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2Tuesday
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「あれ? どこ行ってた……ってああ、ジュース買いに行ってたのか。慧、好きだよな、アップルスペシャル」
「好きじゃない……!」
雫の部屋から自分の部屋に戻ってくると、気づいた潔太にニコニコ言われ、つい言い返していた。
「え? そうだっけ?」
「あ、いや、違う。それは好きだ、だって美味い」
「他に何が」
「何もない」
慧はため息つきながらベッドに座り、缶ジュースをその横に並んでいる本棚に置いた。
「何かあった?」
「雫がウザい」
「え? ああ、雫と会ってたのか。ウザいならむしろ喧嘩したりしなきゃいいのにほんとお前ら面白いよな」
「会って、ない。いや会ったけど……」
おかしそうに言う潔太の言葉に慧は口を少し尖らせつつも考える。確かに鬱陶しいなら無視するのが一番のような気がする。だというのになぜ毎回自分はいちいちつっかかっていくのか。
さっきも、いくら腹の虫が収まらないからといって別にわざわざ雫の部屋まで文句を言いに行く必要などなかったし、その上結局言えてない。
だが普段もこちらが無視して雫に言われ放題だったりするのはやはり腹立つので、多分つっかかっていくのはそれだと慧は思う。
とりあえずひたすら忌々しく鬱陶しい雫のせいだと慧は横になって転がった。
缶ジュースを「やる」と手渡してきただけでも相当意外だったが、まさか雫が謝ってくるとは思わなかった。もちろん腹立てていたし謝らせたいとも慧は思っていた。だが実際自分が言う前に向こうから謝ってこられると余計腹が立つ。あんなことをいきなりしやがってという、怒りの持って行き場がある意味なくなってしまう。
そして妙に何というか、下に見られた感じまでもしてくる。例えそうではなくても謝ってやっているという風に慧は感じてしまう。
「……っち。舐めやがって……」
ちらりと本棚から見える缶を見た後で慧は忌々しげに目を瞑った。
「慧、こんな時間に寝たら夜、変な時間に目が覚めて寝られなくなるんじゃない? また前みたいに歌を歌ったりとか、できたらごめんだけど」
「……っ! そ、れに関しては本当にすまないと思っている……!」
潔太のいう歌を、というのはこの間夜の学校を味わったせいでトイレに行くのすら怖かった時のことだとすぐにわかった。恥ずかしさもあり、慧は潔太に背を向けたまま茶化すような感じで詫びを入れる。
慧が潔太に謝るのは、今みたいな言い方をしても本当に悪いとも思って言っている。潔太のことは友人として好きだからこそ、悪いと思えば素直に謝れる。だが雫に対してだと違う、と慧は目を瞑ったままへの字口になる。雫には謝れない。
慧が思うのと同じように、雫も慧に対して変にライバル意識を持った上で腹立たしい相手だと思っているはずだ。慧ならあんな風に自ら雫に対して謝れない。だからこそ、むしろ雫が慧を下に見ているからこそ、「謝ってやろう」と思えるのではないかと考えてしまうのだ。
慧は結局そのまま眠り、潔太が言ったように夜の変な時間に目を覚ましてしまった。とはいえその時は特に怖い気分でも何でもなかったので普通にトイレへ向かったし洗面所で歯も磨いた。
ただ腹が減ってなかなか眠られなかった。ふと雫と一緒に食べたカップラーメンを思い出す。だが雫が忌々しい、とばかりにぎゅっと目を瞑り、何とか眠ろうとした。
翌日、朝から眠くて仕方なかった。昼は慧が見回り当番であったのもあって、また雫とはすれ違いになる。何となくスッキリしていないままなので、すれ違うことがいいことかどうか慧にはわからない。だが雫との見回りでなくてよかったとは思った。
慧は基本、D班として風紀委員長である基久と回っている。見回りの班はA班からE班まである。生徒会長と副会長はこれに含まれておらず、他の役職者にプラス雫と慧で形成されている。A班からC班までは三人のチームだ。そしてD、E班は二人である代わりに風紀委員長、副委員長がそこに入っている。
ちなみに他の一般風紀委員は実力的にも安全などを考慮して、見回って取り締まる権限が基本ない。何らかの違反者を見つけた場合は早急に役職者か雫、慧の誰かに連絡することになっていた。
さほどないであろうが、委員長、副委員長である基久と拓実と見回りに出られない場合、その時は慧と雫が一緒に回らねばならない。果てしなく冗談ではない、と慧は思っている。むろん雫も同じであろう。
放課後は別の班が見回りだったが雫は見当たらなかった。拓実に頼まれていた仕事もすでに終わっているので、慧は何となく落ち着かないまま風紀室を出た。
ただ、こういうのは自分らしくないというか、向いていないというか。やはり本人にハッキリ「下に見られた気がしてムカつく」と言ったほうがスッキリしそうな気がした。とはいえ原因が原因なので風紀室では話を持ちかけにくい。
……あれ? じゃあ普段なら絶対お断りだけど、二人で見回りとかのほうがむしろよかったんじゃね?
そんなことを考えて歩いていたのも悪かったのかもしれない。おまけにちゃんと眠れていないせいもあるかもしれない。
眠い上にスッキリしないからか、外の空気を吸おうと歩いていた足は無意識にグラウンドに向かっていたのだが、第一グラウンドが騒がしかったので部室と武道館の間を歩いていた時に後ろを取られた。羽交い絞めにされたかと思うと口にビニール袋があてがわれる。
一瞬のことで慧は思わず息を吸いこんでしまった。だがツンとくるシンナー臭などではなく、むしろブルーベリーのような甘い香りがした。
何だ、と思いながら抵抗し反撃しようとしたのに力が入らなくなる。
よく嘘くさいドラマなどで使われるようなクロロフォルムでないことくらいは朦朧としてくる頭でもわかる。あれを使っても意味ない。使用者ですら薬品が気化して自分も吸ってしまう可能性が高いのと、少し染み込ませたものを嗅ぐ程度では気絶するはずもなく、ただひたすら気分が悪くなるだけだからだ。
そして今、慧は気絶こそしないが頭の中がぼんやりとして体が上手く動かせない状態になっていた。目がかすむようにハッキリと見えなくなる。視界がぼんやりしてくる。そして口の中が妙に苦くなってきた。
何となく運ばれている気がするのだが、それすらもわからない気がする。
運ばれながら体を撫でられるような感覚。
気持ちいい。
いや、気持ち悪い。
だがどうでもいいような気もしてきた。考えるのも面倒くさいというか、何でもいい感じがして、慧はさらにぼんやりとする。
……待て、これ、俺……薬キマってんじゃ……?
そう思い、何とか意識が別世界に行ってしまわないよう理性を保とうとするが、今の慧にとって結構難しい戦いのような気がした。
だめ、だ。俺……しっかり、しろよ……でないと……あれ……? でないと俺、どうなんの……?
その時、ふわふわした体がいきなり地面に叩きつけられたような感じがした。
「ってぇ!」
一瞬の痛みで、意識も一瞬こちらに戻ってきた。目の前でなぜか雫が、誰か見知らぬ相手を殴っている。
あれ? 意識戻った気がしたけど、これまだ戻ってない?
暫くするとまた何だかよくわからなくなり、本当にもうどうでもよくなり慧はただひたすらぼんやりした不思議な別世界の中をふわふわ漂うに任せた。
その後、慧は眠っていたのか気づけば自分のではないベッドにいた。
「……ここ、どこだ」
「おはよう、気分どう?」
まだぼんやりする頭を抱えるようにして考えていると、聞き覚えある声がした。慧が頭を上げると、そこにはニコニコ微笑んでいる生徒会会長の宏が椅子に座って慧を見ている。
「ひ、宏さん……? 一体、何がどうなって……?」
「ここは俺の部屋。ああ、チヅには内緒ね。でないと俺、チヅに鉛筆で刺されるかもだから」
「は……、え、あの……」
チヅ、とは慧と同じ二年で生徒会副会長をしている富士崎 千鶴(ふじさき ちづる)のことだとぼんやりする頭でもわかる。そして宏が千鶴とつき合っているのも公然の仲だから知っている。
だが、鉛筆で刺される、とは……?
そう思ったところで、そもそも今はそれよりも自分の状況についてはっきりしたいと慧は思いなおした。
「あの、千鶴さんに内緒という今の状況を、申し訳ないですが教えていただければ……」
「具合は、大丈夫そう?」
「えっと……、はい。少しぼんやりしますが、別に悪い所はなさそう、です」
なぜ具合を聞かれるのだろうと思いつつも、慧は聞かれたことに答えた。
「よかった。でもちゃんと検査してもらおうね、一応。君はね、危険ドラッグの被害に合ったようだよ」
「はあ……。……え? 俺? え、俺がですか?」
ポカンとした後に慧は今度は唖然とした。危険ドラッグといえば去年、一部の生徒の間で流行っていた錠剤が頭に浮かぶ。だがあの問題は解決したはずだった。主犯を捕まえ、終わったはずだった。
「待ってください……また新たなのが出回ってるってことですか……? ていうか俺がいつ……あ」
いつ、と思った慧の脳内に、後ろから羽交い絞めにされて嗅がされたビニール袋が浮かんだ。
「そういうことかもね。そして思い出したかな? そう。君が襲われていた場所で雫がビニール袋を回収してきてる」
「しずが……?」
慧の脳内で誰かを殴っている雫の姿が浮かんだ。
「好きじゃない……!」
雫の部屋から自分の部屋に戻ってくると、気づいた潔太にニコニコ言われ、つい言い返していた。
「え? そうだっけ?」
「あ、いや、違う。それは好きだ、だって美味い」
「他に何が」
「何もない」
慧はため息つきながらベッドに座り、缶ジュースをその横に並んでいる本棚に置いた。
「何かあった?」
「雫がウザい」
「え? ああ、雫と会ってたのか。ウザいならむしろ喧嘩したりしなきゃいいのにほんとお前ら面白いよな」
「会って、ない。いや会ったけど……」
おかしそうに言う潔太の言葉に慧は口を少し尖らせつつも考える。確かに鬱陶しいなら無視するのが一番のような気がする。だというのになぜ毎回自分はいちいちつっかかっていくのか。
さっきも、いくら腹の虫が収まらないからといって別にわざわざ雫の部屋まで文句を言いに行く必要などなかったし、その上結局言えてない。
だが普段もこちらが無視して雫に言われ放題だったりするのはやはり腹立つので、多分つっかかっていくのはそれだと慧は思う。
とりあえずひたすら忌々しく鬱陶しい雫のせいだと慧は横になって転がった。
缶ジュースを「やる」と手渡してきただけでも相当意外だったが、まさか雫が謝ってくるとは思わなかった。もちろん腹立てていたし謝らせたいとも慧は思っていた。だが実際自分が言う前に向こうから謝ってこられると余計腹が立つ。あんなことをいきなりしやがってという、怒りの持って行き場がある意味なくなってしまう。
そして妙に何というか、下に見られた感じまでもしてくる。例えそうではなくても謝ってやっているという風に慧は感じてしまう。
「……っち。舐めやがって……」
ちらりと本棚から見える缶を見た後で慧は忌々しげに目を瞑った。
「慧、こんな時間に寝たら夜、変な時間に目が覚めて寝られなくなるんじゃない? また前みたいに歌を歌ったりとか、できたらごめんだけど」
「……っ! そ、れに関しては本当にすまないと思っている……!」
潔太のいう歌を、というのはこの間夜の学校を味わったせいでトイレに行くのすら怖かった時のことだとすぐにわかった。恥ずかしさもあり、慧は潔太に背を向けたまま茶化すような感じで詫びを入れる。
慧が潔太に謝るのは、今みたいな言い方をしても本当に悪いとも思って言っている。潔太のことは友人として好きだからこそ、悪いと思えば素直に謝れる。だが雫に対してだと違う、と慧は目を瞑ったままへの字口になる。雫には謝れない。
慧が思うのと同じように、雫も慧に対して変にライバル意識を持った上で腹立たしい相手だと思っているはずだ。慧ならあんな風に自ら雫に対して謝れない。だからこそ、むしろ雫が慧を下に見ているからこそ、「謝ってやろう」と思えるのではないかと考えてしまうのだ。
慧は結局そのまま眠り、潔太が言ったように夜の変な時間に目を覚ましてしまった。とはいえその時は特に怖い気分でも何でもなかったので普通にトイレへ向かったし洗面所で歯も磨いた。
ただ腹が減ってなかなか眠られなかった。ふと雫と一緒に食べたカップラーメンを思い出す。だが雫が忌々しい、とばかりにぎゅっと目を瞑り、何とか眠ろうとした。
翌日、朝から眠くて仕方なかった。昼は慧が見回り当番であったのもあって、また雫とはすれ違いになる。何となくスッキリしていないままなので、すれ違うことがいいことかどうか慧にはわからない。だが雫との見回りでなくてよかったとは思った。
慧は基本、D班として風紀委員長である基久と回っている。見回りの班はA班からE班まである。生徒会長と副会長はこれに含まれておらず、他の役職者にプラス雫と慧で形成されている。A班からC班までは三人のチームだ。そしてD、E班は二人である代わりに風紀委員長、副委員長がそこに入っている。
ちなみに他の一般風紀委員は実力的にも安全などを考慮して、見回って取り締まる権限が基本ない。何らかの違反者を見つけた場合は早急に役職者か雫、慧の誰かに連絡することになっていた。
さほどないであろうが、委員長、副委員長である基久と拓実と見回りに出られない場合、その時は慧と雫が一緒に回らねばならない。果てしなく冗談ではない、と慧は思っている。むろん雫も同じであろう。
放課後は別の班が見回りだったが雫は見当たらなかった。拓実に頼まれていた仕事もすでに終わっているので、慧は何となく落ち着かないまま風紀室を出た。
ただ、こういうのは自分らしくないというか、向いていないというか。やはり本人にハッキリ「下に見られた気がしてムカつく」と言ったほうがスッキリしそうな気がした。とはいえ原因が原因なので風紀室では話を持ちかけにくい。
……あれ? じゃあ普段なら絶対お断りだけど、二人で見回りとかのほうがむしろよかったんじゃね?
そんなことを考えて歩いていたのも悪かったのかもしれない。おまけにちゃんと眠れていないせいもあるかもしれない。
眠い上にスッキリしないからか、外の空気を吸おうと歩いていた足は無意識にグラウンドに向かっていたのだが、第一グラウンドが騒がしかったので部室と武道館の間を歩いていた時に後ろを取られた。羽交い絞めにされたかと思うと口にビニール袋があてがわれる。
一瞬のことで慧は思わず息を吸いこんでしまった。だがツンとくるシンナー臭などではなく、むしろブルーベリーのような甘い香りがした。
何だ、と思いながら抵抗し反撃しようとしたのに力が入らなくなる。
よく嘘くさいドラマなどで使われるようなクロロフォルムでないことくらいは朦朧としてくる頭でもわかる。あれを使っても意味ない。使用者ですら薬品が気化して自分も吸ってしまう可能性が高いのと、少し染み込ませたものを嗅ぐ程度では気絶するはずもなく、ただひたすら気分が悪くなるだけだからだ。
そして今、慧は気絶こそしないが頭の中がぼんやりとして体が上手く動かせない状態になっていた。目がかすむようにハッキリと見えなくなる。視界がぼんやりしてくる。そして口の中が妙に苦くなってきた。
何となく運ばれている気がするのだが、それすらもわからない気がする。
運ばれながら体を撫でられるような感覚。
気持ちいい。
いや、気持ち悪い。
だがどうでもいいような気もしてきた。考えるのも面倒くさいというか、何でもいい感じがして、慧はさらにぼんやりとする。
……待て、これ、俺……薬キマってんじゃ……?
そう思い、何とか意識が別世界に行ってしまわないよう理性を保とうとするが、今の慧にとって結構難しい戦いのような気がした。
だめ、だ。俺……しっかり、しろよ……でないと……あれ……? でないと俺、どうなんの……?
その時、ふわふわした体がいきなり地面に叩きつけられたような感じがした。
「ってぇ!」
一瞬の痛みで、意識も一瞬こちらに戻ってきた。目の前でなぜか雫が、誰か見知らぬ相手を殴っている。
あれ? 意識戻った気がしたけど、これまだ戻ってない?
暫くするとまた何だかよくわからなくなり、本当にもうどうでもよくなり慧はただひたすらぼんやりした不思議な別世界の中をふわふわ漂うに任せた。
その後、慧は眠っていたのか気づけば自分のではないベッドにいた。
「……ここ、どこだ」
「おはよう、気分どう?」
まだぼんやりする頭を抱えるようにして考えていると、聞き覚えある声がした。慧が頭を上げると、そこにはニコニコ微笑んでいる生徒会会長の宏が椅子に座って慧を見ている。
「ひ、宏さん……? 一体、何がどうなって……?」
「ここは俺の部屋。ああ、チヅには内緒ね。でないと俺、チヅに鉛筆で刺されるかもだから」
「は……、え、あの……」
チヅ、とは慧と同じ二年で生徒会副会長をしている富士崎 千鶴(ふじさき ちづる)のことだとぼんやりする頭でもわかる。そして宏が千鶴とつき合っているのも公然の仲だから知っている。
だが、鉛筆で刺される、とは……?
そう思ったところで、そもそも今はそれよりも自分の状況についてはっきりしたいと慧は思いなおした。
「あの、千鶴さんに内緒という今の状況を、申し訳ないですが教えていただければ……」
「具合は、大丈夫そう?」
「えっと……、はい。少しぼんやりしますが、別に悪い所はなさそう、です」
なぜ具合を聞かれるのだろうと思いつつも、慧は聞かれたことに答えた。
「よかった。でもちゃんと検査してもらおうね、一応。君はね、危険ドラッグの被害に合ったようだよ」
「はあ……。……え? 俺? え、俺がですか?」
ポカンとした後に慧は今度は唖然とした。危険ドラッグといえば去年、一部の生徒の間で流行っていた錠剤が頭に浮かぶ。だがあの問題は解決したはずだった。主犯を捕まえ、終わったはずだった。
「待ってください……また新たなのが出回ってるってことですか……? ていうか俺がいつ……あ」
いつ、と思った慧の脳内に、後ろから羽交い絞めにされて嗅がされたビニール袋が浮かんだ。
「そういうことかもね。そして思い出したかな? そう。君が襲われていた場所で雫がビニール袋を回収してきてる」
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