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サイコキラー
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コンビニで何が起こったのか何となく勘づいてしまったおれは、最近流行っている位置情報アプリでたかしの場所を確認した。無事宿泊先のバルコニーに向かっているようだ。しかし、不思議だ。俺の目測が正しければ、怪我をしているであろうたかしを乗せているはずだ。なぜそのままバルコニーの方へ向かっている。
とりあえず俺たちはたかしたちを追いかけることにした。山道には複数のタイヤ痕が残っていて、いくつかガードレールには傷や凹みが残っている。いやな予感がする。
少し走っていると後ろにいるえみが
「あれたかしたち少し先で止まってるわ。何かあったのかしら。」
「少し先ってどれくらいだ?」
振り向きながら曖昧な発言に苛つきながら聞く。
だが、答えはない。えみは驚いた表情で固まっていた。おれは仕方なく前を見た。
「あ、あぶなーい!」
えみが叫んだ。
急いでブレーキを力一杯踏む。危機一髪だ。
そこには電柱にぶつかって大破したたかしの車があった。俺たちは急いで車に駆け寄る。車の中を見る。
「え。。。」
空気が無くなったかのように皆言葉が出ない。たかしたち4人は血だらけで死んでいた。見るも無惨な姿だった。
俺はおかしいと思い、周りを見渡した。そこには1台のバイクと黄色の蛍光色のラインが横に入ったパーカーを着ている男が包丁を持って立っていた。
奴の左唇があがったかのように見えた瞬間、奴が俺に突っ込んできた。抵抗しようとした。しかし遅かった。最後にみた顔はそうあの不気味な男だった。
とりあえず俺たちはたかしたちを追いかけることにした。山道には複数のタイヤ痕が残っていて、いくつかガードレールには傷や凹みが残っている。いやな予感がする。
少し走っていると後ろにいるえみが
「あれたかしたち少し先で止まってるわ。何かあったのかしら。」
「少し先ってどれくらいだ?」
振り向きながら曖昧な発言に苛つきながら聞く。
だが、答えはない。えみは驚いた表情で固まっていた。おれは仕方なく前を見た。
「あ、あぶなーい!」
えみが叫んだ。
急いでブレーキを力一杯踏む。危機一髪だ。
そこには電柱にぶつかって大破したたかしの車があった。俺たちは急いで車に駆け寄る。車の中を見る。
「え。。。」
空気が無くなったかのように皆言葉が出ない。たかしたち4人は血だらけで死んでいた。見るも無惨な姿だった。
俺はおかしいと思い、周りを見渡した。そこには1台のバイクと黄色の蛍光色のラインが横に入ったパーカーを着ている男が包丁を持って立っていた。
奴の左唇があがったかのように見えた瞬間、奴が俺に突っ込んできた。抵抗しようとした。しかし遅かった。最後にみた顔はそうあの不気味な男だった。
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