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第2章 スポーツ!!!
4 俺にできることを、と宣言してしまったからには、
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4
俺にできることを、と宣言してしまったからには、働かなければならない。緒方さんを見送った後、会長に一声かけてから、放課後の校舎をのんびりと歩いて、目的の場所に向かう。
この学園は、文武両道をモットーにしていて、全員部活に属さなければいけない。それは、生徒会役員だって例外じゃない。もちろん、他の生徒よりは部活に出る頻度は少なくなってしまうけれど、どこかしらに属している。会長はフェンシング部(何か格好つけてる感じが腹立つ)、双子は茶道部(金髪のくせに着物も様になっていてズルい)、平良くんはバレー部(あの長身はバレー部向きだ)、そして副会長は演劇部(去年の文化祭では女王様を熱演してた)と、役員の皆さんはそれぞれ活躍している。会長は最近、部活に出る余裕もないみたいだけど。――で、俺はというと。
「部長ー、お久しぶりですー」
校舎の一階から繋がっている部室棟に足を踏み入れ、そこから突き当りまで歩いたところに、その部屋はある。特別教室一つ分の十分なスペースに、ミシンやマネキンが置かれている。さらに奥の棚には、完成品であるぬいぐるみがきれいに並べられていた。ぽつぽつと部員たちがミシンに向かったり、デザイン画を描いたりしている。室内の中央で、大きな生地を裁断している背中を見付け、声をかける。きれいなハニーブロンドが腰まで伸びて、同じくらい長い前髪をちょうど真ん中で分けているその人は、180センチくらいのすらっとした長身だ。切れ長の目は青い瞳で、いやというほどに整った顔をしている。
「あら流ちゃん。久しぶりねえ」
はあとまあくでもつきそうなくらいに弾んだ声で言ってくれるのが、花田部長だ。女子なら誰でも聞き惚れそうな低音ヴォイスは、女子でもしないような柔らかな言葉を紡ぐ。
「最近やけに忙しくてー」
「そうみたいね、寂しいわ」
「部長は相変わらず、すごいっすねー」
部長の手元を覗くと、デザイン画が見える。今作ろうとしてる服のデザインらしいが、男物のジャケットで、普通に市販されてもおかしくないものだ。というか、雑誌とかに載って、モデルが着ててもおかしくない。部長の大きくて細長い指先が、裁断された布を折りたたむ。
「で? その忙しい中に来たっていうことは、何か用があるんでしょ」
「う、鋭い」
部長は優雅に微笑んだ。部長が笑うと、周りに薔薇の花がぶわっと咲き誇る幻覚が見える。
「体育祭で使うチームの旗なんすけどお……今年もウチでできないかなーって」
「もちろん、お安い御用よ」
体育祭は、学年混同の5つのチームに分かれて行う。チームカラーがそれぞれ決められていて、旗もチームごとにデザインされたものを使用する。昨年度は、その旗の作成を手芸部が手伝っている。
部長はすぐに頷いてくれた。ほっと胸を撫でおろしていると、「ただし」という前置きが耳に入って顔を上げる。美しい顔が、にこりと笑っていた。
「流ちゃんもお手伝いしてね」
「とーぜんっしょ、ちょー縫います」
そこを断ったら、手芸部失格でしょ。俺は胸を張って、大きく頷いた。
各チームのリーダーが旗のデザインを決まるまでは、布や去年の旗を用意するくらいしか仕事がない。とりあえず礼とこれから世話になる挨拶をしてから部室を出ると、とん、と何かにぶつかった。人だ。
「うわ、ごめんー」
相手が誰かも確認しないままに謝ると、肩の辺りにあるその栗色の頭がふるふると揺れた。あ、見覚えがあるぞ、この光景。
「大丈夫、です」
「なんだ、剣菱くんか」
それもそのはず、ぶつかった人の正体は、転入生だった。よくぶつかるなあとその旋毛を見つめていたら、剣菱くんがぱっと顔を上げた。
「す、鈴宮さんって」
「ん?」
「手芸部、なんですか」
「そうだよ」
見るからに驚いている。信じられないと書いてある顔を見つめ、俺は笑った。
「意外性って大事でしょ」
「どうして、手芸部に?」
俺がウィンクすると、剣菱くんはさらに質問を重ねてきた。一年の頃から、言われ続けている質問だ。答えは簡単。
「女の子受けよさそうじゃない?」
文武両道、一人一部活の規則には、正直頭を悩ませた。運動は嫌いじゃないけれど、ガチで頑張る運動部なんかに入ったら、俺の青春はそこで終わりだ。女の子と触れ合う時間が減る一方。そう考えた若き日の俺(と言っても一年前だけれども)は、手芸部と料理部の二択で悩んだ。結局、料理できるって言ったら女の子に作ってもらえなくなるかもな、という安直な考えのもと、手芸部を選んだのだった。
俺の簡潔な返答に、剣菱くんは驚いたようだった。丸い目をさらに丸めて、俺を見つめてくる。
実際、手芸部を選んでよかったと思う。その後、俺は手芸の楽しさに目覚めた。マスコットやあみぐるみを作っていることを匂わせれば、女の子受けも悪くない。『えー何それかわいー』『今度あたしのも作ってきてー』なんてやり取りから、次会う約束につなげられる。さらに、かわいいものマニアとして知られる前会長にも気に入られ、色々と良いことがあった。……まあ、そのおかげで今苦労しているわけだけれど。
「鈴宮さん、どんなの作るんですか?」
「かわいいの作るよー、マスコットとかあみぐるみとか」
「あみぐるみ?」
「そうそう、編み物で作るぬいぐるみ」
「見てみたいです、鈴宮さんの作ったの」
「え、きみそういう趣味だったの」
「い、いえっ、そういうわけじゃ、なくて」
確かに、かわいいものが寄って来そうな姿かたちをしてる。改めて剣菱くんを見ると、頭をふるふると振って否定された。
「どんなの、作るのかなって思ったから」
「別にふつうだよ、まあかわいいけど」
「俺にも……作ってくれませんか?」
思わぬお願いに、一瞬反応が遅れてしまった。やっぱりかわいいのが好きなんじゃーん、なんて軽口が許されない雰囲気に、俺は思わず頷いてしまう。
「いいけど……」
「本当ですか!? ありがとうございます、楽しみですっ」
ぱあっと花が咲いたような笑顔でお礼を言われて、「いやいや、あんまり楽しみにはしないでねー」なんて手をひらひらと振ると、剣菱くんはスキップでもしそうな勢いで立ち去って行った。うーん、謎な子だ。副会長にはバレないようにしないと、と思ったら少しぞわりとした。
「久しぶりじゃね? お前が内職してんの」
仕事を終わらせて部屋に戻り、ベッドの壁に寄りかかって毛糸を編み込んでいると、風呂上がりの雫が声をかけてきた。ついこの前に原稿が終わったらしく、爽やかな顔をしている。
「んー、頼まれたから」
赤い毛糸を指先に絡め、丸い形に編み込んでいく。オーソドックスに、くまの形を選んだ。去年は(女の子のために)、割と頻繁にこうして作っていたんだけれど、最近は生徒会の仕事ばかりでなかなかかぎ針に触れる時間がなかった。
「誰に?」
「転入生くんに」
「マジで?」
「マジでー」
端的に答え、指先を動かしていく。目線が指先に集中しているのが気に入らないのか、雫はベッドに上がり込んできた。ちらりと目線を上げる。
「王道的には、会長にいってほしいんだけどな。お前狙いかー」
「いやいや、そういうんじゃないでしょ。きっとかわいいのが好きなんだよ」
「いやー、どうだか」
「重いー」
雫が俺の後ろに回り、肩に顎を乗せてくるから、身体を斜めにして避ける。それでも雫は追いかけてくるので、放置することにした。
「最近スキンシップ激しくない」
「気のせいじゃね」
「そうかなー」
「あれだな、モテる男も大変だなあ」
背中に凭れかかりながら、しみじみと呟かれた。無視して手元の毛糸に集中していると、腹に手を回されて力を入れられる。最近、こういうのがやけに多い。
「雫さあ」
「何」
「さみしいの?」
二次元が恋人と言い張るこいつにも、いよいよ人肌が恋しい時期になったのかと、指先に絡む赤い毛糸を見つめたまま問いかける。少しの沈黙が流れた代わりに、身体に巻きつく腕の力が強くなった。
「さみしいっつーか、ふくざつ?」
「なにが」
「幼馴染がみんなの流様になってくのが」
「流様とか、言われたことないけど」
「馬鹿、例えだよ例え」
そう告げる雫の声色は、いつもよりも控え目だ。背中いっぱいに感じる体温と、少し硬めの感触は、確実に男のものなのに、振り解く気にはならなかった。
「もう暫くは独り占めしとこうと思って」
「暫くっていつまで」
「お前が誰かのものになるまで」
その雫の声が、思いの外真剣なものだったから。
――永遠のフリーマンに言うセリフじゃないでしょ、なんて軽口が、喉まで出かかって消えた。
手の中のあみぐるみは、顔の部分だけで止まっている。
俺にできることを、と宣言してしまったからには、働かなければならない。緒方さんを見送った後、会長に一声かけてから、放課後の校舎をのんびりと歩いて、目的の場所に向かう。
この学園は、文武両道をモットーにしていて、全員部活に属さなければいけない。それは、生徒会役員だって例外じゃない。もちろん、他の生徒よりは部活に出る頻度は少なくなってしまうけれど、どこかしらに属している。会長はフェンシング部(何か格好つけてる感じが腹立つ)、双子は茶道部(金髪のくせに着物も様になっていてズルい)、平良くんはバレー部(あの長身はバレー部向きだ)、そして副会長は演劇部(去年の文化祭では女王様を熱演してた)と、役員の皆さんはそれぞれ活躍している。会長は最近、部活に出る余裕もないみたいだけど。――で、俺はというと。
「部長ー、お久しぶりですー」
校舎の一階から繋がっている部室棟に足を踏み入れ、そこから突き当りまで歩いたところに、その部屋はある。特別教室一つ分の十分なスペースに、ミシンやマネキンが置かれている。さらに奥の棚には、完成品であるぬいぐるみがきれいに並べられていた。ぽつぽつと部員たちがミシンに向かったり、デザイン画を描いたりしている。室内の中央で、大きな生地を裁断している背中を見付け、声をかける。きれいなハニーブロンドが腰まで伸びて、同じくらい長い前髪をちょうど真ん中で分けているその人は、180センチくらいのすらっとした長身だ。切れ長の目は青い瞳で、いやというほどに整った顔をしている。
「あら流ちゃん。久しぶりねえ」
はあとまあくでもつきそうなくらいに弾んだ声で言ってくれるのが、花田部長だ。女子なら誰でも聞き惚れそうな低音ヴォイスは、女子でもしないような柔らかな言葉を紡ぐ。
「最近やけに忙しくてー」
「そうみたいね、寂しいわ」
「部長は相変わらず、すごいっすねー」
部長の手元を覗くと、デザイン画が見える。今作ろうとしてる服のデザインらしいが、男物のジャケットで、普通に市販されてもおかしくないものだ。というか、雑誌とかに載って、モデルが着ててもおかしくない。部長の大きくて細長い指先が、裁断された布を折りたたむ。
「で? その忙しい中に来たっていうことは、何か用があるんでしょ」
「う、鋭い」
部長は優雅に微笑んだ。部長が笑うと、周りに薔薇の花がぶわっと咲き誇る幻覚が見える。
「体育祭で使うチームの旗なんすけどお……今年もウチでできないかなーって」
「もちろん、お安い御用よ」
体育祭は、学年混同の5つのチームに分かれて行う。チームカラーがそれぞれ決められていて、旗もチームごとにデザインされたものを使用する。昨年度は、その旗の作成を手芸部が手伝っている。
部長はすぐに頷いてくれた。ほっと胸を撫でおろしていると、「ただし」という前置きが耳に入って顔を上げる。美しい顔が、にこりと笑っていた。
「流ちゃんもお手伝いしてね」
「とーぜんっしょ、ちょー縫います」
そこを断ったら、手芸部失格でしょ。俺は胸を張って、大きく頷いた。
各チームのリーダーが旗のデザインを決まるまでは、布や去年の旗を用意するくらいしか仕事がない。とりあえず礼とこれから世話になる挨拶をしてから部室を出ると、とん、と何かにぶつかった。人だ。
「うわ、ごめんー」
相手が誰かも確認しないままに謝ると、肩の辺りにあるその栗色の頭がふるふると揺れた。あ、見覚えがあるぞ、この光景。
「大丈夫、です」
「なんだ、剣菱くんか」
それもそのはず、ぶつかった人の正体は、転入生だった。よくぶつかるなあとその旋毛を見つめていたら、剣菱くんがぱっと顔を上げた。
「す、鈴宮さんって」
「ん?」
「手芸部、なんですか」
「そうだよ」
見るからに驚いている。信じられないと書いてある顔を見つめ、俺は笑った。
「意外性って大事でしょ」
「どうして、手芸部に?」
俺がウィンクすると、剣菱くんはさらに質問を重ねてきた。一年の頃から、言われ続けている質問だ。答えは簡単。
「女の子受けよさそうじゃない?」
文武両道、一人一部活の規則には、正直頭を悩ませた。運動は嫌いじゃないけれど、ガチで頑張る運動部なんかに入ったら、俺の青春はそこで終わりだ。女の子と触れ合う時間が減る一方。そう考えた若き日の俺(と言っても一年前だけれども)は、手芸部と料理部の二択で悩んだ。結局、料理できるって言ったら女の子に作ってもらえなくなるかもな、という安直な考えのもと、手芸部を選んだのだった。
俺の簡潔な返答に、剣菱くんは驚いたようだった。丸い目をさらに丸めて、俺を見つめてくる。
実際、手芸部を選んでよかったと思う。その後、俺は手芸の楽しさに目覚めた。マスコットやあみぐるみを作っていることを匂わせれば、女の子受けも悪くない。『えー何それかわいー』『今度あたしのも作ってきてー』なんてやり取りから、次会う約束につなげられる。さらに、かわいいものマニアとして知られる前会長にも気に入られ、色々と良いことがあった。……まあ、そのおかげで今苦労しているわけだけれど。
「鈴宮さん、どんなの作るんですか?」
「かわいいの作るよー、マスコットとかあみぐるみとか」
「あみぐるみ?」
「そうそう、編み物で作るぬいぐるみ」
「見てみたいです、鈴宮さんの作ったの」
「え、きみそういう趣味だったの」
「い、いえっ、そういうわけじゃ、なくて」
確かに、かわいいものが寄って来そうな姿かたちをしてる。改めて剣菱くんを見ると、頭をふるふると振って否定された。
「どんなの、作るのかなって思ったから」
「別にふつうだよ、まあかわいいけど」
「俺にも……作ってくれませんか?」
思わぬお願いに、一瞬反応が遅れてしまった。やっぱりかわいいのが好きなんじゃーん、なんて軽口が許されない雰囲気に、俺は思わず頷いてしまう。
「いいけど……」
「本当ですか!? ありがとうございます、楽しみですっ」
ぱあっと花が咲いたような笑顔でお礼を言われて、「いやいや、あんまり楽しみにはしないでねー」なんて手をひらひらと振ると、剣菱くんはスキップでもしそうな勢いで立ち去って行った。うーん、謎な子だ。副会長にはバレないようにしないと、と思ったら少しぞわりとした。
「久しぶりじゃね? お前が内職してんの」
仕事を終わらせて部屋に戻り、ベッドの壁に寄りかかって毛糸を編み込んでいると、風呂上がりの雫が声をかけてきた。ついこの前に原稿が終わったらしく、爽やかな顔をしている。
「んー、頼まれたから」
赤い毛糸を指先に絡め、丸い形に編み込んでいく。オーソドックスに、くまの形を選んだ。去年は(女の子のために)、割と頻繁にこうして作っていたんだけれど、最近は生徒会の仕事ばかりでなかなかかぎ針に触れる時間がなかった。
「誰に?」
「転入生くんに」
「マジで?」
「マジでー」
端的に答え、指先を動かしていく。目線が指先に集中しているのが気に入らないのか、雫はベッドに上がり込んできた。ちらりと目線を上げる。
「王道的には、会長にいってほしいんだけどな。お前狙いかー」
「いやいや、そういうんじゃないでしょ。きっとかわいいのが好きなんだよ」
「いやー、どうだか」
「重いー」
雫が俺の後ろに回り、肩に顎を乗せてくるから、身体を斜めにして避ける。それでも雫は追いかけてくるので、放置することにした。
「最近スキンシップ激しくない」
「気のせいじゃね」
「そうかなー」
「あれだな、モテる男も大変だなあ」
背中に凭れかかりながら、しみじみと呟かれた。無視して手元の毛糸に集中していると、腹に手を回されて力を入れられる。最近、こういうのがやけに多い。
「雫さあ」
「何」
「さみしいの?」
二次元が恋人と言い張るこいつにも、いよいよ人肌が恋しい時期になったのかと、指先に絡む赤い毛糸を見つめたまま問いかける。少しの沈黙が流れた代わりに、身体に巻きつく腕の力が強くなった。
「さみしいっつーか、ふくざつ?」
「なにが」
「幼馴染がみんなの流様になってくのが」
「流様とか、言われたことないけど」
「馬鹿、例えだよ例え」
そう告げる雫の声色は、いつもよりも控え目だ。背中いっぱいに感じる体温と、少し硬めの感触は、確実に男のものなのに、振り解く気にはならなかった。
「もう暫くは独り占めしとこうと思って」
「暫くっていつまで」
「お前が誰かのものになるまで」
その雫の声が、思いの外真剣なものだったから。
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