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プロローグ
序章~花の見た回想~
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寄生蜂は狩人蜂だ
狩人蜂とは
生きるために狩りをして
我が子に世話を尽くす
スズメバチの仲間のことだ
寄生蜂は
その中でも他の昆虫に卵を産み付けて
幼虫たちの世話をその虫に擦り付ける
奇妙な蜂たちだ
それは寄主に産卵し
そのうち蛹になる頃には脳をコントロールして
生命維持の主導権を握り
都合の良い場所まで誘導する。
寄主はそんなことも露知らず
体の中を痛みの無いままに食い尽くされてしまう
それは人間にとっては
とても恐ろしいことの様に見える
しかし自然の摂理として
彼らの生き抜く術であり
とても興味深いことでもある
私は
そんな寄生蜂が好きな
非常に稀なる変わり者である
そう……
私も昆虫で同じように
『変態』なのかもしれない
そうだとしても
今の私は『変態』できないだろう
何故なら私は蝶のように在りたくて
その所為で或る『寄生蜂』に目を付けられているからだ
狩人蜂とは
生きるために狩りをして
我が子に世話を尽くす
スズメバチの仲間のことだ
寄生蜂は
その中でも他の昆虫に卵を産み付けて
幼虫たちの世話をその虫に擦り付ける
奇妙な蜂たちだ
それは寄主に産卵し
そのうち蛹になる頃には脳をコントロールして
生命維持の主導権を握り
都合の良い場所まで誘導する。
寄主はそんなことも露知らず
体の中を痛みの無いままに食い尽くされてしまう
それは人間にとっては
とても恐ろしいことの様に見える
しかし自然の摂理として
彼らの生き抜く術であり
とても興味深いことでもある
私は
そんな寄生蜂が好きな
非常に稀なる変わり者である
そう……
私も昆虫で同じように
『変態』なのかもしれない
そうだとしても
今の私は『変態』できないだろう
何故なら私は蝶のように在りたくて
その所為で或る『寄生蜂』に目を付けられているからだ
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