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唇が離れ、遥斗が見つめる。

「美咲さん、今日美咲さんとここのまま泊まっていい?」

「うん…」

また唇が重なる。

吐息とキスの音が入り混ざる。

ぐぅぅぅぅぅ

二人ともはっとして離れた。

わたしのお腹の音。

は、恥ずかしい。

顔が一気に赤くなる。

「アッハッハッハッハッ」

遥斗が顔を真っ赤にして笑う。

「そんなに笑わなくても…」

「ごめん。キスじゃお腹は満たされないね。くっくっく…」

「ほんとやだ…」

「何か食べに行く?」

「うん。」

「近くだと何があるんだろ?」

「ラーメン屋さんとか…」

あ、全然お洒落じゃないじゃん!

一応2人きりの外食初めてなのに。

ラーメンに誘う女って…

「美咲さんが良ければラーメン行ってみる?」

「遥斗、ラーメンでもいい?」

「全然いいよ!」

よかった。

遥斗と手を繋いで近所のラーメン屋さんに到着。

気にはなっていたけど、1人で入る勇気がなかったからすごく嬉しい。

遥斗は醤油ラーメン、あたしは塩ラーメンを頼んだ。

「味見したい。ちょっと交換しよ。」

遥斗が嬉しそうに器を交換する。

お互いのラーメンを交換して、こっちも美味しいって笑い合う。

ラーメンデートなんてした事なかったから新鮮で楽しい。

ラーメン屋さんを出た時、遥斗がふっと手を繋いできた。

あたしは遥斗の顔を見上げる。

「どうしたの?」

「ううん。」

顔がにやける。

昼間のあたしはなんだったんだろう。

でも、遥斗だったから受け止めてくれたんだと思う。

そして、こういう事が素敵な時間の共有と言うのかもしれない。

「遥斗…」

「何?」

「わたし、心配事増やしちゃったでしょ?ごめんね。」

「美咲さんが正直に話してくれた事だし、部長の事は心配だけど、美咲さんの事は信じてるから大丈夫だよ。」

「うん。」

「帰ったら続きする?」

「続き?」

「そう、さっきの続き。」

「…うん。…する。」

「じゃ早く帰ろ!」

遥斗が足速になる。

「歩くの早いよ。」

「待ちきれないの。」

無邪気に笑いながらあたしの手を引っ張った。


玄関を開けると、遥斗はいきなり激しいキスをした。

既に服の上からブラのホックを外している。

「くはっ…ぁん…は、激しい…」

「待ちきれないんだもん。」

「…ちょっ…シャワー…浴びてない…」

遥斗が止まった。

「俺もだ!俺臭いかも。」

あたしはキョトンとした顔をしてしまった。

「な~んて。一緒に入ろ。」

わたしの服を脱がし、あたしを抱き上げた。

「きゃっ」

驚き思わず声がでる。

「俺、それでもちょっと嫉妬あるかも。今日はいっぱい鳴かせるよ。」

そう言ってバスルームに連れて行く。

遥斗もいつの間にか産まれたままの姿になってはいるが、遥斗自身はそそり立っている。

あたしにボディソープをつけ、いきなり秘部を洗いだした。

既にソープとは違う滑りが出ているのがわかる。

「あぁっ!いきなり過ぎ。」

そしてあたしを浴槽の縁に手を掴ませた。

うそ!

「あぁっ!ダメ!…んぁっ!っあ!」

遥斗の大きな物があたしの中に捻じ込まれ、あたしの中を書き出すように上下する。

「あっ…あっ…ダメっ…」

あたしの中で快楽の波が押し寄せる。

「美咲さん、めちゃくちゃ気持ちいい…」

「…逝っちゃう…あぁん…あっ!…あっ…」

「そんな大きな声出したら近所に聞こえちゃうよ。」

そう言いながら遥斗のスピードが上がる。

「ダメダメっ…!イク……!」

一気に快楽の電気が走る。

遥斗自身を抜くと今度はいきなり指を3本入れてきた。

その指はすごいスピードで中を掻き出す。

「いやぁぁぁぁ…で、でちゃうぅぅ…」

あたしの中から一気に液体が溢れ出した。

足がガクガクして立っていられない。

遥斗はあたしの両腕を自分の首にかけ、あたしの両足を持ち上げた。

「…んぁ!」

思いっきり遥斗がまた中に入ってくる。

腰を打ち付けるパンパンといやらしい音がバスルームに響き渡る。

そして子宮を指すように奥深くを何度も刺激する。

「…あっ!…あっ!…ま、また…」

擦れるリズムと一緒に声が漏れる。

遥斗はまたスピードをあげる。

「…んぁ!…いやいやっん!…ぁぁぁ」

快楽の電気と同時に意識が飛んだ。
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