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蕩けるほどに甘く痺れるほどに辛く 3

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いきなりのウィリディスの登場にリューイは言葉が出ない。
ウィリディスとしても、ドアを開けた先にいるのはクラートだと思っていたためかリューイが立っており同じように言葉が続かなかった。
茫然自失状態の二人を見てクラートは楽しげに笑う。してやったり、クラートはひとまずウィリディスを部屋に招き入れた。

「どうしたの、せんせー。すごい怖い顔して」
「それはこちらのセリフだ。お前は一体何をして…」

ウィリディスの言葉は止まった。なにをして、などと決まっている。
ガウン姿のリューイの髪はわずかに水気を帯びて、石鹸の香りとともにクラートのフェロモンも感じる。
そういうことをしたわけだ。

「最初と作戦は違うんだが、これはこれでうまくいったな?」
「クラート、どういうこと?」
「まぁ、ちょっと待ってな」

クラートは二人をそこに残せばベッドルームへと足を向けた。
リューイは怖くてウィリディスの顔が見られない。
後ろで大きなため息が聞こえれば肩をすくめてしまう。

「リューイ…なにをしていた」
「クラートの憂さ晴らしに付き合っただけで、やましいことはなにも」
「そうか」

それ以上の追求はない。リューイは振り向いて口を開くもベッドルーム側から大きな喘ぎ声がすると勢いよく振り向いた。
ベッドルームから出てきたクラートはスピーカーを手にしている。
そのスピーカーからベッドの軋む音、高めの喘ぎ声、明らかにいたしているであろう体のぶつかる音がする。

「教授、お前の聞いたリューイの喘ぎ声はこれ」
「ま、待って…なにそれ」
「俺がこの前抱いたΩとのセックスの録音。許可はもらってる」
「じょうだんだろ」

ため息を付いたリューイだが、クラートは楽しそうな顔をしている。

「リューイと風呂に入る前にこれを流してお前に連絡した。お前は端末越しの喘ぎをリューイだと思ってここにきたんだろ?」

リューイはクラートの話を聞きながらウィリディスを見つめた。
顔はこわばっており、クラートを見つめていた。

「安心しろ、リューイと風呂には入ったが抱いてない」
「そういうことじゃなく…」
「じゃ、俺は帰る。保護者が来たしな。あ、この部屋は明日の夜までは予約してるから泊まっても構わないぞ。ルームサービスも好きにしろ。余分に金は払ってあるから」

クラートは二人の返事を聞かずスピーカーを止めると荷物を持ちさっさと出ていこうとする。
しかしドアに手をかけたところで足を止めるとリューイに視線を寄越した。

「服はそのままお前へのプレゼントだからちゃんと受け取れよ?それとセックスするならベットルームだけにしとけよ?」
「よ、余計なお世話だ!」
「ははっ、またな」

リューイをからかいつつクラートは笑顔で手を振れば出ていく。二人残されたリューイだが、ウィリディスの空気は硬いものである。
なにか言わねばならないと思うのに何を言うべきなのかわからなかった。

「ウィル、あのね」
「昨日シルバからお前が出かけると聞いた。誰ととは言わなかったが、クラートだとは思いもしなかった」
「言ったら、ウィルはいい顔しなかったと思う」
「そうだろうな」

冷たい返答にリューイは眉を下げた。
ウィリディスはリューイに近づきその顎に手をかけた。
うつむく顔を挙げさせればわずかに涙の溜まった顔がそこにある。

「お前に、クラートすら触れたのか…」
「セックスしてないって」
「そうだとしても、ともに風呂に入ったんだろう」

浴室で、一度クラートにイかされたことを思い出す。
顔を赤らめたリューイをウィリディスは苦々しげに見つめる。
自分の知らないところで彼は触れられたのだ。
胸の奥で黒く淀むものがある。醜い、と思いながらも溢れ出すそれを止めるすべを知らない。
リューイの弁明を聞かないままウィリディスはリューイに口づけた。
突然のことにリューイは抵抗する。しかし腕を掴まれれば翻弄される他ない。
何度もキスをされ、舌を絡められ、リューイは言葉を封じられる。何度も口づけは続き後頭部を抑える手すらあった。

「ウィル…」
「そんな顔を、フィーディスにも見せたのか」
「何を言って…?」
「こい」

ウィリディスはリューイの疑問には答えなかった。腕を引きベッドルームへと向かって行く。
混乱するリューイは何が起きているのかさっぱり見当もつかない。
ベッドルームにつけばリューイは突き飛ばされてベッドに転がる。文句を言ってやろうと顔をあげるもそれはかなわずウィリディスに腕を押さえつけられる。
ウィリディスを見上げればその表情はいつもと異なっていた。
何か苦しそうな、痛そうな、悔しそうな…普段リューイを抱くときはどこまでも優しく蕩けさせてくれるウィリディスだが、今の彼はそれとは正反対だった。

「ウィル…どうしたの」
「お前のせいだ。リューイ…お前が俺の理性を奪っていく。フィーディスのだけじゃない…今日はクラートの匂いまでつけて…」

ウィリディスのつぶやきにリューイは静かに目を見開いた。
自分がウィリディスの理性を奪う?まさか、そんなはずはない。
否定をしようとしたのもつかの間、ウィリディスはガウンの腰ひもを外せばリューイの腕をまとめて縛ってしまった。
ガウンをはだけさせリューイの素肌を露出させる。何も言わずに裸体を見下ろされ、リューイは恥ずかしくなった。
ウィリディスには何度も見られているというのにどうしてなのか。リューイは体をよじりウィリディスの視界から少しでも体を外そうとした。
だがウィリディスの手はリューイの腰にかかる。素肌に触れた手は熱を帯びていた。

「逃がしてやるつもりは毛頭ない…おとなしくしていろ」
「やだ…今のウィルには抱かれたくない」

リューイは首を振る。恥ずかしいのもある。もちろんウィリディスに触れてほしい気持ちもある。
だが、今のウィリディスは正気ではない。そんな彼に抱かれて感じたくはなかったのだ。

「クラートから連絡があったとき、端末の向こうでお前がクラートに抱かれているのだと思った。甘く啼いて、クラートの腕の中にいるのだと思ったら頭が沸騰しそうだった。気が狂うかと思ったほどだ」

ウィリディスはそう囁きながら体をよじるリューイの耳たぶに舌を這わせる。
リューイは上がりかけた声を抑えた。ウィリディスの手のひらが胸元を触り、ふくらみのないそこを揉む。

「フィーディスに抱かれているほうがましだった。まだ、我慢できる…相手は俺よりも子供だからだ。だが、クラートはどうだ。俺よりも器用にお前を愛せるだろう…お前の欲しいものもきっとすぐに察することができる。お前は、クラートを選んでしまうんじゃないか…」

ほんの少しだけリューイにウィリディスの気持ちが分かった。だが、そんなはずはないと自分で否定する。
ウィリディスの手は胸元から腹部へと降りてリューイの足の間を撫でる。
ウィリディスに口づけられた時からリューイのそこはすでに持ち上がっていた。指に絡む蜜を感じながらウィリディスはリューイの顔を見つめる。
瞳を強く閉じたリューイに今の自分の表情は見られていない。ひどい顔をしているかもしれない。
閉じた瞼にキスをしてからウィリディスの唇はリューイの肌を滑る。
顎を舐め、皮の首輪を通り、鎖骨を撫でる。わずかに硬さを帯びた突起を軽く押しつぶし脇から肩へと移動する。その間にもリューイの兆した熱を手はしごいていた。
唇と手と両方からの刺激にリューイの固く引き結ばれた唇からわずかに喘ぎが漏れた。

「聞かせてくれ、リューイ。お前が俺で感じている声を…ほかのどのαでもない、この俺で、お前は感じているのだと教えてくれ」

耳元でささやき、なおもリューイを攻め立てる。リューイは必死に喘ぎを堪えていたが耐え切れなくなった声が口からこぼれ落ちる。
熱をしごく手にも蜜が絡みリューイが感じていることをじかに伝えてくる。
背を丸めて少しでも快感を耐えようとしている姿を見つめウィリディスはリューイの体を抱き上げた。胡坐をかいた自分の足の間に座らせ、膝を閉じられないように足を開かせる。リューイは自分の熱をいじるウィリディスの手を見てしまった。
腰には服越しにわかるウィリディスのそれもある。

「ゃ、ああ…だめ、だめなの…ウィル…お願い、だから」
「イきたいならイイ声をあげて好きにイけ。できるだろう?」
「できな……っ見ちゃ、だめ」
「フィーディスやクラートに見せて俺には見せられないのか。何度も抱いたのに?何度もお前も果てる姿を見たのに?何故だ」

リューイは首を振る。ウィリディスと肌を重ねるときの幸せな気持ちが今はない。
ただあさましいほどに肉欲に溺れてしまっている自分が嫌だった。
どれだけ我慢してもウィリディスの手で果ててしまう。達する瞬間の声は堪えたが背は弓なりに反れ、体は硬直する。
弛緩した体はウィリディスにもたれた。

「泣いているのか」
「泣いてない…放して、ウィル」
「だめだ」

リューイの言葉を聞き入れない。ウィリディスはリューイを四つん這いにさせ、静かに臀部を割った。
何度クラートに攻め立てられたのだろうか。リューイのそこはひどくきれいだった。

「ウィル、ちゃんと俺の話聞い、あぁぁああぁっ?!」

リューイの言葉が途中から悲鳴になる。
弱い孔をぬめりを帯びた舌が攻めた。そんなところをどうして舐められなければならないのだろうか。
ウィリディスに限らず幾度もαとは肌を重ねた。自分がなめることはあっても、自分が舐められることはなかった。
ウィリディスの舌は縁を撫で、中へと押し入ってくる。突っ張っていた手から力が抜け上体が倒れこむ。ウィリディスに向けて臀部を突き出すような格好になった。
舌と同時に指も入ってくる。リューイの中でも敏感なしこりに触れられれば体に電流が走ったかのように震える。
枕に顔を埋め、言うことを聞かない体で耐える。しかし耐えれば耐えるほどにウィリディスは強く中を擦っていく。

「きれいなものだな…俺にも何度も抱かれ、フィーディスにも抱かれて…それよりも前にはほかのαにも抱かれて……どうしてここまできれいでいられる」
「きれいじゃない……俺は、ウィルが言うほどきれいじゃないし…ウィル、頼むから待って…」
「お前の言うことは聞けない。もう、無理だ」

リューイの目からあふれた涙が枕に落ちる。ウィリディスはそれに気づかないまま、ズボンのチャックを下ろして己の熱をリューイの穴に擦り付けた。
ウィリディスに貫かれる。そう思った瞬間にリューイは自分の体が抱かれるための用意をしたことを感じた。
体の奥で熱がともり、蜜が開かれた孔を伝って落ちていく。
あさましい、リューイはそう思った。快楽に従順であるΩの体が恨めしい。
ウィリディスの熱の先端が孔を開く。そして一気に奥までリューイを貫いた。
弓なりに反る背中を撫でウィリディスはリューイの制止も聞かずに腰を打ち付けた。
好き勝手揺さぶられるリューイは枕に顔を埋めているせいでどんな表情をしているのかわからない。
胎内はウィリディスの肉棒を奥へと誘う。リューイの体には何度も甘いしびれが走り絶頂へと登る。
声を枕に吸わせ自分の熱に絡むウィリディスの指を感じながらリューイは奥に吐き出されたものを感じる。
その瞬間リューイの熱からは何も出ず、全身を貫く快楽が頭を支配した。
目の奥でチカチカと光が飛ぶ。リューイの呼吸もままならない中でウィリディスは腰を押し付けて収めた熱の先端に行き止まりを感じていた。
その先があることも、そこを突かれたΩが悶えることも知っている。

「ウィル、もうやだ…体おかしい…」
「おかしくはない。正常だろう」

より硬さを増したもので奥をこすられ閉じていたはずの部分が緩みだす。
リューイは感じたことのない感覚に鳥肌が立った。
ウィリディスの動きで静かにほころぶ最奥、そこに先端が入り込めばリューイは息を呑んだ。

「リューイ……このまま俺の子供を孕め」

耳元で言われた言葉に理解が追いつかない。
ぐぷ、と内部で音を立ててウィリディスの熱がさらに奥へと入った。まだ先端だけだがその先端がひどく大きい。
こじ開けられ、背を反らし、リューイは目をむいた。
ウィリディスは片手で自分の体を支え、もう片手でリューイを支える。
より腰を密着させれば先端からさらに入り込む。今までとは違う内部にウィリディスも眉を寄せた。
入り込んだウィリディスの肉棒を歓喜で出迎えるリューイの内部を味わう。
リューイの熱は触れてないにも関わらず先程から蜜をこぼしっぱなしだった。

「気持ちいい…」

リューイの首輪に口づける。愛しい思いがあふれた。
奥に入れた自身を静かに抜けば、くぽっと音がする。リューイの身体が跳ねて僅かに顔が動いた。

「感じるか、リューイ。お前たちΩが一番弱いところだ」
「きもち、い…ウィル…でも、こわい」
「怖いことなどなにもない。いつものように気持ちいいと声を出せばいい。痛みがあるなら…」

静かに口づけてリューイの反応を見る。
こんなにも奥を貫かれたのは初めてなのだろうか。
痛みがあるかもしれない。
リューイはウィリディスを見つめていたが鼻をくすぐる甘い香りに体に火がついたように熱くなった。

「はっ…ぁ…?」
「感じるか。αの発情フェロモンだ。痛みなど与えない。リューイ…ただ喘げ。俺だけに感じろ。ほかのαのフェロモンなどなくなるまで抱いてやる」

熱に浮かされた頭の片隅で、どうして、とリューイは思っていた。何度も体は上り詰めるのに、発情期のように体は大人しくならない。
ウィリディスに何度も奥の奥を貫かれ、体の奥に欲を出される。
リューイは達し続けたまま揺さぶられていた。
薬を飲んでない、と一瞬頭をよぎる。しかしそんなことはすぐに霧散した。
胸元に飛ばされたウィリディスの白濁で火傷をしそうだった。
体勢を変えウィリディスは萎えることを知らないままにリューイを抱く。普段よりも奥を突き、リューイの喘ぎを堪能する。
きれいに整えられていたベッドは乱れ、リューイとウィリディスの汗や白濁のせいで目も当てられなくなる。
リューイの霞がかった意識の奥に、ウィリディスの懇願が聞こえた気がした。
それがなんだったのかリューイはわからない。リューイは数え切れないほど達してついに意識を手放した。
だが、意識が黒く塗りつぶされるその瞬間に、たまらないほど甘く優しい声でウィリディスに名を囁かれたのだけが耳に残った。
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