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セレスティア王立学園編
8.初対面だと思いました
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これは参りました。
王子だけには目を付けられない様する積りでしたが……いや、なんとかまだ回避する方法があるはずです。
しかし憤慨している彼はまだ怒りが上昇しているのか、白い手袋を投げ付けて来ました。
手袋はその軽さと空気抵抗により、ふわりと私の目の前。いや、彼の足元に落ちます。
重りの無い布の手袋が何故私の所まで届くと思ったのでしょう!その事実に驚愕し、一歩下がってしまいます。
が、仕方ありません。私が拾って彼に返して上げましょう、話はそれからです。
そして手袋に手を掛ける瞬間。
――「貴方が拾ってはダメ!」
突然の大声で私は手袋への手が止まります。
そして声の主へ視線を向けると、赤い髪の美少女がそこに居ました。
「なんで貴方が入学式でいきなり王子様からの決闘を受けようとしてるのよ!」
なんで貴方がと言われても、私は貴女を知らないのですが……。
見ても知らない女生徒だったので再び手袋を拾い――「だぁあああーーーー!」
「だから拾うなって言ってるの!」
しかし考える間もなく、赤い髪の美少女が今度は走りながら私と手袋の間に割って入って来ました。
なんと言う事でしょう。
飛び込んで来た勢いに任せ、彼女は足元の手袋ですっころんでしまった……と思いましたが、すんでの所で彼女を王子が華麗にキャッチしているではありませんか。
見事としか言いようがありません。
「あ、ありがとう御座います。お、王子様」
抱かれた彼女の耳が赤いです。あぁ恋の始まりですか……いつの時代も青春とは良いものですね。
王子も顔を赤くして多少震えていますよ。なんと初々しい。
「何故決闘の申し込みの邪魔をした」
ん?
「何故私とこいつの決闘を阻止したのかと言ったのだ!この売女め!」
そしてなんと言うことでしょう。そう言って抱きかかえた女性を私に投げて来ました。
――とっ。
よく見ればこの赤い髪の女生徒、どこかで見た記憶が……ないですね。
しかし王子様。こんなに慕う自分のファンを投げるなんてどんな教育を今まで受けて来たんでしょうか。
それに赤い髪のお嬢さん?貴族のなんたるかをずっと勉強してた私が、決闘のルールを知らない筈が無いじゃありませんか。
私は彼女をキャッチする時にすこしズレてしまった眼鏡をはずし、胸にしまいます。
そして再度彼の投げた手袋を拾い――「あぁ、何故か悪寒がしますわ!出来れば殿方に保健室まで同行して頂きたいのですが?」――チラッ
テルルだ。
「おぉテルマイル嬢大丈夫ですか?お任せ下さい私、アンドレ・テレスティアが責任を持って貴女を保健室までお連れ致します」
「え、えぇ何か大変な時に申し訳ありません」
「何を言います。こんな事より貴女の身体の方が……大切です!お気になさらず」
今、身体の方がと言いながらテルルの身体を舐め回す様に見ましたね?許しませんよ?殺しますよ?
「おいザクス!デリファン!お前達も共に来るんだ」
「了解です王子」
「あぁ勿論だぜ」
茶髪長髪の白制服に、ツンツン頭の長身白制服が近づいて来ました。
「ザクス様にデリファン様まで」いまだ私に抱えられた赤い髪の女生徒が恍惚の表情で彼らを見ています。
あれ?王子ファンだったのではないのでしょうか。
――周囲がざわついている中、私は改めて彼の投げた手袋広いポケットにしまいました。
――――
――
何事も無い……事もありませんでしたが。式も終わりテルルの旦那としては先ずは彼女を保健室まで迎えに行かなくては。
先程はテルルなりに私を守ってくれたのでしょうし、それを気付けない程私は鈍感ではありません。
迎えに行ったらお礼の一言くらいは掛けないといけませんね。
「ちょっと待ちなさい!」
この声は先程の赤い髪の女生徒ですね。
振り返るとやはり先程の女生徒でした。ですがよく見れば彼女の胸元には銀翼のバッチが付けられています。
銀翼のバッチ――。
一般の貴族が付けるバッチは金翼。一般生徒は無し。
そして銀翼は特待生の印です。
そして今年の特待生は一人。
と言う事は……彼女が聖魔法の使い手!聖女様!これはいけません、友好な関係を構築しなければ!
「ちょっと!聞いてるの?いったいどう言うつも――え、なに?」
私は眼鏡を外し彼女へ詰め寄ります。
「いやぁ~君が特待生さんだったんだね!会いたかった。会いたかったよ!いやね、私は剣がからっきしなんだけど生傷が耐えなくて!それでこの世界でも珍しい聖魔法の使い手が入学するって聞いてたからずっと今日を心待ちにしていたんだ。あ、そうだ君の名前は?私はアレクとでも呼んでくれたらいいから。そう言えばさっき守ってくれたんでしょ?でもあのまま決闘になって私がボロボロになっても君の聖魔法があれば怪我なんて一瞬で治るんでしょ?あちゃぁ~だったらあの場でボロボロになって君の魔法に掛かった方が私にとっては幸せだったかもしれないなぁ――チラッ」
「えっ?えっ?」
「なのでわ、私と友達になって下さい!」
頭を下げつつ彼女に右手を差し出す。
「誰?」
「――私と友達になって下さい!」
「きゅ、急ね。まぁその熱意は伝わったわ。でも貴方貴族でしょ?私は平民よ?」
「それが何か?」
「いや、この国って平民は貴族にとってはただの労働力で、人間的に格が違うみたいな?」
「同じ人間なら何も問題ないのでは?……あぁ~選民主義の事ですね。大丈夫です、私は気にしない主義なので」
「……そう、なら友達になってあげてもいいわ」
「おぉおお」
「ただし!一つ条件があるの」
「条件ですか?わ、私に出来る事なら」
「ほぉ~なんでもね。いい心がけだわ」
こうして私は赤い髪の少女と友達になりました。
――――
――
「ねぇ、後ろ盾になってくれそうな貴族と会わせてくれるって本当?王子との出会いを阻止された貴方みたいな騎士爵程度の子息じゃこの学園で生きていけないわよ?主に私が」
彼女の名前はハル。
予想通り教会認定の聖女様でした!いやぁ~こんな有名人とお知り合いになれるとは前世でもありませんでした。
そして先程の条件ですが。
彼女なりの打算があり先程の入学式での騒動を諫め、王子との関係を持ちたかったそうです。
彼女は教会の保護の元学園に通ってはいますが、平民であり平民であるが故にこの学園で生活するには何かと後ろ盾があった方が良いだろうとの事。
ハルはちゃんと考えている子なんですね。
ならば王子の後ろ盾は無理でしたが、私なりに彼女の後ろ盾となる人物を紹介してあげようと思います。
「王家に次ぐ偉い貴族の子供なんで大丈夫ですよ。それに私はその人の護衛騎士なので問題ありません」
「王家に次ぐ高貴な貴族に護衛騎士ねぇ……そんなキャラ居なかったはずだけど」
「どうしました?」
「あぁこっちの話し、気にしないで」
「こちらです」
私は保健室の戸を開け、窓際で紅茶を飲む女生徒へ声を掛ける。
やはり体調不良は私を守る方便だった様ですね。
「お待たせテルル!聖魔法の使い手と友達になったんだ!」
「珍しいわね、聖魔法なんて」
「そうだろ?あ、彼女連れて来てるんだよ」
「は?彼女?」
私は立ち上がり保健室前に控えていたハルの手を引っ張る。
「ほら、こちらがハルさん。テルル。挨拶挨拶」
面倒そうに重い腰を上げるテルルだが、既に公爵令嬢然としている。切り替えは完璧な様でなにより。
しかしなんだかんだと言いながら、彼女は私が連れて来た聖魔法の使い手が気になる様だ。
お互いが目を伏せ、綺麗な挨拶を交わす。
「私はテルマイル・ハイネケ――」「特待生のハルと申しま――」
しかし何故か途中で固まる二人。
「性悪聖女!」
「悪役公爵令嬢!」
……お互い見たままを言い合ってますね。ですがこのピリピリした空気はなんなのでしょう。
初対面だと思いましたが、どうやら既に知り合いみたいですね!
王子だけには目を付けられない様する積りでしたが……いや、なんとかまだ回避する方法があるはずです。
しかし憤慨している彼はまだ怒りが上昇しているのか、白い手袋を投げ付けて来ました。
手袋はその軽さと空気抵抗により、ふわりと私の目の前。いや、彼の足元に落ちます。
重りの無い布の手袋が何故私の所まで届くと思ったのでしょう!その事実に驚愕し、一歩下がってしまいます。
が、仕方ありません。私が拾って彼に返して上げましょう、話はそれからです。
そして手袋に手を掛ける瞬間。
――「貴方が拾ってはダメ!」
突然の大声で私は手袋への手が止まります。
そして声の主へ視線を向けると、赤い髪の美少女がそこに居ました。
「なんで貴方が入学式でいきなり王子様からの決闘を受けようとしてるのよ!」
なんで貴方がと言われても、私は貴女を知らないのですが……。
見ても知らない女生徒だったので再び手袋を拾い――「だぁあああーーーー!」
「だから拾うなって言ってるの!」
しかし考える間もなく、赤い髪の美少女が今度は走りながら私と手袋の間に割って入って来ました。
なんと言う事でしょう。
飛び込んで来た勢いに任せ、彼女は足元の手袋ですっころんでしまった……と思いましたが、すんでの所で彼女を王子が華麗にキャッチしているではありませんか。
見事としか言いようがありません。
「あ、ありがとう御座います。お、王子様」
抱かれた彼女の耳が赤いです。あぁ恋の始まりですか……いつの時代も青春とは良いものですね。
王子も顔を赤くして多少震えていますよ。なんと初々しい。
「何故決闘の申し込みの邪魔をした」
ん?
「何故私とこいつの決闘を阻止したのかと言ったのだ!この売女め!」
そしてなんと言うことでしょう。そう言って抱きかかえた女性を私に投げて来ました。
――とっ。
よく見ればこの赤い髪の女生徒、どこかで見た記憶が……ないですね。
しかし王子様。こんなに慕う自分のファンを投げるなんてどんな教育を今まで受けて来たんでしょうか。
それに赤い髪のお嬢さん?貴族のなんたるかをずっと勉強してた私が、決闘のルールを知らない筈が無いじゃありませんか。
私は彼女をキャッチする時にすこしズレてしまった眼鏡をはずし、胸にしまいます。
そして再度彼の投げた手袋を拾い――「あぁ、何故か悪寒がしますわ!出来れば殿方に保健室まで同行して頂きたいのですが?」――チラッ
テルルだ。
「おぉテルマイル嬢大丈夫ですか?お任せ下さい私、アンドレ・テレスティアが責任を持って貴女を保健室までお連れ致します」
「え、えぇ何か大変な時に申し訳ありません」
「何を言います。こんな事より貴女の身体の方が……大切です!お気になさらず」
今、身体の方がと言いながらテルルの身体を舐め回す様に見ましたね?許しませんよ?殺しますよ?
「おいザクス!デリファン!お前達も共に来るんだ」
「了解です王子」
「あぁ勿論だぜ」
茶髪長髪の白制服に、ツンツン頭の長身白制服が近づいて来ました。
「ザクス様にデリファン様まで」いまだ私に抱えられた赤い髪の女生徒が恍惚の表情で彼らを見ています。
あれ?王子ファンだったのではないのでしょうか。
――周囲がざわついている中、私は改めて彼の投げた手袋広いポケットにしまいました。
――――
――
何事も無い……事もありませんでしたが。式も終わりテルルの旦那としては先ずは彼女を保健室まで迎えに行かなくては。
先程はテルルなりに私を守ってくれたのでしょうし、それを気付けない程私は鈍感ではありません。
迎えに行ったらお礼の一言くらいは掛けないといけませんね。
「ちょっと待ちなさい!」
この声は先程の赤い髪の女生徒ですね。
振り返るとやはり先程の女生徒でした。ですがよく見れば彼女の胸元には銀翼のバッチが付けられています。
銀翼のバッチ――。
一般の貴族が付けるバッチは金翼。一般生徒は無し。
そして銀翼は特待生の印です。
そして今年の特待生は一人。
と言う事は……彼女が聖魔法の使い手!聖女様!これはいけません、友好な関係を構築しなければ!
「ちょっと!聞いてるの?いったいどう言うつも――え、なに?」
私は眼鏡を外し彼女へ詰め寄ります。
「いやぁ~君が特待生さんだったんだね!会いたかった。会いたかったよ!いやね、私は剣がからっきしなんだけど生傷が耐えなくて!それでこの世界でも珍しい聖魔法の使い手が入学するって聞いてたからずっと今日を心待ちにしていたんだ。あ、そうだ君の名前は?私はアレクとでも呼んでくれたらいいから。そう言えばさっき守ってくれたんでしょ?でもあのまま決闘になって私がボロボロになっても君の聖魔法があれば怪我なんて一瞬で治るんでしょ?あちゃぁ~だったらあの場でボロボロになって君の魔法に掛かった方が私にとっては幸せだったかもしれないなぁ――チラッ」
「えっ?えっ?」
「なのでわ、私と友達になって下さい!」
頭を下げつつ彼女に右手を差し出す。
「誰?」
「――私と友達になって下さい!」
「きゅ、急ね。まぁその熱意は伝わったわ。でも貴方貴族でしょ?私は平民よ?」
「それが何か?」
「いや、この国って平民は貴族にとってはただの労働力で、人間的に格が違うみたいな?」
「同じ人間なら何も問題ないのでは?……あぁ~選民主義の事ですね。大丈夫です、私は気にしない主義なので」
「……そう、なら友達になってあげてもいいわ」
「おぉおお」
「ただし!一つ条件があるの」
「条件ですか?わ、私に出来る事なら」
「ほぉ~なんでもね。いい心がけだわ」
こうして私は赤い髪の少女と友達になりました。
――――
――
「ねぇ、後ろ盾になってくれそうな貴族と会わせてくれるって本当?王子との出会いを阻止された貴方みたいな騎士爵程度の子息じゃこの学園で生きていけないわよ?主に私が」
彼女の名前はハル。
予想通り教会認定の聖女様でした!いやぁ~こんな有名人とお知り合いになれるとは前世でもありませんでした。
そして先程の条件ですが。
彼女なりの打算があり先程の入学式での騒動を諫め、王子との関係を持ちたかったそうです。
彼女は教会の保護の元学園に通ってはいますが、平民であり平民であるが故にこの学園で生活するには何かと後ろ盾があった方が良いだろうとの事。
ハルはちゃんと考えている子なんですね。
ならば王子の後ろ盾は無理でしたが、私なりに彼女の後ろ盾となる人物を紹介してあげようと思います。
「王家に次ぐ偉い貴族の子供なんで大丈夫ですよ。それに私はその人の護衛騎士なので問題ありません」
「王家に次ぐ高貴な貴族に護衛騎士ねぇ……そんなキャラ居なかったはずだけど」
「どうしました?」
「あぁこっちの話し、気にしないで」
「こちらです」
私は保健室の戸を開け、窓際で紅茶を飲む女生徒へ声を掛ける。
やはり体調不良は私を守る方便だった様ですね。
「お待たせテルル!聖魔法の使い手と友達になったんだ!」
「珍しいわね、聖魔法なんて」
「そうだろ?あ、彼女連れて来てるんだよ」
「は?彼女?」
私は立ち上がり保健室前に控えていたハルの手を引っ張る。
「ほら、こちらがハルさん。テルル。挨拶挨拶」
面倒そうに重い腰を上げるテルルだが、既に公爵令嬢然としている。切り替えは完璧な様でなにより。
しかしなんだかんだと言いながら、彼女は私が連れて来た聖魔法の使い手が気になる様だ。
お互いが目を伏せ、綺麗な挨拶を交わす。
「私はテルマイル・ハイネケ――」「特待生のハルと申しま――」
しかし何故か途中で固まる二人。
「性悪聖女!」
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……お互い見たままを言い合ってますね。ですがこのピリピリした空気はなんなのでしょう。
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