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20話(終)
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祐真に対して「自分のこと気づかないやつ」などと、どの口が言えたのかと稀斗は自分に微妙になる。自分のほうが自分の気持ちに鈍すぎじゃないかと激しく自分の肩を揺さぶりたい。
とはいえ、今も正直なところ祐真への気持ちがそういう意味で好きなのだと間違いなくはっきりしているわけではない。多分そうじゃないかと思うと祐真に言った言葉は何も強がりでもなんでもない。実際はっきり言い切れるものでもないのだ。
もちろん祐真のことはそれこそ昔から好きだ。とても大切な幼馴染であることは間違いない。ただそれが実は本当に恋愛として好きなのかどうかがどうしても明確にわからない。付き合いが長すぎるからなのだろうか。それとも稀斗自身が祐真のように純粋でまっすぐではないから曇ってはっきりしないだけなのだろうか。
多分そうじゃないかとはそれでも一応思っている。例えば祐真が昔初体験をしたと聞いた時にもやもやとなった気持ちやそれを今思い出してもすっきりしないのは羨ましいという嫉妬ではなく、祐真が別の誰かと、というヤキモチなのではないだろうかと考えられるくらいには、なんとなく自分でも理解できているというか。
初めて祐真と最後までした時に、見たら予想以上に祐真がいい体つきで自分が赤くなり体が少し熱くなったのも、多分そういうことだからなのだろう。祐真とこういった行為をするようになる前……この夏だって水泳の授業で祐真の裸くらい普通に見ていたはずなのに何とも思っていなかったのは全く自覚していなかったからだろうとも思える。
だったらそういう好きで間違いないだろと言われかねないかもしれないが、自分では本当に明確にわからないというか実感がないのだ。「ゆうが大事だし好き」だという気持ちを元々持っていたのだから仕方がないと一応考えている。祐真にケーキを食べさせられようが、キスをされようが、挙句突っ込まれようがその気持ちが変わらないのならもう別に何でもいいのじゃないかと思っている。祐真のケーキを食べ、呆れるほどの祐真からの好意を浴び毎日を過ごすのも実はそう悪くない。
「きぃとのクリスマスとか、最高なんだけど」
「……さすがに男同士でわびしいぞ、俺は」
「何でそんなこと言うの! 酷い」
そして今、祐真は唇を尖らせながらもやはり嬉しそうに顔をすぐに崩してきた。お互い気持ちがわかっていない時から、祐真に至っては未彩と付き合っている時ですら「きぃとクリスマス過ごしたい」と言っていたくらいだから相当嬉しいのだろう。ちなみに未彩にだけは祐真が「付き合ってる」と言ったらしく、やたらニコニコと見てくるのが今のところまだ慣れない。
箱を開けてケーキを見ると、はりきって作ってきたらしいドーム状の茶色っぽい生地はいつもと違ってあまりかわいらしさはないものの、上に作りものの柊の飾りがついていてそれっぽい。
「これなに」
「クリスマスプディングだよ。ちょっと材料そろえるのめんどくさかったけど作るの楽しかった。甘さ控えてるけどドライフルーツたっぷりだからその分甘いかも」
「へー」
「見て見て、今からちょっとした見ものだから。ケーキの演出だからって親に言ってちゃんと許可も貰ったよ」
「は?」
何を言ってんだと稀斗が怪訝そうに祐真を見ると「見るのはこれだって。温めてきたの、ちょっと冷めちゃったかなー」と言いながらケーキに何やらかけだした。
「……? って酒?」
「うん、ブランデー。実際クリスマスプディングの演出でやるんだよ、かっこつけじゃないよ」
「いや、そーいうこと言ってんじゃなくて……」
稀斗が言いかけているのを「大丈夫だって」と言いながら祐真は部屋の明かりを消してきた。そして「ほら!」と柄の長いユーティリティライターで火をつける。するとケーキの周りが青白い炎に包まれた。
「おお、すげぇ」
「ね? 綺麗だよね。それになんか……俺ときぃの結婚式みたい」
ほんのりとした炎に照らされた祐真の顔が嬉しそうに綻んだ。その顔を見ると改めて何でもいいやと稀斗は思う。投げやりなのではなく、祐真だから何でも、いい。甘いスイーツは苦手だが、祐真本人の甘さは半端なくてもいくらでも味わえるようだ。
今でももちろん基本はノーマルだから、かわいい女の子と現実ではあり得ないような出会いをするということに憧れはあるけれども。
「結婚式はどうかと思うが、うん、綺麗だった。じゃあ……色々味見でもさせてもらおうかな」
あえて思わせぶりな言い方をして、稀斗は初めて自分から祐真の唇にキスをした。
祐真はまた泣きそうになる自分に喝を入れていた。稀斗からキスをしてくれたという事実に震えつきそうだった。
「好きかもしれない」
そう言われてから「やっぱりちゃんと好きだ」とは言われていない。だけれどもあの稀斗の言葉だからこそ、もうそれで十分だと思っている。
稀斗は優しいけれども、その場に適当に合わせるような嘘は言わない。だからこそずっと祐真が稀斗のことを好きだと分かっていた挙句に「好きだ」と告白しても「答えられない」ときっぱり言ってきた。どれほど祐真に流されてくれても、決してそれは変わらなかった。
そんな稀斗が例え「かもしれない」とついていても祐真に向き合って本当に受け入れてくれたのだ。初めて稀斗と最後までした時はその言葉を聞いてあまりの嬉しさに涙が止まらなかった。
今はなんとか泣くのを堪えて「えへへ」と笑う。本当はこのまま押し倒してしまいたいが、ケーキもやっぱり食べてもらいたいのでそれも堪える。
「あのね、本場イギリスだったらブランデーバターみたいなのつけて食べるらしいけど、ブランデークリームのがくどくないから甘さはやっぱ控えてクリームを作ってきたんだ。これ添えて食べて」
炎がなくなると部屋の灯りをつけてから祐真はケーキを切り分けた。そして別途持ってきた携帯用の紙皿にたっぷりのクリームをそのケーキに添えてから稀斗に渡す。
「へー」
稀斗は相変わらず手でプディングという名のケーキをつまんで「うわ、ベトベトする」などと言いながらクリームをつけて口に入れた。
「……んー、まあちょっと甘いけど、でもうん、いける」
「ほんと?」
「ん。……でもこのクリーム、何か……」
うんうんと頷きながらも稀斗はまたクリームをつけつつ残りのケーキとクリームを食べ終えた。
祐真も同じく食べ終えたところで妙に大人しくなった稀斗を見ると、ぼんやりしつつもまた指を舐めている。体を繋げるようになっているのもあって、さすがに前ほどむやみやたらには興奮はしないものの、だが何となく稀斗の様子がおかしかった。顔が赤くて目が少しだけトロンとしている。
あれ? まさかプディングで酔っ払ってる? いやでもケーキにかけたブランデーはフランベしたからアルコール分なんてほぼ飛んでるはずだし……。
怪訝に思いながらも、また見慣れない稀斗を発見してしまって祐真はドキドキする。
「……ゆう、てめぇ、未成年のくせに俺を酔わしてくんじゃねえよ」
ぼんやりしたかと思うと、稀斗はジロリと祐真を睨みつけてきた。
「ええっ? で、でもアルコール分なんてないはずだよっ?」
「ああ? じゃあクリームには入ってねえのかよ」
自分で酔うと言っているくらいなら実際は酔ってなくて冗談かなと祐真は少し思ったが、いつもより二割増しで口が悪い上にやはり顔つきが堪らな……いや、少しおかしい。
……おかしいな。……いや、クリーム? あ、クリーム……?
稀斗に言われ、祐真はハッとなった。そういえばブランデークリームは卵や砂糖、生クリームの他にブランデーも使っている。使っているといってもせいぜい100mlもないが、しかしそのまま混ぜているだけだ。
「ご、ごめ……。で、でもきぃ、そんなで酔うなんて思うわけない、し……」
「ああ? だったら俺が悪いってのかよ」
おずおずと言うと稀斗がまたジロリと睨んできた。そして服を脱ぎ出す。
「熱いし脱ぐ。ついでにヤる」
ああ神様、クリスマスのプレゼントにしては豪華すぎます。こんな積極的なきぃ……! 俺、もしかして後で罰でも当たるっ?
そんなことを思いながらも目の前にいるいつも以上にかわいくてエロささえある大好きな人をそのまま抱きしめベッドに押し倒した。
最後までした日から、既にもう何度かしている。最初は本当に辛そうで祐真の心臓まで痛かったくらいだが、だいぶ慣れてきてくれているように思っている。
その代わり、感じている稀斗をさらに見ることになるわけで、でも稀斗を大切にしたい祐真は益々「堪え性」を覚えないといけなくなる。
「きぃ、好き」
「俺は少女漫画みたいな出会いをだな、かわいい女の子としたいんだよ」
「ん、知ってる。そんで女子と付き合いたいんだよね」
「そう! でも仕方ないだろ。その代わり浮気したら許さねえ」
そう言ってくれるだけで俺、嬉しさで胸潰れる。
祐真はまた泣きそうになりながら稀斗が脱ぎかけていた服を脱がしていきながら自分も脱いでいった。
「大好き。浮気なんてありえないよきぃ。きぃだけが大好き、すごく大切なんだ……堪らなく好き」
一見全然甘くない稀斗だけれども、祐真にとってはとことん甘い、やみつきになるスイーツのようなものだ。
祐真はいつものように優しく稀斗に触れながら心を込めてキスをした。
とはいえ、今も正直なところ祐真への気持ちがそういう意味で好きなのだと間違いなくはっきりしているわけではない。多分そうじゃないかと思うと祐真に言った言葉は何も強がりでもなんでもない。実際はっきり言い切れるものでもないのだ。
もちろん祐真のことはそれこそ昔から好きだ。とても大切な幼馴染であることは間違いない。ただそれが実は本当に恋愛として好きなのかどうかがどうしても明確にわからない。付き合いが長すぎるからなのだろうか。それとも稀斗自身が祐真のように純粋でまっすぐではないから曇ってはっきりしないだけなのだろうか。
多分そうじゃないかとはそれでも一応思っている。例えば祐真が昔初体験をしたと聞いた時にもやもやとなった気持ちやそれを今思い出してもすっきりしないのは羨ましいという嫉妬ではなく、祐真が別の誰かと、というヤキモチなのではないだろうかと考えられるくらいには、なんとなく自分でも理解できているというか。
初めて祐真と最後までした時に、見たら予想以上に祐真がいい体つきで自分が赤くなり体が少し熱くなったのも、多分そういうことだからなのだろう。祐真とこういった行為をするようになる前……この夏だって水泳の授業で祐真の裸くらい普通に見ていたはずなのに何とも思っていなかったのは全く自覚していなかったからだろうとも思える。
だったらそういう好きで間違いないだろと言われかねないかもしれないが、自分では本当に明確にわからないというか実感がないのだ。「ゆうが大事だし好き」だという気持ちを元々持っていたのだから仕方がないと一応考えている。祐真にケーキを食べさせられようが、キスをされようが、挙句突っ込まれようがその気持ちが変わらないのならもう別に何でもいいのじゃないかと思っている。祐真のケーキを食べ、呆れるほどの祐真からの好意を浴び毎日を過ごすのも実はそう悪くない。
「きぃとのクリスマスとか、最高なんだけど」
「……さすがに男同士でわびしいぞ、俺は」
「何でそんなこと言うの! 酷い」
そして今、祐真は唇を尖らせながらもやはり嬉しそうに顔をすぐに崩してきた。お互い気持ちがわかっていない時から、祐真に至っては未彩と付き合っている時ですら「きぃとクリスマス過ごしたい」と言っていたくらいだから相当嬉しいのだろう。ちなみに未彩にだけは祐真が「付き合ってる」と言ったらしく、やたらニコニコと見てくるのが今のところまだ慣れない。
箱を開けてケーキを見ると、はりきって作ってきたらしいドーム状の茶色っぽい生地はいつもと違ってあまりかわいらしさはないものの、上に作りものの柊の飾りがついていてそれっぽい。
「これなに」
「クリスマスプディングだよ。ちょっと材料そろえるのめんどくさかったけど作るの楽しかった。甘さ控えてるけどドライフルーツたっぷりだからその分甘いかも」
「へー」
「見て見て、今からちょっとした見ものだから。ケーキの演出だからって親に言ってちゃんと許可も貰ったよ」
「は?」
何を言ってんだと稀斗が怪訝そうに祐真を見ると「見るのはこれだって。温めてきたの、ちょっと冷めちゃったかなー」と言いながらケーキに何やらかけだした。
「……? って酒?」
「うん、ブランデー。実際クリスマスプディングの演出でやるんだよ、かっこつけじゃないよ」
「いや、そーいうこと言ってんじゃなくて……」
稀斗が言いかけているのを「大丈夫だって」と言いながら祐真は部屋の明かりを消してきた。そして「ほら!」と柄の長いユーティリティライターで火をつける。するとケーキの周りが青白い炎に包まれた。
「おお、すげぇ」
「ね? 綺麗だよね。それになんか……俺ときぃの結婚式みたい」
ほんのりとした炎に照らされた祐真の顔が嬉しそうに綻んだ。その顔を見ると改めて何でもいいやと稀斗は思う。投げやりなのではなく、祐真だから何でも、いい。甘いスイーツは苦手だが、祐真本人の甘さは半端なくてもいくらでも味わえるようだ。
今でももちろん基本はノーマルだから、かわいい女の子と現実ではあり得ないような出会いをするということに憧れはあるけれども。
「結婚式はどうかと思うが、うん、綺麗だった。じゃあ……色々味見でもさせてもらおうかな」
あえて思わせぶりな言い方をして、稀斗は初めて自分から祐真の唇にキスをした。
祐真はまた泣きそうになる自分に喝を入れていた。稀斗からキスをしてくれたという事実に震えつきそうだった。
「好きかもしれない」
そう言われてから「やっぱりちゃんと好きだ」とは言われていない。だけれどもあの稀斗の言葉だからこそ、もうそれで十分だと思っている。
稀斗は優しいけれども、その場に適当に合わせるような嘘は言わない。だからこそずっと祐真が稀斗のことを好きだと分かっていた挙句に「好きだ」と告白しても「答えられない」ときっぱり言ってきた。どれほど祐真に流されてくれても、決してそれは変わらなかった。
そんな稀斗が例え「かもしれない」とついていても祐真に向き合って本当に受け入れてくれたのだ。初めて稀斗と最後までした時はその言葉を聞いてあまりの嬉しさに涙が止まらなかった。
今はなんとか泣くのを堪えて「えへへ」と笑う。本当はこのまま押し倒してしまいたいが、ケーキもやっぱり食べてもらいたいのでそれも堪える。
「あのね、本場イギリスだったらブランデーバターみたいなのつけて食べるらしいけど、ブランデークリームのがくどくないから甘さはやっぱ控えてクリームを作ってきたんだ。これ添えて食べて」
炎がなくなると部屋の灯りをつけてから祐真はケーキを切り分けた。そして別途持ってきた携帯用の紙皿にたっぷりのクリームをそのケーキに添えてから稀斗に渡す。
「へー」
稀斗は相変わらず手でプディングという名のケーキをつまんで「うわ、ベトベトする」などと言いながらクリームをつけて口に入れた。
「……んー、まあちょっと甘いけど、でもうん、いける」
「ほんと?」
「ん。……でもこのクリーム、何か……」
うんうんと頷きながらも稀斗はまたクリームをつけつつ残りのケーキとクリームを食べ終えた。
祐真も同じく食べ終えたところで妙に大人しくなった稀斗を見ると、ぼんやりしつつもまた指を舐めている。体を繋げるようになっているのもあって、さすがに前ほどむやみやたらには興奮はしないものの、だが何となく稀斗の様子がおかしかった。顔が赤くて目が少しだけトロンとしている。
あれ? まさかプディングで酔っ払ってる? いやでもケーキにかけたブランデーはフランベしたからアルコール分なんてほぼ飛んでるはずだし……。
怪訝に思いながらも、また見慣れない稀斗を発見してしまって祐真はドキドキする。
「……ゆう、てめぇ、未成年のくせに俺を酔わしてくんじゃねえよ」
ぼんやりしたかと思うと、稀斗はジロリと祐真を睨みつけてきた。
「ええっ? で、でもアルコール分なんてないはずだよっ?」
「ああ? じゃあクリームには入ってねえのかよ」
自分で酔うと言っているくらいなら実際は酔ってなくて冗談かなと祐真は少し思ったが、いつもより二割増しで口が悪い上にやはり顔つきが堪らな……いや、少しおかしい。
……おかしいな。……いや、クリーム? あ、クリーム……?
稀斗に言われ、祐真はハッとなった。そういえばブランデークリームは卵や砂糖、生クリームの他にブランデーも使っている。使っているといってもせいぜい100mlもないが、しかしそのまま混ぜているだけだ。
「ご、ごめ……。で、でもきぃ、そんなで酔うなんて思うわけない、し……」
「ああ? だったら俺が悪いってのかよ」
おずおずと言うと稀斗がまたジロリと睨んできた。そして服を脱ぎ出す。
「熱いし脱ぐ。ついでにヤる」
ああ神様、クリスマスのプレゼントにしては豪華すぎます。こんな積極的なきぃ……! 俺、もしかして後で罰でも当たるっ?
そんなことを思いながらも目の前にいるいつも以上にかわいくてエロささえある大好きな人をそのまま抱きしめベッドに押し倒した。
最後までした日から、既にもう何度かしている。最初は本当に辛そうで祐真の心臓まで痛かったくらいだが、だいぶ慣れてきてくれているように思っている。
その代わり、感じている稀斗をさらに見ることになるわけで、でも稀斗を大切にしたい祐真は益々「堪え性」を覚えないといけなくなる。
「きぃ、好き」
「俺は少女漫画みたいな出会いをだな、かわいい女の子としたいんだよ」
「ん、知ってる。そんで女子と付き合いたいんだよね」
「そう! でも仕方ないだろ。その代わり浮気したら許さねえ」
そう言ってくれるだけで俺、嬉しさで胸潰れる。
祐真はまた泣きそうになりながら稀斗が脱ぎかけていた服を脱がしていきながら自分も脱いでいった。
「大好き。浮気なんてありえないよきぃ。きぃだけが大好き、すごく大切なんだ……堪らなく好き」
一見全然甘くない稀斗だけれども、祐真にとってはとことん甘い、やみつきになるスイーツのようなものだ。
祐真はいつものように優しく稀斗に触れながら心を込めてキスをした。
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