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10話
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朝、総司は大抵ぎりぎりに登校してくる。席は今、廊下側の一番後ろにあるのでそのまますぐに座って居眠りを始めたりすることも少なくない。
今日もそんな感じで午前中のほとんどを寝て過ごしていた。授業中は一応起きていることも多いが、今日はどうやら完全に寝落ちていたようで目が覚めると昼だった。
たりっと垂れるよだれをぼんやりぬぐっていると鋭い視線を感じたので恐る恐るそちらを見る。すると案の定、幾斗がこれ以上ないといったふうに呆れたように見てきていたので慌てて仲間がいつも集まっている教室へ逃げるように避難した。その教室は自分の教室に近いからか、既に中にいるのはまだ夏夫と仁史だけだった。
「そーじ、お前ひたすら寝てなかったか?」
夏夫にまで呆れたように言われ「るせぇ、眠かったんだよ」と答えながら、避難してきたわりにちゃんと手にもってきたパンの袋の中身を出す。
なんで幾斗にあそこまで呆れられなきゃなんだよ。
ムッとしながら甘い菓子パンを齧る。そもそも眠かったのはまず、夜に自分の部屋でやり慣れないことをして寝るのが遅くなったからだ。幾斗に「男も胸は感じる」と言われたけれども、本当に本当か念のため自分の目でも確認してみたくなったのだ。
パソコンは普段ほぼ使わない。友人たちは「エロいのもわりと見られるぞ」などと言っているが、別にそういうものならDVDがあるからわざわざ検索しなくても普段はこと足りていた。それらも自分のなけなしの小遣いでは中々買えないのだが、父親が買ってくれたりする。ちなみに前にそれを夏夫たちに言うと生ぬるい顔をされた。
パソコンに慣れていない分検索の仕方も当然慣れていないせいで、どう調べたものかわからず手こずってしまった。あまりよくわかっていないながらも「彼女に舐められてヤバかった」といったことを書いているページを発見できたのでとりあえず安心した。
彼女に舐められようが弟に舐められようが、まあ舌は舌だもんな。
気づけば遅い時間になっていたのでパソコンの電源を落とすと速攻ベッドに横になったのだが「舌は舌」だと思ったところで幾斗にされたことを思い出してしまい、本体は寝ようとしていたのに自分の息子が起き出してしまった。
そういえば抜いてないままだ。
かといって抜くネタが思いつかない。さすがに幾斗に乳首を舐められたことをネタに抜くのは微妙過ぎると、DVDを漁る羽目になった。だが映像を見ていても女優の胸を見る度に自分がされていたことが頭を過る。結局最終的に何で抜いたのかよくわからないまま中途半端な気分で自分のものをすっきりさせていた。
そういう訳で色んなことが重なって寝るのが遅くなってしまった訳だが、総司としては幾斗のせいだとも思っている。だから眠かったのになんであんな顔されなきゃなんだ、と自分勝手なことだとわかりつつもムッとしていた。
「そーじ、ふくれるかパン食うかどっちかにしたら?」
仁史が笑いながら言ったあとに、総司を見て怪訝そうな顔をしてきた。
「どうしたんだよ仁史」
仁史の顔に気づいて夏夫が笑いながら総司を見た後に同じように怪訝な顔をしている。
「なんだ、お前ら? 豆が鉄砲食ったみてえになってんぞ」
「豆はそもそも何も食わねえからな! つか、そーじ、おま……そこ、どうしたんだ?」
仁史に指さされて総司は怪訝な顔をした。
「そんじゃあ、なんつーんだよ。なんか言っただろ、そんなの。あと、どうしたって、なにが」
「鳩が豆鉄砲食うんだよ。なにがっつーか、そこ、……あれか、虫にさされ、た?」
微妙な顔をした夏夫に言われ「豆鉄砲ってだいたいなんだよ」と言いながらも総司は二人が指してくるところを見おろそうとした。そしてさすがに見えないとはいえ思い出す。
「ああ、これな! なんか朝見たらあった。ぶつけたんかとか思ったけどわかんねえんだよな」
ようやく二人がなにを言っているのかわかって総司は笑いながらシャツの襟をさらに開けてその箇所辺りを指差した。
朝食を食べた後、制服に着替えて洗面所で髪を整えていた時に総司も気付いていた。鎖骨のそばにある、なにやら小さな痣のようなもの。
「そ、そうか。わからないのか。じゃあやっぱり気づかんうちになんかにぶつけた、んか」
「びっくりしたわ。まさかのキスマークかと思った」
夏夫が何故か少しホッとしたように言った後で仁史もホッとしたように笑う。
「あ? キスマークって口紅の跡だろ?」
「いや、そっちじゃなくて吸ってできるやつな」
吸って?
へえ、と思った後で総司は思い出した。
「お前がシャツのボタンを締めたくなるようにな」
そんなことを言って総司のこの辺りを吸ってきた幾斗のことを。
「ぁああああっ」
「なっ、なんだよっ?」
「どうかしたんかっ?」
「な、なんでもねえよっ。別に吸われたんじゃねえ」
「吸われたのか……!」
「なんでバレんだよ……っ」
唖然としたように二人が呟くと返ってきた言葉に、二人はさらに唖然とする。バカは可愛いこともあるが本当にバカだなとそして内心しみじみ思う。
しみじみした後で夏夫と仁史は幾斗の虫けらを見るような目つきを思い出して顔がひきつった。
「おま……その、あれだ。誰が相手か知らんが幾斗は知ってんのか?」
「あ? 知ってるもなにもこれつけたのアイツ……、あ」
別に隠さなくてはいけない訳でもないのかも知らないが、総司としては練習する相手が双子の弟しかいないとバレるのが情けないため「しまった」といった罰の悪い表情で横を向いた。思わず顔が熱くなる。夏夫たちは夏夫たちで青くなった。
え?
なに?
どういうこと?
微妙な笑顔で固まったまま思う。
総司はよくあの幾斗から無事でいられているなと思っていたが、結局違う意味で無事でいられていないってことなのか?
幾斗が実はブラザーコンプレックスが半端ないとは嫌というほど気づいてはいたが、まさかここまで半端なかったのか?
どういう反応をすればいいかもわからなかったが、総司を見ると赤くなってそっぽを向いている。
総司自身は教えてもらっていることが恥ずかしいと思っている、などまさか知るよしもない。というかそこまで総司が双子の弟に対して騙されやすいと思いもよらず、二人はつい勘違いした。
まあ、総司が嫌がってないのなら、もはや何も言うまい、と。
「あ、あれだ。とりあえずシャツのボタンは留めておけ」
「そ、そうだな。こういうものは人に見せるもんじゃねえしな」
「ぅん、わかった」
うるさいと反抗してくるかと二人は思ったが、総司は素直にボタンを留めている。それでも一番上までは留めていないが鎖骨は隠れた。
……バカ可愛い。
もちろん幾斗のような気持ちは二人にはないが、たまに見せてくる総司の素直なところはでかい男のくせに可愛らしいとは思っていた。
「ちぃす」
丁度総司がシャツのボタンを留め終えているところに乾ともう一人金山という名前の後輩たちが入ってきた。
「ってそーじ先輩何ボタン留め……っ? も、もしかして如月先輩たちになんかされてたんっすかぁっ」
そして目ざとくそれを見つけた乾が飛びついてくるかのようなスピードで総司たちに泣きつくように近づいてきた。
「ざけんな、俺をなんだと思ってやがる」
夏夫が顔をひきつらせながらそんな乾の胸倉をつかんでいる。
「イヌが言うのもでもわからないでもないっすよ。だってそーじ先輩がんなことしてるとか。それにそんな上まで留めちゃ目の保養が」
「カネ、てめえもしょうもねえこと言ってんじゃねえよ」
仁史がジロリと金山を睨む。
「えー、だって。そーじ先輩とここにはあんま来ねぇっすけど大地先輩は俺らのアイドルですしね」
ボタンを留め終えて怪訝そうに一年を見ていた総司がムッとして立ちあがった。
「ぁあ? てめぇ、アイドルってなんだよっ。俺は総番長だっつってんだろ。そもそも目のほよーってなんだよ。ほよーってのはな、女子の胸元とか足のことを言うんだろがボケェ」
舐めてんじゃねえ、と睨みつけた後にまた不意に幾斗から唇や首筋、胸などを舐められたことを思い出してしまって総司は顔を赤らめてそっぽを向いた。
そしてそんな総司を特に乾はニヘラと崩れたような笑みで眺めており、気づいた夏夫によってさらに胸倉をきつく締めあげられていた。
今日もそんな感じで午前中のほとんどを寝て過ごしていた。授業中は一応起きていることも多いが、今日はどうやら完全に寝落ちていたようで目が覚めると昼だった。
たりっと垂れるよだれをぼんやりぬぐっていると鋭い視線を感じたので恐る恐るそちらを見る。すると案の定、幾斗がこれ以上ないといったふうに呆れたように見てきていたので慌てて仲間がいつも集まっている教室へ逃げるように避難した。その教室は自分の教室に近いからか、既に中にいるのはまだ夏夫と仁史だけだった。
「そーじ、お前ひたすら寝てなかったか?」
夏夫にまで呆れたように言われ「るせぇ、眠かったんだよ」と答えながら、避難してきたわりにちゃんと手にもってきたパンの袋の中身を出す。
なんで幾斗にあそこまで呆れられなきゃなんだよ。
ムッとしながら甘い菓子パンを齧る。そもそも眠かったのはまず、夜に自分の部屋でやり慣れないことをして寝るのが遅くなったからだ。幾斗に「男も胸は感じる」と言われたけれども、本当に本当か念のため自分の目でも確認してみたくなったのだ。
パソコンは普段ほぼ使わない。友人たちは「エロいのもわりと見られるぞ」などと言っているが、別にそういうものならDVDがあるからわざわざ検索しなくても普段はこと足りていた。それらも自分のなけなしの小遣いでは中々買えないのだが、父親が買ってくれたりする。ちなみに前にそれを夏夫たちに言うと生ぬるい顔をされた。
パソコンに慣れていない分検索の仕方も当然慣れていないせいで、どう調べたものかわからず手こずってしまった。あまりよくわかっていないながらも「彼女に舐められてヤバかった」といったことを書いているページを発見できたのでとりあえず安心した。
彼女に舐められようが弟に舐められようが、まあ舌は舌だもんな。
気づけば遅い時間になっていたのでパソコンの電源を落とすと速攻ベッドに横になったのだが「舌は舌」だと思ったところで幾斗にされたことを思い出してしまい、本体は寝ようとしていたのに自分の息子が起き出してしまった。
そういえば抜いてないままだ。
かといって抜くネタが思いつかない。さすがに幾斗に乳首を舐められたことをネタに抜くのは微妙過ぎると、DVDを漁る羽目になった。だが映像を見ていても女優の胸を見る度に自分がされていたことが頭を過る。結局最終的に何で抜いたのかよくわからないまま中途半端な気分で自分のものをすっきりさせていた。
そういう訳で色んなことが重なって寝るのが遅くなってしまった訳だが、総司としては幾斗のせいだとも思っている。だから眠かったのになんであんな顔されなきゃなんだ、と自分勝手なことだとわかりつつもムッとしていた。
「そーじ、ふくれるかパン食うかどっちかにしたら?」
仁史が笑いながら言ったあとに、総司を見て怪訝そうな顔をしてきた。
「どうしたんだよ仁史」
仁史の顔に気づいて夏夫が笑いながら総司を見た後に同じように怪訝な顔をしている。
「なんだ、お前ら? 豆が鉄砲食ったみてえになってんぞ」
「豆はそもそも何も食わねえからな! つか、そーじ、おま……そこ、どうしたんだ?」
仁史に指さされて総司は怪訝な顔をした。
「そんじゃあ、なんつーんだよ。なんか言っただろ、そんなの。あと、どうしたって、なにが」
「鳩が豆鉄砲食うんだよ。なにがっつーか、そこ、……あれか、虫にさされ、た?」
微妙な顔をした夏夫に言われ「豆鉄砲ってだいたいなんだよ」と言いながらも総司は二人が指してくるところを見おろそうとした。そしてさすがに見えないとはいえ思い出す。
「ああ、これな! なんか朝見たらあった。ぶつけたんかとか思ったけどわかんねえんだよな」
ようやく二人がなにを言っているのかわかって総司は笑いながらシャツの襟をさらに開けてその箇所辺りを指差した。
朝食を食べた後、制服に着替えて洗面所で髪を整えていた時に総司も気付いていた。鎖骨のそばにある、なにやら小さな痣のようなもの。
「そ、そうか。わからないのか。じゃあやっぱり気づかんうちになんかにぶつけた、んか」
「びっくりしたわ。まさかのキスマークかと思った」
夏夫が何故か少しホッとしたように言った後で仁史もホッとしたように笑う。
「あ? キスマークって口紅の跡だろ?」
「いや、そっちじゃなくて吸ってできるやつな」
吸って?
へえ、と思った後で総司は思い出した。
「お前がシャツのボタンを締めたくなるようにな」
そんなことを言って総司のこの辺りを吸ってきた幾斗のことを。
「ぁああああっ」
「なっ、なんだよっ?」
「どうかしたんかっ?」
「な、なんでもねえよっ。別に吸われたんじゃねえ」
「吸われたのか……!」
「なんでバレんだよ……っ」
唖然としたように二人が呟くと返ってきた言葉に、二人はさらに唖然とする。バカは可愛いこともあるが本当にバカだなとそして内心しみじみ思う。
しみじみした後で夏夫と仁史は幾斗の虫けらを見るような目つきを思い出して顔がひきつった。
「おま……その、あれだ。誰が相手か知らんが幾斗は知ってんのか?」
「あ? 知ってるもなにもこれつけたのアイツ……、あ」
別に隠さなくてはいけない訳でもないのかも知らないが、総司としては練習する相手が双子の弟しかいないとバレるのが情けないため「しまった」といった罰の悪い表情で横を向いた。思わず顔が熱くなる。夏夫たちは夏夫たちで青くなった。
え?
なに?
どういうこと?
微妙な笑顔で固まったまま思う。
総司はよくあの幾斗から無事でいられているなと思っていたが、結局違う意味で無事でいられていないってことなのか?
幾斗が実はブラザーコンプレックスが半端ないとは嫌というほど気づいてはいたが、まさかここまで半端なかったのか?
どういう反応をすればいいかもわからなかったが、総司を見ると赤くなってそっぽを向いている。
総司自身は教えてもらっていることが恥ずかしいと思っている、などまさか知るよしもない。というかそこまで総司が双子の弟に対して騙されやすいと思いもよらず、二人はつい勘違いした。
まあ、総司が嫌がってないのなら、もはや何も言うまい、と。
「あ、あれだ。とりあえずシャツのボタンは留めておけ」
「そ、そうだな。こういうものは人に見せるもんじゃねえしな」
「ぅん、わかった」
うるさいと反抗してくるかと二人は思ったが、総司は素直にボタンを留めている。それでも一番上までは留めていないが鎖骨は隠れた。
……バカ可愛い。
もちろん幾斗のような気持ちは二人にはないが、たまに見せてくる総司の素直なところはでかい男のくせに可愛らしいとは思っていた。
「ちぃす」
丁度総司がシャツのボタンを留め終えているところに乾ともう一人金山という名前の後輩たちが入ってきた。
「ってそーじ先輩何ボタン留め……っ? も、もしかして如月先輩たちになんかされてたんっすかぁっ」
そして目ざとくそれを見つけた乾が飛びついてくるかのようなスピードで総司たちに泣きつくように近づいてきた。
「ざけんな、俺をなんだと思ってやがる」
夏夫が顔をひきつらせながらそんな乾の胸倉をつかんでいる。
「イヌが言うのもでもわからないでもないっすよ。だってそーじ先輩がんなことしてるとか。それにそんな上まで留めちゃ目の保養が」
「カネ、てめえもしょうもねえこと言ってんじゃねえよ」
仁史がジロリと金山を睨む。
「えー、だって。そーじ先輩とここにはあんま来ねぇっすけど大地先輩は俺らのアイドルですしね」
ボタンを留め終えて怪訝そうに一年を見ていた総司がムッとして立ちあがった。
「ぁあ? てめぇ、アイドルってなんだよっ。俺は総番長だっつってんだろ。そもそも目のほよーってなんだよ。ほよーってのはな、女子の胸元とか足のことを言うんだろがボケェ」
舐めてんじゃねえ、と睨みつけた後にまた不意に幾斗から唇や首筋、胸などを舐められたことを思い出してしまって総司は顔を赤らめてそっぽを向いた。
そしてそんな総司を特に乾はニヘラと崩れたような笑みで眺めており、気づいた夏夫によってさらに胸倉をきつく締めあげられていた。
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