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18話
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ノックした後、少し間があってからドアが開いた。
「……お前、もう来たの……?」
そして迎えてくれた黒兎は麻輝に向かって、とてつもなく迷惑そうに言ってくる。
え、俺何かした……っ?
思わず固まっているとだが「何してんだ? 早く入れよ」と当たり前のように言ってくる。基本的に黒兎を理解していると豪語するつもりは全くもってないが、今も本当によくわからなかった。
「君がわからないよ」
「何その、何ていうか文学作品にでも出てきそうな台詞」
黒兎が生温い顔で麻輝を見てくる。麻輝はため息を吐きながら、ぽんとベッドの上に座った黒兎のそばへとりあえず同じように座った。
今日、おそらく麦彦は帰ってこない。そして黒兎は約束したからと、ひたすら麻輝の手を堪能しそうな気がする。そんな状態に、そろそろ我慢も限界である麻輝が耐えられるとは思えない。
青貴からは何度も告白しろと言われている。それはそうだろう。麻輝は相談すら値しない不毛なことしか青貴に言っていない。
……今の関係が壊れるのが嫌でずっと言えなかったけど……。
だがもし自分がどうしようもなく我慢できなくなった時は告白するより酷いことにしかならない気がする。
自分の部屋からここに来るまでずっと考えていたことを麻輝は今も考えていた。そして思う。
やっぱり、好きだと言おう、と。
気持ちを伝える前にこのままでは本当に襲いかねない。
「どうしたんだ? 具合悪いのか?」
ずっと考えていたからだろう、黒兎が怪訝そうに聞いてくる。手フェチということを差し引いても基本的に変わったところがたくさんある人だが、それでもちゃんとこうして麻輝を見て心配もしてくれる。麻輝の心の中に暖かいものが広がった。
「ううん、全然元気だよ、ありがとう。っていうかクロ、なんか用事あった?」
「ない」
「あれ? そう? いや……もう来たのって言われたから……」
用事がないのに言ってきたということは、手に触りたいけれどもそんなに自分と過ごしたい訳でもないということだろうか。
そんな風に考え、麻輝の告白という決意がすでに揺らぎそうになっている。
「ああ、穴をな、解しておこうって思ってたのにする前に来たから」
「? なんの穴」
「尻」
「え?」
「し、り」
「え?」
「尻。ケツ。なんで尻で通じないんだ」
「い、いやいやいやいやいや……っ? ちょ、え、あの、なに言ってんのかわからない……」
聞こえた通りだとしてもどうしても意味がわからない。告白することで頭がいっぱいになり、何か聞き逃したのだろうかとハッとなっていると黒兎が微妙な顔をしながら「どう言えばじゃあわかるんだ」と首を傾げている。
「し、尻もケツもなんのことを言ってるのかわかるし、そ、その、穴を解すというのも何を意味するのかもね、あの、君が好……いや、俺の事情でその、好奇心というか欲望というか妄想の助けというかまぁ、その、調べたりして知ってるけど、そ、そうじゃなくて何でクロがそんなことすんの……?」
「長いし回りくどくて何言ってんのかあまりわかんない。あー……なあ、お前、穴も好き?」
「はぁぁぁぁぁっ?」
どうしよう、本当にクロがわからない。
興奮するどころか麻輝は混乱している。
「俺フェチってどこまで興味あんの?」
「え? あ……」
そこか……! と麻輝はとてつもなく微妙な顔をした。フェチ絡みかと納得しそうになったが、いやいやと頭を振る。
いくら自分がフェチだからフェチに理解があると言っても、尻の穴を相手のためにどうこうしてくれようと普通は思わない気がする。少なくとも麻輝は嫌だ。フェチ持ちではないからかもしれないが。
もしかして黒兎も思っている以上に自分のことが好きなのだろうか、とつい脳が楽な方向へ考えていく。
「なあ」
「え? あー、いやその……」
「手フェチとか足フェチとかだったらわかりやすいのに。俺フェチってそもそもなんだよ。もう俺の全身が堪らんとかじゃないのか? だったら突っ込みたいとかないのか?」
神様、これ、何の嫌がらせですか……?
麻輝は顔を手で覆いながら基本的にあまり信じていない神に問うた。
これはどう受け止めたらいいのかわからない。大抵黒兎が考えていることがわからないだけにどうしようもない。
というか、本当によく俺はクロのことずっと好きだな……っ?
勿論かわくて仕方がないのだが、普通は好きな相手のことはそれなりに理解してそうじゃないだろうかと麻輝は思った。理解しているから好きなのでは?
とはいえずっと同じ人が好きなままなので恋愛オンチだから本当のところはどうなのかわからないし、黒兎相手だと「普通」という言葉そのものがよくわからなくなってくる。
「……クロ。あのねえ、そういうこと、少なくとも他では絶対言うなよ? あといくら俺でもあまり言わないほうがいい」
顔を覆いながら言うと「クロフェチと言えども男に対してのセックスはさすがに興味ないってことか……」と妙に元気のない声がした。思わず顔を上げるとそれに気づいた黒兎が忌々しそうに麻輝を見ながら舌打ちまでしてくる。本当に意味がわからない上に告白する勇気をまた一つ削られた。
「何でクロがそんなこと言うのかわかんないけど、軽々しく言っちゃダメだよ。この学校じゃ本気で襲ってくるヤツだって間違いなくいるんだぞ」
「お前は襲わないのか?」
「っ俺っ?」
「俺フェチなんだろ?」
違う。君のことがただ、大好きなんだ。襲うのが怖いのにこのままではいずれ襲いかねないくらいに。
「……だからそれ利用して、俺に突っ込んでくればいいと思ったのに」
「…………は?」
手が好き過ぎて、麻輝では到底理解できない域に黒兎は到達してしまったのだろうか。麻輝はポカンと口を開けたまま黒兎を見た。
「……俺はマキ、お前のこと、好きみたいで」
「は……」
「でもお前は女が好きだろ。デカい胸した。だからお前が俺に突っ込むよう差し向けて、男の俺と付き合うよう強請るつもりだったのに」
「へっ?」
どうしよう、考えがまとまらない。
麻輝はとてつもない微妙な顔で頭を抱えた。
「頭抱える程嫌なんだな。何か悪かった、忘れてく――」
「待って! その、俺の処理能力では色々追いつかないだけ! その、嫌な訳ない! あの……」
好きって言ったよね?
必死になって首を振りながら麻輝は黒兎が言った言葉を反芻した。確かに「お前のこと好きみたいで」と言った。
反芻し終えた途端、顔がとてつもなく熱くなる。こんなこと、あるのだろうか。二人ともゲイではない。だというのに友だち同士の二人がお互いを好きになることなんて、あるのだろうか。男女ならわかる。ゲイでもわかる。でも二人とも異性が好きだというのにと、嬉しさで沸騰しかかっている頭の片隅でふわふわと浮かぶ。
自分も好きだと続けようとして、ふと思った。自分から告白したかったな、と。散々意気地なかっただけの自分を改めて情けなく思う。黒兎はこんなにサラリと、ある意味とんでもない悪事すらバラしながら告白してくれたというのに。
ああもう、色々考えるのは後!
言い淀んだまま黙っている状態の麻輝を見ている黒兎に気づき、麻輝は再度首を振った。
「先に言われちゃって俺情けないなって思ってて。あの、俺はね、クロ……実は中等部の頃からクロのこと、ずっと好きなんだ」
言った途端、黒兎が少しだけ目を見開いてきた。今まで言う勇気がないまま、脳内だけではシュミレーションのように告白するところを思い描いたことは何度もある。気の利いた言葉を色々考えたり、シチュエーションを考えたり。
だが結局は先に言われた上に、自分が言ったことはあまりにありきたりで普通過ぎる言葉だった。本当に恰好つかないなと思っていると、ベッドの上で並んで座っていた黒兎が押し倒してきた。
「……お前、もう来たの……?」
そして迎えてくれた黒兎は麻輝に向かって、とてつもなく迷惑そうに言ってくる。
え、俺何かした……っ?
思わず固まっているとだが「何してんだ? 早く入れよ」と当たり前のように言ってくる。基本的に黒兎を理解していると豪語するつもりは全くもってないが、今も本当によくわからなかった。
「君がわからないよ」
「何その、何ていうか文学作品にでも出てきそうな台詞」
黒兎が生温い顔で麻輝を見てくる。麻輝はため息を吐きながら、ぽんとベッドの上に座った黒兎のそばへとりあえず同じように座った。
今日、おそらく麦彦は帰ってこない。そして黒兎は約束したからと、ひたすら麻輝の手を堪能しそうな気がする。そんな状態に、そろそろ我慢も限界である麻輝が耐えられるとは思えない。
青貴からは何度も告白しろと言われている。それはそうだろう。麻輝は相談すら値しない不毛なことしか青貴に言っていない。
……今の関係が壊れるのが嫌でずっと言えなかったけど……。
だがもし自分がどうしようもなく我慢できなくなった時は告白するより酷いことにしかならない気がする。
自分の部屋からここに来るまでずっと考えていたことを麻輝は今も考えていた。そして思う。
やっぱり、好きだと言おう、と。
気持ちを伝える前にこのままでは本当に襲いかねない。
「どうしたんだ? 具合悪いのか?」
ずっと考えていたからだろう、黒兎が怪訝そうに聞いてくる。手フェチということを差し引いても基本的に変わったところがたくさんある人だが、それでもちゃんとこうして麻輝を見て心配もしてくれる。麻輝の心の中に暖かいものが広がった。
「ううん、全然元気だよ、ありがとう。っていうかクロ、なんか用事あった?」
「ない」
「あれ? そう? いや……もう来たのって言われたから……」
用事がないのに言ってきたということは、手に触りたいけれどもそんなに自分と過ごしたい訳でもないということだろうか。
そんな風に考え、麻輝の告白という決意がすでに揺らぎそうになっている。
「ああ、穴をな、解しておこうって思ってたのにする前に来たから」
「? なんの穴」
「尻」
「え?」
「し、り」
「え?」
「尻。ケツ。なんで尻で通じないんだ」
「い、いやいやいやいやいや……っ? ちょ、え、あの、なに言ってんのかわからない……」
聞こえた通りだとしてもどうしても意味がわからない。告白することで頭がいっぱいになり、何か聞き逃したのだろうかとハッとなっていると黒兎が微妙な顔をしながら「どう言えばじゃあわかるんだ」と首を傾げている。
「し、尻もケツもなんのことを言ってるのかわかるし、そ、その、穴を解すというのも何を意味するのかもね、あの、君が好……いや、俺の事情でその、好奇心というか欲望というか妄想の助けというかまぁ、その、調べたりして知ってるけど、そ、そうじゃなくて何でクロがそんなことすんの……?」
「長いし回りくどくて何言ってんのかあまりわかんない。あー……なあ、お前、穴も好き?」
「はぁぁぁぁぁっ?」
どうしよう、本当にクロがわからない。
興奮するどころか麻輝は混乱している。
「俺フェチってどこまで興味あんの?」
「え? あ……」
そこか……! と麻輝はとてつもなく微妙な顔をした。フェチ絡みかと納得しそうになったが、いやいやと頭を振る。
いくら自分がフェチだからフェチに理解があると言っても、尻の穴を相手のためにどうこうしてくれようと普通は思わない気がする。少なくとも麻輝は嫌だ。フェチ持ちではないからかもしれないが。
もしかして黒兎も思っている以上に自分のことが好きなのだろうか、とつい脳が楽な方向へ考えていく。
「なあ」
「え? あー、いやその……」
「手フェチとか足フェチとかだったらわかりやすいのに。俺フェチってそもそもなんだよ。もう俺の全身が堪らんとかじゃないのか? だったら突っ込みたいとかないのか?」
神様、これ、何の嫌がらせですか……?
麻輝は顔を手で覆いながら基本的にあまり信じていない神に問うた。
これはどう受け止めたらいいのかわからない。大抵黒兎が考えていることがわからないだけにどうしようもない。
というか、本当によく俺はクロのことずっと好きだな……っ?
勿論かわくて仕方がないのだが、普通は好きな相手のことはそれなりに理解してそうじゃないだろうかと麻輝は思った。理解しているから好きなのでは?
とはいえずっと同じ人が好きなままなので恋愛オンチだから本当のところはどうなのかわからないし、黒兎相手だと「普通」という言葉そのものがよくわからなくなってくる。
「……クロ。あのねえ、そういうこと、少なくとも他では絶対言うなよ? あといくら俺でもあまり言わないほうがいい」
顔を覆いながら言うと「クロフェチと言えども男に対してのセックスはさすがに興味ないってことか……」と妙に元気のない声がした。思わず顔を上げるとそれに気づいた黒兎が忌々しそうに麻輝を見ながら舌打ちまでしてくる。本当に意味がわからない上に告白する勇気をまた一つ削られた。
「何でクロがそんなこと言うのかわかんないけど、軽々しく言っちゃダメだよ。この学校じゃ本気で襲ってくるヤツだって間違いなくいるんだぞ」
「お前は襲わないのか?」
「っ俺っ?」
「俺フェチなんだろ?」
違う。君のことがただ、大好きなんだ。襲うのが怖いのにこのままではいずれ襲いかねないくらいに。
「……だからそれ利用して、俺に突っ込んでくればいいと思ったのに」
「…………は?」
手が好き過ぎて、麻輝では到底理解できない域に黒兎は到達してしまったのだろうか。麻輝はポカンと口を開けたまま黒兎を見た。
「……俺はマキ、お前のこと、好きみたいで」
「は……」
「でもお前は女が好きだろ。デカい胸した。だからお前が俺に突っ込むよう差し向けて、男の俺と付き合うよう強請るつもりだったのに」
「へっ?」
どうしよう、考えがまとまらない。
麻輝はとてつもない微妙な顔で頭を抱えた。
「頭抱える程嫌なんだな。何か悪かった、忘れてく――」
「待って! その、俺の処理能力では色々追いつかないだけ! その、嫌な訳ない! あの……」
好きって言ったよね?
必死になって首を振りながら麻輝は黒兎が言った言葉を反芻した。確かに「お前のこと好きみたいで」と言った。
反芻し終えた途端、顔がとてつもなく熱くなる。こんなこと、あるのだろうか。二人ともゲイではない。だというのに友だち同士の二人がお互いを好きになることなんて、あるのだろうか。男女ならわかる。ゲイでもわかる。でも二人とも異性が好きだというのにと、嬉しさで沸騰しかかっている頭の片隅でふわふわと浮かぶ。
自分も好きだと続けようとして、ふと思った。自分から告白したかったな、と。散々意気地なかっただけの自分を改めて情けなく思う。黒兎はこんなにサラリと、ある意味とんでもない悪事すらバラしながら告白してくれたというのに。
ああもう、色々考えるのは後!
言い淀んだまま黙っている状態の麻輝を見ている黒兎に気づき、麻輝は再度首を振った。
「先に言われちゃって俺情けないなって思ってて。あの、俺はね、クロ……実は中等部の頃からクロのこと、ずっと好きなんだ」
言った途端、黒兎が少しだけ目を見開いてきた。今まで言う勇気がないまま、脳内だけではシュミレーションのように告白するところを思い描いたことは何度もある。気の利いた言葉を色々考えたり、シチュエーションを考えたり。
だが結局は先に言われた上に、自分が言ったことはあまりにありきたりで普通過ぎる言葉だった。本当に恰好つかないなと思っていると、ベッドの上で並んで座っていた黒兎が押し倒してきた。
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