1 / 55
第一章 召喚
第1話 いい加減な世界と、お願い
しおりを挟む
異世界召喚された。
クラス三十六人。
俺は面倒だったので、少し離れた所に座り込み、騒ぎまくってスキルだか、能力だかを貰って嬉しそうな奴らを見送っていく。
「はーい。力を受け取った方は、こちらの魔法陣に乗ってください」
バニーなお姉さんに案内されて、次々に奴らは消えていく。
はっきり言って、クラスの連中とはあまり関わりたくはない。
家は、武道場を営んでいるが、はっきり言って危ない類い。
昔の戦国時代から続く暗殺術を、親父からたたき込まれた。
子どもの頃はうっかりと、クラスメートにそんな事を言ってしまい。見せろ騒ぎになった。少し技をかけたら、奴の脆い関節はペキッとかいって、小学生で停学になりそうになった。まあ義務教育では停学はなく自宅謹慎らしいが、友達同士でふざけていての怪我という事で収まった。
まあそれ以来、クラスの連中とは距離を置いている。
高校では、ついに名前を知っている奴は一人も居なくなってしまった。
どこかの暗殺者よろしく、孤高の存在。
それが俺だ……
言い訳じゃ無いぞ。本当だぞ。
連中から視線をそらすと、何処までも続く妙にふわふわした、床。
雲に包まれたような白い空間。
変なじいさんと、バニーガールなお姉さん達。
天国にしてもおかしな所。
おれは、霧霞 悠人名前は目立たぬよう、ランキングを見てつけるらしい。思いとかそんなものは無いとのことだ。
それなら苗字を変えろよと思うのだが、色々と面倒らしい。
ちなみに親父の名前は、その頃多かったひろしだ。
そして、しょっちゅう救急車が出入りする危ない屋敷。
ご近所さんでは、危ない団体と勘違いをしている方もいるようだ。
うろついている、怪しい顔のおっさん達は警察官とか、自衛官なんだよ。
真逆なのに……
まあそれは良い。
騒ぎが終わるとバニーなお姉さんや、雲のような景色が一変。
じいさんは、いきなり若くなり、大理石のような床に立っている。
そう、白くふわふわな世界は、暗い世界に変わった。
何か空間にモニターを浮かべて、じっと見ているようだ。
「やれやれ。終わったな。あの約定さえなければ…… 他の世界から魂を攫ってくるのは禁忌なのだが」
昨今、じいさん姿が一人だと、相手にしてくれず。
脅す手間が必要だからと、お姉さんを使ったり、一手間を加えているようだ。
「えーと俺は?」
気が付いていないようなので、俺は神様の前へ行き聞いてみる。
「うおおぁ。なんだちみは」
「脅かしてすみません。ですが、奴らと同じです」
「うん?」
空中に本が現れ、捲られていく。
「君は? だれ?」
「霧霞 悠人ですが」
「おらんのう」
「えっ……」
色々あって、たのまれる。
色々というのは、このオッサン、人の頭に手を突っ込みやがった。
ふむふむ、おおっなんと、そうかそうかとなった。
「ならばたのもう。本来は禁止されておるのじゃ。君が彼らを殺し、向こうへ帰してやってくれ」
「はっ? 殺せ? 自分でやれや、じじい」
「今は若い。じじいじゃない」
「つまらん約束をして、理を曲げやがって」
「勇者召喚を、まさか何回も言ってくるとは、思わなかったんだもーん」
「もーんじゃねえぇ」
そうして、うやむやの状態で俺は送られた。
この野郎、大昔にまんじゅうが食いたくて、召喚陣を描いたらしい。
「神よお力を与えください」
地上からのそんな願いに、お供えのまんじゅうで応えやがった。
「わしが、直接手を下すわけにはいかん。そうじゃな、と考えた末、余所から魂を借りてきたんじゃ。何、死ねば元のところへ戻る。向こうでは刹那の時間じゃ。ほら、これなら心も痛くないじゃろ」
などと言って。
だがしかし。
この時の俺は思い出していなかったのだが、人には複雑な関係というものがある。
俺は一般人ではなかった、このオッサンもそれが分かったのならすぐに俺だけでも帰すべきだった。
今更遅いが、向こう側の管理者の一人。
彼女が気が付いた。
パニック状態で、彼女は考える。
あなたは今、ここにはいない、でも、あなたは私の物だった……
誰? 彼を、私の大事な彼を…… 攫いやがったのはぁ。滅してやる……
地上で苦労しながら暮らす悠人を、モニターしていた女神が一人。
「ふふっ、また悩んでいる。楽しそうね」
とまあ。そして、見てしまう。
教室の床に浮かんだ魔法陣。
美しい顔は、怒りに燃えると鬼神となるらしい。
彼女は、地球側で魂消失に気が付いた。
じいさん側の世界より、地球側が高位の世界。
じいさん危うし……
霧霞 悠人。実は死に神。
本人は、生まれるときに死に、そのまま死産となる予定だった。
だが、この仕事に疑問を持っていた俺は、その子の中へと入った。
そのため、誰かの担当が増えただろうが知ったこっちゃない。
死に神だって、死ぬときは死ぬんだ。
ただ、俺としても、異世界への転移は予想外だった。
そして、俺の死に神としての記憶は、人間へ入るときに封じてあった。
寿命が尽き、正当な手続きで職務に戻れば、解放されるように設定してあった。
そして今回、当然正当では無い。
だから記憶が無いまま、俺は結局死に神の仕事をすると言うことだ、生まれついた星の定めだな。当然だが……
人を殺すための力を貰い、俺は送り込まれた。
そう、あの時躊躇をせず、一瞬で全員を殺せば、すぐに終わる話だった。
みんながいた空間へ、わずかに遅れて俺は到着をした。
そうそう、この時だよ。
この時に殺せば、探し回ったり悩んだり、後悔したり。そんな事はしなくてよかった。
そう神だって、プロットを考えずにいられて、楽だったはず。
だけど、この機会に乗じて飛びついて来た一人の女の子により、俺は冒険をすることになってしまった。ぐにゅ? ふにょ?の感触に負けた。
神よお許しください……
クラス三十六人。
俺は面倒だったので、少し離れた所に座り込み、騒ぎまくってスキルだか、能力だかを貰って嬉しそうな奴らを見送っていく。
「はーい。力を受け取った方は、こちらの魔法陣に乗ってください」
バニーなお姉さんに案内されて、次々に奴らは消えていく。
はっきり言って、クラスの連中とはあまり関わりたくはない。
家は、武道場を営んでいるが、はっきり言って危ない類い。
昔の戦国時代から続く暗殺術を、親父からたたき込まれた。
子どもの頃はうっかりと、クラスメートにそんな事を言ってしまい。見せろ騒ぎになった。少し技をかけたら、奴の脆い関節はペキッとかいって、小学生で停学になりそうになった。まあ義務教育では停学はなく自宅謹慎らしいが、友達同士でふざけていての怪我という事で収まった。
まあそれ以来、クラスの連中とは距離を置いている。
高校では、ついに名前を知っている奴は一人も居なくなってしまった。
どこかの暗殺者よろしく、孤高の存在。
それが俺だ……
言い訳じゃ無いぞ。本当だぞ。
連中から視線をそらすと、何処までも続く妙にふわふわした、床。
雲に包まれたような白い空間。
変なじいさんと、バニーガールなお姉さん達。
天国にしてもおかしな所。
おれは、霧霞 悠人名前は目立たぬよう、ランキングを見てつけるらしい。思いとかそんなものは無いとのことだ。
それなら苗字を変えろよと思うのだが、色々と面倒らしい。
ちなみに親父の名前は、その頃多かったひろしだ。
そして、しょっちゅう救急車が出入りする危ない屋敷。
ご近所さんでは、危ない団体と勘違いをしている方もいるようだ。
うろついている、怪しい顔のおっさん達は警察官とか、自衛官なんだよ。
真逆なのに……
まあそれは良い。
騒ぎが終わるとバニーなお姉さんや、雲のような景色が一変。
じいさんは、いきなり若くなり、大理石のような床に立っている。
そう、白くふわふわな世界は、暗い世界に変わった。
何か空間にモニターを浮かべて、じっと見ているようだ。
「やれやれ。終わったな。あの約定さえなければ…… 他の世界から魂を攫ってくるのは禁忌なのだが」
昨今、じいさん姿が一人だと、相手にしてくれず。
脅す手間が必要だからと、お姉さんを使ったり、一手間を加えているようだ。
「えーと俺は?」
気が付いていないようなので、俺は神様の前へ行き聞いてみる。
「うおおぁ。なんだちみは」
「脅かしてすみません。ですが、奴らと同じです」
「うん?」
空中に本が現れ、捲られていく。
「君は? だれ?」
「霧霞 悠人ですが」
「おらんのう」
「えっ……」
色々あって、たのまれる。
色々というのは、このオッサン、人の頭に手を突っ込みやがった。
ふむふむ、おおっなんと、そうかそうかとなった。
「ならばたのもう。本来は禁止されておるのじゃ。君が彼らを殺し、向こうへ帰してやってくれ」
「はっ? 殺せ? 自分でやれや、じじい」
「今は若い。じじいじゃない」
「つまらん約束をして、理を曲げやがって」
「勇者召喚を、まさか何回も言ってくるとは、思わなかったんだもーん」
「もーんじゃねえぇ」
そうして、うやむやの状態で俺は送られた。
この野郎、大昔にまんじゅうが食いたくて、召喚陣を描いたらしい。
「神よお力を与えください」
地上からのそんな願いに、お供えのまんじゅうで応えやがった。
「わしが、直接手を下すわけにはいかん。そうじゃな、と考えた末、余所から魂を借りてきたんじゃ。何、死ねば元のところへ戻る。向こうでは刹那の時間じゃ。ほら、これなら心も痛くないじゃろ」
などと言って。
だがしかし。
この時の俺は思い出していなかったのだが、人には複雑な関係というものがある。
俺は一般人ではなかった、このオッサンもそれが分かったのならすぐに俺だけでも帰すべきだった。
今更遅いが、向こう側の管理者の一人。
彼女が気が付いた。
パニック状態で、彼女は考える。
あなたは今、ここにはいない、でも、あなたは私の物だった……
誰? 彼を、私の大事な彼を…… 攫いやがったのはぁ。滅してやる……
地上で苦労しながら暮らす悠人を、モニターしていた女神が一人。
「ふふっ、また悩んでいる。楽しそうね」
とまあ。そして、見てしまう。
教室の床に浮かんだ魔法陣。
美しい顔は、怒りに燃えると鬼神となるらしい。
彼女は、地球側で魂消失に気が付いた。
じいさん側の世界より、地球側が高位の世界。
じいさん危うし……
霧霞 悠人。実は死に神。
本人は、生まれるときに死に、そのまま死産となる予定だった。
だが、この仕事に疑問を持っていた俺は、その子の中へと入った。
そのため、誰かの担当が増えただろうが知ったこっちゃない。
死に神だって、死ぬときは死ぬんだ。
ただ、俺としても、異世界への転移は予想外だった。
そして、俺の死に神としての記憶は、人間へ入るときに封じてあった。
寿命が尽き、正当な手続きで職務に戻れば、解放されるように設定してあった。
そして今回、当然正当では無い。
だから記憶が無いまま、俺は結局死に神の仕事をすると言うことだ、生まれついた星の定めだな。当然だが……
人を殺すための力を貰い、俺は送り込まれた。
そう、あの時躊躇をせず、一瞬で全員を殺せば、すぐに終わる話だった。
みんながいた空間へ、わずかに遅れて俺は到着をした。
そうそう、この時だよ。
この時に殺せば、探し回ったり悩んだり、後悔したり。そんな事はしなくてよかった。
そう神だって、プロットを考えずにいられて、楽だったはず。
だけど、この機会に乗じて飛びついて来た一人の女の子により、俺は冒険をすることになってしまった。ぐにゅ? ふにょ?の感触に負けた。
神よお許しください……
1
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。
みみっく
ファンタジー
どうやら事故で死んでしまって、転生をしたらしい……仕事を頑張り、人間関係も上手くやっていたのにあっけなく死んでしまうなら……だったら、のんびりスローライフで過ごしたい!
だけど現状は、幼馴染に巻き込まれて冒険者になる流れになってしまっている……
勇者に闇討ちされ婚約者を寝取られた俺がざまあするまで。
飴色玉葱
ファンタジー
王都にて結成された魔王討伐隊はその任を全うした。
隊を率いたのは勇者として名を挙げたキサラギ、英雄として誉れ高いジークバルト、さらにその二人を支えるようにその婚約者や凄腕の魔法使いが名を連ねた。
だがあろうことに勇者キサラギはジークバルトを闇討ちし行方知れずとなってしまう。
そして、恐るものがいなくなった勇者はその本性を現す……。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
不運だけど、快楽と無双を武器に、異世界を生きていく。
久遠 れんり
ファンタジー
俺はある日、この世界に見切りをつけ崖から飛んでみた。
靴は脱いでいない。
そして訪れた、白い世界。
そんな中、一人の女の人が、氷の椅子に座り泣いていた。
俺に気が付き、ふと顔を上げる。
「うーん。七〇点」
なんか、いきなり点数をつけられた。
そして悩んでいる。
「よし良いわ。仕方が無い」
じっと見たまま、しばらく人を無視して考えていたようだが、そんな事を言い出す。
「ねぇ、佳人ぉ。あなたしか頼れる人が居ないの……」
何で俺の名前?
「まあ、周りに誰も居ませんから、そうなんでしょう」
気になるが、他も気になるし突っ込んでみる。
ああ言葉的にね。
この世界に、人が生まれた時、指導者として一人の少年を自ら創り上げたと。
カスタマイズをして、三千年ほど統治をさせたけれど、生物的な限界が来て彼は死んでしまった。
そのキュートで美しく、かわいい彼の子孫なのに、今の王族達は駄目だと。
かわいくない……
直接手出しが出来ないから、駆除して。
あんたならまあ、及第点だから統治を任せてあげる。
要約するとそんな感じ。
話をしながら、凍てついた心が多少ましになったのか、気温が上がってきた。
そして、派遣を取るために…… いや覇権を取るためにチートを貰った。
「じゃあ、お願いね」
ちゅっと、キスされた瞬間、体の中に何かが流れ込み、目や鼻、耳から血が流れ出す。
「あら、ノーマルの人って弱いのね。だけど、あなた七〇点だから、仕方ないわよね」
そこで意識が途切れた。
おバカな神が、詰め込めるだけ詰め込んだ能力は、世を統治するための最強の能力。
女性相手には、触れ合ったら虜にする様な快楽を与え、男相手には無双できる、無敵ともいえる力。
ただ、異世界とかに興味が無かった本人は、気が付いていない。
暮らすうちに、徐々に気が付き、呆れる。
少しだけ不幸な男が、チート能力を使い、なんとかあがいて出世する話し。
ただ、その道乗りは、持ち前の不幸のために、少しだけ歪んでいた。
この物語は、演出として、飲酒や喫煙、禁止薬物の使用、暴力行為等書かれていますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。またこの物語はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは関係ありません。
完全版を、2024年11月1日から、不定期ですが某所のノク○ーンノベルズでアップします。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる