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33.教え込む猫 ※
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あの管理人。
俺は苛立つ気持ちを何とか抑えようとしつつも、容赦なく内藤先生にシャワーの湯をぶっかけていた。俺の服が濡れるのは構わない。とりあえずそのままにしておけなかった。
元貴は食えない性格をしているが、さすがにこちらに来る様子はない。内藤先生の状況は知らないにしても、察しはいいだろうからな。
「ど、の中……」
目や口に湯が入らないよう俯きつつも、少しだけ口に入る湯のせいで喋りにくそうにしながら内藤先生が何か言っている。
何か……全く、ほんと何言ってるんだ。
いちいち反応が不思議だと思う。色々知ってはいるようなのだが、ところどころで驚くレベルでわかっていない。
「どの、ね? いいですよ教えてあげます」
内藤先生を連れてくるようになってからバスルームにもそれ専用のジェルを置いてある。
とはいえ必要ないかもな。
俺はまた忌々しげに思いながらも一応指にそれをつけ、内藤先生の背後から指を中へ入れた。
「っぃ、ぁ……っ?」
途端内藤先生の体がビクリと震えた。
「ここ。この中に、あの管理人のモノが入るのを許したんですよね?」
「は……っひ」
許したという言い方をなぜされるのかわからないのか、壁に手をつけて自身を支えながらもなんとか俯けていた顔を俺の方へ向けようとしてくる。
赤くそして涙と湯で濡れた顔。その無防備な表情に俺は欲情するとともに苛立たしく思い、舌打ちしそうになるのを堪えた。
多分そんな表情をあの管理人にも見せたのだろう。
「それだけじゃなく、この中で射精、されただろう?」
俺がそう続けると、少しの間ぼんやりと考えていたようだが、思い当たったような表情を見せてきた。
「……合っているようだな。あの管理人め……」
俺ですら生でしたことないというのに何してくれているのか。とはいえ、だからと言ってやり返す気はない。さすがに俺を含め何度かされたここに時間をさほど開けずに入れられるほど、内藤先生の体力も腰も、そしてアナルも強くないだろう。
だが。
「っや、な……、何する、んです……っ?」
内藤先生が怯えたように言ってきた。
「綺麗にするだけですよ。さっき、出ただろう? まだ残っているかもしれんしな」
俺はそう言うと、指をぐっと押しこんで少し広げた穴に、シャワーフックから取り出したシャワーヘッドを湯が出たまま向けた。あの管理人の跡など、微塵たりとも残す気はない。
「……ぁ、や……、待っ、何か、入っ……」
「内藤先生のここ、まだ広がったままじゃないですか。何てやらしい人でしょうね?」
「違……、っぁ、ん」
「違う? へぇ? 俺に突っ込まれた後で、別の相手のを咥えこむ穴だというのに?」
わざとそう言うと、内藤先生はどうしていいのかわからなさそうにまた俯いた。
本当によく今まで無事生きてこられたな、この人。
別に今さら処女がいい的なこと言うつもりはないが、何となくこの人に限っては、俺が初めてでよかったという気分になってしまう。
「ほんとあなたには調子を狂わされるな」
俺がそう言うと、なぜという顔をしてきた。だが俺がさらに指を動かし、そしてシャワーをもう少しだけ強めにしたせいで何も言えずにただ小さく喘ぎ、背中をそらせている。
だがシャワーはこれ以上強めにしない方がいいな。
相変わらず腹立たしいし、おまけに相変わらず俺にまるでいたぶってくれと言わんばかりの内藤先生の反応が堪らないが、中を傷つけるつもりはない。とりあえず自分の手が汚れようが構わない勢いで中を洗浄すると、俺はようやくシャワーを出したまま、またフックに戻した。
「中、へ……ん、で……。お湯、とめ、てくださ……苦、し……」
熱気と自分に降り注ぐ湯に、実際苦しそうに内藤先生が何とか言ってくる。
「息苦しい? それとも自分の体に当たるシャワーにすら欲情してるんですか? 本当にあなたは。これじゃあお仕置きを兼ねている意味がないじゃないですか? あなたのせいで俺までずぶ濡れだ」
俺はそう言いながらも指を中で蠢かすのをやめない。そしてシャワーをフックに戻したおかげで空いたもう片方の手を、そのまま背後から内藤先生の胸へやった。既にちぎれそうなほどに尖っていた乳首を転がすように刺激させるとますます苦しげに体を震わせた。内藤先生から、堪え切れず漏れる小さな喘ぎ声が聞こえてくる。
「……っぁ、ぁは……、は、ぁ、やめ……おねが……ゃっ、ぁ」
ペニスは小さいながらもそり返っている。だが俺はそれにはあえて触れない。内藤先生は普段も俺が「自分で触って」と言わない限りどれだけ辛くても手をそこへ持って行こうとすらしない。俺が言わない限り、そこへは手をやらないものと無意識に覚え込んでいる内藤先生は本当に優秀な生徒だと思う。
「他の方に入れられたんですから、ちゃんと綺麗にしないと」
辛そうにしている内藤先生を堪能しつつも、俺は言い聞かせるよう後ろから囁く。決して怒るように言わないし、するな、とも言わない。ただ、ひたすら暗に示す。
普段は必要以上に俺に怯える様子が楽しいからこちらもわざとそれを煽るように甚振るが、こういう場合はあえて優しく囁く。
「他の……」
「ええ、他の」
そして暫くひたすら焦らし続けた。
だがあまりシャワーの下にいさせるのも、な。
俺は後ろから優しく耳元へキスした後で、今まで掌を上にしてただ蠢かすだけだった指をゆっくりと回転させ、前へ向けて探りながら押し込んでいた。
「っあ、っあ……っ」
ひたすら直腸壁から前立腺とカウパー腺辺りを刺激させる。
ペニスは腹の立つことにもう既に散々出したろうしな。今回は後ろをもっと覚えようか、先生……?
今までに慣らした前立腺の感覚を、役立ててもらおう。
「っは、は……ぁっ、あ」
「……呼吸が浅くなってますね。先生。ゆっくり、深呼吸して。大丈夫だから、ゆっくりと、吸いこんで……そう、そしてゆっくり、吐いて……」
囁くと、内藤先生は俺の言う通りにしてきた。本当にいい子だ。
深呼吸することで、次第に腰部全体に快感が強まったようで、腰から太ももにかけて少し痙攣しだしたのがわかった。
「いいですね……そのまま続けて……」
片方の手で乳首を刺激したまま、俺は前立腺への刺激を続ける。すると次第に内藤先生の両足に力が入るのがわかった。そして硬直したようになる。
「っあっあああ、ぃや……っ、あ、ひっ」
大きく震え、喘ぎ声も少し強くなった。硬直したような体をガタガタ震わせる内藤先生に、俺はニッコリ笑ってさらに囁く。
「絶頂に達したみたいですね?」
「っひ、ぁっ、ん……っだ、だって、でもっ、ぼ、僕、だ、出して、ないです、触って、ないし出してっんぁ、あっひ、ぅ」
ドライオーガズムに達したらしい内藤先生に、俺はわかっていてそのまま前立腺刺激を続ける。そのせいで一度達したまま次から次に絶頂が押し寄せてくるようで、内藤先生はとうとうガクガクと足を震わせ倒れそうになった。
「おっと」
ようやくゆっくり俺は指を抜く。その際に大きく体を震わせると、内藤先生はボロボロ涙をこぼし恍惚とした表情を浮かべたまま、ぐったりしてしまった。
俺は苛立つ気持ちを何とか抑えようとしつつも、容赦なく内藤先生にシャワーの湯をぶっかけていた。俺の服が濡れるのは構わない。とりあえずそのままにしておけなかった。
元貴は食えない性格をしているが、さすがにこちらに来る様子はない。内藤先生の状況は知らないにしても、察しはいいだろうからな。
「ど、の中……」
目や口に湯が入らないよう俯きつつも、少しだけ口に入る湯のせいで喋りにくそうにしながら内藤先生が何か言っている。
何か……全く、ほんと何言ってるんだ。
いちいち反応が不思議だと思う。色々知ってはいるようなのだが、ところどころで驚くレベルでわかっていない。
「どの、ね? いいですよ教えてあげます」
内藤先生を連れてくるようになってからバスルームにもそれ専用のジェルを置いてある。
とはいえ必要ないかもな。
俺はまた忌々しげに思いながらも一応指にそれをつけ、内藤先生の背後から指を中へ入れた。
「っぃ、ぁ……っ?」
途端内藤先生の体がビクリと震えた。
「ここ。この中に、あの管理人のモノが入るのを許したんですよね?」
「は……っひ」
許したという言い方をなぜされるのかわからないのか、壁に手をつけて自身を支えながらもなんとか俯けていた顔を俺の方へ向けようとしてくる。
赤くそして涙と湯で濡れた顔。その無防備な表情に俺は欲情するとともに苛立たしく思い、舌打ちしそうになるのを堪えた。
多分そんな表情をあの管理人にも見せたのだろう。
「それだけじゃなく、この中で射精、されただろう?」
俺がそう続けると、少しの間ぼんやりと考えていたようだが、思い当たったような表情を見せてきた。
「……合っているようだな。あの管理人め……」
俺ですら生でしたことないというのに何してくれているのか。とはいえ、だからと言ってやり返す気はない。さすがに俺を含め何度かされたここに時間をさほど開けずに入れられるほど、内藤先生の体力も腰も、そしてアナルも強くないだろう。
だが。
「っや、な……、何する、んです……っ?」
内藤先生が怯えたように言ってきた。
「綺麗にするだけですよ。さっき、出ただろう? まだ残っているかもしれんしな」
俺はそう言うと、指をぐっと押しこんで少し広げた穴に、シャワーフックから取り出したシャワーヘッドを湯が出たまま向けた。あの管理人の跡など、微塵たりとも残す気はない。
「……ぁ、や……、待っ、何か、入っ……」
「内藤先生のここ、まだ広がったままじゃないですか。何てやらしい人でしょうね?」
「違……、っぁ、ん」
「違う? へぇ? 俺に突っ込まれた後で、別の相手のを咥えこむ穴だというのに?」
わざとそう言うと、内藤先生はどうしていいのかわからなさそうにまた俯いた。
本当によく今まで無事生きてこられたな、この人。
別に今さら処女がいい的なこと言うつもりはないが、何となくこの人に限っては、俺が初めてでよかったという気分になってしまう。
「ほんとあなたには調子を狂わされるな」
俺がそう言うと、なぜという顔をしてきた。だが俺がさらに指を動かし、そしてシャワーをもう少しだけ強めにしたせいで何も言えずにただ小さく喘ぎ、背中をそらせている。
だがシャワーはこれ以上強めにしない方がいいな。
相変わらず腹立たしいし、おまけに相変わらず俺にまるでいたぶってくれと言わんばかりの内藤先生の反応が堪らないが、中を傷つけるつもりはない。とりあえず自分の手が汚れようが構わない勢いで中を洗浄すると、俺はようやくシャワーを出したまま、またフックに戻した。
「中、へ……ん、で……。お湯、とめ、てくださ……苦、し……」
熱気と自分に降り注ぐ湯に、実際苦しそうに内藤先生が何とか言ってくる。
「息苦しい? それとも自分の体に当たるシャワーにすら欲情してるんですか? 本当にあなたは。これじゃあお仕置きを兼ねている意味がないじゃないですか? あなたのせいで俺までずぶ濡れだ」
俺はそう言いながらも指を中で蠢かすのをやめない。そしてシャワーをフックに戻したおかげで空いたもう片方の手を、そのまま背後から内藤先生の胸へやった。既にちぎれそうなほどに尖っていた乳首を転がすように刺激させるとますます苦しげに体を震わせた。内藤先生から、堪え切れず漏れる小さな喘ぎ声が聞こえてくる。
「……っぁ、ぁは……、は、ぁ、やめ……おねが……ゃっ、ぁ」
ペニスは小さいながらもそり返っている。だが俺はそれにはあえて触れない。内藤先生は普段も俺が「自分で触って」と言わない限りどれだけ辛くても手をそこへ持って行こうとすらしない。俺が言わない限り、そこへは手をやらないものと無意識に覚え込んでいる内藤先生は本当に優秀な生徒だと思う。
「他の方に入れられたんですから、ちゃんと綺麗にしないと」
辛そうにしている内藤先生を堪能しつつも、俺は言い聞かせるよう後ろから囁く。決して怒るように言わないし、するな、とも言わない。ただ、ひたすら暗に示す。
普段は必要以上に俺に怯える様子が楽しいからこちらもわざとそれを煽るように甚振るが、こういう場合はあえて優しく囁く。
「他の……」
「ええ、他の」
そして暫くひたすら焦らし続けた。
だがあまりシャワーの下にいさせるのも、な。
俺は後ろから優しく耳元へキスした後で、今まで掌を上にしてただ蠢かすだけだった指をゆっくりと回転させ、前へ向けて探りながら押し込んでいた。
「っあ、っあ……っ」
ひたすら直腸壁から前立腺とカウパー腺辺りを刺激させる。
ペニスは腹の立つことにもう既に散々出したろうしな。今回は後ろをもっと覚えようか、先生……?
今までに慣らした前立腺の感覚を、役立ててもらおう。
「っは、は……ぁっ、あ」
「……呼吸が浅くなってますね。先生。ゆっくり、深呼吸して。大丈夫だから、ゆっくりと、吸いこんで……そう、そしてゆっくり、吐いて……」
囁くと、内藤先生は俺の言う通りにしてきた。本当にいい子だ。
深呼吸することで、次第に腰部全体に快感が強まったようで、腰から太ももにかけて少し痙攣しだしたのがわかった。
「いいですね……そのまま続けて……」
片方の手で乳首を刺激したまま、俺は前立腺への刺激を続ける。すると次第に内藤先生の両足に力が入るのがわかった。そして硬直したようになる。
「っあっあああ、ぃや……っ、あ、ひっ」
大きく震え、喘ぎ声も少し強くなった。硬直したような体をガタガタ震わせる内藤先生に、俺はニッコリ笑ってさらに囁く。
「絶頂に達したみたいですね?」
「っひ、ぁっ、ん……っだ、だって、でもっ、ぼ、僕、だ、出して、ないです、触って、ないし出してっんぁ、あっひ、ぅ」
ドライオーガズムに達したらしい内藤先生に、俺はわかっていてそのまま前立腺刺激を続ける。そのせいで一度達したまま次から次に絶頂が押し寄せてくるようで、内藤先生はとうとうガクガクと足を震わせ倒れそうになった。
「おっと」
ようやくゆっくり俺は指を抜く。その際に大きく体を震わせると、内藤先生はボロボロ涙をこぼし恍惚とした表情を浮かべたまま、ぐったりしてしまった。
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