江戸時代改装計画 

華研えねこ

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その日まで

家綱の代

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初っ端から面白い材料が転がっています。由井正雪や丸橋忠弥などの、いわゆる慶安の変です。
ただ、ここで江戸幕府を転覆させてしまうとここのコーナーの意味がないので、涙を呑んで彼らには退場してもらいます。
それに、彼らが決起したことによって幕府が武断政治から文治政治にスライダーを動かしたため、ここは失敗したことに意味があるのですよ。
それに、次回はいよいよ、犬将軍が突入してくるので、それを防ぐためにはどうしたらいいか。いや別に綱吉が好きってわけじゃないですよ、うん。(おい!)
まあ、普通なら綱吉にしておいて、最近見直されつつある生類憐みの令(笑)を断行した愚者、というのも悪くはないんですが、というか、元禄赤穂騒動って綱吉の逆鱗に触れたから吉良がああなったというのもありますし。ただ、死産とはいえ家綱には嫡子がいるんですよ。だから、これを蘭方医が助けたとかになったら、面白いんじゃないかなあ、って思いますし。それに、そういう経緯があれば、生類憐みの令ほどドギツイ政策をとらないにしても、それに近い発想は芽生えるかもしれません。なので、ここはひとつ、綱吉には退場(一応、死を意味するわけではねえです)いただいて、家綱嫡子という手もありかもしれません。え?そしたらラスト・タイクーンこと慶喜が生まれなくなるんじゃないかって?そのあたりは、まあきちんと考えています。ご安心くださいな。

ああ、草々。家綱の代と書いてあることから解るとおり、徳川家光の死まで、即ち武家諸法度とか禁中並びに公家諸法度とか、そういったものは全部そのままにします。そして、切支丹禁教令もまた、同じく。
というか、鎖国しておかないと黒船がやってこないので、徳川家光までの代は変えておかんほうがいいでしょう。それだけ、彼らは最適解を選んでいますので。
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