18 / 92
詩
生○○
しおりを挟む
『なま』という文字が頭に付けば
何でも特別に見えてくる
生ビール、生写真、生チョコレート、生キャラメル
生クリーム、生放送、生ハム、生パスタ…etc.
これらは少しだけ嬉しい物だったり
逆に嫌になるものもある
生ごみ、生もの、生水、生殺し
生臭い、生温い、生意気、生オヤジ…etc.
その他にも付けたところで
何の感情もわかない物だってある
例えば……えーと…………
あ……生瀬勝久は違いますよ?
生野菜、生魚、生肉、生コンクリート
生こんにゃく、生にんにく、生ベーコン…etc.
元々『生(なま)』とは
素材のままのことを言ったり
加工を施さないか極力しない物を言う
つまり特別なものではない
だけどイマドキの人は皆
『生』のものにご執心だ
そこまで『生』や『未加工』が良いのだろうか
現代は『加工』で溢れている
素材のままでは不安で満足できない
食べ物に尽きずあらゆるものに
『加工』を施さないと気が済まない
加工による美観と良さを追求し
更に素材のポテンシャルを高め
そこに匠の魂が籠ることで
私達は初めて物を手にするのだ
そんな現状に沢山の加工を施しながら
皆は辟易し尽くしている
『生』は良いと思う
けれど特別ではない
シンプルで原点回帰に過ぎないが
素材を味わうのには最適だ
だけれど忘れてはいけない
『加工』を高めて依存してきた意味を
『生』と『加工』
どちらも良さと意味がある
何でも特別に見えてくる
生ビール、生写真、生チョコレート、生キャラメル
生クリーム、生放送、生ハム、生パスタ…etc.
これらは少しだけ嬉しい物だったり
逆に嫌になるものもある
生ごみ、生もの、生水、生殺し
生臭い、生温い、生意気、生オヤジ…etc.
その他にも付けたところで
何の感情もわかない物だってある
例えば……えーと…………
あ……生瀬勝久は違いますよ?
生野菜、生魚、生肉、生コンクリート
生こんにゃく、生にんにく、生ベーコン…etc.
元々『生(なま)』とは
素材のままのことを言ったり
加工を施さないか極力しない物を言う
つまり特別なものではない
だけどイマドキの人は皆
『生』のものにご執心だ
そこまで『生』や『未加工』が良いのだろうか
現代は『加工』で溢れている
素材のままでは不安で満足できない
食べ物に尽きずあらゆるものに
『加工』を施さないと気が済まない
加工による美観と良さを追求し
更に素材のポテンシャルを高め
そこに匠の魂が籠ることで
私達は初めて物を手にするのだ
そんな現状に沢山の加工を施しながら
皆は辟易し尽くしている
『生』は良いと思う
けれど特別ではない
シンプルで原点回帰に過ぎないが
素材を味わうのには最適だ
だけれど忘れてはいけない
『加工』を高めて依存してきた意味を
『生』と『加工』
どちらも良さと意味がある
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
おてんばプロレスの女神たち ~男子で、女子大生で、女子プロレスラーのジュリーという生き方~
ちひろ
青春
おてんば女子大学初の“男子の女子大生”ジュリー。憧れの大学生活では想定外のジレンマを抱えながらも、涼子先輩が立ち上げた女子プロレスごっこ団体・おてんばプロレスで開花し、地元のプロレスファン(特にオッさん連中!)をとりこに。青春派プロレスノベル「おてんばプロレスの女神たち」のアナザーストーリー。
【ショートショート】おやすみ
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる