20 / 80
第3章 エルレラ大陸
第20話 トヨースの町
しおりを挟む
僕たちは船に乗って大海原に挑んでいた。
予定だった……
まだ、『海竜の天敵』達はドラゴンキャットフィッシュと戯れていた。いい加減酔いも冷めていたが、彼らとの戦いが面白くなって来た様だ。
毎日のように、粘液でドロドロにされ、もう服がボロボロになっている、エデュ達。
基本、スミーダの川もそうだが、領同士侵略の問題や予算の関係上橋は少ない。
ここを何とかして、橋を造り直さないと動けない。
川の両岸には、すでに足止めされた商人達が山のように待機して、討伐に対して近隣ギルドに依頼が回っていた。
だが、相手は水の中に居るドラゴンキャットフィッシュ。体長10メートルの個体。
弓や槍が皮膚ではじかれるため、早々退治が出来ないし馬程度なら一飲み。
引き受けるものは居なかった。
「あっ、あんた達」
剛気肝っ玉母さんイーリスが、アシュアス達を見つける。
だがその姿はボロボロで、魔物の革で造られた胸当ての下は剣除けの鎖帷子で、ほとんど服はない。
クリシュは弓使いの為まともだが、それ以外は上半身裸だ。
フィア達が焦ったが、こちらはまだ体が小さいため、イーリス達に合うような服は持っていない。
商人達に声をかけ、着る物を売って貰う。
エデュ達は、依頼達成も出来ておらず。金がなかったようだ。
どうせ、ボロボロになるし。
そして、その服を買って回るときに、依頼が出ていることを聞く。
「倒すのは良いけども、ギルドで受注していないけれど大丈夫かな?」
「倒してくれるなら、わしらが証言をする」
周りの商人達が騒ぎ出す。
「エデュ達も良いのかい?」
「倒せるのなら倒してくれ。俺達じゃ倒せない」
毎日の戦いで、えらく疲れていたようだ。
向こうも本気では無く、遊ばれていた。
こちらが諦めると意地が悪いことに、橋の残り部分に体当たりをするそうだ。
表情は判断できないが、絶対笑っていやがると、イーリスが着替えながら怒っていた。
イーリスさん。堂々としているが、まだ二十二くらい。
躊躇無く装備を脱ぎ、着替えている。
男兄弟ばかりで、育ったために、見られるくらい気にしないようだ。
「じゃあ、俺達も困るし、倒すか」
そう言って、アシュアス達がドラゴンキャットフィッシュに向かい合う。
そう、原因を作ったリーポスが、今剣を抜く。
水の中であざ笑うように浮かんでいた、ドラゴンキャットフィッシュが、その姿を見つける。
赤い髪が何かを刺激をしたのか、口を開け、いきなり水流を放ってくる。
それを剣で切り、猛然と突っ込もうとして、深みにはまる。
「げっ。深い。助けてアシュアスぅ」
そして、選手交代。
フェンリルだけではなく、水の精霊に加護を貰っていれば良いのに貰っていなかったために、精霊魔法は使えない。
だけど、素の魔法は皆得意。
リーポスが水から上がると、雷がドラゴンキャットフィッシュを襲う。
ある程度なら、粘液が体を守るが、高温で乾き始める。
そこに、棘状の石柱が、川底から幾本も生えてくる。
だが、それは刺さらず、体を持ち上げるのみで、棘の上でコロコロと転がる始末。
その丈夫さが災いをした。
水から持ち上がった体。
そこに、炎が降りそそぎ、土の槍が降りそそぎ、真空の刃が降りそそぐ。粘液が消え槍に刺され、切られると流石に耐えられなかったようだ。
その時間、わずか十分。
あれだけ、苦労をしたモンスターがあっという間に退治をされる。
「おいおい。奴ら黄銅級だったよな」
再び、エデュ達が落ち込む。まだ昇級したことは知らない。
喜んだのは商人達。
退治をされたのも嬉しいが、ドラゴンキャットフィッシュは以外と美味いらしい。
「あれ、食っていいか?」
そう聞かれたので許可を出す。
幾人かが、ザンブリと川へ飛び込み、ロープを掛ける。
持ち上げていた棘は、当然解除する。
引き上げられると、捌かれていくが。
皮は固く丈夫なため、俺達が切り開いた。
そして、それは防具とかに使えるらしく、その場で売れた。
皆が騒いでいる隙に、ついでに、土魔法で橋を直していく。
橋脚を造り、その上に土の柱をならベて繋いでいく。
この時の柱は、三角の断面が丈夫で使いやすい。
きちんと、橋脚の支承部分には三角の受けを作っていて、乗せていくだけ。
合わせ目は、一センチくらいの遊びを持たせる。
季節によって伸び縮みをするからね。
橋脚は三メートルの間隔で設置。橋台と呼ばれる上面は一メートル。
あっという間に、完成。
そして歓声。
「おおっ。やったー」
向こう岸からも商人がやって来る。
急いでいるはずなのに、その晩は宴会が始まった。
その晩、トヨースのギルドに報告が入る。
「何? 退治された」
「はい、通り掛かった冒険者達が倒しました」
当然ギルドから調査員が、見張るために現場にいた。
現場では楽しそうな宴会。調査員は、蒲焼きを食べた後、涙をこぼしながら報告に戻った。
「ふむ。それでは早急に橋の復旧を、領主様に進言をしよう。あそこは主要街道。皆が困ることになる」
そう近隣には、魚介類が生きたまま届けられていた。
この所、街道が通れず、生きた魚が必要ないため。漁にも出られなかった。
「あっいえ。橋も直りました」
「なに?」
「皆が、料理。いや、少し目を離した隙に直っていました」
話を聞いて、ギルドマスター。ユリミーラ=コーイケーは早合点をする。
きっと困るので、簡易的な橋を造ったのだろうと。
話はすれ違い、命令は出される。
予定だった……
まだ、『海竜の天敵』達はドラゴンキャットフィッシュと戯れていた。いい加減酔いも冷めていたが、彼らとの戦いが面白くなって来た様だ。
毎日のように、粘液でドロドロにされ、もう服がボロボロになっている、エデュ達。
基本、スミーダの川もそうだが、領同士侵略の問題や予算の関係上橋は少ない。
ここを何とかして、橋を造り直さないと動けない。
川の両岸には、すでに足止めされた商人達が山のように待機して、討伐に対して近隣ギルドに依頼が回っていた。
だが、相手は水の中に居るドラゴンキャットフィッシュ。体長10メートルの個体。
弓や槍が皮膚ではじかれるため、早々退治が出来ないし馬程度なら一飲み。
引き受けるものは居なかった。
「あっ、あんた達」
剛気肝っ玉母さんイーリスが、アシュアス達を見つける。
だがその姿はボロボロで、魔物の革で造られた胸当ての下は剣除けの鎖帷子で、ほとんど服はない。
クリシュは弓使いの為まともだが、それ以外は上半身裸だ。
フィア達が焦ったが、こちらはまだ体が小さいため、イーリス達に合うような服は持っていない。
商人達に声をかけ、着る物を売って貰う。
エデュ達は、依頼達成も出来ておらず。金がなかったようだ。
どうせ、ボロボロになるし。
そして、その服を買って回るときに、依頼が出ていることを聞く。
「倒すのは良いけども、ギルドで受注していないけれど大丈夫かな?」
「倒してくれるなら、わしらが証言をする」
周りの商人達が騒ぎ出す。
「エデュ達も良いのかい?」
「倒せるのなら倒してくれ。俺達じゃ倒せない」
毎日の戦いで、えらく疲れていたようだ。
向こうも本気では無く、遊ばれていた。
こちらが諦めると意地が悪いことに、橋の残り部分に体当たりをするそうだ。
表情は判断できないが、絶対笑っていやがると、イーリスが着替えながら怒っていた。
イーリスさん。堂々としているが、まだ二十二くらい。
躊躇無く装備を脱ぎ、着替えている。
男兄弟ばかりで、育ったために、見られるくらい気にしないようだ。
「じゃあ、俺達も困るし、倒すか」
そう言って、アシュアス達がドラゴンキャットフィッシュに向かい合う。
そう、原因を作ったリーポスが、今剣を抜く。
水の中であざ笑うように浮かんでいた、ドラゴンキャットフィッシュが、その姿を見つける。
赤い髪が何かを刺激をしたのか、口を開け、いきなり水流を放ってくる。
それを剣で切り、猛然と突っ込もうとして、深みにはまる。
「げっ。深い。助けてアシュアスぅ」
そして、選手交代。
フェンリルだけではなく、水の精霊に加護を貰っていれば良いのに貰っていなかったために、精霊魔法は使えない。
だけど、素の魔法は皆得意。
リーポスが水から上がると、雷がドラゴンキャットフィッシュを襲う。
ある程度なら、粘液が体を守るが、高温で乾き始める。
そこに、棘状の石柱が、川底から幾本も生えてくる。
だが、それは刺さらず、体を持ち上げるのみで、棘の上でコロコロと転がる始末。
その丈夫さが災いをした。
水から持ち上がった体。
そこに、炎が降りそそぎ、土の槍が降りそそぎ、真空の刃が降りそそぐ。粘液が消え槍に刺され、切られると流石に耐えられなかったようだ。
その時間、わずか十分。
あれだけ、苦労をしたモンスターがあっという間に退治をされる。
「おいおい。奴ら黄銅級だったよな」
再び、エデュ達が落ち込む。まだ昇級したことは知らない。
喜んだのは商人達。
退治をされたのも嬉しいが、ドラゴンキャットフィッシュは以外と美味いらしい。
「あれ、食っていいか?」
そう聞かれたので許可を出す。
幾人かが、ザンブリと川へ飛び込み、ロープを掛ける。
持ち上げていた棘は、当然解除する。
引き上げられると、捌かれていくが。
皮は固く丈夫なため、俺達が切り開いた。
そして、それは防具とかに使えるらしく、その場で売れた。
皆が騒いでいる隙に、ついでに、土魔法で橋を直していく。
橋脚を造り、その上に土の柱をならベて繋いでいく。
この時の柱は、三角の断面が丈夫で使いやすい。
きちんと、橋脚の支承部分には三角の受けを作っていて、乗せていくだけ。
合わせ目は、一センチくらいの遊びを持たせる。
季節によって伸び縮みをするからね。
橋脚は三メートルの間隔で設置。橋台と呼ばれる上面は一メートル。
あっという間に、完成。
そして歓声。
「おおっ。やったー」
向こう岸からも商人がやって来る。
急いでいるはずなのに、その晩は宴会が始まった。
その晩、トヨースのギルドに報告が入る。
「何? 退治された」
「はい、通り掛かった冒険者達が倒しました」
当然ギルドから調査員が、見張るために現場にいた。
現場では楽しそうな宴会。調査員は、蒲焼きを食べた後、涙をこぼしながら報告に戻った。
「ふむ。それでは早急に橋の復旧を、領主様に進言をしよう。あそこは主要街道。皆が困ることになる」
そう近隣には、魚介類が生きたまま届けられていた。
この所、街道が通れず、生きた魚が必要ないため。漁にも出られなかった。
「あっいえ。橋も直りました」
「なに?」
「皆が、料理。いや、少し目を離した隙に直っていました」
話を聞いて、ギルドマスター。ユリミーラ=コーイケーは早合点をする。
きっと困るので、簡易的な橋を造ったのだろうと。
話はすれ違い、命令は出される。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
前世が魔王だったことを思い出して最強の力を得たけど、そんなことより充実した高校生活を送りたい
のみかん
ファンタジー
高校進学のために地方から上京してきた少年、新庄玲央(しんじょう れお)は入学式の前夜、唐突に自分の前世が異世界で無双していた魔王だったことを思い出す。
記憶の復活と共に魔王時代のチートパワーも取り戻した玲央。
その力のせいで彼は学園の四天王と呼ばれる不良たち。
異世界帰りの元勇者。
地球を侵略するために潜伏していた宇宙人など。
様々な連中から目をつけられるハメになってしまうのだが……。
現代で最強の力はちょっぴり持て余す?
それでもポジティブに生きていこう。
目指すは充実した青春だ!
無敵でマイペースな元魔王が、最強パワーでいろいろブッ飛ばしながら高校生活を謳歌しようとする話です。
※この作品はカクヨムにて先行して公開しています
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。
いくみ
ファンタジー
寝てたら起こされて目を開けたら知らない場所で神様??が、君は死んだと告げられる。そして神様が、管理する世界(マジョル)に転生か転移しないかと提案され、キターファンタジーとガッツポーズする。
成宮暁彦は独身、サラリーマンだった
アラサー間近パットしない容姿で、プチオタ、完全独り身爆走中。そんな暁彦が神様に願ったのは、あり得ない位のチートの数々、神様に無理難題を言い困らせ
スキルやらetcを貰い転移し、冒険しながらスローライフを目指して楽しく暮らす場を探すお話になると?思います。
なにぶん、素人が書くお話なので
疑問やら、文章が読みにくいかも知れませんが、暖かい目でお読み頂けたらと思います。
あと、とりあえずR15指定にさせて頂きます。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
チョロイン2人がオイルマッサージ店でNTR快楽堕ちするまで【完結】
白金犬
ファンタジー
幼馴染同士パーティーを組んで冒険者として生計を立てている2人、シルフィとアステリアは王都でのクエストに一区切りをつけたところだった。
故郷の村へ馬車が出るまで王都に滞在する彼女らは、今流行りのオイルマッサージ店の無料チケットを偶然手に入れる。
好奇心旺盛なシルフィは物珍しさから、故郷に恋人が待っているアステリアは彼のためにも綺麗になりたいという乙女心からそのマッサージ店へ向かうことに。
しかしそこで待っていたのは、真面目な冒険者2人を快楽を貪る雌へと変貌させる、甘くてドロドロとした淫猥な施術だった。
シルフィとアステリアは故郷に戻ることも忘れてーー
★登場人物紹介★
・シルフィ
ファイターとして前衛を支える元気っ子。
元気活発で天真爛漫なその性格で相棒のアステリアを引っ張っていく。
特定の相手がいたことはないが、人知れず恋に恋い焦がれている。
・アステリア(アスティ)
ヒーラーとして前衛で戦うシルフィを支える少女。
真面目で誠実。優しい性格で、誰に対しても物腰が柔らかい。
シルフィと他にもう1人いる幼馴染が恋人で、故郷の村で待っている。
・イケメン施術師
大人気オイルマッサージ店の受付兼施術師。
腕の良さとその甘いマスクから女性客のリピート必至である。
アステリアの最初の施術を担当。
・肥満施術師
大人気オイルマッサージ店の知らざれる裏の施術師。
見た目が醜悪で女性には生理的に受け付けられないような容姿のためか表に出てくることはないが、彼の施術を受けたことがある女性客のリピート指名率は90%を超えるという。
シルフィの最初の施術を担当。
・アルバード
シルフィ、アステリアの幼馴染。
アステリアの恋人で、故郷の村で彼女らを待っている。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる