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15話
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翌日の放課後、喜一は己悠の部屋へ向かった。
「今日は難しいけど、太一に言っておくし明日の放課後おいで」
とてもいい笑顔なのに有無を言わせないといった感じの己悠に喜一は思わずコクリと頷くしかなかった。
己悠に、自分でやってみたことを打ち明けてしまった喜一は昼休みが終わってからの授業中、急に羞恥心が激しく湧き起こっていた。居ても立っても居られず、思わず机に頭を打ちつける。
「青嶋。眠気覚ましにしては過激すぎやせんか?」
気づいた先生が微妙な顔をしてきた。周りは相変わらず楽しげに「こいつ恋愛に溺れておかしくなってんっすよ」など好き勝手言ってくる。喜一は少し赤くなりながら「すいません」と謝ってから、光太が呆れたような顔で見てくるのに気付いてなんとなくさらに微妙な気分になり目を逸らした。
せめて柔道では気合いを入れようとばかりにいつも以上に部活で練習に打ち込んでいたらむしろ「お前なんなの」と笑われる。
昨日の今日なのでできれば試したくないと思いつつ、結局今日も風呂は部屋で入った。そして挑戦してみようとしたがやはりできない。
シャワー室を出ると「あからさまに落ち込んだ顔で出てくんのやめろよ」と、恐らく予想がついているのであろう光太が生ぬるい顔で見てきた。
そして今、こうして己悠の部屋に向かっている喜一は少々緊張しているものの、己悠とゆっくり会えるということが嬉しくてともすればそちらに気持ちは全振りしそうだ。むしろもう少し構えろよと自分に突っ込みつつ、喜一は部屋をノックした。
「いらっしゃい」
すぐに出てきてくれた己悠はニコニコと微笑んでいる。その笑顔がやはり可愛くて、いくら先輩とはいえこの可愛い人に自分は本当に掘られてしまうのだろうかと未だ疑問が湧く。
長すぎる前振りの後に結局己悠が下とかそういうオチじゃないのかと、全くもってふざけたことを真剣に思いつつも喜一は「お邪魔します」と部屋に入った。
いきなり始まるだろうかと急にドキドキしてきたが、さすがにそんなことはなかった。ベッドに座っているとはいえ、己悠が用意してくれていたジュースと菓子を食べながらとりとめのない話をする。
「あ、そういえば雀部さんはどうしたんですか」
「太一? 友達の部屋に遊びに行ってるよ」
己悠はニッコリと笑いながら答えてきた。
「そうなんですね。そいえば俺、姫先輩と雀部さんが話しているの見て、すげー羨ましく感じました」
喜一も微笑みながら己悠を見た。
「なんで? ああそれと、己悠!」
「え?」
「己悠って呼べって言っただろ」
そういえば言っていた、と喜一は思い出した後に困ったように顔を逸らした。別に困ることでもないのだろうが、好きな人とはいえ年上の己悠を呼び捨てなどできそうになく躊躇してしまう。
「姫先輩、はダメっすか?」
「ダメ。俺のこと、特別な気持ちを込めて呼んで欲しいんだよね」
ジュースを飲んでいた己悠はコクリと喉を小さく慣らすとニコニコしながら喜一に近づいてきた。そして喜一の上に乗り上げるとネクタイを引っ張ってくる。
「ほら、呼べよ」
「こ、はる……さ、ん」
「さんとかいらない。他人行儀だろ」
己悠に引き寄せられ、お互いの顔がとても近い。喜一は心臓が破裂するのではないかと思った。顔がとてつもなく熱くなる。
「で、でも先輩、に……」
「は」
言いかけた喜一を遮るように、己悠が小さく小ばかにしたように乾いた声を上げた。喜一は顔を赤くしながらも内心戸惑いが生じる。
……姫先輩って、こ、んな感じだったっけか? いやでも確かにこんな風だったことは今までもあった気が……でもこんな可愛い顔をして、性格も可愛くて……いや、でも……あれ?
ただ、こんな己悠も嫌いじゃない自分がいる。もう好きになってしまっているからだろうか。相変わらずとてつもなく可愛い顔をして、こんな風な己悠が変に男らしくて恰好よく見えてくる。偏見はないにしても、元々男に興味があったとは思えないというのに、妙にときめいてしかたない自分が、いる。
「こ……はる。……己悠」
喜一が己悠の名前を明確に呼ぶと、己悠は改めてニッコリと笑い、喜一の唇にちゅっと軽快な音を立てながらキスをしてきた。
「よくできました」
そんな己悠の笑顔に、そして軽いキスに喜一は心臓の鼓動がまた破れそうに早くなる。真っ赤になりながら思わず片手で口を抑えると、その手首を己悠はつかんできた。
「なんで抑えてんの? キス、嫌だった?」
可愛いのに薄らと細めてきた目がどこか落ち着かない。顔が近くて己悠の目元にあるほくろがよく見える。それがまたとても色っぽいため、さらに落ち着かない。
ふるふるとただ首を振ると「恥ずかしいだけ?」とニッコリ聞かれた。自ら「恥ずかしい」と認めるのも結構恥ずかしい。だが喜一がコクリと頷くと己悠はまた微笑んできた。
「そう。ほんとイチくん、可愛いな」
耳元で囁きながら言うと、そのまま耳にキスをしてくる。
「あ、の」
「しー」
抵抗するつもりではなかったが、思わず反射的に抗いながら言いかけると己悠は耳元で息を吹きかけるように言ってくる。息のかかる感触と声の響きに喜一の体のどこかがゾクリとした。
「イチくん、敏感なの?」
ひたすら囁きながら、己悠の舌先が掠めるように耳朶や中にほんの少し触れてきた。それがまたなんだかもぞもぞとしてしまう。
「い、や……、ふ、つう、っす……」
「へえ? 普通、ね」
楽しげにつぶやくと己悠の手が喜一の制服を乱してきた。
「ひ、姫せ……」
「己悠」
「……っ、己悠……あの、俺、されるだけって、落ち着かなくて……、どうしたらいいか」
「ひたすら感じててくれたらいいと思うけど」
「そ、んなこと言われ、て……、もっ」
「じゃあ喋ってろよ。さっきの、俺と太一の。あれどういう意味……?」
所々触れられながら己悠が聞いてくる。
「え、っと……いや、なんか俺も……、ん……叶ったような気がしたんで、いいっす……」
お互いが気さくに楽しそうに話しているのが羨ましく思えた。だけれども、先ほどの己悠はそんな感じに思えた。さすがに喜一は敬語をやめられないが、なんか嬉しかった。
「ふーん? 気になるなあ」
耳や首筋にキスを続けられながら、シャツを開けられ中のTシャツもめくりあげられて己悠の指が自分の体を伝ってくる。自分がそういったことをしたことはあるが、されたことなど初めてで本当にどうしたらいいかと思いながらも喜一の体のどこかがまたゾクリと震えた。
「ん、やっぱイチくんの体、すごくいい感じだわ。つき過ぎてない筋肉がエロい」
「っなに、言って……?! お、俺エロく、ないと思うんっすけど……、っ」
時折そのゾクリとしたものを堪えつつのため少々たどたどしくなりながらも喜一は意味が分からないと己悠を見る。
「ほら、そんな顔もすごくエロい。でもイチくん。真面目に否定しないの。エロいのになんか笑えてくるだろ」
実際笑いながら己悠が言ってきた。そんな様子に喜一はむしろ何故かなんとなくホッとする。
己悠は唇をキスで塞ぐと、そのまま喜一の口内にスルリと舌が入れてきた。こういったキスもしたことがない訳ではなかったが、己悠にされているというだけでドキドキが止まらないし気持ちよくて蕩けてしまいそうだった。キスをする相手が違うだけでこんなにも感じるものが違うのだろうかと何気に驚く。唇や舌が、そして唾液が絡まる音さえもが喜一を夢中にさせてきた。
「今日は難しいけど、太一に言っておくし明日の放課後おいで」
とてもいい笑顔なのに有無を言わせないといった感じの己悠に喜一は思わずコクリと頷くしかなかった。
己悠に、自分でやってみたことを打ち明けてしまった喜一は昼休みが終わってからの授業中、急に羞恥心が激しく湧き起こっていた。居ても立っても居られず、思わず机に頭を打ちつける。
「青嶋。眠気覚ましにしては過激すぎやせんか?」
気づいた先生が微妙な顔をしてきた。周りは相変わらず楽しげに「こいつ恋愛に溺れておかしくなってんっすよ」など好き勝手言ってくる。喜一は少し赤くなりながら「すいません」と謝ってから、光太が呆れたような顔で見てくるのに気付いてなんとなくさらに微妙な気分になり目を逸らした。
せめて柔道では気合いを入れようとばかりにいつも以上に部活で練習に打ち込んでいたらむしろ「お前なんなの」と笑われる。
昨日の今日なのでできれば試したくないと思いつつ、結局今日も風呂は部屋で入った。そして挑戦してみようとしたがやはりできない。
シャワー室を出ると「あからさまに落ち込んだ顔で出てくんのやめろよ」と、恐らく予想がついているのであろう光太が生ぬるい顔で見てきた。
そして今、こうして己悠の部屋に向かっている喜一は少々緊張しているものの、己悠とゆっくり会えるということが嬉しくてともすればそちらに気持ちは全振りしそうだ。むしろもう少し構えろよと自分に突っ込みつつ、喜一は部屋をノックした。
「いらっしゃい」
すぐに出てきてくれた己悠はニコニコと微笑んでいる。その笑顔がやはり可愛くて、いくら先輩とはいえこの可愛い人に自分は本当に掘られてしまうのだろうかと未だ疑問が湧く。
長すぎる前振りの後に結局己悠が下とかそういうオチじゃないのかと、全くもってふざけたことを真剣に思いつつも喜一は「お邪魔します」と部屋に入った。
いきなり始まるだろうかと急にドキドキしてきたが、さすがにそんなことはなかった。ベッドに座っているとはいえ、己悠が用意してくれていたジュースと菓子を食べながらとりとめのない話をする。
「あ、そういえば雀部さんはどうしたんですか」
「太一? 友達の部屋に遊びに行ってるよ」
己悠はニッコリと笑いながら答えてきた。
「そうなんですね。そいえば俺、姫先輩と雀部さんが話しているの見て、すげー羨ましく感じました」
喜一も微笑みながら己悠を見た。
「なんで? ああそれと、己悠!」
「え?」
「己悠って呼べって言っただろ」
そういえば言っていた、と喜一は思い出した後に困ったように顔を逸らした。別に困ることでもないのだろうが、好きな人とはいえ年上の己悠を呼び捨てなどできそうになく躊躇してしまう。
「姫先輩、はダメっすか?」
「ダメ。俺のこと、特別な気持ちを込めて呼んで欲しいんだよね」
ジュースを飲んでいた己悠はコクリと喉を小さく慣らすとニコニコしながら喜一に近づいてきた。そして喜一の上に乗り上げるとネクタイを引っ張ってくる。
「ほら、呼べよ」
「こ、はる……さ、ん」
「さんとかいらない。他人行儀だろ」
己悠に引き寄せられ、お互いの顔がとても近い。喜一は心臓が破裂するのではないかと思った。顔がとてつもなく熱くなる。
「で、でも先輩、に……」
「は」
言いかけた喜一を遮るように、己悠が小さく小ばかにしたように乾いた声を上げた。喜一は顔を赤くしながらも内心戸惑いが生じる。
……姫先輩って、こ、んな感じだったっけか? いやでも確かにこんな風だったことは今までもあった気が……でもこんな可愛い顔をして、性格も可愛くて……いや、でも……あれ?
ただ、こんな己悠も嫌いじゃない自分がいる。もう好きになってしまっているからだろうか。相変わらずとてつもなく可愛い顔をして、こんな風な己悠が変に男らしくて恰好よく見えてくる。偏見はないにしても、元々男に興味があったとは思えないというのに、妙にときめいてしかたない自分が、いる。
「こ……はる。……己悠」
喜一が己悠の名前を明確に呼ぶと、己悠は改めてニッコリと笑い、喜一の唇にちゅっと軽快な音を立てながらキスをしてきた。
「よくできました」
そんな己悠の笑顔に、そして軽いキスに喜一は心臓の鼓動がまた破れそうに早くなる。真っ赤になりながら思わず片手で口を抑えると、その手首を己悠はつかんできた。
「なんで抑えてんの? キス、嫌だった?」
可愛いのに薄らと細めてきた目がどこか落ち着かない。顔が近くて己悠の目元にあるほくろがよく見える。それがまたとても色っぽいため、さらに落ち着かない。
ふるふるとただ首を振ると「恥ずかしいだけ?」とニッコリ聞かれた。自ら「恥ずかしい」と認めるのも結構恥ずかしい。だが喜一がコクリと頷くと己悠はまた微笑んできた。
「そう。ほんとイチくん、可愛いな」
耳元で囁きながら言うと、そのまま耳にキスをしてくる。
「あ、の」
「しー」
抵抗するつもりではなかったが、思わず反射的に抗いながら言いかけると己悠は耳元で息を吹きかけるように言ってくる。息のかかる感触と声の響きに喜一の体のどこかがゾクリとした。
「イチくん、敏感なの?」
ひたすら囁きながら、己悠の舌先が掠めるように耳朶や中にほんの少し触れてきた。それがまたなんだかもぞもぞとしてしまう。
「い、や……、ふ、つう、っす……」
「へえ? 普通、ね」
楽しげにつぶやくと己悠の手が喜一の制服を乱してきた。
「ひ、姫せ……」
「己悠」
「……っ、己悠……あの、俺、されるだけって、落ち着かなくて……、どうしたらいいか」
「ひたすら感じててくれたらいいと思うけど」
「そ、んなこと言われ、て……、もっ」
「じゃあ喋ってろよ。さっきの、俺と太一の。あれどういう意味……?」
所々触れられながら己悠が聞いてくる。
「え、っと……いや、なんか俺も……、ん……叶ったような気がしたんで、いいっす……」
お互いが気さくに楽しそうに話しているのが羨ましく思えた。だけれども、先ほどの己悠はそんな感じに思えた。さすがに喜一は敬語をやめられないが、なんか嬉しかった。
「ふーん? 気になるなあ」
耳や首筋にキスを続けられながら、シャツを開けられ中のTシャツもめくりあげられて己悠の指が自分の体を伝ってくる。自分がそういったことをしたことはあるが、されたことなど初めてで本当にどうしたらいいかと思いながらも喜一の体のどこかがまたゾクリと震えた。
「ん、やっぱイチくんの体、すごくいい感じだわ。つき過ぎてない筋肉がエロい」
「っなに、言って……?! お、俺エロく、ないと思うんっすけど……、っ」
時折そのゾクリとしたものを堪えつつのため少々たどたどしくなりながらも喜一は意味が分からないと己悠を見る。
「ほら、そんな顔もすごくエロい。でもイチくん。真面目に否定しないの。エロいのになんか笑えてくるだろ」
実際笑いながら己悠が言ってきた。そんな様子に喜一はむしろ何故かなんとなくホッとする。
己悠は唇をキスで塞ぐと、そのまま喜一の口内にスルリと舌が入れてきた。こういったキスもしたことがない訳ではなかったが、己悠にされているというだけでドキドキが止まらないし気持ちよくて蕩けてしまいそうだった。キスをする相手が違うだけでこんなにも感じるものが違うのだろうかと何気に驚く。唇や舌が、そして唾液が絡まる音さえもが喜一を夢中にさせてきた。
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