氷晶シミュラークル

かつて四公国を従えた帝国であったアトランティス。
その力は衰え燻り、けれどもまた帝国として返り咲くことを目論んでいる。
そのアトランティスに生まれた唯一の姫君は、奇しくもその国を象徴とする氷の能力を持っていた。
張り巡らされた緊張の糸は少女の意志とは関係なく、公国のため、民のため、張り詰めていく……。
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