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第2章 世の平定 魔人領
第12話 ダンジョンの下見と成長していた勇者
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中へ入ると、暗いようだが、俺たちには関係なかった。
入り口は、自然な感じの鍾乳洞だったが、中に入るとすごく人工的建造物。
ランパスに超古代の文明跡があると言われているから、その時代の通路だったのかもしれない。
思わず、みちよと目があってしまった。
〈どう思う?古代遺跡の通路後のようだと感じるんだが〉
〈そうね、私もそう思うわ。でも、そうだとすると罠とかありそうで、怖いわね〉
〈ああ。でもこの体なら、大丈夫だろう?〉
〈霊体を害する武器が普通にないと、霊的なモンスターを倒せないことになっちゃう。やっぱりなにかあると、考えたほうが良さそうよ〉
〈それもそうか〉
ふと気になり、壁に手をつくと、考え込むことになった。早速だ。
〈なあ、不思議だと思わないか? 今霊体なのに壁に手がつける〉
〈パントマイムで、遊んでいるのじゃなくて、本当なの?〉
〈違うよ。君も試してみたら〉
〈あら、本当だわ。ペタッとつく感じじゃなく、何か干渉している?〉
〈ということは、マズイということだな。物質の特性なのか特殊なシールドでも張ってあるのか。閉じ込められると体が死んじゃいそうだ〉
〈それは嫌ね。せっかく良いことを、教えてもらったばかりなのに〉
〈残念だが、引き返して、また生身で来よう〉
〈それか、一週間後に並木くん。勇者が来るから、どんな感じか見せてもらうのもいいと思わない?〉
〈勇者は、俺たちに気が付かないかな?〉
〈それもそうね。彼だと、もし見えたときに、この姿を見られるのは絶対嫌だわ〉
せっかくのダンジョンだが、こわごわ抜け出し、出られたことに安堵した。
そのまま空へ飛び上がり。魔人族の住むと言われるランブルに向かった。海峡は思ったより広く。この下を抜ける、ダンジョンの長さにうんざりした。
〈思ったより遠いね……〉
〈…………〉
〈どうした?〉
〈私はもうだめ。限界だわ〉
〈ひょっとすると。君の場合、本体からの距離に縛りがあるのか……〉
〈ごめんなさい〉
〈いいよ帰ろう〉
〈なかなか、思ったようには、行かないものだね〉
無事に帰ってきた俺たちは、雪の舞う中。露天風呂でフェンリル達と供にゆっくりしていた。下見は出来ないし、ぶっつけ本番かと考えていると。
「下見を、して来てくれない?」
と、突然彼女から言い出した。
「ああ良いけど、君は?」
「ちょっと、修行しておくわ。このままおんぶにだっこで、足を引っ張るのは嫌なの」
「大丈夫か? 無理はしないようにね」
「ええ、普通の人間らしく、できる範囲でやってみる」
少し休憩した後。気になった俺は、霊体で勇者を探しに行った。樹海を横断し街道に出た後、ダンジョン方面へ向かう。
途中、狼系のモンスターが、こちらに気が付き、攻撃をしようとするが、流石に攻撃は通らないようだ。
暫く進むと、行き交う兵士が増えてきた。遠くの方で大きな魔法が構築される気配がする、ここにいて周りの魔素に影響が来ているすごいな。
すると、光の柱が樹海を割るように発動された……。
すごいな、ちょっと見ない間に、勇者くん力をつけているじゃないか。……気をつけながら、そろそろと近づいていく。
すると周りの兵士に指示を出しながら、モンスターたちを一方向に追い込み。そこに、強力な魔法を撃ち込んで、殲滅する作戦を、反復的に繰り返しているようだ。
すごいじゃないか。俺は感心する。
こちらに気がつく様子もないので、それからもしばらく見ていたが。色々なパターンを試し、問題があれば兵の配置を見直し、再度試すことを繰り返しているようだ。
彼はもともと何かやっていたのかな、それともゲームか? クランバトルとか協力バトルとか言うのがあったよな。
それからも、小一時間見学をして、その場を後にする。
うん? さっきまでのプレッシャーが消えた。
何だったんだろう?
勇者の並木勇気は首をひねる。
モンスターの包囲殲滅戦を意識して、兵たちを動かし、囲い込んでそこに魔法を撃ち込む。
一種の達成感と自身のレベルがアップする感覚が気持ちよく、彼はこの作戦を気に入って使っていた。
その時、とてつもない高エネルギー。プレッシャーが近づいて来て、しばらく周りをウロウロしていたのは分かっている。
ひょっとして、神でも見学に来たのでは思い、平静を装って殲滅を続けていた。
結局1時間以上もウロウロして、魔人族の居るランブルに向かって移動していった。
もしかすると、魔人族の偵察だったのか?
だとすると、あのプレッシャーを持つ奴の相手なんか。今の俺の強さでは相手にもならない。もっとレベルを上げて強くならないと、きっと瞬殺される。
畜生。俺は勇者だ、負けるなんて許されねぇ。仲良くなった娘や、兵士のためにも頑張らないと。
予想外に、勇者に気合を入れたあつしは、魔人族の居るランブルに向けて海峡を渡っていた。その時海面が揺れ、細長いが巨大な生き物が、あつしに向けて飛び上がり、いきなり喰われた。
霊体のため口腔内からはすり抜けたが、ごっそり力が抜けた気がする。やばい。エネルギーをごっそり喰われている。何だあいつは。羽のないドラゴンのようだ、竜か? いや。鑑定するとシーサーペントとか、いうやつだな。
種族:シーサーペント
階位:17
魔力量:7120
攻撃力 :820
防御力:410
力:1720
あまり強くはなさそうだけど、海にいるのが厄介だな。それに俺はぶっ壊れ性能だけど普通の兵と比較するととんでもない強敵か。
入り口は、自然な感じの鍾乳洞だったが、中に入るとすごく人工的建造物。
ランパスに超古代の文明跡があると言われているから、その時代の通路だったのかもしれない。
思わず、みちよと目があってしまった。
〈どう思う?古代遺跡の通路後のようだと感じるんだが〉
〈そうね、私もそう思うわ。でも、そうだとすると罠とかありそうで、怖いわね〉
〈ああ。でもこの体なら、大丈夫だろう?〉
〈霊体を害する武器が普通にないと、霊的なモンスターを倒せないことになっちゃう。やっぱりなにかあると、考えたほうが良さそうよ〉
〈それもそうか〉
ふと気になり、壁に手をつくと、考え込むことになった。早速だ。
〈なあ、不思議だと思わないか? 今霊体なのに壁に手がつける〉
〈パントマイムで、遊んでいるのじゃなくて、本当なの?〉
〈違うよ。君も試してみたら〉
〈あら、本当だわ。ペタッとつく感じじゃなく、何か干渉している?〉
〈ということは、マズイということだな。物質の特性なのか特殊なシールドでも張ってあるのか。閉じ込められると体が死んじゃいそうだ〉
〈それは嫌ね。せっかく良いことを、教えてもらったばかりなのに〉
〈残念だが、引き返して、また生身で来よう〉
〈それか、一週間後に並木くん。勇者が来るから、どんな感じか見せてもらうのもいいと思わない?〉
〈勇者は、俺たちに気が付かないかな?〉
〈それもそうね。彼だと、もし見えたときに、この姿を見られるのは絶対嫌だわ〉
せっかくのダンジョンだが、こわごわ抜け出し、出られたことに安堵した。
そのまま空へ飛び上がり。魔人族の住むと言われるランブルに向かった。海峡は思ったより広く。この下を抜ける、ダンジョンの長さにうんざりした。
〈思ったより遠いね……〉
〈…………〉
〈どうした?〉
〈私はもうだめ。限界だわ〉
〈ひょっとすると。君の場合、本体からの距離に縛りがあるのか……〉
〈ごめんなさい〉
〈いいよ帰ろう〉
〈なかなか、思ったようには、行かないものだね〉
無事に帰ってきた俺たちは、雪の舞う中。露天風呂でフェンリル達と供にゆっくりしていた。下見は出来ないし、ぶっつけ本番かと考えていると。
「下見を、して来てくれない?」
と、突然彼女から言い出した。
「ああ良いけど、君は?」
「ちょっと、修行しておくわ。このままおんぶにだっこで、足を引っ張るのは嫌なの」
「大丈夫か? 無理はしないようにね」
「ええ、普通の人間らしく、できる範囲でやってみる」
少し休憩した後。気になった俺は、霊体で勇者を探しに行った。樹海を横断し街道に出た後、ダンジョン方面へ向かう。
途中、狼系のモンスターが、こちらに気が付き、攻撃をしようとするが、流石に攻撃は通らないようだ。
暫く進むと、行き交う兵士が増えてきた。遠くの方で大きな魔法が構築される気配がする、ここにいて周りの魔素に影響が来ているすごいな。
すると、光の柱が樹海を割るように発動された……。
すごいな、ちょっと見ない間に、勇者くん力をつけているじゃないか。……気をつけながら、そろそろと近づいていく。
すると周りの兵士に指示を出しながら、モンスターたちを一方向に追い込み。そこに、強力な魔法を撃ち込んで、殲滅する作戦を、反復的に繰り返しているようだ。
すごいじゃないか。俺は感心する。
こちらに気がつく様子もないので、それからもしばらく見ていたが。色々なパターンを試し、問題があれば兵の配置を見直し、再度試すことを繰り返しているようだ。
彼はもともと何かやっていたのかな、それともゲームか? クランバトルとか協力バトルとか言うのがあったよな。
それからも、小一時間見学をして、その場を後にする。
うん? さっきまでのプレッシャーが消えた。
何だったんだろう?
勇者の並木勇気は首をひねる。
モンスターの包囲殲滅戦を意識して、兵たちを動かし、囲い込んでそこに魔法を撃ち込む。
一種の達成感と自身のレベルがアップする感覚が気持ちよく、彼はこの作戦を気に入って使っていた。
その時、とてつもない高エネルギー。プレッシャーが近づいて来て、しばらく周りをウロウロしていたのは分かっている。
ひょっとして、神でも見学に来たのでは思い、平静を装って殲滅を続けていた。
結局1時間以上もウロウロして、魔人族の居るランブルに向かって移動していった。
もしかすると、魔人族の偵察だったのか?
だとすると、あのプレッシャーを持つ奴の相手なんか。今の俺の強さでは相手にもならない。もっとレベルを上げて強くならないと、きっと瞬殺される。
畜生。俺は勇者だ、負けるなんて許されねぇ。仲良くなった娘や、兵士のためにも頑張らないと。
予想外に、勇者に気合を入れたあつしは、魔人族の居るランブルに向けて海峡を渡っていた。その時海面が揺れ、細長いが巨大な生き物が、あつしに向けて飛び上がり、いきなり喰われた。
霊体のため口腔内からはすり抜けたが、ごっそり力が抜けた気がする。やばい。エネルギーをごっそり喰われている。何だあいつは。羽のないドラゴンのようだ、竜か? いや。鑑定するとシーサーペントとか、いうやつだな。
種族:シーサーペント
階位:17
魔力量:7120
攻撃力 :820
防御力:410
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