43 / 72
第3章 サマー!!!
5 老舗旅館は、犬小屋さえもでかかった。
しおりを挟む
5
老舗旅館は、犬小屋さえもでかかった。
案内されたのは、客室のある棟から少し離れたところにある、庭の隅。高級そうな植木に囲まれ、地面には白くてきれいな砂利が敷き詰められている。会長は慣れた足取りで、足場となる大きな石をひょいひょいと飛び越えて、目的の小屋の前に向かった。俺も、慌てて追いかける。
「ワン!」
低い声に、思わず肩が跳ねる。目を向けると、立ち上がって柵に手をかけ、こちらを見る、ゴールデンレトリバーの姿があった。ぱたぱたと忙しなく尻尾が揺れて、心なしか、うれしそうに瞳が細くなっている。笑っているみたいだ。
「すげ、かわいー。この子が、うわさの?」
「ああ。――ただいま、ホクト」
ホクトっていうんだ。会長が穏やかに笑って、柵を開けてあげる。長い鎖で繋がれているから、逃げることはないんだろう。ホクトくんは長い尻尾をぱたぱた振って、優しく頭を撫でる会長の手に、擦り寄っている。
「ちょーうれしそうだね。ホクトくんホクトくん、初めましてー」
身を屈めて、ホクトくんと視線を合わせてみた。ホクトくんは初めて見る顔をじっと見て、俺が差し出した手を、くんくんと匂いを嗅いだ。
「だいじょぶだよーこわくないよー、ただの会長の後輩だよー」
「ホクト、噛んで良いぞ」
「え、なんで、ひどっ! ……あ、あ、なめた!」
会長の冷徹な一言にががんとショックを受けていると、掌に温かい感触がする。ぺろり、と、ホクトくんの長い舌が、俺の手を舐めてくれたのだ。心を開いてくれたようでうれしくなって、俺もホクトくんの頭を両手でわしゃわしゃ撫でた。長い毛が、気持ち良い。
「うわ、わ、わ、」
そのうち、ホクトくんも応戦するようにしてじゃれてきて、身体の大きなゴールデンレトリバーに対抗する術はなく、呆気なく俺はホクトくんに押し倒されることになるのでした……。ふんふん、部外者の匂いを確かめるように、首元の匂いを嗅がれる。
「ふは、は、くすぐったいってー」
引き離そうとするけれど、手に力が入らない。時々ぺろぺろとほっぺたや首を舐められて、くすぐったくて仕方がない。
「ねえ会長なにこの子、ちょおかわいーんだけどっ」
「同族だとでも思われてんじゃねえか」
「犬じゃないって俺っ、ていうか、そろそろ、助けてくれてもいーんじゃないすか!」
いい加減もう限界です。かわいいけど、かわいいからこそ、ホクトくんのぺろぺろ攻撃には抗う術もない。ホクトくんにじゃれつかれている俺を腕を組んで見下ろしているだけの会長に訴えると、「仕方ねえな」とばかりの溜息つきで、ホクトくんを背中から抱きかかえて離してくれた。ホクトくんは、「あそぶの終わり?」とでもいうように、首を傾げて俺を見てくる。ああもう、かわいいな!
「はーかわいかった」
けれども俺はもうぼろぼろである。肘をついて身体を起こし、乱れた浴衣を整える。ホクトくんを柵の中に入れて戻ってきた会長が、俺の前に腰を下ろした。手が、伸ばされる。
「何すか、」
伸びてきた手が、俺の首に触った。思わず顎を上げる。会長が、俺の首筋を撫でてくる。……あれ、そこ、何かあったっけ。
「まだ、遊んでんのか」
会長が、掠れた声で囁いた。――あ、あ。あれか。
「い、いやこれはー」
幼馴染の爽やかな笑顔が、頭を過ぎった。だらだら冷や汗が流れてきて、俺は会長から思い切り目を逸らした。
「このクソ忙しい中、よくそんな暇があるな」
「違うってばー」
ていうか擽ったい。会長の指先が、俺の首筋――今朝方、雫に付けられたキスマークをそっと撫でてくる。
「じゃあ何か、……本命、ってやつ」
本命?
本命って言った、この人。
どうしてもこのキスマークを付けた幼馴染の顔が浮かんで、俺は慌てて首を横に振った。雫も、そんなつもりじゃない、絶対。
「だ、だから、違うって!」
「ふうん……、違うんなら、問題ねえよな」
え、問題ってなに、なにが。
首筋を撫でていた手が、俺の顎を捉える。気付いたら会長の顔が間近にあって、瞬きするのも忘れていた。切れ長の目、真っ黒い瞳がキレーで、会長ってやっぱりイケメン、なんて思っていたら、唇に柔らかい感触がする。
「!」
そこでハッと気付いて顔を離そうとするけれど、顎を掴む手が、それを許してはくれなかった。思わず、目を瞑ると、より感触がリアルになる。残念ながらその感触には覚えがあった。体育祭の後、会長の部屋で、感じたもの。あのときは一瞬だったけど、今回はやけに長いような……、と思った直後、ぬるりとしたものが唇に触れてきた。え、え、これは、まずい、気がする。
つい唇を開けると、その隙をついて、熱い舌が、口の中に押し入ってくる。歯列を割ったかと思うと、咄嗟のことに縮こまった俺の舌を捉えて、絡めてくる。その熱さに、ぞわりと背筋が粟だった。
「んっ、んん、……っふ、」
くぐもった声しか出ない。首を振ることも許されず、飲み込みきれない唾液が、口許を濡らした。逃げ出そうとする俺の舌を会長の舌が捉えて離さず、噛んだり吸ったり、刺激される。ううう、いつも、女の子にしてきたことを、自分がされるっていうのが、信じられない。しかも相手が、あの、会長だ。
「っは、ふ、」
そろそろ本気で息苦しくて、会長の肩を強めに引っ張ったら、漸く、会長がゆっくりと顔を離した。息が上がる。久しぶりに目を開けたら、少しぼやけた視界の先、近い位置に会長の顔が見えた。その顔は、珍しく、どこか困ったような表情にも見えた。いやここで困るのは、俺の筈。
「――なんて顔してんだ、」
溜息混じりに言われて、お互いの唾液で濡れた唇を、会長の親指が拭う。その台詞で、はっとした。
「か、かいちょ、」
俺が呼ぶと、会長の目が俺を見る。黒い瞳が、少しだけ揺らいでいた。
「も、もしかして、欲求不満? でも俺男はちょっと……」
そうだ、会長は疲れている。疲れマラっていう言葉があるくらいだし、そろそろ見境がなくなる頃なんじゃなかろーか。その証拠にほら、前回は途中でストップしたのが、今回はガッツリ舌まで入っちゃったし。もしそうなら、島に戻ったら可愛いけど後腐れのないような子辺りを紹介してあげないと、と妙な使命感を持って尋ねたら、会長は俺の顔をじっと見た。そして、深く重いため息を吐き出して肩を竦める。アフレコを入れるなら、「ヤレヤレ」って感じ。
「えっ、なにそのリアクション!」
「そろそろ、部屋戻るぞ」
シカト?! と文句を言おうとした唇の端、まだ濡れていた部分を会長の親指に拭われた。そしてその指を、会長が舐める。その仕草に、少しだけドキっとした。
「つ、うか、会長えろい。やらしい。すけべー」
「どっちが。……立てねえなら、抱えてやろうか」
「た、立てる! 立てます!」
いつまでもぐだぐだとして立とうとしない俺を見下ろし、会長が半笑いで言ってきた。べ、べつに、腰とか砕けてないからね! た、確かに(すごく悔しいことに)、会長のちゅーはうまかったけどお……。俺は砂利に手をついて立ち上がって、乱れた浴衣を元に戻した。
「鈴宮、」
「ほら見て会長、星がいっぱい」
「――ああ、そうだな」
ああよかった、今回は、ふつーに話せる。視線を上げれば、それだけで無数の星が視界に入って、会話の糸口を見つけ出すことに成功した。避暑地の空は、昼でも夜でも、とてもきれいだ。
寂しそうに尻尾を垂らすホクトくんにバイバイして、会長の後に続いた。口の中はまだ熱いけど、ひんやり涼しい夜の風が、色々冷ましてくれるはずだ。きっと、多分。
部屋に戻ると、それぞれがそれぞれの布団の上で眠っていた。双子は隣の布団できれいに同じ寝相で眠っていたし、平良くんはピクリともせずに仰向きで寝息を立てている。副会長はちゃっかり剣菱くんの布団にもぐりこんで挙句の果てに剣菱くんを抱き締めて幸せそうに(剣菱くんはちょっと魘されていた)眠っていた。俺は空いている端っこの布団、会長は反対側の布団に潜り込んだ。
ふかふかの布団に包まれて、目を閉じると、否応なしにさっきのことが頭を過ぎる。二回目のちゅーは、激しかった。
……やっぱり、女の子を紹介してあげよう。
名残のある唇を自分の指でなぞりながら、そう決心して、眠りに就いた。
夢の中では、ホクトくんと朱莉ちゃんが遊んでいた。俺もそれに混ざろうと思っていたら、雫に手を引っ張って止められた。そっちに行っちゃいけない、そう口にする雫に、なんで、と理由を聞く前に、雫が消える。代わりに現れたのは剣菱くんで、なにか言ってくるけど俺には聞こえず、やっぱり、剣菱くんも消えてしまった。俺だけ暗闇に取り残されて、そのあとは、もう、覚えていない。
老舗旅館は、犬小屋さえもでかかった。
案内されたのは、客室のある棟から少し離れたところにある、庭の隅。高級そうな植木に囲まれ、地面には白くてきれいな砂利が敷き詰められている。会長は慣れた足取りで、足場となる大きな石をひょいひょいと飛び越えて、目的の小屋の前に向かった。俺も、慌てて追いかける。
「ワン!」
低い声に、思わず肩が跳ねる。目を向けると、立ち上がって柵に手をかけ、こちらを見る、ゴールデンレトリバーの姿があった。ぱたぱたと忙しなく尻尾が揺れて、心なしか、うれしそうに瞳が細くなっている。笑っているみたいだ。
「すげ、かわいー。この子が、うわさの?」
「ああ。――ただいま、ホクト」
ホクトっていうんだ。会長が穏やかに笑って、柵を開けてあげる。長い鎖で繋がれているから、逃げることはないんだろう。ホクトくんは長い尻尾をぱたぱた振って、優しく頭を撫でる会長の手に、擦り寄っている。
「ちょーうれしそうだね。ホクトくんホクトくん、初めましてー」
身を屈めて、ホクトくんと視線を合わせてみた。ホクトくんは初めて見る顔をじっと見て、俺が差し出した手を、くんくんと匂いを嗅いだ。
「だいじょぶだよーこわくないよー、ただの会長の後輩だよー」
「ホクト、噛んで良いぞ」
「え、なんで、ひどっ! ……あ、あ、なめた!」
会長の冷徹な一言にががんとショックを受けていると、掌に温かい感触がする。ぺろり、と、ホクトくんの長い舌が、俺の手を舐めてくれたのだ。心を開いてくれたようでうれしくなって、俺もホクトくんの頭を両手でわしゃわしゃ撫でた。長い毛が、気持ち良い。
「うわ、わ、わ、」
そのうち、ホクトくんも応戦するようにしてじゃれてきて、身体の大きなゴールデンレトリバーに対抗する術はなく、呆気なく俺はホクトくんに押し倒されることになるのでした……。ふんふん、部外者の匂いを確かめるように、首元の匂いを嗅がれる。
「ふは、は、くすぐったいってー」
引き離そうとするけれど、手に力が入らない。時々ぺろぺろとほっぺたや首を舐められて、くすぐったくて仕方がない。
「ねえ会長なにこの子、ちょおかわいーんだけどっ」
「同族だとでも思われてんじゃねえか」
「犬じゃないって俺っ、ていうか、そろそろ、助けてくれてもいーんじゃないすか!」
いい加減もう限界です。かわいいけど、かわいいからこそ、ホクトくんのぺろぺろ攻撃には抗う術もない。ホクトくんにじゃれつかれている俺を腕を組んで見下ろしているだけの会長に訴えると、「仕方ねえな」とばかりの溜息つきで、ホクトくんを背中から抱きかかえて離してくれた。ホクトくんは、「あそぶの終わり?」とでもいうように、首を傾げて俺を見てくる。ああもう、かわいいな!
「はーかわいかった」
けれども俺はもうぼろぼろである。肘をついて身体を起こし、乱れた浴衣を整える。ホクトくんを柵の中に入れて戻ってきた会長が、俺の前に腰を下ろした。手が、伸ばされる。
「何すか、」
伸びてきた手が、俺の首に触った。思わず顎を上げる。会長が、俺の首筋を撫でてくる。……あれ、そこ、何かあったっけ。
「まだ、遊んでんのか」
会長が、掠れた声で囁いた。――あ、あ。あれか。
「い、いやこれはー」
幼馴染の爽やかな笑顔が、頭を過ぎった。だらだら冷や汗が流れてきて、俺は会長から思い切り目を逸らした。
「このクソ忙しい中、よくそんな暇があるな」
「違うってばー」
ていうか擽ったい。会長の指先が、俺の首筋――今朝方、雫に付けられたキスマークをそっと撫でてくる。
「じゃあ何か、……本命、ってやつ」
本命?
本命って言った、この人。
どうしてもこのキスマークを付けた幼馴染の顔が浮かんで、俺は慌てて首を横に振った。雫も、そんなつもりじゃない、絶対。
「だ、だから、違うって!」
「ふうん……、違うんなら、問題ねえよな」
え、問題ってなに、なにが。
首筋を撫でていた手が、俺の顎を捉える。気付いたら会長の顔が間近にあって、瞬きするのも忘れていた。切れ長の目、真っ黒い瞳がキレーで、会長ってやっぱりイケメン、なんて思っていたら、唇に柔らかい感触がする。
「!」
そこでハッと気付いて顔を離そうとするけれど、顎を掴む手が、それを許してはくれなかった。思わず、目を瞑ると、より感触がリアルになる。残念ながらその感触には覚えがあった。体育祭の後、会長の部屋で、感じたもの。あのときは一瞬だったけど、今回はやけに長いような……、と思った直後、ぬるりとしたものが唇に触れてきた。え、え、これは、まずい、気がする。
つい唇を開けると、その隙をついて、熱い舌が、口の中に押し入ってくる。歯列を割ったかと思うと、咄嗟のことに縮こまった俺の舌を捉えて、絡めてくる。その熱さに、ぞわりと背筋が粟だった。
「んっ、んん、……っふ、」
くぐもった声しか出ない。首を振ることも許されず、飲み込みきれない唾液が、口許を濡らした。逃げ出そうとする俺の舌を会長の舌が捉えて離さず、噛んだり吸ったり、刺激される。ううう、いつも、女の子にしてきたことを、自分がされるっていうのが、信じられない。しかも相手が、あの、会長だ。
「っは、ふ、」
そろそろ本気で息苦しくて、会長の肩を強めに引っ張ったら、漸く、会長がゆっくりと顔を離した。息が上がる。久しぶりに目を開けたら、少しぼやけた視界の先、近い位置に会長の顔が見えた。その顔は、珍しく、どこか困ったような表情にも見えた。いやここで困るのは、俺の筈。
「――なんて顔してんだ、」
溜息混じりに言われて、お互いの唾液で濡れた唇を、会長の親指が拭う。その台詞で、はっとした。
「か、かいちょ、」
俺が呼ぶと、会長の目が俺を見る。黒い瞳が、少しだけ揺らいでいた。
「も、もしかして、欲求不満? でも俺男はちょっと……」
そうだ、会長は疲れている。疲れマラっていう言葉があるくらいだし、そろそろ見境がなくなる頃なんじゃなかろーか。その証拠にほら、前回は途中でストップしたのが、今回はガッツリ舌まで入っちゃったし。もしそうなら、島に戻ったら可愛いけど後腐れのないような子辺りを紹介してあげないと、と妙な使命感を持って尋ねたら、会長は俺の顔をじっと見た。そして、深く重いため息を吐き出して肩を竦める。アフレコを入れるなら、「ヤレヤレ」って感じ。
「えっ、なにそのリアクション!」
「そろそろ、部屋戻るぞ」
シカト?! と文句を言おうとした唇の端、まだ濡れていた部分を会長の親指に拭われた。そしてその指を、会長が舐める。その仕草に、少しだけドキっとした。
「つ、うか、会長えろい。やらしい。すけべー」
「どっちが。……立てねえなら、抱えてやろうか」
「た、立てる! 立てます!」
いつまでもぐだぐだとして立とうとしない俺を見下ろし、会長が半笑いで言ってきた。べ、べつに、腰とか砕けてないからね! た、確かに(すごく悔しいことに)、会長のちゅーはうまかったけどお……。俺は砂利に手をついて立ち上がって、乱れた浴衣を元に戻した。
「鈴宮、」
「ほら見て会長、星がいっぱい」
「――ああ、そうだな」
ああよかった、今回は、ふつーに話せる。視線を上げれば、それだけで無数の星が視界に入って、会話の糸口を見つけ出すことに成功した。避暑地の空は、昼でも夜でも、とてもきれいだ。
寂しそうに尻尾を垂らすホクトくんにバイバイして、会長の後に続いた。口の中はまだ熱いけど、ひんやり涼しい夜の風が、色々冷ましてくれるはずだ。きっと、多分。
部屋に戻ると、それぞれがそれぞれの布団の上で眠っていた。双子は隣の布団できれいに同じ寝相で眠っていたし、平良くんはピクリともせずに仰向きで寝息を立てている。副会長はちゃっかり剣菱くんの布団にもぐりこんで挙句の果てに剣菱くんを抱き締めて幸せそうに(剣菱くんはちょっと魘されていた)眠っていた。俺は空いている端っこの布団、会長は反対側の布団に潜り込んだ。
ふかふかの布団に包まれて、目を閉じると、否応なしにさっきのことが頭を過ぎる。二回目のちゅーは、激しかった。
……やっぱり、女の子を紹介してあげよう。
名残のある唇を自分の指でなぞりながら、そう決心して、眠りに就いた。
夢の中では、ホクトくんと朱莉ちゃんが遊んでいた。俺もそれに混ざろうと思っていたら、雫に手を引っ張って止められた。そっちに行っちゃいけない、そう口にする雫に、なんで、と理由を聞く前に、雫が消える。代わりに現れたのは剣菱くんで、なにか言ってくるけど俺には聞こえず、やっぱり、剣菱くんも消えてしまった。俺だけ暗闇に取り残されて、そのあとは、もう、覚えていない。
12
お気に入りに追加
339
あなたにおすすめの小説

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品

生徒会会長と会計は王道から逃げたい
玲翔
BL
生徒会長 皇晴舞(すめらぎはるま)
生徒会会計 如月莉琉(きさらぎりる)
王道学園に入学した2人…
晴舞と莉琉は昔からの幼馴染、そして腐男子。
慣れ行きで生徒会に入ってしまったため、王道学園で必要な俺様とチャラ男を演じることにしたのだが…
アンチ転校生がやってきて!?
風紀委員長×生徒会長
親衛隊隊長×生徒会会計
投稿ゆったり進めていきます!

真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。

星蘭学園、腐男子くん!
Rimia
BL
⚠️⚠️加筆&修正するところが沢山あったので再投稿してますすみません!!!!!!!!⚠️⚠️
他のタグは・・・
腐男子、無自覚美形、巻き込まれ、アルビノetc.....
読めばわかる!巻き込まれ系王道学園!!
とある依頼をこなせば王道BL学園に入学させてもらえることになった為、生BLが見たい腐男子の主人公は依頼を見事こなし、入学する。
王道な生徒会にチワワたん達…。ニヨニヨして見ていたが、ある事件をきっかけに生徒会に目をつけられ…??
自身を平凡だと思っている無自覚美形腐男子受け!!
※誤字脱字、話が矛盾しているなどがありましたら教えて下さると幸いです!
⚠️衝動書きだということもあり、超絶亀更新です。話を思いついたら更新します。

平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。


この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!
小屋瀬 千風
BL
アニメ・漫画をこよなく愛し、スポーツ万能、頭も良い、ヲタク男子&陽キャな主人公、薄井 凌(うすい りょう)には、最近悩みがあった。
それは、何人かの同性の人たちに好意を寄せられていることに気づいてしまったからである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・女性キャラが出てくることがありますが、主人公との恋愛には発展しません。
・突然そういうシーンが出てくることがあります。ご了承ください。
・気分にもよりますが、3日に1回は新しい話を更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる