして、人々が集まるでしょう。」
私が受け取ったのを確認して言い放つと、竹地さんは寂しそうに先頭を歩き出した。
私は急いで、それを小走りで追い付いた。
竹地さんの言葉が、大きな自信になった。
それ以上に、大きなものを手に入れた気がした。
今後の目標のこと、課題のヒント、『私』というものへの関心など、今の私に足りなかったものだ。
私は、あの課題を与えられてから、半日も経たないうちに、知らぬ間にリベラルになっていなかっただろうか。
リベラルというのは別段、思想なので染まる染まらないは関係ない。
抑々、日本は仮にも民主主義の国家なので、リベラルな思想を持った人間が主流である。
だが、今は社会に貢献している身であるし、そういったものを発信せざるを得ない立場の仕事をしている。
アンチリベラルにもならずに、常に中立でなければならない。
それは、恐らく平成時代から変わらぬことだろう。
あの課題の大局的な目的は多分、『自分探求』や『社会観察』だと思う。
如何に、自分や社会に対して、客観的観察力があるかが試される。
私は今、モニカさんと竹地さんの好評に、胸を打たれている。
その理由が、未だに理解できず、ただ漠然とフワフワした感じで、体の中に漂い続けている状態だ。
「早く捕まえて抱きしめて欲しい」と言わんばかりに、只漂っているにもかかわらず、それが強い主張を繰り返して、私を蝕む様にこびり付いている。
その為にも、私はこれから沢山のことを経験しなければ、一生を懸けたとしても答えを見出せないだろう。
そういった意味では、それに気付けた私は今、千載一遇のチャンスを手にしている。
あの課題は、私の元々ある『性別の意識がない』性質を、敢えて言わずに当事者という立場として、白羽の矢を立てたのだと思う。
そう考えると途端に、明確に嬉しくなる。
あの場では、オンリーワンとして見てくれているということだ。
それは一人の人間として、非常に嬉しい限りである。
「そうか・・・・・・私は特別だったんだ!」
「?・・・・・・どうかされましたか?」
「え・・・いや、何でもないです。」
「心の声が漏れてましたよ?」
竹地さんが、悪戯っぽく微笑みかけた。
私は声に思っていたことが出てしまったことに、少し恥ずかしくなって照れた。
「そうですね・・・・・・大栄さんは特別ですよ?」
竹地さんは、今更感を最大限に表情に出して同意した。
「私『が』特別なんですか?」
私は言い方に疑問を抱いた。
「そうです。」
竹地さんは嬉しそうに続けた。
「モニカさんにしても、大栄さんにしても、どちらも発信する立場の人種じゃないですか。」
「あ・・・そうか・・・・・・。」
はたと気付かされた。
私は、この人間関係に、運命を感じ始めていた。
今日この日は、私と周囲を巻き込む、未来のターニングポイントなのだと思う。
私、教授、モニカさん、竹地さん、そしてこれから出会っていくだろう人たち・・・・・・
みんな、大事にしていこう。
私はこの荒廃した世界で、これからみんなと繋がっていく。
そのレストランは、前々から行きたかった多国籍なアジア料理の店で、特に韓国料理に力が入っている。
中でもサムギョプサルは、豚バラの塊をワインと蜂蜜と香草で三日間ほど熟成させて、仕上げに昆布で〆てから提供される。
更には熟成モクサルも付いて来るから、本当に情報だけで舌が堪らないのだ。
「はぁ~……楽しみぃ~……。」
楽しみな料理を思い浮かべるだけで、顔が綻んで、頬が落ちそうになる。
「オッ、見つけたーッ!」
すると三十代前半とみられる、髪をオールバックにしたひとが、私目掛けて駆け寄ってきた。
「は、何?」
「大栄さ~ん……今日は一緒に行く約束だったじゃないですか~……。」
「あ……ごめんなさーい、すっかり忘れてた。」
「も~お‼」
このひとは、竹地しのぶという、私の仕事のマネージャー的なひとであり、イラストレーターとしては師匠である人間だ。
廃業して引退したところに、私の絵を見かけてマネージャーをすることを申し出てきた、謂わば、私にとっては、今の仕事の切っ掛けを作ってくれた人である。
「大栄さんは、本当に約束を忘れますね~……。」
「いやー……仕事のことは忘れたことありませんよ?」
「だとしてもです!」
冗談交じりに少し怒って見せたので、私は少し反省した面持ちでウィンクして誤魔化した。
「まー、良いじゃないですか……今日のお店は、楽しみだったところだし!」
「はー……ところで、今日の〆切は?」
余程気になっていたのだろう、仕事の話を切り出してきた。
談笑していても、竹地さんは仕事のことは忘れない。
私は直ぐに真面目な顔になって、報告をした。
「無事に完成して、クライアントのモニカさんから、オンラインで確認の訪問があったので、対応してOKが出たので、提出済みです。」
「おー、おめでとうございます!」
「ただ、少し気がかりでして……。」
私は今日あったことを、そのまま話すことに決めた。
「何か問題でも?」
竹地さんは怪訝そうな顔になって、顔を覗き込んできた。
「反って称賛されたので、事なきを得たのですが、使いたい配色を間違えまして……。」
「どういった感じに?」
「コピーが、これです。」
私はそう言って、私は絵のコピーを渡した。
「は~……相変わらず美しい……。」
コピーを見て、竹地さんは嘆息を突いた。
このひとは、私の絵に惚れ込んでいる。
何が良いのかは、訊いても答えてくれないのだが、どうやら無性に掻き立てられるものがあるらしい。
「これの何処がいけなかったのでしょうか?」
竹地さんは大袈裟に、特大の疑問符を顔全面に出した。
「……何となく、御法度な気がして……。」
「と言いますと、『性別』が表現されてしまったと?」
『理解はした』という顔で、納得のいかない表情をされた。
「はい……どうですか?」
「私には分かりません……。」
少し考える素振りを見せて、悲し気にこちらを見た。
「だけど……私の中の、生まれながら内にある何かが、これをとても魅力的に映してくれています。」
突然…まるでポエムを語るような口調で、恍惚とした目で評論を始めた。
「何といいましょうか……何処か、惹き込まれるのです……そして何より、理由もなく美しく、上品にエロティックなものとして、私は安心感と元気を得られている。」
竹地さんはコピーを、我が子とハグを交わすように抱きしめた。
「これの……何が御法度だと言えるのでしょう?」
私に、静かに抗議の眼差しを向けて、未だ語り口調で問いかけてきた。
私は、言葉に詰まってしまった。
「見た人が、明らかに悪いものだと認識するのであれば、それは御法度なのかもしれません……しかし、これはそうではなく、必要な禁忌を冒したにすぎません。」
静かに、そして大事そうに、コピーを返却してきた。
「自信を持ってください……これは、見るひと全員を虜にします……そして、何れ啓発するものとして、人々が集まるでしょう。」
私が受け取ったのを確認して言い放つと、竹地さんは寂しそうに先頭を歩き出した。
私は急いで、それを小走りで追い付いた。
竹地さんの言葉が、大きな自信になった。
それ以上に、大きなものを手に入れた気がした。
今後の目標のこと、課題のヒント、『私』というものへの関心など、今の私に足りなかったものだ。
私は、あの課題を与えられてから、半日も経たないうちに、知らぬ間にリベラルになっていなかっただろうか。
リベラルというのは別段、思想なので染まる染まらないは関係ない。
抑々、日本は仮にも民主主義の国家なので、リベラルな思想を持った人間が主流である。
だが、今は社会に貢献している身であるし、そういったものを発信せざるを得ない立場の仕事をしている。
アンチリベラルにもならずに、常に中立でなければならない。
それは、恐らく平成時代から変わらぬことだろう。
あの課題の大局的な目的は多分、『自分探求』や『社会観察』だと思う。
如何に、自分や社会に対して、客観的観察力があるかが試される。
私は今、モニカさんと竹地さんの好評に、胸を打たれている。
その理由が、未だに理解できず、ただ漠然とフワフワした感じで、体の中に漂い続けている状態だ。
「早く捕まえて抱きしめて欲しい」と言わんばかりに、只漂っているにもかかわらず、それが強い主張を繰り返して、私を蝕む様にこびり付いている。
その為にも、私はこれから沢山のことを経験しなければ、一生を懸けたとしても答えを見出せないだろう。
そういった意味では、それに気付けた私は今、千載一遇のチャンスを手にしている。
あの課題は、私の元々ある『性別の意識がない』性質を、敢えて言わずに当事者という立場として、白羽の矢を立てたのだと思う。
そう考えると途端に、明確に嬉しくなる。
あの場では、オンリーワンとして見てくれているということだ。
それは一人の人間として、非常に嬉しい限りである。
「そうか・・・・・・私は特別だったんだ!」
「?・・・・・・どうかされましたか?」
「え・・・いや、何でもないです。」
「心の声が漏れてましたよ?」
竹地さんが、悪戯っぽく微笑みかけた。
私は声に思っていたことが出てしまったことに、少し恥ずかしくなって照れた。
「そうですね・・・・・・大栄さんは特別ですよ?」
竹地さんは、今更感を最大限に表情に出して同意した。
「私『が』特別なんですか?」
私は言い方に疑問を抱いた。
「そうです。」
竹地さんは嬉しそうに続けた。
「モニカさんにしても、大栄さんにしても、どちらも発信する立場の人種じゃないですか。」
「あ・・・そうか・・・・・・。」
はたと気付かされた。
私は、この人間関係に、運命を感じ始めていた。
今日この日は、私と周囲を巻き込む、未来のターニングポイントなのだと思う。
私、教授、モニカさん、竹地さん、そしてこれから出会っていくだろう人たち・・・・・・
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