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大乱と統一
ゼン・ラー族
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その頃、ハンサーラ公国貴族を簡単に中央突破する漢達が居た。
その名もゼン・ラー族。
ゼン・ラーの装備は、ブーメランパンツだけ。
身体はワセリンか何かで、テッカテカにピッカピカに、神々しく光輝いていた。
しかも敵中突破では、謎のポーズを決め、爽やかな笑顔で体当たりし、騎士や兵士共は軽々と、大空に羽ばたいて逝った。
突撃を喰らった者共は、口々に
「もう、ダメだーーっ!」
と、叫んでいたと言う。
このゼン・ラーの族長は
『アニキング』
と呼ばれ、現在のアニキングは、マッパー・ダーカーと言うマッチョである。
その補佐は、マルハー・ダーカーと言う、マッパーの実の兄である。
マルハーの装備は、更に危険度が増して、股関に大きな葉っぱ一枚と言うツワモノである。
驚くべきなのは、それだけで無く今回の戦いには、たった100人程度の参加人数で貴族達を壊滅させているのである。
彼らが前線に出るのは余り無く、その強さは伝説級である。
帝国が参加依頼を出しても、
「身体を鍛えるのに忙しい!!」
と、言って門前払いを言い渡されるのではあるが、今回に限り、
「姐さんの為!」
と、訳も判らぬ言動があったとか。
その姐さんは、アーシュリー・アーシュライトと言ったか言わなかったとか。
彼らの移動手段は常に全力疾走であり、その速さは馬よりも遥かに凌ぐ。
シンが見たら、間違い無く
「全裸のF1」
と、述べていただろう。
彼らが武器を持つとすれば、ダンベルや鉄アレイと言う、聖なる武器で戦う事もあるそう。
そして彼らの聖なる食事は、トリムネ肉とササミと聖ドリンク、プロテインである。
そのトンデモ無い奴等が、今回、乱入して来たのであった。
その名もゼン・ラー族。
ゼン・ラーの装備は、ブーメランパンツだけ。
身体はワセリンか何かで、テッカテカにピッカピカに、神々しく光輝いていた。
しかも敵中突破では、謎のポーズを決め、爽やかな笑顔で体当たりし、騎士や兵士共は軽々と、大空に羽ばたいて逝った。
突撃を喰らった者共は、口々に
「もう、ダメだーーっ!」
と、叫んでいたと言う。
このゼン・ラーの族長は
『アニキング』
と呼ばれ、現在のアニキングは、マッパー・ダーカーと言うマッチョである。
その補佐は、マルハー・ダーカーと言う、マッパーの実の兄である。
マルハーの装備は、更に危険度が増して、股関に大きな葉っぱ一枚と言うツワモノである。
驚くべきなのは、それだけで無く今回の戦いには、たった100人程度の参加人数で貴族達を壊滅させているのである。
彼らが前線に出るのは余り無く、その強さは伝説級である。
帝国が参加依頼を出しても、
「身体を鍛えるのに忙しい!!」
と、言って門前払いを言い渡されるのではあるが、今回に限り、
「姐さんの為!」
と、訳も判らぬ言動があったとか。
その姐さんは、アーシュリー・アーシュライトと言ったか言わなかったとか。
彼らの移動手段は常に全力疾走であり、その速さは馬よりも遥かに凌ぐ。
シンが見たら、間違い無く
「全裸のF1」
と、述べていただろう。
彼らが武器を持つとすれば、ダンベルや鉄アレイと言う、聖なる武器で戦う事もあるそう。
そして彼らの聖なる食事は、トリムネ肉とササミと聖ドリンク、プロテインである。
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