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33話
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五時間目の授業が終わる頃に二人は教室へ向かった。教室に戻る前に那月が「日陽が好きだよ」と改めて言ってくる。
「何だよ突然」
実際突然だったため、顔が熱くなりつつも少し焦ったように日陽は答えた。
「何々? どうかしたのか?」
そこへ智充が突然背後から羽交い絞めにしてきた。日陽は思わずつんのめる。
「智充、いきなり……重い」
「あ、わりぃ。目の前にいたから。つかお前ら五時間目サボっただろ。どうしたんだよ。先生に誤魔化すの大変だったんだからな」
悪いと言いながらも悪びれない笑顔を見せてきた後で、智充が口を尖らせてきた。どうやら那月が腹痛を起こして日陽が付き添いで保健室へ行っていると誤魔化してくれたようだった。
「マジでか。ありがとうございます」
日陽がバンバンと智充の肩を叩きながらお礼を言うと「礼言いながら肩、いてーんだよ」と智充は笑いながらもまた口を尖らせてきた。
「まぁまぁ。お前、こういう時はほんと使える子だよな」
「だろ? はる、俺に感謝しろよ! 那月も! で、お前ら授業サボって何してたんだよ」
「愛の営み」
日陽が答える前に那月が簡潔に答えてきた。
「那月おまっ?」
慌てて日陽が那月を見る。那月はいつものようにニコニコとはしていなかった。もしかして今のやりとりすらも嫌だったのかなと日陽は思う。とはいえ、日陽としては普通に親しい友だち相手への対応が自然に出ただけだ。
難しいな、それにこういうやりとりを全くしないとか、さすがにできそうにないな。
そう思いつつも、那月に対して鬱陶しいとか面倒だとは思わないし、先ほど話を聞いていたおかげで那月がどう思っているのかが今もわかることができてよかったとも思える。
思えるけど、こいつ何ハッキリ言ってんだよ。
さすがに焦ったが、智充はといえば冗談だと受け止めたようで「まじかー」と笑っていた。
「お前なあ、さっきの何だよ。俺、まだお前とのこと智充に話してないぞ」
午後の授業が全て終わったところで日陽が那月に言うと、那月は怪訝そうな顔をしてきた。
「まだって?」
「ああ、いや、智充には俺とお前のこと、話そうとは思ってるからさ」
さすがにさらっとは言いにくい。智充はきっと聞いても否定してこないとは思っている。むしろおめでとうと言ってくれそうさえある。それでもやはり言いにくい。
引かれたり、それはよくないのではないかと諭されたり絶対されないという保証はない。だが智充がそうしてくるとは思えないし思いたくない。だからこそ、言いにくい。
言いにくいが、いずれ言うのは間違いなかった。遅かれ早かれの違いがあるだけで、日陽は自分でも絶対言うだろうとわかっている。
ただ、今はまだ言っていない。まだ言っていない状況で先にバレてしまうというのは、何ともありがたくない。
日陽は抗議のつもりで言ったというのに、那月は嬉しそうに笑ってきた。その表情は本当に嬉しそうに見える。とりあえずニコニコしているといった風ではない。
那月は日陽と話をしたことで気持ちが軽くなったのか、妙に素直に態度を示すようになったのだろうかと日陽は思った。今の嬉しそうな顔だけでなく、先ほどの智充に対しての態度も、今までの那月なら「愛の営み」などと言わずにただニコニコ流していた気がする。
「……何か」
「日陽?」
ポツリと呟いた日陽に、那月は怪訝そうな顔を向けてきた。
「那月、お前、何か違う? 作り笑いとか適当な受け流しとかやめた?」
「酷い言い様だなあ。っていうか、そうだった?」
苦笑した後に「そうだった?」と言ってきた顔は本当にポカンとしている。
無自覚なのか?
那月は呆れたように那月を見た。
「そう見えるのならそうなのかも。日陽が受け入れてくれたから、俺も知り合いに対しては仮面被るのやめたし」
那月は嬉しそうに言ってきた。とても素直な笑顔だと日陽は思った。
「二人とも! 五時間目の授業、ノートとってないだろ、俺の見せるから来いよ。コピーがいいなら取るけど」
「マジで? ありがとうございます智充さんコピーよろしく!」
一応進学校だけに、一時間でも空くと痛手なことが多々ある。日陽が助かるといった嬉しさをあからさまにしつつもそんな言い方をしていると、那月がフイッと顔を背けてきた。
「俺は日陽に見せてもらう。智充のノートはいらない」
「……那月。お前いくら何でも変わり過ぎだろ……! いくら智充相手でも親切にしてもらったらありがとう、だろ!」
呆れたように日陽が説教する横で智充がポカンとしている。
「ちょ、待って? 何か話見えねーんだけど! とりあえずお前ら俺に対して、何かおかしくね?」
「ああいや、その――」
「おかしくないよ。思ったままだよ。……とりあえず俺、部活だから不本意だけど行くね。じゃあまたね、日陽」
那月が憮然とした顔をしながら日陽にだけ手を振ってその場から去っていった。智充がポカンとしたまま日陽を見てくる。
「と、とりあえず俺らも部活行こうぜ」
日陽は微妙な顔をしながら智充を促した。
部活帰りに日陽は智充に那月との関係を話した。あれだけ「言いにくい」と思っていたにも関わらず、言うしかなかった。そうでないと那月がただのわがままで嫌なだけのヤツになる。
不本意なのは俺だよ那月……!
ここにいない那月に対して軽く恨みつつ、日陽は思い切ってハッキリ告げた。智充は最初かなり驚きはしたものの、やはり受け入れてくれた。
「あっさり受け入れるんだな」
智充なら受け入れてくれるだろうと思いつつも、少しはマイナス的なことも言われる可能性を考えていた日陽は嬉しげに智充を見る。
「だってお前が満足してる感じだし。そりゃびっくりはするけど別に悪いことしてるわけじゃねーじゃん。そんなもん、何も言わずに応援するだろ」
「……ありがとうな」
「でもさー、それって結局、俺がつっきーのヤキモチ対象になってるんだよな? やっぱ! それは理不尽じゃね? 俺はつっきー大好きなのに!」
涙目で日陽に訴える智充に、日陽は苦笑する。
「大好きってなんだよ。那月は俺のだし」
「いやいや、そういうんじゃなくて!」
そんなやりとりをしつつ、日陽は智充のことも家族のような幼馴染としてやっぱり好きだなと思う。那月も普通に仲よくしては欲しいけれども、こればかりは日陽がどうこうできるものでもないというか、せめて緩和剤程度になれたらと思うくらいしかできなかった。
「何だよ突然」
実際突然だったため、顔が熱くなりつつも少し焦ったように日陽は答えた。
「何々? どうかしたのか?」
そこへ智充が突然背後から羽交い絞めにしてきた。日陽は思わずつんのめる。
「智充、いきなり……重い」
「あ、わりぃ。目の前にいたから。つかお前ら五時間目サボっただろ。どうしたんだよ。先生に誤魔化すの大変だったんだからな」
悪いと言いながらも悪びれない笑顔を見せてきた後で、智充が口を尖らせてきた。どうやら那月が腹痛を起こして日陽が付き添いで保健室へ行っていると誤魔化してくれたようだった。
「マジでか。ありがとうございます」
日陽がバンバンと智充の肩を叩きながらお礼を言うと「礼言いながら肩、いてーんだよ」と智充は笑いながらもまた口を尖らせてきた。
「まぁまぁ。お前、こういう時はほんと使える子だよな」
「だろ? はる、俺に感謝しろよ! 那月も! で、お前ら授業サボって何してたんだよ」
「愛の営み」
日陽が答える前に那月が簡潔に答えてきた。
「那月おまっ?」
慌てて日陽が那月を見る。那月はいつものようにニコニコとはしていなかった。もしかして今のやりとりすらも嫌だったのかなと日陽は思う。とはいえ、日陽としては普通に親しい友だち相手への対応が自然に出ただけだ。
難しいな、それにこういうやりとりを全くしないとか、さすがにできそうにないな。
そう思いつつも、那月に対して鬱陶しいとか面倒だとは思わないし、先ほど話を聞いていたおかげで那月がどう思っているのかが今もわかることができてよかったとも思える。
思えるけど、こいつ何ハッキリ言ってんだよ。
さすがに焦ったが、智充はといえば冗談だと受け止めたようで「まじかー」と笑っていた。
「お前なあ、さっきの何だよ。俺、まだお前とのこと智充に話してないぞ」
午後の授業が全て終わったところで日陽が那月に言うと、那月は怪訝そうな顔をしてきた。
「まだって?」
「ああ、いや、智充には俺とお前のこと、話そうとは思ってるからさ」
さすがにさらっとは言いにくい。智充はきっと聞いても否定してこないとは思っている。むしろおめでとうと言ってくれそうさえある。それでもやはり言いにくい。
引かれたり、それはよくないのではないかと諭されたり絶対されないという保証はない。だが智充がそうしてくるとは思えないし思いたくない。だからこそ、言いにくい。
言いにくいが、いずれ言うのは間違いなかった。遅かれ早かれの違いがあるだけで、日陽は自分でも絶対言うだろうとわかっている。
ただ、今はまだ言っていない。まだ言っていない状況で先にバレてしまうというのは、何ともありがたくない。
日陽は抗議のつもりで言ったというのに、那月は嬉しそうに笑ってきた。その表情は本当に嬉しそうに見える。とりあえずニコニコしているといった風ではない。
那月は日陽と話をしたことで気持ちが軽くなったのか、妙に素直に態度を示すようになったのだろうかと日陽は思った。今の嬉しそうな顔だけでなく、先ほどの智充に対しての態度も、今までの那月なら「愛の営み」などと言わずにただニコニコ流していた気がする。
「……何か」
「日陽?」
ポツリと呟いた日陽に、那月は怪訝そうな顔を向けてきた。
「那月、お前、何か違う? 作り笑いとか適当な受け流しとかやめた?」
「酷い言い様だなあ。っていうか、そうだった?」
苦笑した後に「そうだった?」と言ってきた顔は本当にポカンとしている。
無自覚なのか?
那月は呆れたように那月を見た。
「そう見えるのならそうなのかも。日陽が受け入れてくれたから、俺も知り合いに対しては仮面被るのやめたし」
那月は嬉しそうに言ってきた。とても素直な笑顔だと日陽は思った。
「二人とも! 五時間目の授業、ノートとってないだろ、俺の見せるから来いよ。コピーがいいなら取るけど」
「マジで? ありがとうございます智充さんコピーよろしく!」
一応進学校だけに、一時間でも空くと痛手なことが多々ある。日陽が助かるといった嬉しさをあからさまにしつつもそんな言い方をしていると、那月がフイッと顔を背けてきた。
「俺は日陽に見せてもらう。智充のノートはいらない」
「……那月。お前いくら何でも変わり過ぎだろ……! いくら智充相手でも親切にしてもらったらありがとう、だろ!」
呆れたように日陽が説教する横で智充がポカンとしている。
「ちょ、待って? 何か話見えねーんだけど! とりあえずお前ら俺に対して、何かおかしくね?」
「ああいや、その――」
「おかしくないよ。思ったままだよ。……とりあえず俺、部活だから不本意だけど行くね。じゃあまたね、日陽」
那月が憮然とした顔をしながら日陽にだけ手を振ってその場から去っていった。智充がポカンとしたまま日陽を見てくる。
「と、とりあえず俺らも部活行こうぜ」
日陽は微妙な顔をしながら智充を促した。
部活帰りに日陽は智充に那月との関係を話した。あれだけ「言いにくい」と思っていたにも関わらず、言うしかなかった。そうでないと那月がただのわがままで嫌なだけのヤツになる。
不本意なのは俺だよ那月……!
ここにいない那月に対して軽く恨みつつ、日陽は思い切ってハッキリ告げた。智充は最初かなり驚きはしたものの、やはり受け入れてくれた。
「あっさり受け入れるんだな」
智充なら受け入れてくれるだろうと思いつつも、少しはマイナス的なことも言われる可能性を考えていた日陽は嬉しげに智充を見る。
「だってお前が満足してる感じだし。そりゃびっくりはするけど別に悪いことしてるわけじゃねーじゃん。そんなもん、何も言わずに応援するだろ」
「……ありがとうな」
「でもさー、それって結局、俺がつっきーのヤキモチ対象になってるんだよな? やっぱ! それは理不尽じゃね? 俺はつっきー大好きなのに!」
涙目で日陽に訴える智充に、日陽は苦笑する。
「大好きってなんだよ。那月は俺のだし」
「いやいや、そういうんじゃなくて!」
そんなやりとりをしつつ、日陽は智充のことも家族のような幼馴染としてやっぱり好きだなと思う。那月も普通に仲よくしては欲しいけれども、こればかりは日陽がどうこうできるものでもないというか、せめて緩和剤程度になれたらと思うくらいしかできなかった。
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