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日はまた昇る

諸民族の夜明け

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 当初、それはわずかな、しかし彼らの目を覚まさせるのは充分な切欠だった。白人がいつものようにアフリカで圧政を敷いていた時に、あるアフリカの部族が決起したのである。その部族は虐殺されたのだが、それを聞きつけたアフリカ全土が決起、白人どもは大日本帝国の陰謀ではないかと疑い、証拠をあら探ししたが、大日本帝国はそもそもアメリカ合衆国と違い陰謀という薄汚い行為は得意ではない。それでも証拠を捏造しようとしていたが、彼らはアフリカ全土の決起という事態を甘く見ていた。後に戦争か否か論議されるものの、そもそも当時アフリカに国際法上の国家は存在せず、戦争という行為が国家間の政治行為であると定義するのならば、それはまさしく、「アフリカ革命」とでもいうべき出来事であった。後にも先にも、アフリカ人が部族間の諍いを一時的にとはいえ和解して一致団結したのはこの事件が初めてであった。
 大日本帝国はこの事態を、当初平和条約提唱国の立場上静観してたが、アフリカ人の要請により型落ちした武器の売却を始めた。そう、昭和時代の大日本帝国の行動はいつだって泥縄だった。それでも、九十七式中戦車が大戦後に創られた戦車、所謂MBTを撃破したのはこの革命騒ぎがなければ起こりえないことであった。
 そして、このアフリカ革命をうけて1954年2月、ある宣言が行われた。俗に言う所のメラニン投票である。
 話の趣旨はこうだ。
 「有色人種の土地を取り戻すために、住民投票を行う」
 単純明快だが、つまるところ住民投票を行って白人が不法占拠している地域を解放するための道理を導き出し、白人を欧州へ、場合によってはこの世から追放してしまおうという魂胆であった。企画人は、言うまでも無く大日本帝国の首脳部であった。しかし、この事件は一つの悲劇を生むことになる。彼らによれば、それは想定内であったらしいが。

 投票経緯は割愛するが、これによってそこら中で新国家が誕生した。部族単位の国家もあれば、大陸独占禁止法があっても尚大規模な面積を持つ国家も存在した。そんな中、ある一つのテストケースとでも言うべき存在があった。
 自称「大韓民国」、別名「朝鮮半島」である。
 金九ら反日民族はこれを好機と見て票を操作してでも独立しようと画策し、それは成功した。それは世界への挑戦と言っても良かった。が、皆何か忘れてないだろうか。彼は独立国となった。独立国となった以上、今までの大日本帝国臣民としての特権は一切使えないということである。彼らはほくそ笑んでいたが、この事態に気づいた頃にはもう遅い、ある意味体良く大日本帝国主催の大東亜共栄圏から追い払われたようなものである。

 一方で、このメラニン投票で最も損害を被った国家はどこであったか。実はそれはヨーロッパではない。今度は、そちらも見ていこうと思う。
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