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29話
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やめろと言っても何も答えず、やめようとしない那月を日陽は何とか引き離した。今もだし最近の、こういう時の那月は以前の那月とは別人のようだ。熱に浮かされたような瞳を見て、日陽は目を背ける。また流されてしまうような気がして目を合わせられなかった。
「やっていけない」
「ぇ……?」
「那月……俺は那月が好きだよ。でもな、これだけ言っても聞いてくれないなら、俺はもうお前とはやっていけない」
日陽が言い放つと那月の体がビクリと跳ねた後に小さく震えた。顔を見ると青白い色をしている。それが心配になりながらも、表情を見てむしろホッとしてしまった。
「泣くなよ……」
囁くように日陽が言うも、那月はポロポロと涙を落としながら首を振る。好きな人を泣かしたのにホッとするなんてと思いながらも、日陽の心にじんわりとしたものが広がった。説明し難いが、笑っていなくとも泣いてくれたほうが安心感にも似た気持ちになれたのだ。
まるで小さな子どものように、だけれども分別のある大人のように、ただ声もなく涙をひたすら零す那月を、今度は日陽が抱き寄せた。
お互い友人だった頃の那月はいつだって笑っていた。もしかしなくても取り繕った笑みもあった。それでも今の那月のように不安定な感じではなかった。
「泣くな、那月……嫌いになったわけじゃない」
ポンポンあやすように、安心させるように抱きしめた背中を優しく叩くが、那月はただ黙って涙を流している。
本当にどうしたのだろうかと日陽はもう何度考えてもわからないことをまた思う。聞いても言ってくれない、と聞くことも最近はあまりしなくなった。どんどんと投げやりになってしまっていたのかもしれない。いや、投げやりではないが、考えてもわからなくて、とりあえず那月がいいならまあいい、といった風に思っていた気がする。
やはりつき合ってから那月はおかしくなったのだろうか。那月がこんなにも不安定になったのは、自分のせいなのだろうか。日陽が那月を不安にさせているのだろうか。
ひたすら体ばかり求められ、日陽も不安になっていないとは言えない。こんな状態がいいわけないし、そもそもこれではただ体だけのつき合いではないかとさえ思いそうだった。
思いそう、であって思ったことがないのは、体を求めてばかりの那月がひたすら「日陽が好きだ」とまるで熱に浮かされたうわ言のように言ってくるからだ。その点、那月の気持ちを疑ったことはないしそれに関しては不安になったことはない。
逆に自分が那月にちゃんと伝えられていないのだろうかと自分を疑ったことはある。それを考えてはみたが、一応日陽も口にしている。そもそも好きじゃなければこうして本来受け入れるものでない場所を那月のために受け入れる場所として扱い、扱われるようなことを毎回体や感情が壊れそうになりながらも享受しない。
それこそ好奇心で一度やってみるのとは違う。いくら自分も気持ちいいからとはいえ、自分の体が自分の体じゃないような思いをしてまで、そこが全く違うものに作り替えられてしまうのではないかと怯えてまで、いつか本当に壊れてしまうのではないかと危惧してまで何度も何度も受け入れられない。
ただそれでも那月が不安定になっているのは間違いない。
……やっぱり、俺のせい? 俺のせいで、俺が無意識にでも何かしたから、お前は不安になってるの?
「那月、ほんと、泣かないで。なあ、那月。話を、しよう」
抱きしめていた体を離して、話をしようと日陽が言うと那月はイヤイヤをする子どものように目をまだ濡らしながら首を振ってきた。
「何で。……ああ。やっていけないって話じゃない。もっとこう、ちゃんとお互い把握しなくちゃ駄目な話」
日陽はチラリと正面の壁にかかっている掛け時計を見た。今日はセックスしていない分、時間はまだある。
いや、と日陽は思う。時間がなくても今は那月との話を優先したいしするべきだ。
明るくてほわほわしている那月。だがずっと前から自分が感じていた違和感は、恐らく那月の抱えた気持ちそのものなのだろうと日陽はそっと那月の背中を撫でる。
「最近、那月は特に変だ。それは俺が言わなくてもお前が一番わかってるだろ……? なぁ。もしかして、そうさせてるのは……俺の、せいなの、か?」
少し怖い。そうだ、お前のせいだと認められたらどうしていいかわからない。
那月が好きだ。だから自分が悪いのなら、直せるところは直したい。だがこれほど自覚がないようなことを、自分は那月がちゃんと笑ってくれるほど改善できるのだろうかと思う。
恐る恐るといった風にならないように、日陽はしっかり那月を見た。那月はまた泣きそうな顔する。だが唇を震わせながら、何とか笑顔を作ってきた。
「ごめん。……もう、……もうしないから、俺を……嫌わないで」
何もかも押し殺したように那月は言う。日陽は困った表情を隠す気はなかった。
そんなことを言ってまで嫌われたくないのかと妙に悲しくなる。また、那月は何故言ってくれないのだろうとさらに悲しくなった。
笑顔を作ってきた今でも泣きそうに見える。そんな状態で「嫌わないで」と――「もうしないから嫌わないで」と懇願してくるほどに好いてくれているなら、何故言ってくれないのか。日陽のことが好きでもなお、自分をさらけ出すのが嫌なのだろうか。
心底嫌なのだとしたら強要したくないし、何もかも全てをさらけ出して伝えろとも思わない。
でも……でも今の流れだったら言うべきだろう?
何で、言ってくれない。見せてくれない。
「那月、俺はお前の思っていることを聞きたいんだ。ちゃんと俺に言って欲しい。不安に思うことや嫌なこと、全部俺に話せ。なあ、じゃないとお互いつらくなるだろ?」
真剣な表情で、日陽は那月の肩に手を置き、そこにグッと力を込める。
「日陽……」
「やっぱり、俺のせい?」
まだ言い淀んでいる那月に日陽が少し落ち込みながら言うと、那月は思いきり頭を振ってきた。
「ち、違う! 日陽のせいじゃないよ! ……俺が……俺の、わがままのせいなんだから」
「じゃあ、そのわがままとやらをちゃんと言えよ。口にしろ。何を思ったり考えてんのかわからない。そんでお前が不安だと、俺も不安になる」
「はる、ひ……も?」
「うん。那月はさ、いつもそうだ。もし何かあっても自分の中で抱え込んで、ただ笑ってる。きっと本当は誰よりも繊細なのに、気持ち、表に出せないんだろ……? でもな、出さないの、もしかしたら美徳みたいに思ってんのかもだけど、俺は好きじゃない。嫌いだ」
嫌いだと日陽が言うと、那月はびくりと体を震わせて青くなってきた。
「……。……でも……でも俺の中身見たら、日陽、俺のこともっと嫌いになる」
那月が呟いてきた。とてつもなく周りから人気あり、女子からも好まれている、実際何でもサラリとこなす目の前のイケメンは、どうやら結構意気地ないらしい。日陽はジロリと那月を睨んだ。
「俺が那月を嫌いになる? 何言ってんだ? お前のどんな中身だって那月自身なんだ。だったら俺は受け止めてやるよ、どんな那月でも。だから、ちゃんと口にしろ。ちゃんと、言え」
那月がまた泣きだした。だが、今度の泣き顔は思わずホッとしながら見ていたくなるような顔に見えた。
「やっていけない」
「ぇ……?」
「那月……俺は那月が好きだよ。でもな、これだけ言っても聞いてくれないなら、俺はもうお前とはやっていけない」
日陽が言い放つと那月の体がビクリと跳ねた後に小さく震えた。顔を見ると青白い色をしている。それが心配になりながらも、表情を見てむしろホッとしてしまった。
「泣くなよ……」
囁くように日陽が言うも、那月はポロポロと涙を落としながら首を振る。好きな人を泣かしたのにホッとするなんてと思いながらも、日陽の心にじんわりとしたものが広がった。説明し難いが、笑っていなくとも泣いてくれたほうが安心感にも似た気持ちになれたのだ。
まるで小さな子どものように、だけれども分別のある大人のように、ただ声もなく涙をひたすら零す那月を、今度は日陽が抱き寄せた。
お互い友人だった頃の那月はいつだって笑っていた。もしかしなくても取り繕った笑みもあった。それでも今の那月のように不安定な感じではなかった。
「泣くな、那月……嫌いになったわけじゃない」
ポンポンあやすように、安心させるように抱きしめた背中を優しく叩くが、那月はただ黙って涙を流している。
本当にどうしたのだろうかと日陽はもう何度考えてもわからないことをまた思う。聞いても言ってくれない、と聞くことも最近はあまりしなくなった。どんどんと投げやりになってしまっていたのかもしれない。いや、投げやりではないが、考えてもわからなくて、とりあえず那月がいいならまあいい、といった風に思っていた気がする。
やはりつき合ってから那月はおかしくなったのだろうか。那月がこんなにも不安定になったのは、自分のせいなのだろうか。日陽が那月を不安にさせているのだろうか。
ひたすら体ばかり求められ、日陽も不安になっていないとは言えない。こんな状態がいいわけないし、そもそもこれではただ体だけのつき合いではないかとさえ思いそうだった。
思いそう、であって思ったことがないのは、体を求めてばかりの那月がひたすら「日陽が好きだ」とまるで熱に浮かされたうわ言のように言ってくるからだ。その点、那月の気持ちを疑ったことはないしそれに関しては不安になったことはない。
逆に自分が那月にちゃんと伝えられていないのだろうかと自分を疑ったことはある。それを考えてはみたが、一応日陽も口にしている。そもそも好きじゃなければこうして本来受け入れるものでない場所を那月のために受け入れる場所として扱い、扱われるようなことを毎回体や感情が壊れそうになりながらも享受しない。
それこそ好奇心で一度やってみるのとは違う。いくら自分も気持ちいいからとはいえ、自分の体が自分の体じゃないような思いをしてまで、そこが全く違うものに作り替えられてしまうのではないかと怯えてまで、いつか本当に壊れてしまうのではないかと危惧してまで何度も何度も受け入れられない。
ただそれでも那月が不安定になっているのは間違いない。
……やっぱり、俺のせい? 俺のせいで、俺が無意識にでも何かしたから、お前は不安になってるの?
「那月、ほんと、泣かないで。なあ、那月。話を、しよう」
抱きしめていた体を離して、話をしようと日陽が言うと那月はイヤイヤをする子どものように目をまだ濡らしながら首を振ってきた。
「何で。……ああ。やっていけないって話じゃない。もっとこう、ちゃんとお互い把握しなくちゃ駄目な話」
日陽はチラリと正面の壁にかかっている掛け時計を見た。今日はセックスしていない分、時間はまだある。
いや、と日陽は思う。時間がなくても今は那月との話を優先したいしするべきだ。
明るくてほわほわしている那月。だがずっと前から自分が感じていた違和感は、恐らく那月の抱えた気持ちそのものなのだろうと日陽はそっと那月の背中を撫でる。
「最近、那月は特に変だ。それは俺が言わなくてもお前が一番わかってるだろ……? なぁ。もしかして、そうさせてるのは……俺の、せいなの、か?」
少し怖い。そうだ、お前のせいだと認められたらどうしていいかわからない。
那月が好きだ。だから自分が悪いのなら、直せるところは直したい。だがこれほど自覚がないようなことを、自分は那月がちゃんと笑ってくれるほど改善できるのだろうかと思う。
恐る恐るといった風にならないように、日陽はしっかり那月を見た。那月はまた泣きそうな顔する。だが唇を震わせながら、何とか笑顔を作ってきた。
「ごめん。……もう、……もうしないから、俺を……嫌わないで」
何もかも押し殺したように那月は言う。日陽は困った表情を隠す気はなかった。
そんなことを言ってまで嫌われたくないのかと妙に悲しくなる。また、那月は何故言ってくれないのだろうとさらに悲しくなった。
笑顔を作ってきた今でも泣きそうに見える。そんな状態で「嫌わないで」と――「もうしないから嫌わないで」と懇願してくるほどに好いてくれているなら、何故言ってくれないのか。日陽のことが好きでもなお、自分をさらけ出すのが嫌なのだろうか。
心底嫌なのだとしたら強要したくないし、何もかも全てをさらけ出して伝えろとも思わない。
でも……でも今の流れだったら言うべきだろう?
何で、言ってくれない。見せてくれない。
「那月、俺はお前の思っていることを聞きたいんだ。ちゃんと俺に言って欲しい。不安に思うことや嫌なこと、全部俺に話せ。なあ、じゃないとお互いつらくなるだろ?」
真剣な表情で、日陽は那月の肩に手を置き、そこにグッと力を込める。
「日陽……」
「やっぱり、俺のせい?」
まだ言い淀んでいる那月に日陽が少し落ち込みながら言うと、那月は思いきり頭を振ってきた。
「ち、違う! 日陽のせいじゃないよ! ……俺が……俺の、わがままのせいなんだから」
「じゃあ、そのわがままとやらをちゃんと言えよ。口にしろ。何を思ったり考えてんのかわからない。そんでお前が不安だと、俺も不安になる」
「はる、ひ……も?」
「うん。那月はさ、いつもそうだ。もし何かあっても自分の中で抱え込んで、ただ笑ってる。きっと本当は誰よりも繊細なのに、気持ち、表に出せないんだろ……? でもな、出さないの、もしかしたら美徳みたいに思ってんのかもだけど、俺は好きじゃない。嫌いだ」
嫌いだと日陽が言うと、那月はびくりと体を震わせて青くなってきた。
「……。……でも……でも俺の中身見たら、日陽、俺のこともっと嫌いになる」
那月が呟いてきた。とてつもなく周りから人気あり、女子からも好まれている、実際何でもサラリとこなす目の前のイケメンは、どうやら結構意気地ないらしい。日陽はジロリと那月を睨んだ。
「俺が那月を嫌いになる? 何言ってんだ? お前のどんな中身だって那月自身なんだ。だったら俺は受け止めてやるよ、どんな那月でも。だから、ちゃんと口にしろ。ちゃんと、言え」
那月がまた泣きだした。だが、今度の泣き顔は思わずホッとしながら見ていたくなるような顔に見えた。
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