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14.帰還
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「……もし仮にこの世界に意味があると仮定するとどうでしょう。世界によって産み出された細菌や人にも、生まれた意味があるはずです。意味のある世界から生まれた以上、意味を持たないはずがない。『人の人生に意味はなく、ひたすら幸福を追求すべき』という、前提そのものが間違っている可能性があるのでは?」
「君はまるで『お化けを見た』と説得しようとする子供のようだ。経験則から考えて、世界に意味はある『かもしれない』が『信憑性は薄い』。同様の理由で『自分以外の意識は存在しないかもしれない』という独我論や、神の存在も、われわれは取り扱わない。人は『人にとっての世界』、『人にとっての真理』にしか到達できないからだ。君が言うような『人知を越えた真理』は、知りようがない上、語る必要もない」
きわめてなっとく感のある考え方だった。
例えば二次元を生きるイソギンチャクに、『高さ』の概念を理解させようとしても困難をきわめる。その上、『認識の形式が違う上、知りようがないこと』をイソギンチャクが知ったところで無意味だ。同様に『人が知りようもないこと』に関しても、人が知ったところで活用しようがない。
少なくとも、『人知を越えた真理』について考えるよりも、『人が認識できる範囲での真理』を追求した方が、ずっと建設的だ。
圭太は絶望的な気分になった。
彼は、自分がこれまでに抱いた考えや、行きつく可能性のあった答えは、すでに検証済みなのだ。彼は、今まで自分が出会ってきた人の中で、まちがいなく一番頭がいい。
「たとえ、この世界の意味について語ったとしても、回答は同じだ。この世界の外へ行き、世界全体を見渡し、そこに意味があるかを確かめることはできない。最終的にどちらを信じるかは、われわれの決断にかかっている。世界は有意味か、それとも無意味か。われわれは後者を選んだ。こちらを信じる方が、より持続可能かつ幸福な社会運営が行えると、判断したからだ」
言葉の意味を教えしようとしても、意識フィルタリングによって、永遠に正しい意味へはたどりつけない。たどりついたとしても、うえ付けられた信念に反するから信じようとしない。信じかけたとしても、条件付けられた習慣により反射的に否定する。信じたとしても、意識フィルタリングが働き、スタート地点に逆戻り。
圭太が口を開こうとした瞬間、先回りして総統が答えた。
「では万が一、社会安定化を脅かすようや真実が発覚してしまったとしよう。それでも国民全員が『意識フィルタリング』で無視すれば、存在しないのと同じだ。人の精神を支配するということは、過去も現在も未来も、物質も、真理をも支配したことと同義なのだ」
「くっ……」
結局、彼……いや彼らに、何を言ってもむだなのだ。
禅問答を延々くり返したあげく、圭太はとうとう語るべき言葉を失ってしまった。
沈黙した圭太に対し、総統は優しく語りかけた。
「彼女の二人の妹も、私の兄も、自らの意志で命を捧げ『命のカプセル』になった。案内人も、自ら望んでタワーへ行った。この世で、社会の中の一細胞として立派に使命を果すほど、幸せなことはない。彼ら自身、最後の一息までそう信じ続けていた。かりそめの繁栄、かりそめの平和。しかし、たとえかりそめでも、本人が一生信じれば、それは本人にとっての真実だ。もちろん、私にとってもね。『今は、誰もが幸福』なのだから」
総統とは、最後まで分かり合えなかった。とても残念なことだ。
しかし、同時に圭太は、心の底から満たされた気分でもあった。ここまで真剣に、自分と向き合ってくれた人は、生まれてはじめてだったからだ。
社会によって生産されたいびつな存在であることを考慮しても、彼という人は偉大だった。
「話を聞かせていただき、ありがとうございました。でも、なぜただの魔術師に説明したのです?」
「君が『ただの魔術師』ではないからだ。興味があったんだ」
「制御できないものを激しく嫌うあなたたちからしたら、私は特大の不確定要素だったはず。実際、わざわざタワーに入る前日の案内人を採用して、社会への影響を極限まで小さくしようとした。そこまでして、観察する価値があったというのですか?」
「そうだ。そして君は実際、われわれが見込んだ通りだった。君から見たわれわれは、根底から異なる価値観をもつ存在。しかし君は、発狂することなく、実に短時間で、価値観を受け入れてしまった。その上で、周りに流されることなく『人は道具ではない』という信念を貫き通した。すさまじい精神力だ。君は元の世界に帰ったら、偉業を成し遂げるに違いない。われわれは、その一助を担えたことをほこりに思うよ」
「私も、あなた方に微力ながら協力できたことを、嬉しく思います」
皮肉ではない。本心からの言葉だった。互いの理想をぶつけあったことで、互いにより深い考えに至れたのは事実だからだ。
もちろん、それが彼らの考えを肯定する理由にはならないのだが。
「最後に見せたいものがある」
天井から一枚の肖像画が、ぶら下がってきた。どうやら仕掛け天井になっていたらしい。描かれている絵は、黒いローブをまとった老魔術師だった。髪の毛がはげ上がり、顔には無数のしわが刻まれている。だが、どこかで見覚えがある。いや、見覚えがありすぎる。
「そ、そんなばかな、ことが! あ、ありえない。何かの間違えじゃあないのか!?」
「正直、われわれも驚いたよ。ふふふ……さようなら、未来のネオカルマポリス初代総統閣下」
総統が深々とお辞儀したところで、暗転した。
帰還した圭太は、早速ノートを取り出した。速記魔法で、自分の考えを書き出していく。
「まずは法律の整備だな。洗脳や遺伝子操作をはじめ、生命倫理について考える必要がある。『幸福とは何か』、『人の生きる意味とは何か』といった難題とも向き合わなきゃいけない。他にも問題が山積みだ。けれども、僕や《叡知》だけで判断するのは危険すぎる」
チートスキルが自分よりも賢いのは確かだ。より早く計算でき、より多くの情報をもとに、物事を判断できる。しかし、スキルが「絶対的に正しい」と盲信するのは危険だ。
スキルはあくまでも人間の補佐だ。最終的に判断するのは人であり、判断の責任は人が負わなくてはならない。
今の自分は、独裁者に政治を丸投げして、疑いもせず盲従する愚民と同じだ。
「チートスキルは『自分がどうすればいいか』を指し示すものじゃない。僕がすべきことは、『チートスキルをどう使うか』を考えることだ」
長期に渡り、多くの人に知恵を求める必要がある。一つの考え方に囚われると、大切なものを見落としてしまうからだ。革新技術をよりよく扱うには、多様な視点が不可欠。では、どうすべきか?
「より多くの人に知識を普及すれば、より多くの人に知恵を求められるようになる。そうすれば、少しはマシな未来が訪れるはずだ。高度な教育機関が必要だな。……なんだ、まだまだやるべきことはたくさんあるじゃないか」
チートスキルに頼りすぎて視野が狭くなっていただけだったのか。
圭太は苦笑した。
その時、ふと思い浮かんだ一文をノートにしたためた。
「一人一人が、日々問い続けなければならない。『これは正しい力の使い方か?』と。大切なのは、力そのものではなく、それを扱う人の意志なのだから」
この一文が未来を変えたことを、圭太はまだ知らない。
「君はまるで『お化けを見た』と説得しようとする子供のようだ。経験則から考えて、世界に意味はある『かもしれない』が『信憑性は薄い』。同様の理由で『自分以外の意識は存在しないかもしれない』という独我論や、神の存在も、われわれは取り扱わない。人は『人にとっての世界』、『人にとっての真理』にしか到達できないからだ。君が言うような『人知を越えた真理』は、知りようがない上、語る必要もない」
きわめてなっとく感のある考え方だった。
例えば二次元を生きるイソギンチャクに、『高さ』の概念を理解させようとしても困難をきわめる。その上、『認識の形式が違う上、知りようがないこと』をイソギンチャクが知ったところで無意味だ。同様に『人が知りようもないこと』に関しても、人が知ったところで活用しようがない。
少なくとも、『人知を越えた真理』について考えるよりも、『人が認識できる範囲での真理』を追求した方が、ずっと建設的だ。
圭太は絶望的な気分になった。
彼は、自分がこれまでに抱いた考えや、行きつく可能性のあった答えは、すでに検証済みなのだ。彼は、今まで自分が出会ってきた人の中で、まちがいなく一番頭がいい。
「たとえ、この世界の意味について語ったとしても、回答は同じだ。この世界の外へ行き、世界全体を見渡し、そこに意味があるかを確かめることはできない。最終的にどちらを信じるかは、われわれの決断にかかっている。世界は有意味か、それとも無意味か。われわれは後者を選んだ。こちらを信じる方が、より持続可能かつ幸福な社会運営が行えると、判断したからだ」
言葉の意味を教えしようとしても、意識フィルタリングによって、永遠に正しい意味へはたどりつけない。たどりついたとしても、うえ付けられた信念に反するから信じようとしない。信じかけたとしても、条件付けられた習慣により反射的に否定する。信じたとしても、意識フィルタリングが働き、スタート地点に逆戻り。
圭太が口を開こうとした瞬間、先回りして総統が答えた。
「では万が一、社会安定化を脅かすようや真実が発覚してしまったとしよう。それでも国民全員が『意識フィルタリング』で無視すれば、存在しないのと同じだ。人の精神を支配するということは、過去も現在も未来も、物質も、真理をも支配したことと同義なのだ」
「くっ……」
結局、彼……いや彼らに、何を言ってもむだなのだ。
禅問答を延々くり返したあげく、圭太はとうとう語るべき言葉を失ってしまった。
沈黙した圭太に対し、総統は優しく語りかけた。
「彼女の二人の妹も、私の兄も、自らの意志で命を捧げ『命のカプセル』になった。案内人も、自ら望んでタワーへ行った。この世で、社会の中の一細胞として立派に使命を果すほど、幸せなことはない。彼ら自身、最後の一息までそう信じ続けていた。かりそめの繁栄、かりそめの平和。しかし、たとえかりそめでも、本人が一生信じれば、それは本人にとっての真実だ。もちろん、私にとってもね。『今は、誰もが幸福』なのだから」
総統とは、最後まで分かり合えなかった。とても残念なことだ。
しかし、同時に圭太は、心の底から満たされた気分でもあった。ここまで真剣に、自分と向き合ってくれた人は、生まれてはじめてだったからだ。
社会によって生産されたいびつな存在であることを考慮しても、彼という人は偉大だった。
「話を聞かせていただき、ありがとうございました。でも、なぜただの魔術師に説明したのです?」
「君が『ただの魔術師』ではないからだ。興味があったんだ」
「制御できないものを激しく嫌うあなたたちからしたら、私は特大の不確定要素だったはず。実際、わざわざタワーに入る前日の案内人を採用して、社会への影響を極限まで小さくしようとした。そこまでして、観察する価値があったというのですか?」
「そうだ。そして君は実際、われわれが見込んだ通りだった。君から見たわれわれは、根底から異なる価値観をもつ存在。しかし君は、発狂することなく、実に短時間で、価値観を受け入れてしまった。その上で、周りに流されることなく『人は道具ではない』という信念を貫き通した。すさまじい精神力だ。君は元の世界に帰ったら、偉業を成し遂げるに違いない。われわれは、その一助を担えたことをほこりに思うよ」
「私も、あなた方に微力ながら協力できたことを、嬉しく思います」
皮肉ではない。本心からの言葉だった。互いの理想をぶつけあったことで、互いにより深い考えに至れたのは事実だからだ。
もちろん、それが彼らの考えを肯定する理由にはならないのだが。
「最後に見せたいものがある」
天井から一枚の肖像画が、ぶら下がってきた。どうやら仕掛け天井になっていたらしい。描かれている絵は、黒いローブをまとった老魔術師だった。髪の毛がはげ上がり、顔には無数のしわが刻まれている。だが、どこかで見覚えがある。いや、見覚えがありすぎる。
「そ、そんなばかな、ことが! あ、ありえない。何かの間違えじゃあないのか!?」
「正直、われわれも驚いたよ。ふふふ……さようなら、未来のネオカルマポリス初代総統閣下」
総統が深々とお辞儀したところで、暗転した。
帰還した圭太は、早速ノートを取り出した。速記魔法で、自分の考えを書き出していく。
「まずは法律の整備だな。洗脳や遺伝子操作をはじめ、生命倫理について考える必要がある。『幸福とは何か』、『人の生きる意味とは何か』といった難題とも向き合わなきゃいけない。他にも問題が山積みだ。けれども、僕や《叡知》だけで判断するのは危険すぎる」
チートスキルが自分よりも賢いのは確かだ。より早く計算でき、より多くの情報をもとに、物事を判断できる。しかし、スキルが「絶対的に正しい」と盲信するのは危険だ。
スキルはあくまでも人間の補佐だ。最終的に判断するのは人であり、判断の責任は人が負わなくてはならない。
今の自分は、独裁者に政治を丸投げして、疑いもせず盲従する愚民と同じだ。
「チートスキルは『自分がどうすればいいか』を指し示すものじゃない。僕がすべきことは、『チートスキルをどう使うか』を考えることだ」
長期に渡り、多くの人に知恵を求める必要がある。一つの考え方に囚われると、大切なものを見落としてしまうからだ。革新技術をよりよく扱うには、多様な視点が不可欠。では、どうすべきか?
「より多くの人に知識を普及すれば、より多くの人に知恵を求められるようになる。そうすれば、少しはマシな未来が訪れるはずだ。高度な教育機関が必要だな。……なんだ、まだまだやるべきことはたくさんあるじゃないか」
チートスキルに頼りすぎて視野が狭くなっていただけだったのか。
圭太は苦笑した。
その時、ふと思い浮かんだ一文をノートにしたためた。
「一人一人が、日々問い続けなければならない。『これは正しい力の使い方か?』と。大切なのは、力そのものではなく、それを扱う人の意志なのだから」
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