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総司は自分のもの。他の誰にも譲る気はないし、そんな隙すら与えたくない。だから喧嘩をしたということ以上に、総司のことを気にしているような後輩を簡単に家へあげる無防備な総司にすら腹を立てた。
だが総司に腹を立てても仕方がないというか無駄だと幾斗は改めて思った。馬鹿なのは可愛いが、本当に馬鹿で困る。ただ今後は憤りを全て対象者に向けさせてもらおうとそっと思った。
総司に対しては色々教えたり操作させてはもらうが、怒りをぶつけても仕方ない。その分、根気よく自分のいいように扱う。
そして総司に対しては自分のやり方で間違ってはいないのだと思えた。思っていた以上に快楽に弱かったのは心配でありつつも嬉しい誤算だが、とりあえず総司も幾斗を意識するようになってきたのではないかと最近思っていたが、先程確信した。ただ、総司にとって「理無い仲」という言葉がわからないであろうのと同じく、どうやら自分の気持ちはわからないらしい。女に対してはむしろ気楽なくらい好きになって直ぐに告白するくせになと微妙に思う。
相手が双子で男だからだろうか。そんなこと、気にするようなタイプでもなさそうなのだがと少し思ったが、多分それが気になるというよりも、総司が意外にも妙なところで常識人だったのかもしれない。そんなことがあるはずないという考えのせいで、幾斗のことがそういう意味で好きなのだと気づけないのだろう。
だが構わない。これまでも根気よく色々本当の勉強を含め教えてきた。
理無い仲、わりないというのが理屈や分別を超えてとてつもなく親密な、性的な関係を含めたそういう関係なのだと噛んで含めるように総司がわかるまでゆっくりと教えていくだけだ。
「感じたことを全部口にしろ」
そう言って実際口にするまでお預けにしたら、総司は素直に口にしてきた。
「もっと欲しい……」
「……ここだけ?」
幾斗はあっという間に三本の指を飲み込んだ後ろをまた優しく揺するようにして聞いた。
「ぁ、ひ……っ、もっと。胸とかも……っ」
総司は目をトロンとさせながら必死に口にしてくる。実際痛々しいまでに勃っている総司の乳首を、言われた通り舌でつついた後に口に含んだ。
「んぁ、あっ」
こりこりとした感触を楽しみつつ舌と唇で甚振ると、総司がさらに体を震わせてきた。気持ちがいいからか、前が辛いからか体が少し横に向いて前かがみになっている。
「胸、好きだもんな?」
「ん、ん……っ、ここ、気持ち、いい……うん……っ、俺ここ、好き」
「胸だけ?」
「い、やだ……、ちんこ、も」
「ここな?」
幾斗は一旦は言われた通り、今にも射精しそうなほど怒張した総司のペニスを空いているほうの手ではじいた。
「っひ、ぁ」
「でも、お前ここ、何もしなくてもイけるだろ?」
そう聞くと少し黙ってきたのでまた動きを止めた。
「ぅ……。イけるけどちんこ気持ち……いいん、だから触って欲しい、に決まってんだろ……っ」
「こっちは気持ちよくないか?」
ムッとしたように目の下を赤くしながら総司が睨んできたが、構わず軽くキスをした後に聞きながら尻の穴に挿れている指を動かした。総司のいいと思う場所はもう覚えている。
「っぁひっ、ぁあ、んっ」
途端総司が体をびくびくとまた震えさせてきた。そのままその辺りを刺激させているとさらに震わせてくる。
「っぁ、あっやだ、それやだ……っ、ひっ、ぁあっ」
射精はしていないが激しく腰を震わせている総司に、幾斗はニッコリと微笑んだ。
「いや? 何度でもイけるから気持ちいいだろ?」
「ぁ……っ、ひ。でも、キツ……っ」
「出したい?」
「だ、したい」
「中はもういらないか?」
一旦指を抜いていくと、だが総司は物足りなさげな顔を幾斗に向けてきた。
「まだ欲しい?」
「……ほし、い」
「もっと満たしたくないか?」
「……? うん」
総司は息を乱しつつ、よくわからなさそうに頷いてきた。構わず幾斗はポケットに入れている小さなケースからコンドームを取りだした。それを見ていた総司が微妙な顔をしてくる。
「……おま、ゴム持ち歩いてんの……?」
「常識だろ。むしろなくていざって時どうすんだよ」
幾斗が言い返すと目を泳がせてきた。いざという時が今のところないからだと思われる。
……ていうか気になるのはそこなのか。
内心で思う。無防備すぎる、と。
相手が自分だからだと改めて思いたいが、この辺もしっかり教育していきたいと考えつつ、幾斗は自分のものを取り出しゴムの袋を口で破いた。そんな幾斗の行動を総司は少しぼんやりとした顔で見てくる。
「なんだ」
「……ゴム、慣れてんのな」
「普通」
先程まで淫靡な雰囲気すら流れていたというのに、何故いつもこう、普通の会話のようになるのか。
少し微妙に思いつつも、そこがまた総司らしいのだろうなと幾斗はそっと笑った。総司がそんな幾斗を見てムッとしたように唇を尖らせている。
「今度はなんだ」
「……なんでもねえ」
そう言いながら総司は顔を逸らしてきた。少し耳が赤い。
俺の兄はほんと馬鹿で可愛いな。
幾斗は横を向いた総司の唇にまたそっとキスをしたりしながらコンドームをつけた上からワセリンを塗った。ワセリンだとコンドームが溶けるからよくないと言われているが、長時間入れっぱなしにするわけでもないのにワセリンくらいで瞬時に溶けるはずもない。
保健室にそういう専用ローションがあるならもちろん喜んでそちらを使うが、などと思いつつ幾斗はまた総司の後ろを再度濡らすために指で弄った。
「っぁ、あ……っ」
「総司……」
名前を呟きながら、実は先ほどからかなり辛かった自分の硬く猛ったものをゆっくりと総司の中に挿れていく。
「っひ?」
じっくり弄ったし普段からゆっくり慣らしていたのもあるが、そこは想像してた以上にすんなりと幾斗のものを受け入れてきた。総司が変に力んでいるため、かえって穴の口が開きやすくなっているのかもしれない。
正常位の体位で挿入していったが、総司が体勢的に辛そうだったのでそのまま片足だけ上げ、幾斗は横から挿入する松葉反りの形をとった。足を絡めることで安定するし総司も先ほどよりは楽そうに見えた。おまけに更に深いところに挿る。総司の体がまたびくびくと震えた。
「っんぁ、あっ、あっ、ああっ」
喘ぎ声だけじゃなく、挿入で受ける圧迫により勝手に漏れる声をどうすることもできないまま、顔を赤くして逸らしている。
「ぁひっ、な、にこれ……今、これなに、して……っ」
「……セックス?」
「っんんあっ、ぃ、あっ」
突き上げる度に漏れる声に、幾斗もさすがに気持ちを抑えるのが難しくなる。
「痛く、ないか?」
「な、い……っけど、なん、で俺、お前と……っぁあっ、あっ」
「嫌か?」
「……っぅ、ぁっあ」
考えてたのか答えたくないのか返事がないので幾斗も動くのをやめる。そのままじっとしていたら総司がきゅっと唇を噛みしめた後に自ら強請るように腰を少し動かしてきた。
「い、やじゃねえ……っ」
「そうか。これ、好き?」
少し微笑みながらまた腰を動かし、擦りつけるようにして突き上げると総司は大きく体を震わせる。
「ああっ、あ、ひ……っ、す、すき……っ、き、もち、い、い……っぁ、あ」
……ほんと色々心配だけど、今この状態だと堪らないな。
「ん、んんっ、あ、あっ、ああっ」
「お前、俺のこと好き?」
「っぁ、あっ、あっ、す、すき……っ、すき、ぃ」
「これじゃなくて、俺のこと、だけど?」
ぐり、と中の襞をかきわけ押し付けるようにして突き上げながら再度聞く。総司は真っ赤な顔で涙目になりながらも、はっきりと「好き」と言ってきた。
「すき、俺、幾斗好き……っあ、あっ、す、き……っ、ああっ、あっ」
上の空なのだろうが名前すら呼ばれ、幾斗はついそのまま総司の中でコンドームに射精した。その際に思いきり擦りつけるようにしたようで、総司もひときわ喘ぎながら果てていた。
だが総司に腹を立てても仕方がないというか無駄だと幾斗は改めて思った。馬鹿なのは可愛いが、本当に馬鹿で困る。ただ今後は憤りを全て対象者に向けさせてもらおうとそっと思った。
総司に対しては色々教えたり操作させてはもらうが、怒りをぶつけても仕方ない。その分、根気よく自分のいいように扱う。
そして総司に対しては自分のやり方で間違ってはいないのだと思えた。思っていた以上に快楽に弱かったのは心配でありつつも嬉しい誤算だが、とりあえず総司も幾斗を意識するようになってきたのではないかと最近思っていたが、先程確信した。ただ、総司にとって「理無い仲」という言葉がわからないであろうのと同じく、どうやら自分の気持ちはわからないらしい。女に対してはむしろ気楽なくらい好きになって直ぐに告白するくせになと微妙に思う。
相手が双子で男だからだろうか。そんなこと、気にするようなタイプでもなさそうなのだがと少し思ったが、多分それが気になるというよりも、総司が意外にも妙なところで常識人だったのかもしれない。そんなことがあるはずないという考えのせいで、幾斗のことがそういう意味で好きなのだと気づけないのだろう。
だが構わない。これまでも根気よく色々本当の勉強を含め教えてきた。
理無い仲、わりないというのが理屈や分別を超えてとてつもなく親密な、性的な関係を含めたそういう関係なのだと噛んで含めるように総司がわかるまでゆっくりと教えていくだけだ。
「感じたことを全部口にしろ」
そう言って実際口にするまでお預けにしたら、総司は素直に口にしてきた。
「もっと欲しい……」
「……ここだけ?」
幾斗はあっという間に三本の指を飲み込んだ後ろをまた優しく揺するようにして聞いた。
「ぁ、ひ……っ、もっと。胸とかも……っ」
総司は目をトロンとさせながら必死に口にしてくる。実際痛々しいまでに勃っている総司の乳首を、言われた通り舌でつついた後に口に含んだ。
「んぁ、あっ」
こりこりとした感触を楽しみつつ舌と唇で甚振ると、総司がさらに体を震わせてきた。気持ちがいいからか、前が辛いからか体が少し横に向いて前かがみになっている。
「胸、好きだもんな?」
「ん、ん……っ、ここ、気持ち、いい……うん……っ、俺ここ、好き」
「胸だけ?」
「い、やだ……、ちんこ、も」
「ここな?」
幾斗は一旦は言われた通り、今にも射精しそうなほど怒張した総司のペニスを空いているほうの手ではじいた。
「っひ、ぁ」
「でも、お前ここ、何もしなくてもイけるだろ?」
そう聞くと少し黙ってきたのでまた動きを止めた。
「ぅ……。イけるけどちんこ気持ち……いいん、だから触って欲しい、に決まってんだろ……っ」
「こっちは気持ちよくないか?」
ムッとしたように目の下を赤くしながら総司が睨んできたが、構わず軽くキスをした後に聞きながら尻の穴に挿れている指を動かした。総司のいいと思う場所はもう覚えている。
「っぁひっ、ぁあ、んっ」
途端総司が体をびくびくとまた震えさせてきた。そのままその辺りを刺激させているとさらに震わせてくる。
「っぁ、あっやだ、それやだ……っ、ひっ、ぁあっ」
射精はしていないが激しく腰を震わせている総司に、幾斗はニッコリと微笑んだ。
「いや? 何度でもイけるから気持ちいいだろ?」
「ぁ……っ、ひ。でも、キツ……っ」
「出したい?」
「だ、したい」
「中はもういらないか?」
一旦指を抜いていくと、だが総司は物足りなさげな顔を幾斗に向けてきた。
「まだ欲しい?」
「……ほし、い」
「もっと満たしたくないか?」
「……? うん」
総司は息を乱しつつ、よくわからなさそうに頷いてきた。構わず幾斗はポケットに入れている小さなケースからコンドームを取りだした。それを見ていた総司が微妙な顔をしてくる。
「……おま、ゴム持ち歩いてんの……?」
「常識だろ。むしろなくていざって時どうすんだよ」
幾斗が言い返すと目を泳がせてきた。いざという時が今のところないからだと思われる。
……ていうか気になるのはそこなのか。
内心で思う。無防備すぎる、と。
相手が自分だからだと改めて思いたいが、この辺もしっかり教育していきたいと考えつつ、幾斗は自分のものを取り出しゴムの袋を口で破いた。そんな幾斗の行動を総司は少しぼんやりとした顔で見てくる。
「なんだ」
「……ゴム、慣れてんのな」
「普通」
先程まで淫靡な雰囲気すら流れていたというのに、何故いつもこう、普通の会話のようになるのか。
少し微妙に思いつつも、そこがまた総司らしいのだろうなと幾斗はそっと笑った。総司がそんな幾斗を見てムッとしたように唇を尖らせている。
「今度はなんだ」
「……なんでもねえ」
そう言いながら総司は顔を逸らしてきた。少し耳が赤い。
俺の兄はほんと馬鹿で可愛いな。
幾斗は横を向いた総司の唇にまたそっとキスをしたりしながらコンドームをつけた上からワセリンを塗った。ワセリンだとコンドームが溶けるからよくないと言われているが、長時間入れっぱなしにするわけでもないのにワセリンくらいで瞬時に溶けるはずもない。
保健室にそういう専用ローションがあるならもちろん喜んでそちらを使うが、などと思いつつ幾斗はまた総司の後ろを再度濡らすために指で弄った。
「っぁ、あ……っ」
「総司……」
名前を呟きながら、実は先ほどからかなり辛かった自分の硬く猛ったものをゆっくりと総司の中に挿れていく。
「っひ?」
じっくり弄ったし普段からゆっくり慣らしていたのもあるが、そこは想像してた以上にすんなりと幾斗のものを受け入れてきた。総司が変に力んでいるため、かえって穴の口が開きやすくなっているのかもしれない。
正常位の体位で挿入していったが、総司が体勢的に辛そうだったのでそのまま片足だけ上げ、幾斗は横から挿入する松葉反りの形をとった。足を絡めることで安定するし総司も先ほどよりは楽そうに見えた。おまけに更に深いところに挿る。総司の体がまたびくびくと震えた。
「っんぁ、あっ、あっ、ああっ」
喘ぎ声だけじゃなく、挿入で受ける圧迫により勝手に漏れる声をどうすることもできないまま、顔を赤くして逸らしている。
「ぁひっ、な、にこれ……今、これなに、して……っ」
「……セックス?」
「っんんあっ、ぃ、あっ」
突き上げる度に漏れる声に、幾斗もさすがに気持ちを抑えるのが難しくなる。
「痛く、ないか?」
「な、い……っけど、なん、で俺、お前と……っぁあっ、あっ」
「嫌か?」
「……っぅ、ぁっあ」
考えてたのか答えたくないのか返事がないので幾斗も動くのをやめる。そのままじっとしていたら総司がきゅっと唇を噛みしめた後に自ら強請るように腰を少し動かしてきた。
「い、やじゃねえ……っ」
「そうか。これ、好き?」
少し微笑みながらまた腰を動かし、擦りつけるようにして突き上げると総司は大きく体を震わせる。
「ああっ、あ、ひ……っ、す、すき……っ、き、もち、い、い……っぁ、あ」
……ほんと色々心配だけど、今この状態だと堪らないな。
「ん、んんっ、あ、あっ、ああっ」
「お前、俺のこと好き?」
「っぁ、あっ、あっ、す、すき……っ、すき、ぃ」
「これじゃなくて、俺のこと、だけど?」
ぐり、と中の襞をかきわけ押し付けるようにして突き上げながら再度聞く。総司は真っ赤な顔で涙目になりながらも、はっきりと「好き」と言ってきた。
「すき、俺、幾斗好き……っあ、あっ、す、き……っ、ああっ、あっ」
上の空なのだろうが名前すら呼ばれ、幾斗はついそのまま総司の中でコンドームに射精した。その際に思いきり擦りつけるようにしたようで、総司もひときわ喘ぎながら果てていた。
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