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18話 ※
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キスをしながら、零二の指が今度は大地の制服のシャツに触れてきた。ボタンを外されていくのが目を瞑っている大地にもわかる。
男同士でも上、脱ぐの?
零二のとろけるようなキスで既にぼんやりしつつも大地の頭にそれが過った。
こんなことなら男同士の行為についてネットであらかじめ調べておけばよかったと少し思う。男女ものなら時折ネットで楽しんでいたが、さすがに男同士の行為を大地は見たことがない。どうにもペニスを刺激し合うくらいしか想像できない。
一応周りにそういうカップルがいるので、後ろの穴も使うらしいくらいは大地も知っている。だから女役があることも分かるのだが。
圭悟にもあの後別の機会に少しだけ話を聞いた。だが今日までに時間がさほどなかったのと改めてそういう話をするには多少気恥ずかしさもあって詳しくは聞いていない。
とりあえず入らないものでもないのだとは大地も理解している。たくさん弄れば入るようになるらしい。
でも上半身については聞いてなかった。男には胸もないのになんでだろう、ただの雰囲気かなとぼんやり大地は思ったが口内の舌を絡め取られそちらに意識が行く。
「っん……」
唾液のやりとりがこんなに扇情的で興奮するものだと大地は知らなかった。キスすらしたことがなかったから当然だろうが、相手が零二だからかもしれないと何となく思う。
……氷王子なんて言われているヤツだし、そもそも普通だったらこんなキスしてくることにびっくりするもんかなあ?
考えながら、零二ならもっと冷たいキスをしそうなものだと思いそうだろうか、と考える。だが大地にとって、零二がしてくれる行為が意外だと、そういえば一度も思ったことがない気がする。初めてキスされた時は確かに驚いたが少し意味合いは違う。
零二が慣れてそうだからだろうか。いや、多分零二が氷王子と言われていても実際は素っ気なくとも優しくて面倒見も悪くないところがたくさんあると大地は今ではとてもよく知っているからかもしれない。
「っぅんっ」
キスしながら、零二の指が乳首に触れてきた。自分ですら体を洗う時以外おそらく意識して触れたこともない部分を他人が触れるということに物凄く変な感覚がした。キスの際に唇や舌が触れることでも思ったが、乳首はまた違った感じがする。先がきゅっとなにやら縮こまる感じがする上に、もやもやとするような、なんとも言えない感じだ。
自分の脳が小さな快楽を覚えているのだと、大地は暫くするとなんとなくわかった。零二の唇がようやく離れ、自分の耳元にきた時に「……女の子じゃなくてもここ、触るんだな」と囁いた。
「ああ、どこだって、お前の体なら触れる」
低い声が静かに耳元で響いてきた。大地がふるり、と震えると零二の手が体を起こすよう促してきた。
零二の上に座り込んでいた大地はされるがまま、零二の前で膝立ちになる。すると脇腹などに舌を這わせながら零二の手がズボンを脱がせてくる。
どうしたらいいのかわからないままドキドキとしていると、下着までずらされ大地のものが露わになった。
「ちょ、っと恥じぃんだけど……」
「恥ずかしがるな」
呟くと零二は既に上向きになっている大地のものに今度は舌を這わせてきた。
「え、ちょ、あの、い、いきなり……っ?」
動揺する大地に、零二は何も答えることなく身を屈ませて口に含む。そのうち手が大地の尻に回ってきた。そして指がヌルリと穴の回りを動いてくる。
「っひ?」
触れられたのにも驚いたが、妙にぬるぬるとした感じがした。後ろなど見える筈もないのだが大地が思わず振り向こうとしたら、先ほど零二が大地のマグカップを奪ってきた時に目についていた何らかの容器がマットの上に転がっているのが見えた。ぬるぬるとした感じについてはそれでさすがに大地も察する。
え、これ、さっき、いきなり全部はしないとか言いながら全部する気なんじゃないの?
心臓の音が煩く自分の中で響いてくる。先ほどは怖さもあった。だが今は気持ちよさと好奇心が勝り、大地は抵抗することなく震える自分を支えるため零二の肩に手を置いた。
だんだんと膝で立っている足が崩れそうになる。
後ろはぬるぬるとしているのと、普段感じることのない異物に違和感があるものの、零二の指がゆっくりと入ってきても痛みはなかった。むしろ今自分が凄く性的なことをされているのだと思うと、ひたすら興奮しドキドキする。
おまけに自分のものは先ほどから零二の口の中で愛撫され続けている。その状況だけでも考えられないくらい興奮する上に実際気持ちよくて力なんてなに一つ入らない。
「あ、あ……、っん、待っ、んん、っひ」
つい先ほど指で触れられていた乳首は、今は何もされていないのに何となくチリチリする。
体が小さく震えながら、大地は零二に抱きつきたくて仕方なくなってきた。だけれども零二の口の中から自分のものを抜くのも今は切なくてできず、肩を持っていた手を今度は零二の頭に移してぎゅっと思わず押しつけるように触れる。
後ろに入っている指が中で何やら動くのを少しだけ感じつつ、大地はもう何されてもいいような気分にすらなっていた。
咥えられ舐められるどころか今まで他人に触れられたこともない大地のものは、あっという間に限界に達した。
「っぁ、あっ、ね、も……っ、退いて、出、出る、出るか……っ、らぁ、あっ」
持っていた零二の頭を退けようとしてもできず、大地は堪えられないまま零二の口の中に自分の精子が勢いよく流れて行くのを感じた。一気に脱力する。
ぼんやりとしていると一旦離れた零二がキスをしてきた。
「……、……っうぐ」
ハッとなって引き剥がすと大地は微妙な顔を零二に向ける。
「何か! すげー不味い……!」
「……俺の口の中に出したのはお前だが」
「そ、そうだけど……! で、でも退いてって言ったし……つか、あの、待って、出したのどこいったんだよ。まさか飲んだ、んか?」
「それがどうした」
整った顔が表情を変えることなく淡々と言ってのけてきた。大地は自分の顔がとてつもなく赤くなるのを感じる。
「な、何か、す、すげぇ。……ってあれ? なんで俺のケツとか拭いてんの?」
感嘆していると零二に自分の尻などを拭かれていることに気づき、大地はポカンと零二を見た。
「……お前は……。なんでって、濡れたままでいいならそのまま着せるが」
「え? いや、じゃなくて、あれ? ……しないの?」
「しただろ」
「ちげぇ、そうじゃなくて! だって零二はしてねーだろ。俺の中に突っ込むんじゃないの?」
「…………突っ込んで欲しいのか?」
微妙な顔をされて淡々と聞かれ、大地はまた赤くなる。
「そ、そういう訳じゃ……! だってそれじゃあ零二気持ちよくなくね? 男同士のセックスだって中突っ込むもんなんだろ? 俺、男らしく受け止めるからいいよ、女役でも男らしくするし!」
大地が必死になって言うと頭を抱えて俯かれた。先ほどもそういうことがあったような気がして、大地は首を傾げる。
「……今度、そう、させてもらう。それに別に挿入しなくともセックスはセックスだ」
零二の声が少し掠れて聞こえた。
「まじで? でも、そんなでいいの? 俺だけ気持ちよかったとか、なんかアレだし、お、俺もじゃあ、えっと最初から口は無理かもだけど、あれだ、手! 手でする! な?」
「……いい」
「え? なん」
何で、と言おうとしたらのまま大地はベッドに押し倒された。
「俺がする。お前のと一緒にな」
「え?」
ポカンとしていると少しガサガサと布擦れの音が聞こえた後に、まだむき出しのままだった自分のペニスに熱い何かが触れてくるのを感じた。そのまま零二の手がその熱いものと一緒に大地のものを握ってくる。
「っん、ぁ」
一度達したばかりだというのに、また大地のものが硬くなっていく。
「な、に……?」
喋ろうとしたら口をキスで塞がれた。先ほどよりはあの青臭い味が薄れており、大地も零二のキスを受け入れる。
下からは少しの水音が聞こえてきて大地を卑猥な気分にさせてくる。
熱くて、硬い。
零二が大地のものと一緒に持っているのが零二自身だと気づき、大地はまたドキドキとした。亀頭同士が擦れあい、口でされていた時とはまた違った気持ちよさが大地の体を襲ってくる。
「んんっ、ぅ、んっ」
今度も抵抗することなく、大地は零二のするがままをむしろ存分に味わった。
男同士でも上、脱ぐの?
零二のとろけるようなキスで既にぼんやりしつつも大地の頭にそれが過った。
こんなことなら男同士の行為についてネットであらかじめ調べておけばよかったと少し思う。男女ものなら時折ネットで楽しんでいたが、さすがに男同士の行為を大地は見たことがない。どうにもペニスを刺激し合うくらいしか想像できない。
一応周りにそういうカップルがいるので、後ろの穴も使うらしいくらいは大地も知っている。だから女役があることも分かるのだが。
圭悟にもあの後別の機会に少しだけ話を聞いた。だが今日までに時間がさほどなかったのと改めてそういう話をするには多少気恥ずかしさもあって詳しくは聞いていない。
とりあえず入らないものでもないのだとは大地も理解している。たくさん弄れば入るようになるらしい。
でも上半身については聞いてなかった。男には胸もないのになんでだろう、ただの雰囲気かなとぼんやり大地は思ったが口内の舌を絡め取られそちらに意識が行く。
「っん……」
唾液のやりとりがこんなに扇情的で興奮するものだと大地は知らなかった。キスすらしたことがなかったから当然だろうが、相手が零二だからかもしれないと何となく思う。
……氷王子なんて言われているヤツだし、そもそも普通だったらこんなキスしてくることにびっくりするもんかなあ?
考えながら、零二ならもっと冷たいキスをしそうなものだと思いそうだろうか、と考える。だが大地にとって、零二がしてくれる行為が意外だと、そういえば一度も思ったことがない気がする。初めてキスされた時は確かに驚いたが少し意味合いは違う。
零二が慣れてそうだからだろうか。いや、多分零二が氷王子と言われていても実際は素っ気なくとも優しくて面倒見も悪くないところがたくさんあると大地は今ではとてもよく知っているからかもしれない。
「っぅんっ」
キスしながら、零二の指が乳首に触れてきた。自分ですら体を洗う時以外おそらく意識して触れたこともない部分を他人が触れるということに物凄く変な感覚がした。キスの際に唇や舌が触れることでも思ったが、乳首はまた違った感じがする。先がきゅっとなにやら縮こまる感じがする上に、もやもやとするような、なんとも言えない感じだ。
自分の脳が小さな快楽を覚えているのだと、大地は暫くするとなんとなくわかった。零二の唇がようやく離れ、自分の耳元にきた時に「……女の子じゃなくてもここ、触るんだな」と囁いた。
「ああ、どこだって、お前の体なら触れる」
低い声が静かに耳元で響いてきた。大地がふるり、と震えると零二の手が体を起こすよう促してきた。
零二の上に座り込んでいた大地はされるがまま、零二の前で膝立ちになる。すると脇腹などに舌を這わせながら零二の手がズボンを脱がせてくる。
どうしたらいいのかわからないままドキドキとしていると、下着までずらされ大地のものが露わになった。
「ちょ、っと恥じぃんだけど……」
「恥ずかしがるな」
呟くと零二は既に上向きになっている大地のものに今度は舌を這わせてきた。
「え、ちょ、あの、い、いきなり……っ?」
動揺する大地に、零二は何も答えることなく身を屈ませて口に含む。そのうち手が大地の尻に回ってきた。そして指がヌルリと穴の回りを動いてくる。
「っひ?」
触れられたのにも驚いたが、妙にぬるぬるとした感じがした。後ろなど見える筈もないのだが大地が思わず振り向こうとしたら、先ほど零二が大地のマグカップを奪ってきた時に目についていた何らかの容器がマットの上に転がっているのが見えた。ぬるぬるとした感じについてはそれでさすがに大地も察する。
え、これ、さっき、いきなり全部はしないとか言いながら全部する気なんじゃないの?
心臓の音が煩く自分の中で響いてくる。先ほどは怖さもあった。だが今は気持ちよさと好奇心が勝り、大地は抵抗することなく震える自分を支えるため零二の肩に手を置いた。
だんだんと膝で立っている足が崩れそうになる。
後ろはぬるぬるとしているのと、普段感じることのない異物に違和感があるものの、零二の指がゆっくりと入ってきても痛みはなかった。むしろ今自分が凄く性的なことをされているのだと思うと、ひたすら興奮しドキドキする。
おまけに自分のものは先ほどから零二の口の中で愛撫され続けている。その状況だけでも考えられないくらい興奮する上に実際気持ちよくて力なんてなに一つ入らない。
「あ、あ……、っん、待っ、んん、っひ」
つい先ほど指で触れられていた乳首は、今は何もされていないのに何となくチリチリする。
体が小さく震えながら、大地は零二に抱きつきたくて仕方なくなってきた。だけれども零二の口の中から自分のものを抜くのも今は切なくてできず、肩を持っていた手を今度は零二の頭に移してぎゅっと思わず押しつけるように触れる。
後ろに入っている指が中で何やら動くのを少しだけ感じつつ、大地はもう何されてもいいような気分にすらなっていた。
咥えられ舐められるどころか今まで他人に触れられたこともない大地のものは、あっという間に限界に達した。
「っぁ、あっ、ね、も……っ、退いて、出、出る、出るか……っ、らぁ、あっ」
持っていた零二の頭を退けようとしてもできず、大地は堪えられないまま零二の口の中に自分の精子が勢いよく流れて行くのを感じた。一気に脱力する。
ぼんやりとしていると一旦離れた零二がキスをしてきた。
「……、……っうぐ」
ハッとなって引き剥がすと大地は微妙な顔を零二に向ける。
「何か! すげー不味い……!」
「……俺の口の中に出したのはお前だが」
「そ、そうだけど……! で、でも退いてって言ったし……つか、あの、待って、出したのどこいったんだよ。まさか飲んだ、んか?」
「それがどうした」
整った顔が表情を変えることなく淡々と言ってのけてきた。大地は自分の顔がとてつもなく赤くなるのを感じる。
「な、何か、す、すげぇ。……ってあれ? なんで俺のケツとか拭いてんの?」
感嘆していると零二に自分の尻などを拭かれていることに気づき、大地はポカンと零二を見た。
「……お前は……。なんでって、濡れたままでいいならそのまま着せるが」
「え? いや、じゃなくて、あれ? ……しないの?」
「しただろ」
「ちげぇ、そうじゃなくて! だって零二はしてねーだろ。俺の中に突っ込むんじゃないの?」
「…………突っ込んで欲しいのか?」
微妙な顔をされて淡々と聞かれ、大地はまた赤くなる。
「そ、そういう訳じゃ……! だってそれじゃあ零二気持ちよくなくね? 男同士のセックスだって中突っ込むもんなんだろ? 俺、男らしく受け止めるからいいよ、女役でも男らしくするし!」
大地が必死になって言うと頭を抱えて俯かれた。先ほどもそういうことがあったような気がして、大地は首を傾げる。
「……今度、そう、させてもらう。それに別に挿入しなくともセックスはセックスだ」
零二の声が少し掠れて聞こえた。
「まじで? でも、そんなでいいの? 俺だけ気持ちよかったとか、なんかアレだし、お、俺もじゃあ、えっと最初から口は無理かもだけど、あれだ、手! 手でする! な?」
「……いい」
「え? なん」
何で、と言おうとしたらのまま大地はベッドに押し倒された。
「俺がする。お前のと一緒にな」
「え?」
ポカンとしていると少しガサガサと布擦れの音が聞こえた後に、まだむき出しのままだった自分のペニスに熱い何かが触れてくるのを感じた。そのまま零二の手がその熱いものと一緒に大地のものを握ってくる。
「っん、ぁ」
一度達したばかりだというのに、また大地のものが硬くなっていく。
「な、に……?」
喋ろうとしたら口をキスで塞がれた。先ほどよりはあの青臭い味が薄れており、大地も零二のキスを受け入れる。
下からは少しの水音が聞こえてきて大地を卑猥な気分にさせてくる。
熱くて、硬い。
零二が大地のものと一緒に持っているのが零二自身だと気づき、大地はまたドキドキとした。亀頭同士が擦れあい、口でされていた時とはまた違った気持ちよさが大地の体を襲ってくる。
「んんっ、ぅ、んっ」
今度も抵抗することなく、大地は零二のするがままをむしろ存分に味わった。
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