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40話
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日陽から連絡が来ていて、那月はいそいそと帰る準備をした。
「最近何か楽しそうだな」
翼が微妙な顔しながら言ってくる。
「楽しいしね」
「……くそ、彼女か?」
「まぁ、そんな感じ」
実際嬉しいのでニコニコ翼を見ると、もの凄く羨ましそうな顔された。
「何か羨ましそうだけど」
「はっきり言ってくんなよ。ああそうだよ! 羨ましいに決まってんだろ」
「でも夏川ってモテんのに」
「そんなの俺が知るかよ。モテた記憶ねーよ。つかモテようがモテまいが、誰でもいいわけでもねーし」
それはわかる、と那月も思った。好意を示してくれる相手がいたとしても、それが日陽じゃないなら意味ない。
「うん」
那月が頷くと、むくれていた翼がじっと那月を見てきた。
「相手って黒江から告ったの? それとも告られた?」
「俺が好きって言ったかな」
「……すげーな。勇気あんな」
勇気って。
那月は内心苦笑した。だが翼は嫌味でもなんでもなく、本当に凄いといった風に那月を見てくる。多分翼が「好きだ」とか「つき合って欲しい」と言えば、那月や翼のように自分がそもそも相手を好きじゃないと無理とか実は異性は無理といった女子ではない限り、かなりの確率で成功しそうな気がする。少なくとも言われた相手は嬉しいと思う気がする。奥手過ぎてそういうこと言われると本気で困るなんて女子を、那月は今のところ見かけた記憶がない。
「夏川が言えば多分大抵の子は嬉しいと思うけど」
「……思わねーで困るヤツもいる。……ああ、で、さ。言われた相手ってどんな反応だったんだ? やっぱ喜んでたんか?」
どこか落ち込んだ風にも見えたが、ハッとなったように翼はニヤリと那月に笑いかけてきた。
「……うーん? 怒られた気がする」
「は? 何で」
「うーんと……俺が勝手にダメだと決めつけて、なかったことにしたりだったから、かな」
「? 何かよくわかんねーけど、結局向こうも好きだったってやつか?」
「うん、ありがたいことに」
本当にありがたいことに。
勇気出して告白した時の日陽は男前だった。那月に対して怒りながらも「あの出来事のせいで、お前のこと、好きになった」と言って日陽からキスしてくれた。あの後那月は調子に乗って「したい」と言えば「するしかないだろ?」と笑ってくれた。
今の那月の状態も、言えばやはり温かい笑顔で「バカだなあ」と抱きしめてくれるのだろう。わかっているが、あまりに自分が男として情けなさ過ぎて言えない。今までの「日陽に嫌われるのが怖いから言えない」とは違う。自分のヘタレ具合が恥ずかしくて言えない。これは男ならきっと誰だってそう思うことがあるタイプのものだとは思う。
「自分が好きで、相手も自分を好いてくれてたってさ、何かこう、奇跡だよな」
ありがたいことにと那月が言った後、翼がしみじみした顔で言ってきた。先ほどの様子といい、もしかして翼も人に言いづらいような恋でもしているのだろうかと那月は少し思った。
奇跡、か。
「そうだね。でもその奇跡も言ったり態度に出さないと生まれないとは思うよ」
丸ごと自分に返ってくる言葉を那月は口にする。翼はどこか痛むような表情を一瞬した後「そうだな」と笑っていた。
少し話してしまったので駆け足でコンビニエンスストアへ向かいながら、那月は自分で言った言葉を脳内で繰り返していた。何でも言えと両手を広げてくれている日陽に、今までと違いただ単に男のつまらないプライドのようなものだからと口にしないことに罪悪感を覚えてきた。
あー、俺、ちっさいな。
微妙な顔になりながらコンビニエンスストアへ入る。きょろきょろと見回せば日陽は入って右手すぐにある雑誌の立ち読みコーナーで立ち読みをしていた。
「ごめんな、待った?」
「そんな待ってない。あと、形のいい胸を拝ませてもらってた」
見ると水着のグラビアアイドルが表紙になっている雑誌を持っている。
「日陽……お前結構人気あるんだしさ。誰か知り合いの女子とかに見られるよ?」
「別にエロ本じゃないんだし。つか俺のことで周り気にしてこないお前が何言ってんの」
日陽はおかしそうに笑ってくる。また自己嫌悪をしながら走ってきた那月は、その笑顔に癒された。
「つかお前、走ってきた?」
「ああ、うん」
「にしてはそんな息乱れてねーな。陸上部も向いてんじゃないのか」
「そんなこと言って、俺が陸上興味ないの知ってるくせに。陸上部入ってたら『何で入ったんだ』って絶対言ってただろ」
紙パックのジュースを那月は買った。その後二人で店を出て歩きながらそんな話をする。
「言わないよ別に」
「そうなの? じゃあ入ってればよかった。ジュース、飲む?」
「そんな健康そうなのいらない。入ってればって、何で」
「日陽がいるから」
買ったジュースにストローをさし、二口程飲んだ後に当たり前だろうと即答すると赤い顔をされた。
「お前、ほんと前から俺が好きだったんだな」
「そう言ったよ。そんで昔からずっと密かにヤキモチや嫉妬し通しだった」
「あはは、お疲れ。あ、でもさっきは雑誌の子に嫉妬しなかったな。女の子はいいの?」
「俺別に女の子除外してるわけじゃないよ……。さすがにグラビアアイドルにまでいちいちやかないだけ。あとなんだろ、日陽が俺を受け入れてくれている側だからかなー。どうしても女子に対してより男子に対してのが警戒しちゃう、とか?」
「いやいやいや、やめろよ……まるで俺がお前以外の男相手だってできるみたいだろ……。しねーよ、他のヤツとかと……! 女の子とはさておき、ヤローとは無理」
「でも俺とつき合ってもないのにしたよね」
「それは那月だから!」
那月だから、と当たり前のように言われて、那月は思わずストローを銜えたまま思い切り日陽をガン見した。
「めっちゃ見てくんの、やめろ」
日陽はまた赤い顔をしながら顔を逸らしている。
「もしかして日陽も結構俺のこと、それなりに好きだった?」
「……今となったらわかんねーけど、……多分?」
今なら空を飛ぶことすらできるかもしれないと那月は思いながらひたすらジュースを飲んだ。
「ところで、今からお前ん家、行っていい?」
だが日陽にそう聞かれ、またストローを銜えたまま少し固まってしまった。
「最近何か楽しそうだな」
翼が微妙な顔しながら言ってくる。
「楽しいしね」
「……くそ、彼女か?」
「まぁ、そんな感じ」
実際嬉しいのでニコニコ翼を見ると、もの凄く羨ましそうな顔された。
「何か羨ましそうだけど」
「はっきり言ってくんなよ。ああそうだよ! 羨ましいに決まってんだろ」
「でも夏川ってモテんのに」
「そんなの俺が知るかよ。モテた記憶ねーよ。つかモテようがモテまいが、誰でもいいわけでもねーし」
それはわかる、と那月も思った。好意を示してくれる相手がいたとしても、それが日陽じゃないなら意味ない。
「うん」
那月が頷くと、むくれていた翼がじっと那月を見てきた。
「相手って黒江から告ったの? それとも告られた?」
「俺が好きって言ったかな」
「……すげーな。勇気あんな」
勇気って。
那月は内心苦笑した。だが翼は嫌味でもなんでもなく、本当に凄いといった風に那月を見てくる。多分翼が「好きだ」とか「つき合って欲しい」と言えば、那月や翼のように自分がそもそも相手を好きじゃないと無理とか実は異性は無理といった女子ではない限り、かなりの確率で成功しそうな気がする。少なくとも言われた相手は嬉しいと思う気がする。奥手過ぎてそういうこと言われると本気で困るなんて女子を、那月は今のところ見かけた記憶がない。
「夏川が言えば多分大抵の子は嬉しいと思うけど」
「……思わねーで困るヤツもいる。……ああ、で、さ。言われた相手ってどんな反応だったんだ? やっぱ喜んでたんか?」
どこか落ち込んだ風にも見えたが、ハッとなったように翼はニヤリと那月に笑いかけてきた。
「……うーん? 怒られた気がする」
「は? 何で」
「うーんと……俺が勝手にダメだと決めつけて、なかったことにしたりだったから、かな」
「? 何かよくわかんねーけど、結局向こうも好きだったってやつか?」
「うん、ありがたいことに」
本当にありがたいことに。
勇気出して告白した時の日陽は男前だった。那月に対して怒りながらも「あの出来事のせいで、お前のこと、好きになった」と言って日陽からキスしてくれた。あの後那月は調子に乗って「したい」と言えば「するしかないだろ?」と笑ってくれた。
今の那月の状態も、言えばやはり温かい笑顔で「バカだなあ」と抱きしめてくれるのだろう。わかっているが、あまりに自分が男として情けなさ過ぎて言えない。今までの「日陽に嫌われるのが怖いから言えない」とは違う。自分のヘタレ具合が恥ずかしくて言えない。これは男ならきっと誰だってそう思うことがあるタイプのものだとは思う。
「自分が好きで、相手も自分を好いてくれてたってさ、何かこう、奇跡だよな」
ありがたいことにと那月が言った後、翼がしみじみした顔で言ってきた。先ほどの様子といい、もしかして翼も人に言いづらいような恋でもしているのだろうかと那月は少し思った。
奇跡、か。
「そうだね。でもその奇跡も言ったり態度に出さないと生まれないとは思うよ」
丸ごと自分に返ってくる言葉を那月は口にする。翼はどこか痛むような表情を一瞬した後「そうだな」と笑っていた。
少し話してしまったので駆け足でコンビニエンスストアへ向かいながら、那月は自分で言った言葉を脳内で繰り返していた。何でも言えと両手を広げてくれている日陽に、今までと違いただ単に男のつまらないプライドのようなものだからと口にしないことに罪悪感を覚えてきた。
あー、俺、ちっさいな。
微妙な顔になりながらコンビニエンスストアへ入る。きょろきょろと見回せば日陽は入って右手すぐにある雑誌の立ち読みコーナーで立ち読みをしていた。
「ごめんな、待った?」
「そんな待ってない。あと、形のいい胸を拝ませてもらってた」
見ると水着のグラビアアイドルが表紙になっている雑誌を持っている。
「日陽……お前結構人気あるんだしさ。誰か知り合いの女子とかに見られるよ?」
「別にエロ本じゃないんだし。つか俺のことで周り気にしてこないお前が何言ってんの」
日陽はおかしそうに笑ってくる。また自己嫌悪をしながら走ってきた那月は、その笑顔に癒された。
「つかお前、走ってきた?」
「ああ、うん」
「にしてはそんな息乱れてねーな。陸上部も向いてんじゃないのか」
「そんなこと言って、俺が陸上興味ないの知ってるくせに。陸上部入ってたら『何で入ったんだ』って絶対言ってただろ」
紙パックのジュースを那月は買った。その後二人で店を出て歩きながらそんな話をする。
「言わないよ別に」
「そうなの? じゃあ入ってればよかった。ジュース、飲む?」
「そんな健康そうなのいらない。入ってればって、何で」
「日陽がいるから」
買ったジュースにストローをさし、二口程飲んだ後に当たり前だろうと即答すると赤い顔をされた。
「お前、ほんと前から俺が好きだったんだな」
「そう言ったよ。そんで昔からずっと密かにヤキモチや嫉妬し通しだった」
「あはは、お疲れ。あ、でもさっきは雑誌の子に嫉妬しなかったな。女の子はいいの?」
「俺別に女の子除外してるわけじゃないよ……。さすがにグラビアアイドルにまでいちいちやかないだけ。あとなんだろ、日陽が俺を受け入れてくれている側だからかなー。どうしても女子に対してより男子に対してのが警戒しちゃう、とか?」
「いやいやいや、やめろよ……まるで俺がお前以外の男相手だってできるみたいだろ……。しねーよ、他のヤツとかと……! 女の子とはさておき、ヤローとは無理」
「でも俺とつき合ってもないのにしたよね」
「それは那月だから!」
那月だから、と当たり前のように言われて、那月は思わずストローを銜えたまま思い切り日陽をガン見した。
「めっちゃ見てくんの、やめろ」
日陽はまた赤い顔をしながら顔を逸らしている。
「もしかして日陽も結構俺のこと、それなりに好きだった?」
「……今となったらわかんねーけど、……多分?」
今なら空を飛ぶことすらできるかもしれないと那月は思いながらひたすらジュースを飲んだ。
「ところで、今からお前ん家、行っていい?」
だが日陽にそう聞かれ、またストローを銜えたまま少し固まってしまった。
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