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第1章 終わりとはじまり
第2話 その日世界は変わった
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俺が死んだように眠っている間に、世界は変わった。
ランダムに地殻レベルで置き換わった。
それは、3つの世界が、その日その時、次元の狭間で交わり起こった悲劇。
ジグソーパズルで、たまたまはまったピースの様に。
だが、地球を含み、知的生命体の存在する星同士で、それが起こったのは、幸運だった。
似通った構造と質量の星だった為に、致命的な星の崩壊が起こらず、生命体に被害がほとんど出なかったこと。
ただ、数秒の内に住む場所ごと、全く別の世界へとシャッフルされて飛ばされてしまったこと。この神のいたずらのような、次元の邂逅は数秒で終焉を迎えた。
この世界の邂逅は、実は長い歴史の中で幾度か起こってきている。謎文明と呼ばれるもの。もしくは消え去った大陸。そんな話はいくつもある。次にいつ起こるのかは不明だが。
今回混ざったのは、
一つは、我が地球。
地球については、説明の必要がないだろう。
二つ目。見た目は人類だが、魔法が使える、惑星センダスサテラ。
センダスサテラは魔法中心で、工業はあまり発達せず、人々は自然に感謝を行い、日々を暮らす。工業的な物は魔道具の存在。
文化レベルは、14世紀ヨーロッパレベル。
三つ目。人類と言っても角が生えたり、牙が生えたりほかにも特徴のある異形の者が存在し、モンスターの跋扈する惑星テロラアリエナ。
文化的レベルでは紀元前。狩猟中心の国家。武器は、強力無比な魔法と己の力。
当然これらの星には、いくつもの国家があり生活を行っていた。
時は少し戻る。
男達。
「最悪だ。せっかく、良いおもちゃだったのに」
この男、いきなり幹部候補生となり、おろおろしていた彼女を、仕事を餌にして、自分のグループに所属する男たちに自由にさせていた。彼女は新米で、仕事はできないが、それはフォローできる。
せっかく、いろいろ教え込んだのに。(これは性技のこと)
ぶつぶつと文句を垂れ流しながら、足早に駅の方へと向う二人は会話する。
「相手の男。慰謝料とか言ってきますかね」
若い方の男が、そんな疑問を投げる。
「さあな。結婚はしていないし、大したものじゃないだろう。それに、あいつ。男も業界関係者なら…… それならやりようはある。いったん社に戻るか。うん? なんだあれは……」
彼女。
「どうして? 今日は仕事のはず…… でも、仕方が無いじゃない。急に幹部になれなんて言われて、普通じゃ仕事が取れないし。みんなやっている事だなんて言われて…… 実際、仕事も取れて昇進もしたわ…… 仕方ないじゃない……」
仕方ないと、ひたすら繰り返し言い訳をしながら、会社へと戻るために駅へと向かう。
たまたま、使う駅が逆方向の為、遭遇するものが違った。
男たちの前で、ビルや家が忽然と消え、別の町や森が現れる。
目の端には石造りの城が、崖の上に半分にスッパリ切られて建っていたが、すぐに崩落を始める。同じように縦に半分になったビルから物が転落していくのが見える。
入れ替わった線の上。そこでは、ありとあらゆるものがスパッと切られていた。
彼女側では、一瞬の浮遊感と共に軽い地震が起こった。
「地震?」
目の前の風景には変わりがない。
だが、振り返ると森が広がっていた。
「へ? なにこれ」
慌ててスマホを取り出して確認するが、キャリア名が消えていた。
「もう」
そして、やめればいいのに家の建っていた方向。つまり森へと向かってしまった。
道路から、20cmほどの段差を乗り越え森へと入る。
そこは、見たことないほど巨大な木が立っている。
口を開けて、上を見る。
「すごい。どうしたのこれ?」
見たことのない大木の茂る様子が、彼女の見た最後の景色となった。
彼女が上を見上げたそのとき、すぐ脇で地面が持ち上がり、中から赤い目が光った。
次の瞬間、彼女は、バッグとスマホを残し消え去った。
そして、ぱたんと土に偽装した蓋が閉じる。
そんな光景は、世界中で起こった。
線路も高速道路も何もかもスッパリ切れて置き換わる。
そして、残った地球上の施設から発せられた情報では、陸地のずいぶん様子が変わった地球が映し出されていた。
日本の国土は、ハワイまで到達した大陸となっており、プレートが置き換わったのかユーラシア大陸の半分が無くなっていた。つまりカザフスタンからインドまでが半島の様になってその北部は樺太まで海になっていた。
南アメリカとオーストラリアの間にも、木に覆われた謎の大陸が出現していた。
そのほかでも、山が消えたり、砂漠が海になったりかなりの地点で変化は起こっていた。
翌日から、森から変な生物が出たとか、腕の4本ある熊が歩いている。
謎の騎馬兵が市民を脅しているとか、復旧しかけた電話を通じて連絡が入る。
部分的には、電気なども復旧ができたが、分断状態により復旧のできない所も出ていた。
3日後には、自衛隊と警察が広報活動をして、未確認エリアへの立ち入りを禁止する通達が出た。特に森は人が行くと、巨大な蜘蛛が飛び出して来るらしい。
目が覚め、薄いじゅうたんの上で、寝ていたせいか体が痛い。
立ち上がり、俺はいつもより目線高くなり、服が小さくなっている事に気が付く。
「なんだ、寝たから育ったのか?」
一人で馬鹿なことを言いながら、部屋を出る。
冷蔵庫から水を出し、電気が止まっていることに気が付く。
「あれ? 何かあったのか」
そう思い、窓から外を見る。
「ずいぶん、見晴らしがよくなったなあ」
目の前にあった、ビル群が無くなり平屋がぎっしりと建っている光景。向こうの小高い半分崖の上に人がたくさん集まっている。
そのミニチュアのような街を囲む壁。
まるで、城郭都市をぶった切ったようだな。
ランダムに地殻レベルで置き換わった。
それは、3つの世界が、その日その時、次元の狭間で交わり起こった悲劇。
ジグソーパズルで、たまたまはまったピースの様に。
だが、地球を含み、知的生命体の存在する星同士で、それが起こったのは、幸運だった。
似通った構造と質量の星だった為に、致命的な星の崩壊が起こらず、生命体に被害がほとんど出なかったこと。
ただ、数秒の内に住む場所ごと、全く別の世界へとシャッフルされて飛ばされてしまったこと。この神のいたずらのような、次元の邂逅は数秒で終焉を迎えた。
この世界の邂逅は、実は長い歴史の中で幾度か起こってきている。謎文明と呼ばれるもの。もしくは消え去った大陸。そんな話はいくつもある。次にいつ起こるのかは不明だが。
今回混ざったのは、
一つは、我が地球。
地球については、説明の必要がないだろう。
二つ目。見た目は人類だが、魔法が使える、惑星センダスサテラ。
センダスサテラは魔法中心で、工業はあまり発達せず、人々は自然に感謝を行い、日々を暮らす。工業的な物は魔道具の存在。
文化レベルは、14世紀ヨーロッパレベル。
三つ目。人類と言っても角が生えたり、牙が生えたりほかにも特徴のある異形の者が存在し、モンスターの跋扈する惑星テロラアリエナ。
文化的レベルでは紀元前。狩猟中心の国家。武器は、強力無比な魔法と己の力。
当然これらの星には、いくつもの国家があり生活を行っていた。
時は少し戻る。
男達。
「最悪だ。せっかく、良いおもちゃだったのに」
この男、いきなり幹部候補生となり、おろおろしていた彼女を、仕事を餌にして、自分のグループに所属する男たちに自由にさせていた。彼女は新米で、仕事はできないが、それはフォローできる。
せっかく、いろいろ教え込んだのに。(これは性技のこと)
ぶつぶつと文句を垂れ流しながら、足早に駅の方へと向う二人は会話する。
「相手の男。慰謝料とか言ってきますかね」
若い方の男が、そんな疑問を投げる。
「さあな。結婚はしていないし、大したものじゃないだろう。それに、あいつ。男も業界関係者なら…… それならやりようはある。いったん社に戻るか。うん? なんだあれは……」
彼女。
「どうして? 今日は仕事のはず…… でも、仕方が無いじゃない。急に幹部になれなんて言われて、普通じゃ仕事が取れないし。みんなやっている事だなんて言われて…… 実際、仕事も取れて昇進もしたわ…… 仕方ないじゃない……」
仕方ないと、ひたすら繰り返し言い訳をしながら、会社へと戻るために駅へと向かう。
たまたま、使う駅が逆方向の為、遭遇するものが違った。
男たちの前で、ビルや家が忽然と消え、別の町や森が現れる。
目の端には石造りの城が、崖の上に半分にスッパリ切られて建っていたが、すぐに崩落を始める。同じように縦に半分になったビルから物が転落していくのが見える。
入れ替わった線の上。そこでは、ありとあらゆるものがスパッと切られていた。
彼女側では、一瞬の浮遊感と共に軽い地震が起こった。
「地震?」
目の前の風景には変わりがない。
だが、振り返ると森が広がっていた。
「へ? なにこれ」
慌ててスマホを取り出して確認するが、キャリア名が消えていた。
「もう」
そして、やめればいいのに家の建っていた方向。つまり森へと向かってしまった。
道路から、20cmほどの段差を乗り越え森へと入る。
そこは、見たことないほど巨大な木が立っている。
口を開けて、上を見る。
「すごい。どうしたのこれ?」
見たことのない大木の茂る様子が、彼女の見た最後の景色となった。
彼女が上を見上げたそのとき、すぐ脇で地面が持ち上がり、中から赤い目が光った。
次の瞬間、彼女は、バッグとスマホを残し消え去った。
そして、ぱたんと土に偽装した蓋が閉じる。
そんな光景は、世界中で起こった。
線路も高速道路も何もかもスッパリ切れて置き換わる。
そして、残った地球上の施設から発せられた情報では、陸地のずいぶん様子が変わった地球が映し出されていた。
日本の国土は、ハワイまで到達した大陸となっており、プレートが置き換わったのかユーラシア大陸の半分が無くなっていた。つまりカザフスタンからインドまでが半島の様になってその北部は樺太まで海になっていた。
南アメリカとオーストラリアの間にも、木に覆われた謎の大陸が出現していた。
そのほかでも、山が消えたり、砂漠が海になったりかなりの地点で変化は起こっていた。
翌日から、森から変な生物が出たとか、腕の4本ある熊が歩いている。
謎の騎馬兵が市民を脅しているとか、復旧しかけた電話を通じて連絡が入る。
部分的には、電気なども復旧ができたが、分断状態により復旧のできない所も出ていた。
3日後には、自衛隊と警察が広報活動をして、未確認エリアへの立ち入りを禁止する通達が出た。特に森は人が行くと、巨大な蜘蛛が飛び出して来るらしい。
目が覚め、薄いじゅうたんの上で、寝ていたせいか体が痛い。
立ち上がり、俺はいつもより目線高くなり、服が小さくなっている事に気が付く。
「なんだ、寝たから育ったのか?」
一人で馬鹿なことを言いながら、部屋を出る。
冷蔵庫から水を出し、電気が止まっていることに気が付く。
「あれ? 何かあったのか」
そう思い、窓から外を見る。
「ずいぶん、見晴らしがよくなったなあ」
目の前にあった、ビル群が無くなり平屋がぎっしりと建っている光景。向こうの小高い半分崖の上に人がたくさん集まっている。
そのミニチュアのような街を囲む壁。
まるで、城郭都市をぶった切ったようだな。
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