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第一章 魔導機《アーティファクト》
第十二話 ベイルの町
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魔生獣に襲われ、山賊に襲われると言うハプニングも合ったが、良い事も合った。
山賊が持っていた魔導法術機が付いている剣を拾う。
山賊が落としたのを拾ったんだから俺の物にしても良いよね。
そして、何とかベイル村まで到着。
「やっと着きました~」
「歩き疲れましたね。 今日は宿をとって早めに寝ちゃいましょう。 明日王都行きの獣車を探します」
「研究の発表には間に合いますか?」
「大丈夫ですよ」
まだ日にちはあるようで、今日はゆっくりと休む事にした。
部屋はエイシスさん、俺、エイルとレアで別々の部屋で眠る事になる。
レアは俺とが良いと言っていたが、エイルの護衛をお願いしておいた。
また抱き枕になるのが嫌なんだそう……。
俺も大きな猫になったレアを抱き枕にして寝てみたい衝動はある。 ちょっと羨ましい。
明日獣車で王都まで連れて行けば依頼達成だ。
王都はどんな所なんだろうか?
依頼達成したらあちこち回ってみるか。
目を瞑りながら色々考える。
しばらくすると、外が騒がしく警鐘がなる。
「ケンジ!」
エイルが部屋に勢いよく入って来た。
「エイル、これは何の音だ?」
「魔生獣が町に向かって来てる時に鳴る音です!」
「魔生獣が!?」
町の外には魔生獣除けの外灯がちゃんと合ったはず。
「とにかくエイシスさんを!」
部屋から出てこないと言うことはまだ寝ているのかも知れない。
警鐘はかなりうるさいのだが……。
エイシスさんの部屋を叩く。
「エイシスさん! 無事ですか!?」
「ふあ……、どうしました……? 何かうるさいですね」
パジャマ姿のエイシスさんは目を擦りながら出て来た。
「外で何かあったようです。 確認して来ますからエイルとここで待機していて下さい。 エイル頼む」
「わかりました」
エイシスさんをエイルに任せ、町の入口まで走る。
既に入口の扉は破壊され、町の防衛についていた兵士は倒されている。
扉を破り入って来ていたのは、今まで以上にデカい。
四つ足のトカゲに尻尾はヘビの奇妙な姿をしている。
「なんだ……あいつは……?」
そのトカゲに誰か乗っている。
「はーはっは!! 壊せ! 殺せ!!」
下品な笑い方をしてトカゲの上に乗っているのは少し前に逃した山賊の親分だ。
トカゲが紫の息を吐くと、周りを取り囲んでいた兵士達が苦しみだし倒れて行く。
毒の息か!
俺は多少の毒なら回復するが、吸いすぎるのはヤバい。
口に布を当て、少しでも吸わないようにしてトカゲに向かって行き斬りかかる。
トカゲの鋭い足の爪の攻撃を躱し、背後から攻撃しようとするも、トカゲの尻尾に当たる部分の蛇が素早く噛みついてくる。
蛇の攻撃を転がりながら回避して尻尾の蛇を斬り裂く。
切り落ちた蛇の頭は直ぐに塵となって消えてしまうが、トカゲには新しい蛇の尻尾が生えて来る。
「なんだこいつ、再生しやがった」
「がはは! 無駄だ! この【キメラリザード】にそんな攻撃はききやしねえ!」
山賊の頭は【キメラリザード】へ指示を出すと、口を開けて毒息を勢いよく吐き出す。
口を布で覆っていても、吸い込めばしばらくは体が動かなくなるだろう。
直撃したらやばそうだ。
何とか回避し続けるがトカゲに近づけない。
突然山賊に向かって背後から大きな黒い猫が襲いかかり、山賊の頭を【キメラリザード】から引きずり落とす。
「レア!!」
山賊がトカゲから落ちると【キメラリザード】の毒息を吐くのが止まる。
「いまだ!」
斬りかかるも、軽い傷しかつけられず、致命傷になる傷は与えられない。 しかも軽い傷なら直ぐに回復してしまう。
どうする……。
……そうだ、やってみるか。
この剣には魔導法術機が付いている。
俺は魔導法術機に魔力を送ると刀身に火がついた。
火を纏った剣で【キメラリザード】に斬り込む。
体を左右に降り、【キメラリザード】の攻撃を誘い、噛みついて来た所を避け俺は首をめがけて剣を薙ぎ払う。
【キメラリザード】の首は飛び、ゆっくりと倒れ、そして塵となり消えていく。 残った魔石も砕け塵となっていく。
山賊の頭はレアによって気絶しており、既に兵士によって拘束されている。
レアは既にいない。
兵士達には【キメラリザード】を倒した賞賛の声を浴びるも、軽く話しだけして、宿に急いだ。
宿への途中で小さくなったレアに合う。 が、レアの体調が良くない。
「レアどうした?」
「ご主人様すいません……、敵の蛇に噛まれ毒を受けてしまいまして……」
「大丈夫か!? 毒の解毒は出来ないのか!?」
「私は……ご主人様程の解毒の能力は無いんです……」
「それなら急いでエイルの元へ急ごう! エイルなら解毒のポーションを持っている」
俺はレアを抱き抱えて宿まで走った。
「エイル!」
「ケンジ! どうしたんですか!? 魔生獣はどうなりましたか!?」
勢いよく扉を開け、エイルに事情を話しレアに解毒のポーションを飲ませる。
エイシスさんにレアは【キメラリザード】に襲われ、毒を受けたと説明した。
「……そうですか、そんな事が……」
エイルは毒消しのポーションを飲んで眠っているレアを看病している。
俺はエイシスさんに魔生獣は倒し塵となって消えたので問題は無いと伝えて安心してもらう。
「でもおかしいですね。 魔生獣は倒しても塵になったりしませんからね」
エイシスさんも悩んでいる。
「魔石はどうなりました?」
「魔石も粉々になって塵に……」
「う~ん、不思議です。 私も見てみたかったですね。 良い研究材料になったかも知れないです」
「エイシスさん……」
町の騒動もおさまったようで、明日王都へ向けて出発する事にした。
「それじゃレアの事心配なので私一緒に寝ますね」
「ああ、頼む」
「各次部屋に戻り今日はもう寝ましょう」
三人共部屋に戻り、今日戦った事を思い出す。
山賊の親分は様子がおかしい気もした。 それにあんな魔生獣を使役出来るなんて……。 この剣も……。 気になるな。
ベッドに入り眠っていると、窓がコンコンとノックされる。
「ん? 誰だ?」
カーテンを開けると窓の外にレアがいる。
窓を開けて中に入れてやる。
「レアもう大丈夫なのか?」
「ご主人様、ご心配おかけしました」
レアは窓から降りてくるとベッドに座る。
すると、体が光り人型へ変わる。
勿論、服を着ていない。
「わ! レア、服! 服!」
「あー……、もうダメ……。 ご主人様が一緒に寝てくれないとレア死んじゃう~」
ベッドに横になると、モゾモゾと布団に入って行く。
はあ~……、全く。
「今日だけだぞ。 それと、これでも着ろ」
予備の服をレアに渡し着替えさせる。
「ご主人様大きいですよね」
俺の少しダボっとした服を着てご満悦。
「着替えたら寝るぞ」
「は~い!」
レアに抱きつかれながら寝る事になった。
「ケ・ン・ジ」
「ん……、エイル……? おはよう……」
「良く眠れたかしら?」
「ああ……」
「ふ~ん……、先にエイシスさんの所に行ってるわね」
エイルは部屋から出ていった。
わざわざ起こしに来てくれたのか。
体を起こそうとしたが、腕が重い。
なんだ……?
腕にはレアが人型でくっついていた。
そうだ、昨日レアが寝に来たんだ。
と、言う事は……。 朝のエイルの機嫌が悪い感じがしたのはこのせいか……。
レアを起こし、猫に戻ってもらい、準備を完了してエイルとエイシスさんの元へ。
「おや、来ましたね」
既にエイシスさんも準備が終わって俺を待っていたようだ。
「ケンジ遅い~」
「お待たせしてすいません」
「王都に向かう獣車は既に手配しておきました」
エイシスさんは朝一で手配をしてくれたようだ。
「ケンジは走ってついてきてね」
その獣車に乗ってついに王都に向かう事になったが、途中までは本当に走る事になるとは……。
山賊が持っていた魔導法術機が付いている剣を拾う。
山賊が落としたのを拾ったんだから俺の物にしても良いよね。
そして、何とかベイル村まで到着。
「やっと着きました~」
「歩き疲れましたね。 今日は宿をとって早めに寝ちゃいましょう。 明日王都行きの獣車を探します」
「研究の発表には間に合いますか?」
「大丈夫ですよ」
まだ日にちはあるようで、今日はゆっくりと休む事にした。
部屋はエイシスさん、俺、エイルとレアで別々の部屋で眠る事になる。
レアは俺とが良いと言っていたが、エイルの護衛をお願いしておいた。
また抱き枕になるのが嫌なんだそう……。
俺も大きな猫になったレアを抱き枕にして寝てみたい衝動はある。 ちょっと羨ましい。
明日獣車で王都まで連れて行けば依頼達成だ。
王都はどんな所なんだろうか?
依頼達成したらあちこち回ってみるか。
目を瞑りながら色々考える。
しばらくすると、外が騒がしく警鐘がなる。
「ケンジ!」
エイルが部屋に勢いよく入って来た。
「エイル、これは何の音だ?」
「魔生獣が町に向かって来てる時に鳴る音です!」
「魔生獣が!?」
町の外には魔生獣除けの外灯がちゃんと合ったはず。
「とにかくエイシスさんを!」
部屋から出てこないと言うことはまだ寝ているのかも知れない。
警鐘はかなりうるさいのだが……。
エイシスさんの部屋を叩く。
「エイシスさん! 無事ですか!?」
「ふあ……、どうしました……? 何かうるさいですね」
パジャマ姿のエイシスさんは目を擦りながら出て来た。
「外で何かあったようです。 確認して来ますからエイルとここで待機していて下さい。 エイル頼む」
「わかりました」
エイシスさんをエイルに任せ、町の入口まで走る。
既に入口の扉は破壊され、町の防衛についていた兵士は倒されている。
扉を破り入って来ていたのは、今まで以上にデカい。
四つ足のトカゲに尻尾はヘビの奇妙な姿をしている。
「なんだ……あいつは……?」
そのトカゲに誰か乗っている。
「はーはっは!! 壊せ! 殺せ!!」
下品な笑い方をしてトカゲの上に乗っているのは少し前に逃した山賊の親分だ。
トカゲが紫の息を吐くと、周りを取り囲んでいた兵士達が苦しみだし倒れて行く。
毒の息か!
俺は多少の毒なら回復するが、吸いすぎるのはヤバい。
口に布を当て、少しでも吸わないようにしてトカゲに向かって行き斬りかかる。
トカゲの鋭い足の爪の攻撃を躱し、背後から攻撃しようとするも、トカゲの尻尾に当たる部分の蛇が素早く噛みついてくる。
蛇の攻撃を転がりながら回避して尻尾の蛇を斬り裂く。
切り落ちた蛇の頭は直ぐに塵となって消えてしまうが、トカゲには新しい蛇の尻尾が生えて来る。
「なんだこいつ、再生しやがった」
「がはは! 無駄だ! この【キメラリザード】にそんな攻撃はききやしねえ!」
山賊の頭は【キメラリザード】へ指示を出すと、口を開けて毒息を勢いよく吐き出す。
口を布で覆っていても、吸い込めばしばらくは体が動かなくなるだろう。
直撃したらやばそうだ。
何とか回避し続けるがトカゲに近づけない。
突然山賊に向かって背後から大きな黒い猫が襲いかかり、山賊の頭を【キメラリザード】から引きずり落とす。
「レア!!」
山賊がトカゲから落ちると【キメラリザード】の毒息を吐くのが止まる。
「いまだ!」
斬りかかるも、軽い傷しかつけられず、致命傷になる傷は与えられない。 しかも軽い傷なら直ぐに回復してしまう。
どうする……。
……そうだ、やってみるか。
この剣には魔導法術機が付いている。
俺は魔導法術機に魔力を送ると刀身に火がついた。
火を纏った剣で【キメラリザード】に斬り込む。
体を左右に降り、【キメラリザード】の攻撃を誘い、噛みついて来た所を避け俺は首をめがけて剣を薙ぎ払う。
【キメラリザード】の首は飛び、ゆっくりと倒れ、そして塵となり消えていく。 残った魔石も砕け塵となっていく。
山賊の頭はレアによって気絶しており、既に兵士によって拘束されている。
レアは既にいない。
兵士達には【キメラリザード】を倒した賞賛の声を浴びるも、軽く話しだけして、宿に急いだ。
宿への途中で小さくなったレアに合う。 が、レアの体調が良くない。
「レアどうした?」
「ご主人様すいません……、敵の蛇に噛まれ毒を受けてしまいまして……」
「大丈夫か!? 毒の解毒は出来ないのか!?」
「私は……ご主人様程の解毒の能力は無いんです……」
「それなら急いでエイルの元へ急ごう! エイルなら解毒のポーションを持っている」
俺はレアを抱き抱えて宿まで走った。
「エイル!」
「ケンジ! どうしたんですか!? 魔生獣はどうなりましたか!?」
勢いよく扉を開け、エイルに事情を話しレアに解毒のポーションを飲ませる。
エイシスさんにレアは【キメラリザード】に襲われ、毒を受けたと説明した。
「……そうですか、そんな事が……」
エイルは毒消しのポーションを飲んで眠っているレアを看病している。
俺はエイシスさんに魔生獣は倒し塵となって消えたので問題は無いと伝えて安心してもらう。
「でもおかしいですね。 魔生獣は倒しても塵になったりしませんからね」
エイシスさんも悩んでいる。
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「魔石も粉々になって塵に……」
「う~ん、不思議です。 私も見てみたかったですね。 良い研究材料になったかも知れないです」
「エイシスさん……」
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「それじゃレアの事心配なので私一緒に寝ますね」
「ああ、頼む」
「各次部屋に戻り今日はもう寝ましょう」
三人共部屋に戻り、今日戦った事を思い出す。
山賊の親分は様子がおかしい気もした。 それにあんな魔生獣を使役出来るなんて……。 この剣も……。 気になるな。
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窓を開けて中に入れてやる。
「レアもう大丈夫なのか?」
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レアは窓から降りてくるとベッドに座る。
すると、体が光り人型へ変わる。
勿論、服を着ていない。
「わ! レア、服! 服!」
「あー……、もうダメ……。 ご主人様が一緒に寝てくれないとレア死んじゃう~」
ベッドに横になると、モゾモゾと布団に入って行く。
はあ~……、全く。
「今日だけだぞ。 それと、これでも着ろ」
予備の服をレアに渡し着替えさせる。
「ご主人様大きいですよね」
俺の少しダボっとした服を着てご満悦。
「着替えたら寝るぞ」
「は~い!」
レアに抱きつかれながら寝る事になった。
「ケ・ン・ジ」
「ん……、エイル……? おはよう……」
「良く眠れたかしら?」
「ああ……」
「ふ~ん……、先にエイシスさんの所に行ってるわね」
エイルは部屋から出ていった。
わざわざ起こしに来てくれたのか。
体を起こそうとしたが、腕が重い。
なんだ……?
腕にはレアが人型でくっついていた。
そうだ、昨日レアが寝に来たんだ。
と、言う事は……。 朝のエイルの機嫌が悪い感じがしたのはこのせいか……。
レアを起こし、猫に戻ってもらい、準備を完了してエイルとエイシスさんの元へ。
「おや、来ましたね」
既にエイシスさんも準備が終わって俺を待っていたようだ。
「ケンジ遅い~」
「お待たせしてすいません」
「王都に向かう獣車は既に手配しておきました」
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