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17話 ※
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「俺がお前許さないからな。犯すぞ」
そう言った幾斗が総司の唇を貪りながら制服を乱してきた。
総司は事態がまず把握できていなかった。どういうことだと思いつつ、自分の頭が悪いのは重々承知している上に幾斗にキスをされてさらに脳が少しずつ働かなくなっているので、一つ一つ考えることにする。
まず一番はっきりしておきたいこと。幾斗はやはり梨華と付き合っていないのかということだ。
「……お前、双子のくせに、それも今まで俺の近くにいて、よくそんなつまらない噂信じられるな? 俺が誰に優しく接してきたと思ってんだ?」
幾斗が言ったこの言葉を思い返すとまた赤くなる。犯すなどと言って怒っているはずの今ですら、幾斗の唇も指もなにもかもが優しく総司に触れてくる。
彼女と付き合っていないどころかそれって……?
だが結局頭の悪い自分一人で考えたところではっきりするはずもない。
「な、なあ……! さっきの、どういう、意味……っ」
キスの間になんとか声にすると、まだ機嫌が悪いのか眼鏡をかけたままでもとてつもなく悪い目つきで幾斗はジロリと総司を見てきた。
「なにが」
「い、幾斗……その、お、俺に優しい、よ……な?」
バカバカ言うけれども。
わさびやら色々苦手なもの食べさせてきたりそっけなかったりするけれども。
それでもこんな自分に対しあんなに勉強を見てくれる人は他にいない。何があっても絶対隣にいると思わせてくれる人は他にいない。
「そう思うなら察しろよ」
「察せねえよ!」
ムッとしたように言い返すとため息をつかれた。そしてまた優しくキスをされる。
ああ、やっぱりどれほどキスをされようが、俺は気持ち悪いと思わない。
それに違和感を感じない。大事というなら後輩だって大事だと思っているし軽く触れてくるだけのキスだったが、違和感しかなかった。
総司はなんだか妙に怖くなってきた。情けないことに泣きそうですら、あった。
「……なあ……! 幾斗は俺の弟だろ? 俺とお前って双子だろ? なあ、双子だったり兄弟だったら優しいのって当たり前なのか? キスされても違和感なんてないものなのか? それともこんなの俺だけなのかよ?」
幾斗はじっと総司を見た後に、ボタンを外して露になった胸に顔を埋めてきた。
「答え、っぁ、あっ、答えろ、よ」
幾斗の舌が総司の乳首に押し付けられ撫で上げていく。唇が包み込んだかと思うと軽く吸われた。
「んぁ、ぁ……」
これだけでもう、条件反射のように総司のものが硬くなっていた。
「他なんて知るか。お前は、どう思うんだ? どう感じる……?」
一旦唇を離した幾斗が囁いてきた。
……俺? だって……俺、バカなのに。
「お前だって俺のことバカってゆーだろ! なのに俺がわかるわけな……っあ、あっ」
答えを待っていたわけではないのか、幾斗の手が前を開けた中に入り込み、総司の熱くなっているであろうぺニスに触れてきた。そして下を脱がせてくる。
抵抗なんて毛頭にもない総司はされるがままだった。むしろ先ほどまでの怖さや泣きそうな気持ちすらなくなっている。
「お前、俺だからこうなのか? それとも誰相手でもこんな風に流されんのか?」
流され?
「……俺は流されたことなんてねぇ……。だって幾斗が教えてくれてる、から……」
「俺が教えるっつったらお前、なんでもいいのか?」
総司は怪訝な顔をして幾斗を見た。
「さっきからなに言いてぇのかわかんねぇよ! お前が教えてくれてるからだろ。他のやつじゃなくてお前だからだろが。それになんでもいいんじゃなくてわからなかったらお前にも俺、ちゃんと聞いてんだろ……!」
何が言いたいのか本当にわからないせいでイライラと睨みつけると、幾斗が少しだけポカンと総司を見てきた。だがその後にため息をついてくる。総司は本当になにがどうだかわからなくなっていた。
自分にとってなにがわからなかったのか、幾斗が何故怒っているのか。
それは幾斗も同じみたいで、先ほどまでの怒りが伝わってこない。
「い、くと?」
「お前相手に本気で怒っても無駄なのを俺もわかっているべきだった」
「……どういう意味だよ……! そうだ。俺だいたいなんでお前に怒られなきゃなんだよ! 俺が怒るのはわかるだろ? だって俺が好き好きって言ってたリカちゃんと……」
今の幾斗の言葉でまた自分がなにをはっきりしたかったのかわかったつもりだったが、言いながら言葉はだんだん小さくなっていく。
俺、さっきからリカちゃんのこと、考えてた?
「総司。お前誰が好きだって?」
「……だから、リカちゃん……」
が、好き、な……はず。
考えていると幾斗が一旦総司から離れた。呆れたのだろうかと総司は体を起こす。自分の勃ちあがったままのものが切ない。
ただ、幾斗は今まで総司に呆れてもどうでもいいこと以外は投げ出してきたことはない。その点も頭の回転がよくない総司にとっては嬉しいところだった。
……いやでも今こそどうでもいい、と思われてたら……?
もしそうだとしたらと思うだけで総司はベッドにのめり込む勢いで落ち込みそうだった。大好きなチョコレートを食べられなくなるくらい、ショックだ。いや、それ以上かもしれない。
そんなことを思っていると幾斗が戻ってきた。手にタオルを持っているのが見える。
「なにしてたんだよ」
「これ、下に敷くからケツ浮かせろ」
「は? なんで」
「お前いつもどろどろになるだろ。ここ、保健室だからな。さすがにそのままは、な」
淡々と言ってくる幾斗の言葉を聞いて総司は赤くなった。
「って、それってここで今教えてくんの? でも昼休み終わ……」
「は。ふけようかとか言ってたやつが昼休み終わるの気にしてんのか?」
「ち、ちげぇよ! お前が」
「……はぁ。なんかお前相手だと話逸れてばかりだ。あれじゃないのか? お前考えまとまってないまま次から次に口にするから余計わからなくなるんじゃないのか」
「……ぅ。で、でも思いついたこと口にしねぇとそれこそなんもわからんくなるだろうが!」
「……。じゃあ今からむしろ感じたこと全部口にしろ」
「は?」
「いいな?」
「いいなって、ちょ」
なんだよと思っていたらタオルを敷いた幾斗がまた総司を押し倒してきた。手になにかを持っていたらしく、ごそごそとした後に総司の尻に指が触れてきた。
「な、なんかヌルって……!」
「あ? ああ、保健室だからな。ワセリンあった。それ塗ってんだよ」
わせりん……?
総司が怪訝に思っているとぬるりと幾斗の指が自分の穴のまわりに触れてくるのがわかった。入口あたりに何か塗り込むようにしてマッサージしてきたのだが、それにびくりと体を震わせていると今度はゆっくりと指が中に挿ってくる。
「っん、ぁ……」
触れられていない乳首がピンと張るのがわかった。体がさらにびくんと震える。
「感じたこと、言えっつってんだろ」
言えと言われても、勝手に出る変な声のせいでろくに喋られるかよ……!
ジロリと睨むとだが指の動きが止まった。そして総司をじっと見てくる。
あ、これ言わないとこのままなにもしてこないパターン?
「……わせりん、わからねえけどなんか、ぬるぬるっていつもよりして、気持ちいい……」
「指、もっと欲しいか?」
挿っている指が中で動き出す。
「っぁ。ん……、ほ、しい」
欲しいと言うとさらに指が挿ってきた。幾斗の指が中をどんどん満たしてくる。そして何かを塗ったためかいつも以上にぬるぬると動くせいで中も出口辺りも堪らなく気持ちよかった。
言えば、くれる。
「もっと、欲しい」
触れられていない乳首がじんじんする。総司の硬くそそり立つものもびくびくと震える。
とりあえず色々わからなくても今わかることだけはあった。
「もっと、いっぱい」
言えば……もっとくれる。
他の誰かに触れられるのが違和感しかなくても、幾斗が梨華と付き合っているという噂が立とうとも、ややこしいことはわからない。
とりあえず今こうして、向き合って触れてくる幾斗を求めてやまないことだけはわかった。
そう言った幾斗が総司の唇を貪りながら制服を乱してきた。
総司は事態がまず把握できていなかった。どういうことだと思いつつ、自分の頭が悪いのは重々承知している上に幾斗にキスをされてさらに脳が少しずつ働かなくなっているので、一つ一つ考えることにする。
まず一番はっきりしておきたいこと。幾斗はやはり梨華と付き合っていないのかということだ。
「……お前、双子のくせに、それも今まで俺の近くにいて、よくそんなつまらない噂信じられるな? 俺が誰に優しく接してきたと思ってんだ?」
幾斗が言ったこの言葉を思い返すとまた赤くなる。犯すなどと言って怒っているはずの今ですら、幾斗の唇も指もなにもかもが優しく総司に触れてくる。
彼女と付き合っていないどころかそれって……?
だが結局頭の悪い自分一人で考えたところではっきりするはずもない。
「な、なあ……! さっきの、どういう、意味……っ」
キスの間になんとか声にすると、まだ機嫌が悪いのか眼鏡をかけたままでもとてつもなく悪い目つきで幾斗はジロリと総司を見てきた。
「なにが」
「い、幾斗……その、お、俺に優しい、よ……な?」
バカバカ言うけれども。
わさびやら色々苦手なもの食べさせてきたりそっけなかったりするけれども。
それでもこんな自分に対しあんなに勉強を見てくれる人は他にいない。何があっても絶対隣にいると思わせてくれる人は他にいない。
「そう思うなら察しろよ」
「察せねえよ!」
ムッとしたように言い返すとため息をつかれた。そしてまた優しくキスをされる。
ああ、やっぱりどれほどキスをされようが、俺は気持ち悪いと思わない。
それに違和感を感じない。大事というなら後輩だって大事だと思っているし軽く触れてくるだけのキスだったが、違和感しかなかった。
総司はなんだか妙に怖くなってきた。情けないことに泣きそうですら、あった。
「……なあ……! 幾斗は俺の弟だろ? 俺とお前って双子だろ? なあ、双子だったり兄弟だったら優しいのって当たり前なのか? キスされても違和感なんてないものなのか? それともこんなの俺だけなのかよ?」
幾斗はじっと総司を見た後に、ボタンを外して露になった胸に顔を埋めてきた。
「答え、っぁ、あっ、答えろ、よ」
幾斗の舌が総司の乳首に押し付けられ撫で上げていく。唇が包み込んだかと思うと軽く吸われた。
「んぁ、ぁ……」
これだけでもう、条件反射のように総司のものが硬くなっていた。
「他なんて知るか。お前は、どう思うんだ? どう感じる……?」
一旦唇を離した幾斗が囁いてきた。
……俺? だって……俺、バカなのに。
「お前だって俺のことバカってゆーだろ! なのに俺がわかるわけな……っあ、あっ」
答えを待っていたわけではないのか、幾斗の手が前を開けた中に入り込み、総司の熱くなっているであろうぺニスに触れてきた。そして下を脱がせてくる。
抵抗なんて毛頭にもない総司はされるがままだった。むしろ先ほどまでの怖さや泣きそうな気持ちすらなくなっている。
「お前、俺だからこうなのか? それとも誰相手でもこんな風に流されんのか?」
流され?
「……俺は流されたことなんてねぇ……。だって幾斗が教えてくれてる、から……」
「俺が教えるっつったらお前、なんでもいいのか?」
総司は怪訝な顔をして幾斗を見た。
「さっきからなに言いてぇのかわかんねぇよ! お前が教えてくれてるからだろ。他のやつじゃなくてお前だからだろが。それになんでもいいんじゃなくてわからなかったらお前にも俺、ちゃんと聞いてんだろ……!」
何が言いたいのか本当にわからないせいでイライラと睨みつけると、幾斗が少しだけポカンと総司を見てきた。だがその後にため息をついてくる。総司は本当になにがどうだかわからなくなっていた。
自分にとってなにがわからなかったのか、幾斗が何故怒っているのか。
それは幾斗も同じみたいで、先ほどまでの怒りが伝わってこない。
「い、くと?」
「お前相手に本気で怒っても無駄なのを俺もわかっているべきだった」
「……どういう意味だよ……! そうだ。俺だいたいなんでお前に怒られなきゃなんだよ! 俺が怒るのはわかるだろ? だって俺が好き好きって言ってたリカちゃんと……」
今の幾斗の言葉でまた自分がなにをはっきりしたかったのかわかったつもりだったが、言いながら言葉はだんだん小さくなっていく。
俺、さっきからリカちゃんのこと、考えてた?
「総司。お前誰が好きだって?」
「……だから、リカちゃん……」
が、好き、な……はず。
考えていると幾斗が一旦総司から離れた。呆れたのだろうかと総司は体を起こす。自分の勃ちあがったままのものが切ない。
ただ、幾斗は今まで総司に呆れてもどうでもいいこと以外は投げ出してきたことはない。その点も頭の回転がよくない総司にとっては嬉しいところだった。
……いやでも今こそどうでもいい、と思われてたら……?
もしそうだとしたらと思うだけで総司はベッドにのめり込む勢いで落ち込みそうだった。大好きなチョコレートを食べられなくなるくらい、ショックだ。いや、それ以上かもしれない。
そんなことを思っていると幾斗が戻ってきた。手にタオルを持っているのが見える。
「なにしてたんだよ」
「これ、下に敷くからケツ浮かせろ」
「は? なんで」
「お前いつもどろどろになるだろ。ここ、保健室だからな。さすがにそのままは、な」
淡々と言ってくる幾斗の言葉を聞いて総司は赤くなった。
「って、それってここで今教えてくんの? でも昼休み終わ……」
「は。ふけようかとか言ってたやつが昼休み終わるの気にしてんのか?」
「ち、ちげぇよ! お前が」
「……はぁ。なんかお前相手だと話逸れてばかりだ。あれじゃないのか? お前考えまとまってないまま次から次に口にするから余計わからなくなるんじゃないのか」
「……ぅ。で、でも思いついたこと口にしねぇとそれこそなんもわからんくなるだろうが!」
「……。じゃあ今からむしろ感じたこと全部口にしろ」
「は?」
「いいな?」
「いいなって、ちょ」
なんだよと思っていたらタオルを敷いた幾斗がまた総司を押し倒してきた。手になにかを持っていたらしく、ごそごそとした後に総司の尻に指が触れてきた。
「な、なんかヌルって……!」
「あ? ああ、保健室だからな。ワセリンあった。それ塗ってんだよ」
わせりん……?
総司が怪訝に思っているとぬるりと幾斗の指が自分の穴のまわりに触れてくるのがわかった。入口あたりに何か塗り込むようにしてマッサージしてきたのだが、それにびくりと体を震わせていると今度はゆっくりと指が中に挿ってくる。
「っん、ぁ……」
触れられていない乳首がピンと張るのがわかった。体がさらにびくんと震える。
「感じたこと、言えっつってんだろ」
言えと言われても、勝手に出る変な声のせいでろくに喋られるかよ……!
ジロリと睨むとだが指の動きが止まった。そして総司をじっと見てくる。
あ、これ言わないとこのままなにもしてこないパターン?
「……わせりん、わからねえけどなんか、ぬるぬるっていつもよりして、気持ちいい……」
「指、もっと欲しいか?」
挿っている指が中で動き出す。
「っぁ。ん……、ほ、しい」
欲しいと言うとさらに指が挿ってきた。幾斗の指が中をどんどん満たしてくる。そして何かを塗ったためかいつも以上にぬるぬると動くせいで中も出口辺りも堪らなく気持ちよかった。
言えば、くれる。
「もっと、欲しい」
触れられていない乳首がじんじんする。総司の硬くそそり立つものもびくびくと震える。
とりあえず色々わからなくても今わかることだけはあった。
「もっと、いっぱい」
言えば……もっとくれる。
他の誰かに触れられるのが違和感しかなくても、幾斗が梨華と付き合っているという噂が立とうとも、ややこしいことはわからない。
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