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4Thursday
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三里が勝手にコピーして持ちだした資料を手に何とか永久に店のことを話しても、永久はしばらく黙っていた。
「聞いてんのかよ」
「……聞いてもらいたいわりに偉そうですね」
「ぅ。……わ、わりぃ。でも何か言ってくんねーと……俺、どーしていーかわからねえっつーか、落ち着かなくて」
実際落ち着かなくて三里はしゅんとした気持ちになる。こんなことなら何も考えず、コピーして調べたりなどしなければよかったとさえ思う。だったらこんなことに悩まされずに済んだ。だが知ってしまっては何もせずにいられない。
俯いていると「……宏さんには話したんですか」と聞かれた。思わずバッと頭を上げ、三里は首を振る。
「まだ。……どーしよかと思ってたらお前が目について……」
「嫌われてる相手に、恐らくアンタの父親の会社の資料を勝手にコピーしたものだろうに軽率に見せてよかったんです?」
「そ、れは……ほんとはよくねーのわかってるけど……お前なら大丈夫な気がして……」
おずおず言った後で三里は少し後悔する。おそらく永久はさすがに無視しないだろうが鼻で笑ってくるか、ため息でもついてくるだろう。
そう思って永久を見ると、永久が少しだけ驚いたような顔している。永久のそんな表情は滅多に見ることなさそうで、三里がポカンとしていると「変な人ですね」と言われた。
「ぁあ? んだよそれ……!」
気づけばもういつもの冷たそうな表情に戻っていた。ムッとして言い返し、三里は顔を逸らす。
「……とりあえず宏さんに報告するのが一番だと思います。これだけでは生徒会で問題になっている案件かどうか明確ではありません。かといって放置するわけにもいかないでしょう、アンタの親の会社がどうであれ取引している店なのでしたら。宏さんならアンタの困るような判断はしないでしょうし、アンタや俺では調べるのに限界があることでも調べられると思います。ああ、大河原先輩も」
「……良紀先輩? あーそっか」
確かに宏や良紀なら、なぜ調べられるんだといった内容でもサラリと調べてきそうだと三里は思った。良紀は実家が実家だからそう思うのだが、宏に関しては理由すらわからない。とはいえ家は大手のIT企業という別に後ろ暗くも何ともない仕事だが、ある意味何でも調べられそうな感じもする。むしろ怖ささえ感じる。
永久に打ち明ける前までは一人でどうしたらとテンパっていた三里だったが、だんだん落ち着いてきた。いつもなら冷たいと感じる永久の口調ですら安心感を覚えた。永久に言われると、確かに宏に委ねたら何の問題もない気がしてきた。
「そ、そーだな。……」
永久が返してきた書類を受け取り、じっと俯いて書類を見ながら三里はその場に留まっていた。それに気づいた永久が怪訝そうに見てくる。
「? まだ、何か」
「……いや、その、永久に言ってみてよかった。何つーか、気が楽になった。……ありがとな」
嫌われていようが、三里が感じたのは安心だった。正直嫌われている相手に礼を言うのは癪ではあるのだが、それでも助かったことには違いない。三里は言いづらくはあるが、礼を伝えた。
「……、別に。そんなことより宏さんに連絡すればいかがです」
永久はもう三里を見ることすらせず、全然違うほうを見ながら呟いてきた。人がせっかく礼を言ってるのにと思った後で、実際話を聞いてもらったのは三里だし、確かに別に礼を求められていたわけでもないと三里は思いなおす。
「わーってるっつーの」
それでもムッとしながら三里は言われた通りSNSで宏に連絡を取ってみた。部屋にいるかもしれないが、宏の部屋に勝手に入らないほうがいいというのは生徒会では暗黙の了解だ。ちなみに勝手に、というのは宏に勝手に、ではなく千鶴に勝手に、である。
永久の側に座り続けていてもとりあえず何も言われなかったので、三里はそのままそこでスマートフォンを弄りながら返事が返ってくるかどうか様子を見た。
「……そんなに携帯を弄る何があるんです?」
「え?」
まさか永久にまるで日常会話のようなことを言われると思ってなかったので、三里はつい驚いたように永久をまじまじと見た。
「何ですか、その反応。そんな変なこと聞きましたか」
「普通だったら驚かねーよ。お前だから驚いてんだろ! 別にこれってあるわけじゃねーけど手持ち無沙汰だし」
「本を読むとかあるでしょう」
「ねぇよ。んで仕事やら何やらで否応なしに字を読むならまだしも、息抜きやら時間つぶしにまで読まなきゃなんだよ」
「それだって読んでるんじゃないんですか」
確かに誰かと言葉のやりとりをしていたり、何かのサイトを見ているなら読んでいるのかもしれないが、生憎やりとりする相手はいないし読まなければならないようなサイトにまず用事がない。
「読んでねぇ。アプリゲームやってんだよ」
言えばまた呆れられるだろうかと思いつつ嘘つくほどやましいことをしているのでもないので、への字口で三里は答える。
「へえ」
だが返ってきた言葉はそれこそ呆れるほど簡素ではあったが悪意は感じられなかった。またもやポカンとして永久を見ていると嫌そうに「……何です」と返ってきた。
あー今のは嫌そうだったな間違いなく。
思いつつボソリと「ゲームっつったらまた馬鹿を見るような顔するか何か言ってくるかと思ったんだよ」と答えた。
「別に何でもかんでも馬鹿にしているわけではありません」
「俺に関しては大抵馬鹿にしてる上でありえねーほど嫌ってんだろよ!」
三里が言い返すと三里をチラリと見た後、永久は無視するように手にしている資料をまた読み出す。
また無視かよ……!
心の中で突っ込みつつも、慣れたせいかあまり腹も立たない。
その時宏から返信がきた。さっそく開いて見ると「今、寮に戻っているところだから待ってて」と返ってきていた。三里は「はい」とだけ返信すると、永久に「寮に戻ってるとこだから待っててって返ってきた」と伝える。
「そうですか」
「おぅ。……で、お前はどー思う?」
頷いた後、三里はそういえば永久の意見は聞いてなかったなと思い、永久を見た。
「俺、ですか? ……別に俺の考えは今必要ないでしょう」
「必要ある、ねぇなんて今の俺にわかるわけねーだろ。聞きたいから聞いてんだよ」
三里が言うとため息が返ってくる。これはまた無視だろうかと思っていたら「俺は……」と永久が三里を見てきた。
「アンタと同じで、怪しいと思います。確信できませんが、その店がどういう店か明確にしておいても時間の無駄とは思いません」
「そ、そーだよな、そう、だよな!」
今まで否定しかされてないイメージが定着しているせいか、永久の言葉が妙に嬉しく思えた。少し顔を熱くしながら三里が嬉しげにコクコクと頷いていると、しかし生ぬるい顔で見られた。だがそれも気にならない。
案外悪くない組合せじゃね?
嫌いだと明言されているにも関わらず、そんな風にさえ思えた。
その時ふとひらめくことがあった。別に目新しいことでも何でもないだろう。すでにどこでもやっていることだろう。だが父親から求められているであろう企画力云々は今どうでもいいと思えた。ただ普通にやってみたいと思った。
三里はまたおずおず永久に話しかける。
「あの、よ。永久の父親って書道家だろ?」
「? はぁ、そうですね」
何となく三里は思ったが、よく無視されてはいるものの案外永久は質問に答えてもくれる。
「んじゃお前も書道、好き?」
ストレートに聞くと、永久が珍しく戸惑ってきた。
「は? な、んでそんなこと聞いてくるんです」
「んだよ、俺別に変なこと聞いてねぇだろ。書道、好きか嫌いかってこと聞いただけじゃねーかよ」
「……得意かとか上手いのかは聞かれたことありますが、好きかとは案外聞かれませんので」
「マジで? んなもん好きかどうかだろ? まずは。んで、どーなの」
「……好きですが」
「マジかよ、じゃ、じゃーさ、今度新しい酒出す予定あるらしーんだよ。契約してくれてる酒蔵さんの一つが新しい酒作ったらしくてよ」
これは嘘ではない。別に父親から聞いたのではないが、会社でひたすら資料を見ている時に発見していたものだ。
「その酒のラベルさ、お前が書くとかどうよ?」
「……は?」
「いやだからコラボだよ、コラボ。せっかくの新しい酒だ。ラベルもかっけぇほうがよくね? 書道やってるやつのデザインとか俺詳しいことマジ知らねーけど絶対かっこよくね?」
思いついたことを永久に興奮気味で言うと、むしろ今度こそ馬鹿を見るような目で見られた。
「聞いてんのかよ」
「……聞いてもらいたいわりに偉そうですね」
「ぅ。……わ、わりぃ。でも何か言ってくんねーと……俺、どーしていーかわからねえっつーか、落ち着かなくて」
実際落ち着かなくて三里はしゅんとした気持ちになる。こんなことなら何も考えず、コピーして調べたりなどしなければよかったとさえ思う。だったらこんなことに悩まされずに済んだ。だが知ってしまっては何もせずにいられない。
俯いていると「……宏さんには話したんですか」と聞かれた。思わずバッと頭を上げ、三里は首を振る。
「まだ。……どーしよかと思ってたらお前が目について……」
「嫌われてる相手に、恐らくアンタの父親の会社の資料を勝手にコピーしたものだろうに軽率に見せてよかったんです?」
「そ、れは……ほんとはよくねーのわかってるけど……お前なら大丈夫な気がして……」
おずおず言った後で三里は少し後悔する。おそらく永久はさすがに無視しないだろうが鼻で笑ってくるか、ため息でもついてくるだろう。
そう思って永久を見ると、永久が少しだけ驚いたような顔している。永久のそんな表情は滅多に見ることなさそうで、三里がポカンとしていると「変な人ですね」と言われた。
「ぁあ? んだよそれ……!」
気づけばもういつもの冷たそうな表情に戻っていた。ムッとして言い返し、三里は顔を逸らす。
「……とりあえず宏さんに報告するのが一番だと思います。これだけでは生徒会で問題になっている案件かどうか明確ではありません。かといって放置するわけにもいかないでしょう、アンタの親の会社がどうであれ取引している店なのでしたら。宏さんならアンタの困るような判断はしないでしょうし、アンタや俺では調べるのに限界があることでも調べられると思います。ああ、大河原先輩も」
「……良紀先輩? あーそっか」
確かに宏や良紀なら、なぜ調べられるんだといった内容でもサラリと調べてきそうだと三里は思った。良紀は実家が実家だからそう思うのだが、宏に関しては理由すらわからない。とはいえ家は大手のIT企業という別に後ろ暗くも何ともない仕事だが、ある意味何でも調べられそうな感じもする。むしろ怖ささえ感じる。
永久に打ち明ける前までは一人でどうしたらとテンパっていた三里だったが、だんだん落ち着いてきた。いつもなら冷たいと感じる永久の口調ですら安心感を覚えた。永久に言われると、確かに宏に委ねたら何の問題もない気がしてきた。
「そ、そーだな。……」
永久が返してきた書類を受け取り、じっと俯いて書類を見ながら三里はその場に留まっていた。それに気づいた永久が怪訝そうに見てくる。
「? まだ、何か」
「……いや、その、永久に言ってみてよかった。何つーか、気が楽になった。……ありがとな」
嫌われていようが、三里が感じたのは安心だった。正直嫌われている相手に礼を言うのは癪ではあるのだが、それでも助かったことには違いない。三里は言いづらくはあるが、礼を伝えた。
「……、別に。そんなことより宏さんに連絡すればいかがです」
永久はもう三里を見ることすらせず、全然違うほうを見ながら呟いてきた。人がせっかく礼を言ってるのにと思った後で、実際話を聞いてもらったのは三里だし、確かに別に礼を求められていたわけでもないと三里は思いなおす。
「わーってるっつーの」
それでもムッとしながら三里は言われた通りSNSで宏に連絡を取ってみた。部屋にいるかもしれないが、宏の部屋に勝手に入らないほうがいいというのは生徒会では暗黙の了解だ。ちなみに勝手に、というのは宏に勝手に、ではなく千鶴に勝手に、である。
永久の側に座り続けていてもとりあえず何も言われなかったので、三里はそのままそこでスマートフォンを弄りながら返事が返ってくるかどうか様子を見た。
「……そんなに携帯を弄る何があるんです?」
「え?」
まさか永久にまるで日常会話のようなことを言われると思ってなかったので、三里はつい驚いたように永久をまじまじと見た。
「何ですか、その反応。そんな変なこと聞きましたか」
「普通だったら驚かねーよ。お前だから驚いてんだろ! 別にこれってあるわけじゃねーけど手持ち無沙汰だし」
「本を読むとかあるでしょう」
「ねぇよ。んで仕事やら何やらで否応なしに字を読むならまだしも、息抜きやら時間つぶしにまで読まなきゃなんだよ」
「それだって読んでるんじゃないんですか」
確かに誰かと言葉のやりとりをしていたり、何かのサイトを見ているなら読んでいるのかもしれないが、生憎やりとりする相手はいないし読まなければならないようなサイトにまず用事がない。
「読んでねぇ。アプリゲームやってんだよ」
言えばまた呆れられるだろうかと思いつつ嘘つくほどやましいことをしているのでもないので、への字口で三里は答える。
「へえ」
だが返ってきた言葉はそれこそ呆れるほど簡素ではあったが悪意は感じられなかった。またもやポカンとして永久を見ていると嫌そうに「……何です」と返ってきた。
あー今のは嫌そうだったな間違いなく。
思いつつボソリと「ゲームっつったらまた馬鹿を見るような顔するか何か言ってくるかと思ったんだよ」と答えた。
「別に何でもかんでも馬鹿にしているわけではありません」
「俺に関しては大抵馬鹿にしてる上でありえねーほど嫌ってんだろよ!」
三里が言い返すと三里をチラリと見た後、永久は無視するように手にしている資料をまた読み出す。
また無視かよ……!
心の中で突っ込みつつも、慣れたせいかあまり腹も立たない。
その時宏から返信がきた。さっそく開いて見ると「今、寮に戻っているところだから待ってて」と返ってきていた。三里は「はい」とだけ返信すると、永久に「寮に戻ってるとこだから待っててって返ってきた」と伝える。
「そうですか」
「おぅ。……で、お前はどー思う?」
頷いた後、三里はそういえば永久の意見は聞いてなかったなと思い、永久を見た。
「俺、ですか? ……別に俺の考えは今必要ないでしょう」
「必要ある、ねぇなんて今の俺にわかるわけねーだろ。聞きたいから聞いてんだよ」
三里が言うとため息が返ってくる。これはまた無視だろうかと思っていたら「俺は……」と永久が三里を見てきた。
「アンタと同じで、怪しいと思います。確信できませんが、その店がどういう店か明確にしておいても時間の無駄とは思いません」
「そ、そーだよな、そう、だよな!」
今まで否定しかされてないイメージが定着しているせいか、永久の言葉が妙に嬉しく思えた。少し顔を熱くしながら三里が嬉しげにコクコクと頷いていると、しかし生ぬるい顔で見られた。だがそれも気にならない。
案外悪くない組合せじゃね?
嫌いだと明言されているにも関わらず、そんな風にさえ思えた。
その時ふとひらめくことがあった。別に目新しいことでも何でもないだろう。すでにどこでもやっていることだろう。だが父親から求められているであろう企画力云々は今どうでもいいと思えた。ただ普通にやってみたいと思った。
三里はまたおずおず永久に話しかける。
「あの、よ。永久の父親って書道家だろ?」
「? はぁ、そうですね」
何となく三里は思ったが、よく無視されてはいるものの案外永久は質問に答えてもくれる。
「んじゃお前も書道、好き?」
ストレートに聞くと、永久が珍しく戸惑ってきた。
「は? な、んでそんなこと聞いてくるんです」
「んだよ、俺別に変なこと聞いてねぇだろ。書道、好きか嫌いかってこと聞いただけじゃねーかよ」
「……得意かとか上手いのかは聞かれたことありますが、好きかとは案外聞かれませんので」
「マジで? んなもん好きかどうかだろ? まずは。んで、どーなの」
「……好きですが」
「マジかよ、じゃ、じゃーさ、今度新しい酒出す予定あるらしーんだよ。契約してくれてる酒蔵さんの一つが新しい酒作ったらしくてよ」
これは嘘ではない。別に父親から聞いたのではないが、会社でひたすら資料を見ている時に発見していたものだ。
「その酒のラベルさ、お前が書くとかどうよ?」
「……は?」
「いやだからコラボだよ、コラボ。せっかくの新しい酒だ。ラベルもかっけぇほうがよくね? 書道やってるやつのデザインとか俺詳しいことマジ知らねーけど絶対かっこよくね?」
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