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「アンタ……赤やら青やら目の色変わり過ぎ、っていうか髪の色まで変わってますよっ?」
怜央が言った言葉をぼんやりと聞いていた佐和は暫くはまだそのままだったが次第に我に返ってきたのか、また白い肌がどんどん赤く染めていった。
「あ、なた、何し、何、な、何し、て……っ」
「ちょ……先生。ほんと今更過ぎ、我忘れ過ぎですよ。怖いなあ、誰にでもそんな風にならないですよね?」
「なっ、なりません!」
動揺していた佐和がキッと怜央を睨む。だが「へぇ……なるほど、じゃあ俺だけになるんですね、それ、最高です」と怜央がポカンとした後にニッコリ言うとまた口をひきつらせながら「違う違う」と首を振り、動揺を見せてきた。ひきつる口からのぞく犬歯が行為を終えた後でもなお艶めかしく見えて怜央はニヤニヤと笑う。
「あー最高」
「最悪です! 腰も……う、後ろもす、凄い痛い、し……っぅ……もう、もうほんとに……何やってるんだか……もう」
「どうされたのかわからないですけど落ち着いて、佐和先生」
「あなたのせいなんですが……!」
ヘラヘラと笑って慰めるとまた睨まれた。
「えー。でも先生もノリノリで俺の血とか精力とか挙句、体液もたっぷり吸いとってきましたよ」
「……言わ……ないで……」
ニッコリと怜央が言うとこれ以上ない程真っ赤になって俯き、佐和は消え入りそうな声で呟いた。
「そういや血って吸われても俺、お仲間にならないんですかね」
「……あなたこそ今更すぎます……。それに、なりません。俺がそうしない限り」
「繋がってる時とか、興奮して我忘れてつい、とかないんですか?」
「ありません!」
その後暫くは怜央は何とか佐和を宥めていた。中に出したものを処理すると言うと「もう残ってません……」と死にそうな勢いで恥ずかしそうに言われた時はついまた襲いそうになった。怜央が「あんなもんまで吸収すんのかすげぇ」と内心楽しげに思っているとようやく落ち着いたのか、服をちゃんと着た佐和が説明してきた。
「俺はもともとこっちが本来の姿です」
そういえば体毛が金髪だったと怜央は思い出したが、また動揺されるかと黙っておいた。
「金髪碧眼とかすげえですね。じゃあ名前も……?」
「ええ。本当の名前はアルフォンスといいます。でもたどり着いたこの地の人間が皆同じような髪と目の色をしていたので目立たないよう変えてました。さ、さっきはその……つい気が抜けて……」
言いかけるとまた赤くなって顔を逸らしてきた。だが気を取り直すと続ける。
「名前も違和感が無いよう変えようと調べて『鈴木』というのが目についたので……」
ああ、日本に一番多い名字だものな、と怜央は微妙な顔になる。
「よく見かける名前なら間違いないだろうと、最初は『鈴木太郎』にしようとしていたんですが」
「それむしろ怪しいですけどね!」
偽名かってくらいの勢いだと怜央は笑うがその微妙さは伝わらないのか、佐和は首を傾げた後にまた続けてきた。
「たまたま名前を考えていた時に通りかかった人が『サワ』と呼ばれていて。なんとなくそちらの方の響きが良かったので佐和にしました」
通りかかった人ありがとう。
微妙な気持ちのまま怜央はそっと心で誰ともしれない相手に礼を言う。
佐和は得意の力を使って色々な登録偽造をしたらしいことをサラリと説明してきた。もちろん歯科医師の免許も偽造という事になる。
歯医者を選んだのはマスクをする仕事ならふと犬歯を尖らせてしまっても安心だという事と、他の医者なら血を見る可能性が多くなりすぎそうで据え膳すぎて辛いからだと、ため息交じりに佐和は言う。
それでも眼科じゃなく歯科を選んだ辺り、欲望捨て切れてないですよねと怜央は心の中でおかしく微笑んだ。免許を持ってないならもっと下手でも良いのになと少し残念に思いつつ。
「えーっとじゃあ佐和先生、じゃなくてアルフォンスとかアルって呼んだ方が良いですか?」
「……いえ、この国では俺は鈴木佐和なので……。そ、それにあなたと慣れ合う気はありません」
すこぶる嫌そうな顔をされたが、そういう態度はむしろ堪らないと怜央はニッコリとする。
「こんなに色々アンタの秘密を聞いたのに?」
「そ、それはだからあなたを殺し……」
困ったように俯く佐和に怜央は覗きこむようにして笑いかけた。
「できない癖に。ねえ佐和先生、いいじゃないですか。俺は本当にアンタの事バラす気なんて更々ないし、アンタは危険な橋を渡らずとも目の前にいつだって餌があるんですよ?」
「その度に俺はあなたに……犯されるんじゃないんですか?」
その気になればとんでもない力を持っていて簡単に拒否出来るだろうにと怜央はおかしそうに笑いながら聞いた。
「そんな事ないですよ? でも俺とのセックス、気持ちいいでしょう?」
「……色々痛いし最悪です」
「それは慣れますし。それに俺の体液、最高の味わい方じゃなかったです?」
「知りません!」
赤くなりながらもキッと睨みつけてくる佐和の視線が堪らない、と怜央はニッコリした。
「怒らないで、佐和先生。俺ね、アンタが好きなんです。だから絶対に言いません。信じて?」
「……え」
「好きです」
微笑みながら怜央が言うと「俺の正体知ってて……バカなんです……?」等と呟きながらも更に真っ赤になって佐和はあらぬ方を向いてしまった。
「いやー今日の治療は痛かったですね堪らなかったです」
診察室の一室で怜央はニッコリと診察椅子から体を起こす。
「堪らないのは……僕です……人間怖い……」
佐和はマスクをしていてあまり表情は分からないが、多分またドン引きしているのだろう。
結局こうして怜央は治療に通っているし佐和は治療している。ただ、相変わらず佐和の態度は軟化してくれない。
とはいえむしろそれがまた怜央をゾクゾクとさせてくる。この間はつい「そんな態度の先生が堪らなく可愛いです」と言ったらムッとされた。
嘘か本当かは分からないが「こちらはあなたの十倍以上生きてるんです」と言われたのだが、冷たい態度を取る癖にそういう事にムキになるのが余計可愛いのだと怜央はこっそり微笑んだだけだった。
人間界での社会勉強を、あちらの世界で大いに反対されたのを押し切ってやって来たらしいのだが、反対したヴァンパイアの気持ちは怜央には何となくわからないでもなかった。
怜央も多分、冷静そうでしっかりしていそうなのにどこか抜けていて可愛いヴァンパイアを見送る側なら心配せずにはいられないだろう。
……こうして俺に色々楽しまれてるしねえ。
「次の治療も楽しみです」
「……もう虫歯もクリーニングもお済みです。用事は無いと思いますが」
「もしかしたら見えてない部分に虫歯があるかもしれません。削ってください」
「鼻息荒くしながら言わないでください……。むしろあなたのせいで俺の精神が削られます」
とことんドン引きしてくる佐和だが、しかしそれでも一定期間を開けて必ず怜央の家にやってくる。怜央が漂わせる何らかの匂いと血に味をしめてしまい、その辺の人間の精力では満足できなくなってしまったらしい。
「本当に最悪です……」
「素直じゃないなぁ。それにどうせそう言うなら、もっと罵るように言ってください」
「できません!」
ひたすらドン引きしつつも、怜央がニッコリと首を露にして「どうぞ」と言うと頬を赤らめつつふらふらと近づき、佐和は怜央に抱きつくようにして首元に唇をやる。そして目を潤ませながら恍惚と怜央の皮膚を鋭い犬歯でツプリと裂いてくる。
そうなるともうしめたもので、夢中になって噛みつき舐められる痛みと甘い痺れを堪能しつつ、怜央はそのまま佐和の体をも堪能し始める。
長生きしていても、さすがに男を受け入れる事は初めてだったらしい佐和もずいぶん慣れたようで、初めての時ですらよかった具合が今では本当に堪らなさすぎて、怜央は自分が早漏になってしまったような気にさえなった。だが具合がいい分回復も早いので何度も致す羽目になり、血や体液等を摂取されるのと相まって怜央を相当ふらふらにさせてきた。
佐和は佐和で毎回夢中になってしまうようで、最中につい本来の姿に戻ってしまうのが怜央を嬉しく何となく誇らしい気分にさせてくれる。
「アルフォンス……」
たまに耳元で元々の名前を囁くと、佐和の体がびくびくと撓り、果てる時もあった。後で「名前フェチですか?」と聞くと「あなたと一緒にしないでください。俺には変な性癖はありません」と冷たく言い放された。
匂いフェチの癖にと思いつつ、冷たい言い方にゾクゾクしながら怜央はニッコリと微笑む。
「じゃあ俺に呼ばれたからって事ですよね? 俺の片思いって訳ではやはり無さそうですね」
「違います」
返事は相変わらず冷たい。
だけれどもその白い肌に饒舌な答えが現れてますよ、と怜央は更にニッコリと笑うのだ。
怜央が言った言葉をぼんやりと聞いていた佐和は暫くはまだそのままだったが次第に我に返ってきたのか、また白い肌がどんどん赤く染めていった。
「あ、なた、何し、何、な、何し、て……っ」
「ちょ……先生。ほんと今更過ぎ、我忘れ過ぎですよ。怖いなあ、誰にでもそんな風にならないですよね?」
「なっ、なりません!」
動揺していた佐和がキッと怜央を睨む。だが「へぇ……なるほど、じゃあ俺だけになるんですね、それ、最高です」と怜央がポカンとした後にニッコリ言うとまた口をひきつらせながら「違う違う」と首を振り、動揺を見せてきた。ひきつる口からのぞく犬歯が行為を終えた後でもなお艶めかしく見えて怜央はニヤニヤと笑う。
「あー最高」
「最悪です! 腰も……う、後ろもす、凄い痛い、し……っぅ……もう、もうほんとに……何やってるんだか……もう」
「どうされたのかわからないですけど落ち着いて、佐和先生」
「あなたのせいなんですが……!」
ヘラヘラと笑って慰めるとまた睨まれた。
「えー。でも先生もノリノリで俺の血とか精力とか挙句、体液もたっぷり吸いとってきましたよ」
「……言わ……ないで……」
ニッコリと怜央が言うとこれ以上ない程真っ赤になって俯き、佐和は消え入りそうな声で呟いた。
「そういや血って吸われても俺、お仲間にならないんですかね」
「……あなたこそ今更すぎます……。それに、なりません。俺がそうしない限り」
「繋がってる時とか、興奮して我忘れてつい、とかないんですか?」
「ありません!」
その後暫くは怜央は何とか佐和を宥めていた。中に出したものを処理すると言うと「もう残ってません……」と死にそうな勢いで恥ずかしそうに言われた時はついまた襲いそうになった。怜央が「あんなもんまで吸収すんのかすげぇ」と内心楽しげに思っているとようやく落ち着いたのか、服をちゃんと着た佐和が説明してきた。
「俺はもともとこっちが本来の姿です」
そういえば体毛が金髪だったと怜央は思い出したが、また動揺されるかと黙っておいた。
「金髪碧眼とかすげえですね。じゃあ名前も……?」
「ええ。本当の名前はアルフォンスといいます。でもたどり着いたこの地の人間が皆同じような髪と目の色をしていたので目立たないよう変えてました。さ、さっきはその……つい気が抜けて……」
言いかけるとまた赤くなって顔を逸らしてきた。だが気を取り直すと続ける。
「名前も違和感が無いよう変えようと調べて『鈴木』というのが目についたので……」
ああ、日本に一番多い名字だものな、と怜央は微妙な顔になる。
「よく見かける名前なら間違いないだろうと、最初は『鈴木太郎』にしようとしていたんですが」
「それむしろ怪しいですけどね!」
偽名かってくらいの勢いだと怜央は笑うがその微妙さは伝わらないのか、佐和は首を傾げた後にまた続けてきた。
「たまたま名前を考えていた時に通りかかった人が『サワ』と呼ばれていて。なんとなくそちらの方の響きが良かったので佐和にしました」
通りかかった人ありがとう。
微妙な気持ちのまま怜央はそっと心で誰ともしれない相手に礼を言う。
佐和は得意の力を使って色々な登録偽造をしたらしいことをサラリと説明してきた。もちろん歯科医師の免許も偽造という事になる。
歯医者を選んだのはマスクをする仕事ならふと犬歯を尖らせてしまっても安心だという事と、他の医者なら血を見る可能性が多くなりすぎそうで据え膳すぎて辛いからだと、ため息交じりに佐和は言う。
それでも眼科じゃなく歯科を選んだ辺り、欲望捨て切れてないですよねと怜央は心の中でおかしく微笑んだ。免許を持ってないならもっと下手でも良いのになと少し残念に思いつつ。
「えーっとじゃあ佐和先生、じゃなくてアルフォンスとかアルって呼んだ方が良いですか?」
「……いえ、この国では俺は鈴木佐和なので……。そ、それにあなたと慣れ合う気はありません」
すこぶる嫌そうな顔をされたが、そういう態度はむしろ堪らないと怜央はニッコリとする。
「こんなに色々アンタの秘密を聞いたのに?」
「そ、それはだからあなたを殺し……」
困ったように俯く佐和に怜央は覗きこむようにして笑いかけた。
「できない癖に。ねえ佐和先生、いいじゃないですか。俺は本当にアンタの事バラす気なんて更々ないし、アンタは危険な橋を渡らずとも目の前にいつだって餌があるんですよ?」
「その度に俺はあなたに……犯されるんじゃないんですか?」
その気になればとんでもない力を持っていて簡単に拒否出来るだろうにと怜央はおかしそうに笑いながら聞いた。
「そんな事ないですよ? でも俺とのセックス、気持ちいいでしょう?」
「……色々痛いし最悪です」
「それは慣れますし。それに俺の体液、最高の味わい方じゃなかったです?」
「知りません!」
赤くなりながらもキッと睨みつけてくる佐和の視線が堪らない、と怜央はニッコリした。
「怒らないで、佐和先生。俺ね、アンタが好きなんです。だから絶対に言いません。信じて?」
「……え」
「好きです」
微笑みながら怜央が言うと「俺の正体知ってて……バカなんです……?」等と呟きながらも更に真っ赤になって佐和はあらぬ方を向いてしまった。
「いやー今日の治療は痛かったですね堪らなかったです」
診察室の一室で怜央はニッコリと診察椅子から体を起こす。
「堪らないのは……僕です……人間怖い……」
佐和はマスクをしていてあまり表情は分からないが、多分またドン引きしているのだろう。
結局こうして怜央は治療に通っているし佐和は治療している。ただ、相変わらず佐和の態度は軟化してくれない。
とはいえむしろそれがまた怜央をゾクゾクとさせてくる。この間はつい「そんな態度の先生が堪らなく可愛いです」と言ったらムッとされた。
嘘か本当かは分からないが「こちらはあなたの十倍以上生きてるんです」と言われたのだが、冷たい態度を取る癖にそういう事にムキになるのが余計可愛いのだと怜央はこっそり微笑んだだけだった。
人間界での社会勉強を、あちらの世界で大いに反対されたのを押し切ってやって来たらしいのだが、反対したヴァンパイアの気持ちは怜央には何となくわからないでもなかった。
怜央も多分、冷静そうでしっかりしていそうなのにどこか抜けていて可愛いヴァンパイアを見送る側なら心配せずにはいられないだろう。
……こうして俺に色々楽しまれてるしねえ。
「次の治療も楽しみです」
「……もう虫歯もクリーニングもお済みです。用事は無いと思いますが」
「もしかしたら見えてない部分に虫歯があるかもしれません。削ってください」
「鼻息荒くしながら言わないでください……。むしろあなたのせいで俺の精神が削られます」
とことんドン引きしてくる佐和だが、しかしそれでも一定期間を開けて必ず怜央の家にやってくる。怜央が漂わせる何らかの匂いと血に味をしめてしまい、その辺の人間の精力では満足できなくなってしまったらしい。
「本当に最悪です……」
「素直じゃないなぁ。それにどうせそう言うなら、もっと罵るように言ってください」
「できません!」
ひたすらドン引きしつつも、怜央がニッコリと首を露にして「どうぞ」と言うと頬を赤らめつつふらふらと近づき、佐和は怜央に抱きつくようにして首元に唇をやる。そして目を潤ませながら恍惚と怜央の皮膚を鋭い犬歯でツプリと裂いてくる。
そうなるともうしめたもので、夢中になって噛みつき舐められる痛みと甘い痺れを堪能しつつ、怜央はそのまま佐和の体をも堪能し始める。
長生きしていても、さすがに男を受け入れる事は初めてだったらしい佐和もずいぶん慣れたようで、初めての時ですらよかった具合が今では本当に堪らなさすぎて、怜央は自分が早漏になってしまったような気にさえなった。だが具合がいい分回復も早いので何度も致す羽目になり、血や体液等を摂取されるのと相まって怜央を相当ふらふらにさせてきた。
佐和は佐和で毎回夢中になってしまうようで、最中につい本来の姿に戻ってしまうのが怜央を嬉しく何となく誇らしい気分にさせてくれる。
「アルフォンス……」
たまに耳元で元々の名前を囁くと、佐和の体がびくびくと撓り、果てる時もあった。後で「名前フェチですか?」と聞くと「あなたと一緒にしないでください。俺には変な性癖はありません」と冷たく言い放された。
匂いフェチの癖にと思いつつ、冷たい言い方にゾクゾクしながら怜央はニッコリと微笑む。
「じゃあ俺に呼ばれたからって事ですよね? 俺の片思いって訳ではやはり無さそうですね」
「違います」
返事は相変わらず冷たい。
だけれどもその白い肌に饒舌な答えが現れてますよ、と怜央は更にニッコリと笑うのだ。
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