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142話(終)
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殺さなくてよかったと邦一は笑った。秋星はじっと邦一を見上げる。
「やけど、クニが死んでたら俺は何があっても俺の手で野良を殺してたで……」
復讐というものを、人間は基本的によしとしない。人間界で生まれ育った秋星も一応そういった考えが全く理解できない訳ではない。それでもヴァンパイアとしての本能が、どんなことをしてでも仇を許さないと全身で訴えてくる。パートナーである邦一を殺された場合、例えどんなルールがあろうが、死んだ邦一が喜ばないと言われようが、犯人は絶対に殺していた。とはいえそれで達成感が得られる訳もなく、生きている限り永遠に喪失感は無くならなかっただろう。
「うん、わかってる。否定するつもりはない。秋星は秋星が思うようにすればいい。殺さないで良かったと思うけど、もしお前があいつを殺してても俺は受け入れる。お前が意味もなく殺すやつだと思ってないしな。ただ俺も俺だから、魔物になっても多分お前らからしたら人間臭いと思う奴のままだと思う。て言っても、人間からしたら元々俺は中途半端な存在や考え方、在り方だったかもだし、魔物になりたてでもこうして人間界に留まれるのも、多分俺がずっと魔物である秋星たちと過ごしてきてるからなんだろーな」
普段無口なほうだというのに、静かに言葉にしてくる邦一が愛しいと秋星は思った。そして俺は俺だと揺るがないからこそ邦一だと秋星は抱きしめる。
「そやな、普通は魔物になりたての人間は人間界に留まられへん。ルールとか制御とか色々わからんやろからな。やけどうん、クニはクニや。……今後もそのままでえぇ。むしろそのままでいてて。俺らのよぉにな、ルールに基づいてるとは言うても誰か殺して平然としてるクニはやっぱ見たないねん……。仕事かてな、もしお前に変な処理させる仕事回ってきても俺がさせへん。というか、して欲しない。そんなんさせるくらいやったら大学行ってくれたほうがマシや」
以前、邦一にも殺しなどはさせないにしてもそういった類いの仕事を手伝わせていると聞いた。魔物になったからといって、これからも邦一には今まで通りでいて欲しい。
「まぁ、その辺はぼちぼちで」
「何やねん、それ」
真面目な話をした後でなんとなく照れ臭くなり、顔を合わせて笑いながらキスをした。
「クニ、また興奮してる」
「……その目安にされんの、微妙なんだけど……」
「俺は楽しいからええやん。……あとな、ここそんな明るないけどでもな、そんでも魔物らしぃなった時のクニの髪の色、わかったわ」
「へえ。黒じゃないの? 何色?」
「黒なんやけど……多分光に当たったら紫に光ってるよぉに見える。綺麗なぁ……アカン、もっとよぉ見たい。人間界戻ったらアオカンしよ」
「馬鹿言うなよ……」
そのまま部屋へなだれ込み、また絡み合った。
「ここは……本当に花が咲いてないんだな」
行為の後、広いベッドだというのに邦一の上に乗るかのようにして寝そべっている秋星に、ふと思い出したかのように邦一が口にしてきた。
「そんなもんはほぼ咲かんなぁ。俺らがわざわざ届けるくらいやしな。魔界の花もあるにはあるねんけど」
「そうなのか」
「綺麗なんもあるけどな……まあ観賞には向いてへん。そういえば人間界にも悪魔の花て言われる花はあるなぁ」
邦一の肌に触れながら秋星は笑みを浮かべた。花の話は楽しい。そして邦一の肌は触れるだけで興奮しそうになる。
「悪魔の花?」
「オオバナサイカクいうやつはな、デカくて毒々しい色してる上に死臭にも似た臭い放つんや」
「……なんのために」
「ハエがそれで間違えてやってくる。そんで卵うえつけんねん。そしたら蛆がわくやろ。そんで受粉の手伝いするってゆー訳やな。普通は蜂とかやけどな」
「……うわ」
「何でそれが悪魔なんやねんって思うけどな。悪魔は存外グルメで綺麗好き多いのになぁ。ああ、他に金魚草って花もある。それは花咲いてる時は綺麗ねん。やけど枯れたらドクロみたいな感じになんねや。まぁこっちのが悪魔っぽいなぁ、見た目は」
話をしていると、ぎゅっと抱きしめられた。
「どないしたん」
「楽しそうだったから」
「楽しいで」
「やっぱり秋星はここより人間界のが似合ってる。ここでもヴァンパイアとして合ってる感じはするけど、お前は人間界で花、生けてるのが似合ってる」
お前から色んな花を聞かされた、と邦一は囁くように言ってきた。柿や彼岸花、薔薇や菊、色々な花を覚えた、と邦一は秋星の髪を撫でてくる。
「秋薔薇に助けられたしな。あれで俺は部屋から出られた。まあその後殺されかかったけど」
「それは俺やなくて薔薇育ててたやつのおかげやろ」
「お前がお守りにしとけって言ったから俺はしたんだ」
「……秋めいた実とか花ばっか例に出してきたな」
「秋星の字と同じだろ」
笑みを浮かべる邦一が妙に切なくて、秋星は顔を近づけ唇を重ねた。
「そういやな、クニがくれたプリムラは今日も綺麗に咲いとった」
「……うん」
あなたなしでは生きられない、永遠の愛情。
それは自分だし、邦一でもある。その邦一は花だけじゃなく自分すら捧げてくれたようなものだ。
魔物になり人間ではなくなっても、相変わらず邦一の体も匂いも、血を筆頭に体液も全部、秋星にとっては甘い。キスを交わしたあとに鼻を肌に擦りつけていると「血、もっと飲みたい?」と聞かれた。
「もぉよぉさんもろた。貧血になんで」
「人間の時よりその辺も頑丈みたいだ。何だろな、魔物になったってより俺、秋星専用の食料になったみたいだな」
おかしそうに言ってくるが、秋星からしたらある意味とても卑猥なことを言われたような気分になる。
「何やねんそれ……めちゃくちゃやらしぃなぁ」
邦一といると、いつも喉が渇くような感じを覚える。求めても求めても尚欲しい。
「秋星こそ、声、掠れてる。やらしいのはどっちだよ」
「お前とおったら匂いに呼ばれてか、渇いてしゃあないねん。言うたら俺は蛆と同じやな」
「……そこはせめて蜂にしろよ……」
「クニは俺の花みたいなもんやな」
「そんないいものか……?」
「ええもんや」
笑みを浮かべ、邦一の肌を撫でる。その感触を堪能しているとさらに渇いてくる。欲しくて欲しくて堪らなくなる。
「……ここに来てからほぼそれしかしてなくないか……?」
「えぇやん。存分にヤるために来たんやで」
「観光させてくれよ」
「見るもんなんてないけどなぁ。まぁ今度させたるて。紹介も一緒に」
「だからそれこそ先だろってさっきも……」
言いかけている邦一の耳を舐め、そして首筋へと舌を伝わせた。すると言うのを止め、邦一がため息を吐いてくる。
「魔物の体力って凄いよな……」
「性交で実感するのも乙やろ」
ニッコリ笑うと微妙な顔をされた。構わず舐めたところから軽く血を飲む。とたんに官能的な気持ちと渇きを癒される感覚が広がっていく。
「クニは甘い蜜たっぷりの花やな。魅惑的な……赤い花」
「血の色か……」
「血ぃの色て思うともっと魅惑的やな。やけど朱殷色とちゃうなぁ。もっとクニは明るい色や。そうやな、緋色。緋の花や。生涯、永遠に俺の緋の花……」
愛しさを込めて俺の緋の花と囁き、口づけると邦一が笑みを浮かべ、また秋星の髪を撫でてきた。
「だったら俺にとっても秋星は花だな。俺は蜜蜂じゃないけど。秋星っていう美しく咲く花を観賞する一般人でいい」
「堪能はしてくれへんの」
愛しくて堪らなくて、また軽く歯をたてて血を飲んだ。
「……じゃあ、お前だけを永遠に生ける華道家。生け花は向いてないかもだけど……秋星だけは丹精込めて生け続けるから」
邦一の指が今度は優しく秋星の紋様をなぞっていく。そしてとても大切なものを述べるかのように、秋星を見ながら一言一言噛みしめるかのように、言葉にしてきた。
「お前は……俺からしたら……赤も合うけど……白い花かな。咲き乱れる赤い花の中に……誇らしく凛と咲く花」
「やけど、クニが死んでたら俺は何があっても俺の手で野良を殺してたで……」
復讐というものを、人間は基本的によしとしない。人間界で生まれ育った秋星も一応そういった考えが全く理解できない訳ではない。それでもヴァンパイアとしての本能が、どんなことをしてでも仇を許さないと全身で訴えてくる。パートナーである邦一を殺された場合、例えどんなルールがあろうが、死んだ邦一が喜ばないと言われようが、犯人は絶対に殺していた。とはいえそれで達成感が得られる訳もなく、生きている限り永遠に喪失感は無くならなかっただろう。
「うん、わかってる。否定するつもりはない。秋星は秋星が思うようにすればいい。殺さないで良かったと思うけど、もしお前があいつを殺してても俺は受け入れる。お前が意味もなく殺すやつだと思ってないしな。ただ俺も俺だから、魔物になっても多分お前らからしたら人間臭いと思う奴のままだと思う。て言っても、人間からしたら元々俺は中途半端な存在や考え方、在り方だったかもだし、魔物になりたてでもこうして人間界に留まれるのも、多分俺がずっと魔物である秋星たちと過ごしてきてるからなんだろーな」
普段無口なほうだというのに、静かに言葉にしてくる邦一が愛しいと秋星は思った。そして俺は俺だと揺るがないからこそ邦一だと秋星は抱きしめる。
「そやな、普通は魔物になりたての人間は人間界に留まられへん。ルールとか制御とか色々わからんやろからな。やけどうん、クニはクニや。……今後もそのままでえぇ。むしろそのままでいてて。俺らのよぉにな、ルールに基づいてるとは言うても誰か殺して平然としてるクニはやっぱ見たないねん……。仕事かてな、もしお前に変な処理させる仕事回ってきても俺がさせへん。というか、して欲しない。そんなんさせるくらいやったら大学行ってくれたほうがマシや」
以前、邦一にも殺しなどはさせないにしてもそういった類いの仕事を手伝わせていると聞いた。魔物になったからといって、これからも邦一には今まで通りでいて欲しい。
「まぁ、その辺はぼちぼちで」
「何やねん、それ」
真面目な話をした後でなんとなく照れ臭くなり、顔を合わせて笑いながらキスをした。
「クニ、また興奮してる」
「……その目安にされんの、微妙なんだけど……」
「俺は楽しいからええやん。……あとな、ここそんな明るないけどでもな、そんでも魔物らしぃなった時のクニの髪の色、わかったわ」
「へえ。黒じゃないの? 何色?」
「黒なんやけど……多分光に当たったら紫に光ってるよぉに見える。綺麗なぁ……アカン、もっとよぉ見たい。人間界戻ったらアオカンしよ」
「馬鹿言うなよ……」
そのまま部屋へなだれ込み、また絡み合った。
「ここは……本当に花が咲いてないんだな」
行為の後、広いベッドだというのに邦一の上に乗るかのようにして寝そべっている秋星に、ふと思い出したかのように邦一が口にしてきた。
「そんなもんはほぼ咲かんなぁ。俺らがわざわざ届けるくらいやしな。魔界の花もあるにはあるねんけど」
「そうなのか」
「綺麗なんもあるけどな……まあ観賞には向いてへん。そういえば人間界にも悪魔の花て言われる花はあるなぁ」
邦一の肌に触れながら秋星は笑みを浮かべた。花の話は楽しい。そして邦一の肌は触れるだけで興奮しそうになる。
「悪魔の花?」
「オオバナサイカクいうやつはな、デカくて毒々しい色してる上に死臭にも似た臭い放つんや」
「……なんのために」
「ハエがそれで間違えてやってくる。そんで卵うえつけんねん。そしたら蛆がわくやろ。そんで受粉の手伝いするってゆー訳やな。普通は蜂とかやけどな」
「……うわ」
「何でそれが悪魔なんやねんって思うけどな。悪魔は存外グルメで綺麗好き多いのになぁ。ああ、他に金魚草って花もある。それは花咲いてる時は綺麗ねん。やけど枯れたらドクロみたいな感じになんねや。まぁこっちのが悪魔っぽいなぁ、見た目は」
話をしていると、ぎゅっと抱きしめられた。
「どないしたん」
「楽しそうだったから」
「楽しいで」
「やっぱり秋星はここより人間界のが似合ってる。ここでもヴァンパイアとして合ってる感じはするけど、お前は人間界で花、生けてるのが似合ってる」
お前から色んな花を聞かされた、と邦一は囁くように言ってきた。柿や彼岸花、薔薇や菊、色々な花を覚えた、と邦一は秋星の髪を撫でてくる。
「秋薔薇に助けられたしな。あれで俺は部屋から出られた。まあその後殺されかかったけど」
「それは俺やなくて薔薇育ててたやつのおかげやろ」
「お前がお守りにしとけって言ったから俺はしたんだ」
「……秋めいた実とか花ばっか例に出してきたな」
「秋星の字と同じだろ」
笑みを浮かべる邦一が妙に切なくて、秋星は顔を近づけ唇を重ねた。
「そういやな、クニがくれたプリムラは今日も綺麗に咲いとった」
「……うん」
あなたなしでは生きられない、永遠の愛情。
それは自分だし、邦一でもある。その邦一は花だけじゃなく自分すら捧げてくれたようなものだ。
魔物になり人間ではなくなっても、相変わらず邦一の体も匂いも、血を筆頭に体液も全部、秋星にとっては甘い。キスを交わしたあとに鼻を肌に擦りつけていると「血、もっと飲みたい?」と聞かれた。
「もぉよぉさんもろた。貧血になんで」
「人間の時よりその辺も頑丈みたいだ。何だろな、魔物になったってより俺、秋星専用の食料になったみたいだな」
おかしそうに言ってくるが、秋星からしたらある意味とても卑猥なことを言われたような気分になる。
「何やねんそれ……めちゃくちゃやらしぃなぁ」
邦一といると、いつも喉が渇くような感じを覚える。求めても求めても尚欲しい。
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「お前とおったら匂いに呼ばれてか、渇いてしゃあないねん。言うたら俺は蛆と同じやな」
「……そこはせめて蜂にしろよ……」
「クニは俺の花みたいなもんやな」
「そんないいものか……?」
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笑みを浮かべ、邦一の肌を撫でる。その感触を堪能しているとさらに渇いてくる。欲しくて欲しくて堪らなくなる。
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ニッコリ笑うと微妙な顔をされた。構わず舐めたところから軽く血を飲む。とたんに官能的な気持ちと渇きを癒される感覚が広がっていく。
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「血の色か……」
「血ぃの色て思うともっと魅惑的やな。やけど朱殷色とちゃうなぁ。もっとクニは明るい色や。そうやな、緋色。緋の花や。生涯、永遠に俺の緋の花……」
愛しさを込めて俺の緋の花と囁き、口づけると邦一が笑みを浮かべ、また秋星の髪を撫でてきた。
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「堪能はしてくれへんの」
愛しくて堪らなくて、また軽く歯をたてて血を飲んだ。
「……じゃあ、お前だけを永遠に生ける華道家。生け花は向いてないかもだけど……秋星だけは丹精込めて生け続けるから」
邦一の指が今度は優しく秋星の紋様をなぞっていく。そしてとても大切なものを述べるかのように、秋星を見ながら一言一言噛みしめるかのように、言葉にしてきた。
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