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20話(終)
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休み明け少しすると試験が始まった。新二の病気のことがあって少々授業をサボったりしていたこともあり多少の心配はあったが、結局は顕太も何とかいい成績を残すことができた。サボった分、顕太なりに頑張って取り返したつもりではあったが、ちゃんと功を奏したようだ。
ホッとした顕太は同じ学部の友だちと打ち上げと称して思い切り飲みとカラオケで弾け倒した。理系の友だちは酔うとやたら数式を言い出したりすることはあっても、悪ノリで男同士キスをするような流れなど皆無だ。以前新二が須之原にキスをされた流れを思い出し、改めて「スノーマン殺す」と苛つきがぶり返した。
散々遊んで夜中に帰ると、新二はぐっすりと眠っている様子だった。以前なら顕太がたまに夜中に帰ると目を覚ましていた。その時は特に違和感など覚えなかったが、今思えばナルコレプシーのため、むしろ眠りが浅かったのかもしれない。もちろん治療を始めて間もないし、進展がある訳ではないのだが、飲んでいる薬が効いているんだなと思うだけでも何となく安心出来た。
……そういえば寝ているところを以前襲った時もすぐに目を覚まされたけど、この間した時は中々気づかなかったよなあ。
それを思い出すだけで体がムズムズとしてくる。とはいえ、二度としないと約束をしたので顕太は部屋の電気を少しだけ灯したまま渋々顔を覗き込むだけにしておいた。
いや、それは正確ではない。顔を覗き込んでフラッシュを使わずに画像を撮るだけにしておいた、が正解だ。
とりあえずシャワーを浴びてから、今のデータも一応パソコンへ移しておく。普段なら新二が眠っている画像をバンバンSNSに上げるが、先ほど撮ったものは薄暗い中のせいか、何もしていないが割と性的に見える。そういった新二は顕太だけのものだ。もちろん相変わらず普段は新二の寝顔や可愛い様子を投稿している。
これに関して顕太としては一度も「二度としない」と約束したことはない。「ごめんね」と謝ることはあっても、約束はしていない。もちろんわかってしていない。
そして相変わらず、新二からは本当にいつか穴が開くかもしれないようなデコピンを食らっている。
「まあ、パソコンの画像さえバレなきゃヨユー」
そっと呟くと、暫くそのフォルダを堪能してから顕太も眠りについた。
そしてそれはフラグだったようだ。絶対に新二はパソコンを使うことなどなかったはずだった。それで安心しきっていた顕太はフォルダを隠そうともしていなかった。
「……顕太……これ、なに……」
なので妙にテンションが低いというか、不穏な空気をまとった新二に呼ばれてついていった顕太は思い切りその場で固まった。
「な、何で新二、パソコンなんて弄ってんの? 全然使わなかったのに……!」
「今そんなこと言ってねーし、俺が使わないからこういう画像堂々と保存してたって性根、気にくわねーな?」
「あ、あの……」
「そもそも、こんなのいつ撮ってやがった……? しかもフォルダ、一つじゃねーとか……!」
画像は消されそうになったが、何とか頼み込んでそのままにして貰った。その代わり一週間家事全部をするという罰ゲームと共に、新二が須之原を筆頭に友だちと遊びに出かけても「ついて来ない」「文句を言わない」という約束をさせられた。家事は平気だがこれは顕太にとっては大きな痛手だった。
SNSに投稿している時のように約束を誤魔化そうとしたが、全く誤魔化されてくれなかった。
……クソ、やっぱりスノーマン、殺す……!
とりあえず内心で須之原に八つ当たりをした上で、約束を守りつつも改めて新二の周りに対して警戒を深めることを心に誓った。
ただ、てっきりSNSに上げる画像を載せるのをやめろと言われると思ったのだがと顕太は少々意外だった。
ところで新二も試験はそこそこだったようで余裕が出来たのか、今行っているアルバイトの回数を少し増やしたようだ。
「あそこってそんなに人員いるっけ」
アルバイトが増えるとその分一緒にいられる時間が減る。顕太が少々不満げに言えば「オーナーの相手みたいなもんだな」と返ってくる。
「はっ? 相手って何のっ?」
「話し相手だ……他に何があるってんだよ、相手はおじいさんだぞ」
そしてとてつもなく微妙な顔をされた。
新二曰く、入院費がかかっただけでなく今後も通院費や薬代もかかるのでアルバイトは元々増やそうと思っていたらしい。
「それに……やっぱ本っていいよなって思って」
「そういえば新二、高校までは小説どころか漫画すら読まなかったよな。走ってばかりってのもあったけど。なのに大学は文系だしどうしたんだろって思ってたわ」
「……文系なのは頭のレベルの問題だから流しとけ……。あそこでバイトするよーになって本のよさに気づいた。最初は今までの生活と全然違うのが新鮮なだけだったけど」
少し恥じらいのあるような顔をした後で、新二は静かに笑ってきた。
「それに俺、バイト先でも寝たりしてるしな……あのオーナーだから許してくれてるけど、一般の会社勤めとか、ヤバそう」
「そ、れはでも治療してるし……」
「まあ、できんことはねーだろけど。ただ、教授とかオーナーの影響もあるけど、俺、執筆の仕事、してみたいって思ってんだ」
「新二が、執筆……?」
「珍しく微妙な顔すんのやめろ」
ため息を吐きながら、新二は照れたように顔を逸らす。
「もちろんそれだけで食っていけるとは思ってねーよ。だから今のバイト、じわじわ本腰入れてやるし。話し相手っつったけど、最近は本の管理とか仕入れ、保存の仕方とかも教えてもらってる」
滅多に一般の客は来ないが、実際は固定客との取引が結構あるのだという。
「なんかピンとこないけど……」
「るせーな」
「っていうか、もしかして新二がパソコン弄るようになったのってそういった絡み……?」
「まーな」
これで顕太の安息の地が一つ無くなった訳だが、それでも気持ちは穏やかというか嬉しくなった。
「そうなんだな。うん、凄いと思うよ新二。俺なんてむしろ就職のことまだちゃんと考えてないもん」
思わずギュッと抱きしめると、珍しく新二がそっと抱き返してくれた。
「……それに……俺の生活が中々安定しなくても、お前がずっとそばにいてくれんだろ?」
静かに言ってくる言葉に、顕太は胸が一杯になる。
「っうん……、もちろん……! 新二が嫌だっつっても俺、ずっとそばにいるよ……」
「うん……」
「新二は優良物件捕まえてんだからな? 俺、間違いなくエリートリーマンになるから」
「はは……そりゃ頼もしいな」
本気にしていないような、それでも安心しきったような口調で新二は笑ってきた。
薬が切れていたのか、その後久しぶりに新二は気付けば顕太に抱擁されたまま眠りこけてしまった。顕太はとても愛しくなり、さらに包み込むように抱きしめる。
「……大好きだよ……俺の眠り姫」
そう囁くと、顕太もそっと瞳を閉じた。
ホッとした顕太は同じ学部の友だちと打ち上げと称して思い切り飲みとカラオケで弾け倒した。理系の友だちは酔うとやたら数式を言い出したりすることはあっても、悪ノリで男同士キスをするような流れなど皆無だ。以前新二が須之原にキスをされた流れを思い出し、改めて「スノーマン殺す」と苛つきがぶり返した。
散々遊んで夜中に帰ると、新二はぐっすりと眠っている様子だった。以前なら顕太がたまに夜中に帰ると目を覚ましていた。その時は特に違和感など覚えなかったが、今思えばナルコレプシーのため、むしろ眠りが浅かったのかもしれない。もちろん治療を始めて間もないし、進展がある訳ではないのだが、飲んでいる薬が効いているんだなと思うだけでも何となく安心出来た。
……そういえば寝ているところを以前襲った時もすぐに目を覚まされたけど、この間した時は中々気づかなかったよなあ。
それを思い出すだけで体がムズムズとしてくる。とはいえ、二度としないと約束をしたので顕太は部屋の電気を少しだけ灯したまま渋々顔を覗き込むだけにしておいた。
いや、それは正確ではない。顔を覗き込んでフラッシュを使わずに画像を撮るだけにしておいた、が正解だ。
とりあえずシャワーを浴びてから、今のデータも一応パソコンへ移しておく。普段なら新二が眠っている画像をバンバンSNSに上げるが、先ほど撮ったものは薄暗い中のせいか、何もしていないが割と性的に見える。そういった新二は顕太だけのものだ。もちろん相変わらず普段は新二の寝顔や可愛い様子を投稿している。
これに関して顕太としては一度も「二度としない」と約束したことはない。「ごめんね」と謝ることはあっても、約束はしていない。もちろんわかってしていない。
そして相変わらず、新二からは本当にいつか穴が開くかもしれないようなデコピンを食らっている。
「まあ、パソコンの画像さえバレなきゃヨユー」
そっと呟くと、暫くそのフォルダを堪能してから顕太も眠りについた。
そしてそれはフラグだったようだ。絶対に新二はパソコンを使うことなどなかったはずだった。それで安心しきっていた顕太はフォルダを隠そうともしていなかった。
「……顕太……これ、なに……」
なので妙にテンションが低いというか、不穏な空気をまとった新二に呼ばれてついていった顕太は思い切りその場で固まった。
「な、何で新二、パソコンなんて弄ってんの? 全然使わなかったのに……!」
「今そんなこと言ってねーし、俺が使わないからこういう画像堂々と保存してたって性根、気にくわねーな?」
「あ、あの……」
「そもそも、こんなのいつ撮ってやがった……? しかもフォルダ、一つじゃねーとか……!」
画像は消されそうになったが、何とか頼み込んでそのままにして貰った。その代わり一週間家事全部をするという罰ゲームと共に、新二が須之原を筆頭に友だちと遊びに出かけても「ついて来ない」「文句を言わない」という約束をさせられた。家事は平気だがこれは顕太にとっては大きな痛手だった。
SNSに投稿している時のように約束を誤魔化そうとしたが、全く誤魔化されてくれなかった。
……クソ、やっぱりスノーマン、殺す……!
とりあえず内心で須之原に八つ当たりをした上で、約束を守りつつも改めて新二の周りに対して警戒を深めることを心に誓った。
ただ、てっきりSNSに上げる画像を載せるのをやめろと言われると思ったのだがと顕太は少々意外だった。
ところで新二も試験はそこそこだったようで余裕が出来たのか、今行っているアルバイトの回数を少し増やしたようだ。
「あそこってそんなに人員いるっけ」
アルバイトが増えるとその分一緒にいられる時間が減る。顕太が少々不満げに言えば「オーナーの相手みたいなもんだな」と返ってくる。
「はっ? 相手って何のっ?」
「話し相手だ……他に何があるってんだよ、相手はおじいさんだぞ」
そしてとてつもなく微妙な顔をされた。
新二曰く、入院費がかかっただけでなく今後も通院費や薬代もかかるのでアルバイトは元々増やそうと思っていたらしい。
「それに……やっぱ本っていいよなって思って」
「そういえば新二、高校までは小説どころか漫画すら読まなかったよな。走ってばかりってのもあったけど。なのに大学は文系だしどうしたんだろって思ってたわ」
「……文系なのは頭のレベルの問題だから流しとけ……。あそこでバイトするよーになって本のよさに気づいた。最初は今までの生活と全然違うのが新鮮なだけだったけど」
少し恥じらいのあるような顔をした後で、新二は静かに笑ってきた。
「それに俺、バイト先でも寝たりしてるしな……あのオーナーだから許してくれてるけど、一般の会社勤めとか、ヤバそう」
「そ、れはでも治療してるし……」
「まあ、できんことはねーだろけど。ただ、教授とかオーナーの影響もあるけど、俺、執筆の仕事、してみたいって思ってんだ」
「新二が、執筆……?」
「珍しく微妙な顔すんのやめろ」
ため息を吐きながら、新二は照れたように顔を逸らす。
「もちろんそれだけで食っていけるとは思ってねーよ。だから今のバイト、じわじわ本腰入れてやるし。話し相手っつったけど、最近は本の管理とか仕入れ、保存の仕方とかも教えてもらってる」
滅多に一般の客は来ないが、実際は固定客との取引が結構あるのだという。
「なんかピンとこないけど……」
「るせーな」
「っていうか、もしかして新二がパソコン弄るようになったのってそういった絡み……?」
「まーな」
これで顕太の安息の地が一つ無くなった訳だが、それでも気持ちは穏やかというか嬉しくなった。
「そうなんだな。うん、凄いと思うよ新二。俺なんてむしろ就職のことまだちゃんと考えてないもん」
思わずギュッと抱きしめると、珍しく新二がそっと抱き返してくれた。
「……それに……俺の生活が中々安定しなくても、お前がずっとそばにいてくれんだろ?」
静かに言ってくる言葉に、顕太は胸が一杯になる。
「っうん……、もちろん……! 新二が嫌だっつっても俺、ずっとそばにいるよ……」
「うん……」
「新二は優良物件捕まえてんだからな? 俺、間違いなくエリートリーマンになるから」
「はは……そりゃ頼もしいな」
本気にしていないような、それでも安心しきったような口調で新二は笑ってきた。
薬が切れていたのか、その後久しぶりに新二は気付けば顕太に抱擁されたまま眠りこけてしまった。顕太はとても愛しくなり、さらに包み込むように抱きしめる。
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sakuraさん、感想ありがとうございます!