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第7章 王国は議会共和制的な何かへ
第80話 そして大陸は統一される
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「おらあ、そっちへ行ったぞ。にがすなぁ」
兵とハンター達の怒号が響き渡る。
突入前に、一帯には逃がさないためのシールドが張られ、そこへ雪崩れ込んでいく。
逃げ回るオーク達。
一見すると何も罪のない生き物を、虐待でもしている光景だが、地面に転がっているのは人間の骨。
そして、小屋に押し込められた女達。
そう、凶悪な害獣でもあるオーク。
奥の小屋からは、一回りでかい個体がのっそりと出てくる。
キング系の個体。
三メートル近い体躯。
はち切れんばかりの筋肉。
そして凶作な牙。
「ぐああああぁ」
それは、仲間を殺される様子を見て、怒りの咆哮か……
その声は、初心者ハンターなら、体が動かなくなる拘束の効果を持つ。
だが……
「やかましいわね」
リーポスがそう言うと、一条の光が煌めく。
そして、オークキングの目から光は消えて、首がコロンと転がる。
そう、忘れらているが、リーポスもフィアも人外の強さを誇る。
一緒に来た兵達には、それを初めて見る者達がいる。
「隊長。奥方様たち……」
「言うな。わが国は、俺達より圧倒的に王族の方が強いんだ」
数人がかりで、普通のオークを狩っている兵達。
その脇を、悠々と歩き小屋を確認していくアシュアス達。
飛びかかるオークが、いきなり頭部を爆散させて倒れていく。
小屋の中を、浄化と治癒の光が埋め尽くす。
「こんなものかな」
シールドされたエリアにも、もう一度浄化と治癒の光が降りそそぐ。
「クレッグさん。終わったようだ」
「あっああ。そのようだな」
ヘルキニア町のハンター達は、ある程度悲痛な覚悟で参加をしていた。
オークは強い。だが何もしないと被害は増える。
『皆死ぬんじゃないぞ!!』
そんな決死の覚悟で挑んでいた。
今回は助っ人がいると、ギルドマスターのクレッグが説明をした。他国の兵がたまたま来ていて、加勢をしてくれるようだ。
それを聞いて安心したが、慣れていないのか、妙に軽装。
ハンター達は怪訝そうな顔をするが、その中にティナの姿を見つける。
伝説となっている、冷酷な受付嬢。
はしゃいでいると、いつの間にか背後に回り、その首に刃物が突きつけられる。
ザワザワと、皆が騒ぎ始める。そして、その奥から服装は立派になっているが、アシュアス達。町に居た期間は短いが、これまた伝説の連中。
そしてその伝説は、本当だった……
そう、皆決死の覚悟だったのに、オークの集落が瞬殺である。
「後は任せた」
そう言って、アシュアス達は去って行った。
町に、また一つ伝説を残し……
「ただいまぁ」
「お帰り」
体が一回り大きくなったフィラデルが走ってくる。
「体はもう良いのか?」
「すっかり良くなって、最近は剣術や魔法を習っているんだ」
「そうか。良かったな」
そう言って、フィラデルの頭をなでる。
弟の体を治すため、幼馴染み達と奇跡の実を探しに行き。
その中で、色々な出逢いと真実を知り。
その出逢いにより、フィラデルの体も治った。
気が付けば、聖王などになってしまった。おまけは付いてしまったが、意外と今の暮らしも楽しい。
エンシェントドラゴンのおかげで、エルレラ大陸やイマーゴ大陸にも、転移ポイントを置き交流ができている。
「成人をしたら、お兄ちゃんの国へ行くから雇ってね」
「ああ。良いぞ」
小さな家に、仲間達がやってくる。
そして、アミルとクノープが、小さな子供を連れてやって来た。
「こいつは、アッシュと言うんだ」
男の子のようだ。
「ついお前の名前を、もじって付けちまった。良いだろ」
「そうか。大きくなれよ」
そう言って頭をなでる。
逃げることなく、指をくわえてじっと見てくる。
その体を包む魔力はかなり多い。
「この子、かなり多いな」
「ああ、もう少し増えれば、体が壊れだしてしまう。もう封じて貰うように、サローヴァさんにお願いをしている」
「そうか」
そう答えると、クノープがにまっと笑う。
「アシュアス。早く子供を作れ、この子だけじゃ遊び相手がいなくて淋しそうだ」
「そうだな、同世代の仲間は大事だ。だけど……」
そう、俺の母親、そして姉であるイミティス。
二人の母親が俺達を産むために、ミイラとなったのを知っている。
その恐怖がどうしてもある。
リーポスもフィアも『あなたは、父親と違って、半分だけだからきっと大丈夫よ』。そう言っているが、怖い。
だが、数年の後。
周辺の王国が、セイクリッド国に助けを求めることになる。
日の光が陰り、闇が世界を支配する。
今は無きイェンスト教同会が、設立される切っ掛けとなった出来事。
伝承では、『世界を闇が包むとき魔王が現れる。人々よ光を求めよ。闇を払う大きな力を……』そんな言葉が、経典に残っていたらしい。
まさにそれが起こり、モンスター達が活性化して、従来より強くなった。
各国で、頑張っていたようだが、対応できず。
さらに、魔王らしき者が引きいる軍団が、幾つも発生をした。
もうだめだと、各国の王達は考える。そして、セイクリッド国に助けを求めると、闇は、彼らは瞬殺される……
「あの犠牲は……」
「あの努力は……」
「荒れ果て、荒廃した大地。誰か力を貸してくれ……」
「―― ああ、良いだろう」
そうして大陸は、なぜか統一された。
アシュアスの子供は、臨月の頃に、魔力を与えることで無事に生まれた。
当然母親も無事。
だが、アシュアスとイミティスは自身が長命なために、友人達を、そしてその子らを見送りながら、数千年の統治を行い。神となった。
彼らの偉業は大きく。奉られるにふさわしい物だったが、晩年に漏らした苦悩。本当に老衰だったのかは疑問視をされた。
そして、その死については、セイクリッド聖教国において、厳重に秘匿されている……
「はっ。はあぁ」
魔法の矢が、弧を描いて飛んでくる。
「アシュアス。ずるいわよ」
「何がずるいものか。姉さんこそ。その黒いナイフはなんだよ」
セントリア大陸から離れた、イマーゴ大陸。
精霊種たちが聖樹を守る森で、子供達を率いて、戦争ごっこをする男女。
楽しそうに、木から木へ飛び回る姿があった。
『修行は楽しくするものだ……』
そんな事を言いながら……
----------------------------------------------------------------------
お読みくださり、ありがとうございました。
元は、十万文字程度で考えていたのですが、勝手にキャラが走りまして七万文字ほど増えました。
途中からは、フィラデルのことは切っ掛けとなりましたが、まあお許しくださいませ。
では、連載中の『メーヴィス王国は騙された。』と、七月に入って公開予定の、『ツキも実力も無い僕は、その日何かを引いた。』をよろしくお願いいたします。
ハイファンタジーで、私にしては珍しく、学園ものですかね。
では、お後がよろしいようで……
兵とハンター達の怒号が響き渡る。
突入前に、一帯には逃がさないためのシールドが張られ、そこへ雪崩れ込んでいく。
逃げ回るオーク達。
一見すると何も罪のない生き物を、虐待でもしている光景だが、地面に転がっているのは人間の骨。
そして、小屋に押し込められた女達。
そう、凶悪な害獣でもあるオーク。
奥の小屋からは、一回りでかい個体がのっそりと出てくる。
キング系の個体。
三メートル近い体躯。
はち切れんばかりの筋肉。
そして凶作な牙。
「ぐああああぁ」
それは、仲間を殺される様子を見て、怒りの咆哮か……
その声は、初心者ハンターなら、体が動かなくなる拘束の効果を持つ。
だが……
「やかましいわね」
リーポスがそう言うと、一条の光が煌めく。
そして、オークキングの目から光は消えて、首がコロンと転がる。
そう、忘れらているが、リーポスもフィアも人外の強さを誇る。
一緒に来た兵達には、それを初めて見る者達がいる。
「隊長。奥方様たち……」
「言うな。わが国は、俺達より圧倒的に王族の方が強いんだ」
数人がかりで、普通のオークを狩っている兵達。
その脇を、悠々と歩き小屋を確認していくアシュアス達。
飛びかかるオークが、いきなり頭部を爆散させて倒れていく。
小屋の中を、浄化と治癒の光が埋め尽くす。
「こんなものかな」
シールドされたエリアにも、もう一度浄化と治癒の光が降りそそぐ。
「クレッグさん。終わったようだ」
「あっああ。そのようだな」
ヘルキニア町のハンター達は、ある程度悲痛な覚悟で参加をしていた。
オークは強い。だが何もしないと被害は増える。
『皆死ぬんじゃないぞ!!』
そんな決死の覚悟で挑んでいた。
今回は助っ人がいると、ギルドマスターのクレッグが説明をした。他国の兵がたまたま来ていて、加勢をしてくれるようだ。
それを聞いて安心したが、慣れていないのか、妙に軽装。
ハンター達は怪訝そうな顔をするが、その中にティナの姿を見つける。
伝説となっている、冷酷な受付嬢。
はしゃいでいると、いつの間にか背後に回り、その首に刃物が突きつけられる。
ザワザワと、皆が騒ぎ始める。そして、その奥から服装は立派になっているが、アシュアス達。町に居た期間は短いが、これまた伝説の連中。
そしてその伝説は、本当だった……
そう、皆決死の覚悟だったのに、オークの集落が瞬殺である。
「後は任せた」
そう言って、アシュアス達は去って行った。
町に、また一つ伝説を残し……
「ただいまぁ」
「お帰り」
体が一回り大きくなったフィラデルが走ってくる。
「体はもう良いのか?」
「すっかり良くなって、最近は剣術や魔法を習っているんだ」
「そうか。良かったな」
そう言って、フィラデルの頭をなでる。
弟の体を治すため、幼馴染み達と奇跡の実を探しに行き。
その中で、色々な出逢いと真実を知り。
その出逢いにより、フィラデルの体も治った。
気が付けば、聖王などになってしまった。おまけは付いてしまったが、意外と今の暮らしも楽しい。
エンシェントドラゴンのおかげで、エルレラ大陸やイマーゴ大陸にも、転移ポイントを置き交流ができている。
「成人をしたら、お兄ちゃんの国へ行くから雇ってね」
「ああ。良いぞ」
小さな家に、仲間達がやってくる。
そして、アミルとクノープが、小さな子供を連れてやって来た。
「こいつは、アッシュと言うんだ」
男の子のようだ。
「ついお前の名前を、もじって付けちまった。良いだろ」
「そうか。大きくなれよ」
そう言って頭をなでる。
逃げることなく、指をくわえてじっと見てくる。
その体を包む魔力はかなり多い。
「この子、かなり多いな」
「ああ、もう少し増えれば、体が壊れだしてしまう。もう封じて貰うように、サローヴァさんにお願いをしている」
「そうか」
そう答えると、クノープがにまっと笑う。
「アシュアス。早く子供を作れ、この子だけじゃ遊び相手がいなくて淋しそうだ」
「そうだな、同世代の仲間は大事だ。だけど……」
そう、俺の母親、そして姉であるイミティス。
二人の母親が俺達を産むために、ミイラとなったのを知っている。
その恐怖がどうしてもある。
リーポスもフィアも『あなたは、父親と違って、半分だけだからきっと大丈夫よ』。そう言っているが、怖い。
だが、数年の後。
周辺の王国が、セイクリッド国に助けを求めることになる。
日の光が陰り、闇が世界を支配する。
今は無きイェンスト教同会が、設立される切っ掛けとなった出来事。
伝承では、『世界を闇が包むとき魔王が現れる。人々よ光を求めよ。闇を払う大きな力を……』そんな言葉が、経典に残っていたらしい。
まさにそれが起こり、モンスター達が活性化して、従来より強くなった。
各国で、頑張っていたようだが、対応できず。
さらに、魔王らしき者が引きいる軍団が、幾つも発生をした。
もうだめだと、各国の王達は考える。そして、セイクリッド国に助けを求めると、闇は、彼らは瞬殺される……
「あの犠牲は……」
「あの努力は……」
「荒れ果て、荒廃した大地。誰か力を貸してくれ……」
「―― ああ、良いだろう」
そうして大陸は、なぜか統一された。
アシュアスの子供は、臨月の頃に、魔力を与えることで無事に生まれた。
当然母親も無事。
だが、アシュアスとイミティスは自身が長命なために、友人達を、そしてその子らを見送りながら、数千年の統治を行い。神となった。
彼らの偉業は大きく。奉られるにふさわしい物だったが、晩年に漏らした苦悩。本当に老衰だったのかは疑問視をされた。
そして、その死については、セイクリッド聖教国において、厳重に秘匿されている……
「はっ。はあぁ」
魔法の矢が、弧を描いて飛んでくる。
「アシュアス。ずるいわよ」
「何がずるいものか。姉さんこそ。その黒いナイフはなんだよ」
セントリア大陸から離れた、イマーゴ大陸。
精霊種たちが聖樹を守る森で、子供達を率いて、戦争ごっこをする男女。
楽しそうに、木から木へ飛び回る姿があった。
『修行は楽しくするものだ……』
そんな事を言いながら……
----------------------------------------------------------------------
お読みくださり、ありがとうございました。
元は、十万文字程度で考えていたのですが、勝手にキャラが走りまして七万文字ほど増えました。
途中からは、フィラデルのことは切っ掛けとなりましたが、まあお許しくださいませ。
では、連載中の『メーヴィス王国は騙された。』と、七月に入って公開予定の、『ツキも実力も無い僕は、その日何かを引いた。』をよろしくお願いいたします。
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