5 / 10
不安と喜び
しおりを挟む
私がお風呂をためる準備をしてバスルームから出ると、
野良は私の絵を見つめていた。
「野良。北海道は何処に行く予定なの?」
「札幌に行く予定。
だけど、洞爺湖に寄りたくなっちゃったな」
「……聞きたくないけど、いつ……発つの?」
「明日の昼の飛行機に乗る予定だよ」
「……明日までいてくれる?」
「もちろん。君が望む限り」
「嫌われたくないから、聞きたくないけど。
またこの家に帰ってきてくれる?」
「君が拒まなければね。
俺は君を大切にしたい。」
野良は私を抱きしめる。
それだけで私は安心出来るのは、他の男ではない野良だからだろう。
「のこの仕事場はこの奥?」
「そうこの奥、入らない方が身のためのよ。
ふふふ、汚すぎるから」
「それは怖い。見ないことにするよ。僕は美しい作品だけみることにするよ」
「そうね。そうして。お腹空いたでしょ?
お風呂はいってからでいい?先に食べたい?」
「後でいいよ」
「歯磨きは新しいこれを使って」
「ありがとう」
「もうお風呂平気だと思う。先入ってていいよ。後から向かう。バスタオルとかは用意してある。着れそうな服があるか探してみる」
「いいよ。俺の着替えはあるよ。
あまり気を遣わないで。
一緒に入るんだろ?行こう」
「……うん」
野良は私の絵を見つめていた。
「野良。北海道は何処に行く予定なの?」
「札幌に行く予定。
だけど、洞爺湖に寄りたくなっちゃったな」
「……聞きたくないけど、いつ……発つの?」
「明日の昼の飛行機に乗る予定だよ」
「……明日までいてくれる?」
「もちろん。君が望む限り」
「嫌われたくないから、聞きたくないけど。
またこの家に帰ってきてくれる?」
「君が拒まなければね。
俺は君を大切にしたい。」
野良は私を抱きしめる。
それだけで私は安心出来るのは、他の男ではない野良だからだろう。
「のこの仕事場はこの奥?」
「そうこの奥、入らない方が身のためのよ。
ふふふ、汚すぎるから」
「それは怖い。見ないことにするよ。僕は美しい作品だけみることにするよ」
「そうね。そうして。お腹空いたでしょ?
お風呂はいってからでいい?先に食べたい?」
「後でいいよ」
「歯磨きは新しいこれを使って」
「ありがとう」
「もうお風呂平気だと思う。先入ってていいよ。後から向かう。バスタオルとかは用意してある。着れそうな服があるか探してみる」
「いいよ。俺の着替えはあるよ。
あまり気を遣わないで。
一緒に入るんだろ?行こう」
「……うん」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
ヤリたい男ヤラない女〜デキちゃった編
タニマリ
恋愛
野獣のような男と付き合い始めてから早5年。そんな彼からプロポーズをされ同棲生活を始めた。
私の仕事が忙しくて結婚式と入籍は保留になっていたのだが……
予定にはなかった大問題が起こってしまった。
本作品はシリーズの第二弾の作品ですが、この作品だけでもお読み頂けます。
15分あれば読めると思います。
この作品の続編あります♪
『ヤリたい男ヤラない女〜デキちゃった編』
若妻シリーズ
笹椰かな
恋愛
とある事情により中年男性・飛龍(ひりゅう)の妻となった18歳の愛実(めぐみ)。
気の進まない結婚だったが、優しく接してくれる夫に愛実の気持ちは傾いていく。これはそんな二人の夜(または昼)の営みの話。
乳首責め/クリ責め/潮吹き
※表紙の作成/かんたん表紙メーカー様
※使用画像/SplitShire様
一夜限りのお相手は
栗原さとみ
恋愛
私は大学3年の倉持ひより。サークルにも属さず、いたって地味にキャンパスライフを送っている。大学の図書館で一人読書をしたり、好きな写真のスタジオでバイトをして過ごす毎日だ。ある日、アニメサークルに入っている友達の亜美に頼みごとを懇願されて、私はそれを引き受けてしまう。その事がきっかけで思いがけない人と思わぬ展開に……。『その人』は、私が尊敬する写真家で憧れの人だった。R5.1月
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる