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第五章 本当の戦い
第77話 愛に生きる一歩
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その時、彼女の心拍と血圧はストップ高となっていた。
ふわふわは、それが原因。
両者、靴を脱ぎベッドの上で向かい合う。
「よろしくお願いいたします」
そう言われて、紡もあわてて返す。
「こちらこそ、お願いします」
場を支配する、奇妙な緊張と空気感。
紡は正座。
彼女はスカートの中で、ぺたんとアヒル座で座っている。
正座から足を両側に広げた座り方。
これのせいで、後で紡に心の中を見透かされてしまう。
「始めます、では手をお願いいたします」
素直に、紡は彼女に対して両手を預ける。
そっと握られる手、少し汗ばみ、柔らかい。
彼女は少し深呼吸をして、魔力を彼に流し始める。
先ほど王の強烈な魔力で火傷をした彼、少しずつ。
影響の少ないレベルを見ながら流し込む。
「何か感じますか? 今、手を介して私の魔力を流しています。少しずつですので集中をして感じてください……」
「感じる?」
「ええ、流れ込むわたくしを……」
そう説明をしながら、少しトクンと心臓が跳ねる。
流れ込む私…… 気持ちは伝わらないわよね。
魔法の種類によっては、リーディングというものがある。
人の気持ちを感じる魔法。
口のきけない人から気持ちを読み、遺族などに情報を伝える。
専属の人も存在をする。
ふと思い出し、ドキドキが止まらない。
出会ったばかりで告白された。
その驚きが、彼に対する興味を引き出す。
それは、時間と共に、彼女の幼い心を急激に浸食をして行く。
第二次成長期の終わり、少女から女へと変化をしていく途中。
灰色だった彼女の世界を塗り替えていく。
十五才の若さは、多感であり、色々なことに感受性が高い。
ドキドキはどんどんとひどくなり、ある程度熟れた体は反応を始める。
異性を迎え入れる。
もうこの年なら、十分に反応し受け入れられる。
その、反応で彼女はさらに驚き、ドキドキはひどくなる。
「私の気持ち、いえ、魔力はどうでしょうか?」
「うーん、暖かいのは判るが、どういう感じなんだ?」
彼女は、少し深呼吸。
だが顔は真っ赤。
「あの流れが、私からクニーノ様に流れていく……水のような流れを感じませんでしょうか?」
だが彼は、首をひねる。
「うーん」
「駄目ですか?」
「ああ」
「少し休憩をして、今度はもう少し強めに行いますね。そうだ、緊張をほぐすために、お茶を入れますね」
そう言って、彼女はベッドから降りる。
パタパタと足早に、だが洗練された歩き方で部屋から出て行く。
ため息を付きながら、考える。
「才能が無いのだろうか」
正座をしていた足を崩し、あぐらを組み、右手で膝の上に肘を突き頬杖を突く。
視線が低くなり、目の前の真っ白な布団カバーに濡れたようなシミを見つける。
そこは彼女が座っていた場所。
ぺたんと座っていたため、彼女から流れたそれは下履きを通り抜けてシーツまで通っていた。
思わず、指で触れて、思わず匂う……
それは記憶にある女の匂い。
今は仕事が忙しく、縁が無いが大学の時は付き合っていた相手が居た。
行為の前に嗅いだことのある匂い。
「あなたは勉強ばかり、参考書と結婚をしたら?」
そんな理不尽なことを言って、教室の前にいた別の男。そいつの手を取り、出ていった彼女だった女。
理屈も言い訳も関係ない、浮気をして振られただけ。
だが、十年経っても、なぜか匂いなどの記憶はある。
不思議なものだ……
魔力ねえ、水の流れ……
見えない波動とか、エネルギーが流れ込んでくるというのが正解なのだろうか?
その辺りを意識しながら、感じてみるか。
そう言いながら、なぜか左手の指は濡れている場所を弄ぶ。
なぜ、小水では無い。
手を握り、俺に興奮?
彼女が?
会ったばかりで、告白をしたが…… 彼女は何も言わなかった。
侯爵令嬢、家か……
待っている間に色々なことを考える。
だが幼さには気がついているはずなのに、働いている現実から、彼女の年齢を気にしていなかった。
若く見えるなと思うだけで、そう日本の常識。
料理人ですら、最近は学校へ行く。
昔のような子弟制度は廃れてしまった。
その常識が、彼の思考を止めた。
幼く見えるかわいい彼女。
それが、布団カバーを濡らしている……
少し、いや大分の期待。彼女も俺のことを。
「お待たせいたしました。心が落ち着かなくて魔導具が…… あっいえ」
台車ごと、ポットなどが運ばれてくる。
ベッド脇にそれは止められ、ポットから茶が見事な白磁のカップに注がれる。
「見事なカップだね」
「ステキでしょう。王様が民に作らせたのです。昔は無骨な木のカップとか素焼きのカップだったのですが、釉薬とか、この白磁とか。今の王様のおかげで、色々なことが大きく変わって、暮らしが安定。年間を通して飢えることも無くなったのです」
彼女の嬉しそうな顔と、語る内容それにちょっとむっとする。
「俺だってその位は出来るさ。タイミングだな」
「まあ。日本の方は博識なのですね。未知の知識を習得されているのは、一体どうやって学習されるのですか? 学院のようなものがあるのでしょうか?」
彼女は意外と、知識に対して貪欲なようだ。
「学院、学校というのだが、日本の国民は七つからそこで勉強を始める。大体は二十二才までだが、修士や博士ならそこからまだ四年だな」
「まあ、それでは人生の大半がお勉強で終わりますわね。人生など四十年とか五十年ですのに…… はいどうぞ」
茶が供される。
この世界、人生五十年なのか。
戦国時代レベルだな。偉人の、人生五十年という言葉が思い出される。
そうして、彼女は再びベッドの上へ。
「あっそこ」
つい濡れていることを指摘する。
彼女も、自分の状態は判っていた……
だがまさか、カバーまで通っていたとは。
それも、彼に知られてしまった。
「あっ…… あの、その、はしたないのですが、その…… 」
そう言って黙っていたが、彼女は何かを決心をする。
「魔力を感じる、その…… 最適な方法を試してみますか?」
「そんな方法があるのかい?」
「ええ、では、失礼します」
そう言って彼女は、遠慮がちにだが、俺のズボンに手を掛ける。
「ちょっと」
彼女の指が、言葉を言いかけた俺の口びるに縦に置かれる。
「不慣れですが、お任せください」
そうして、愛おしそうにそれを取り出すと、かわいい口に含み始めた……
ふわふわは、それが原因。
両者、靴を脱ぎベッドの上で向かい合う。
「よろしくお願いいたします」
そう言われて、紡もあわてて返す。
「こちらこそ、お願いします」
場を支配する、奇妙な緊張と空気感。
紡は正座。
彼女はスカートの中で、ぺたんとアヒル座で座っている。
正座から足を両側に広げた座り方。
これのせいで、後で紡に心の中を見透かされてしまう。
「始めます、では手をお願いいたします」
素直に、紡は彼女に対して両手を預ける。
そっと握られる手、少し汗ばみ、柔らかい。
彼女は少し深呼吸をして、魔力を彼に流し始める。
先ほど王の強烈な魔力で火傷をした彼、少しずつ。
影響の少ないレベルを見ながら流し込む。
「何か感じますか? 今、手を介して私の魔力を流しています。少しずつですので集中をして感じてください……」
「感じる?」
「ええ、流れ込むわたくしを……」
そう説明をしながら、少しトクンと心臓が跳ねる。
流れ込む私…… 気持ちは伝わらないわよね。
魔法の種類によっては、リーディングというものがある。
人の気持ちを感じる魔法。
口のきけない人から気持ちを読み、遺族などに情報を伝える。
専属の人も存在をする。
ふと思い出し、ドキドキが止まらない。
出会ったばかりで告白された。
その驚きが、彼に対する興味を引き出す。
それは、時間と共に、彼女の幼い心を急激に浸食をして行く。
第二次成長期の終わり、少女から女へと変化をしていく途中。
灰色だった彼女の世界を塗り替えていく。
十五才の若さは、多感であり、色々なことに感受性が高い。
ドキドキはどんどんとひどくなり、ある程度熟れた体は反応を始める。
異性を迎え入れる。
もうこの年なら、十分に反応し受け入れられる。
その、反応で彼女はさらに驚き、ドキドキはひどくなる。
「私の気持ち、いえ、魔力はどうでしょうか?」
「うーん、暖かいのは判るが、どういう感じなんだ?」
彼女は、少し深呼吸。
だが顔は真っ赤。
「あの流れが、私からクニーノ様に流れていく……水のような流れを感じませんでしょうか?」
だが彼は、首をひねる。
「うーん」
「駄目ですか?」
「ああ」
「少し休憩をして、今度はもう少し強めに行いますね。そうだ、緊張をほぐすために、お茶を入れますね」
そう言って、彼女はベッドから降りる。
パタパタと足早に、だが洗練された歩き方で部屋から出て行く。
ため息を付きながら、考える。
「才能が無いのだろうか」
正座をしていた足を崩し、あぐらを組み、右手で膝の上に肘を突き頬杖を突く。
視線が低くなり、目の前の真っ白な布団カバーに濡れたようなシミを見つける。
そこは彼女が座っていた場所。
ぺたんと座っていたため、彼女から流れたそれは下履きを通り抜けてシーツまで通っていた。
思わず、指で触れて、思わず匂う……
それは記憶にある女の匂い。
今は仕事が忙しく、縁が無いが大学の時は付き合っていた相手が居た。
行為の前に嗅いだことのある匂い。
「あなたは勉強ばかり、参考書と結婚をしたら?」
そんな理不尽なことを言って、教室の前にいた別の男。そいつの手を取り、出ていった彼女だった女。
理屈も言い訳も関係ない、浮気をして振られただけ。
だが、十年経っても、なぜか匂いなどの記憶はある。
不思議なものだ……
魔力ねえ、水の流れ……
見えない波動とか、エネルギーが流れ込んでくるというのが正解なのだろうか?
その辺りを意識しながら、感じてみるか。
そう言いながら、なぜか左手の指は濡れている場所を弄ぶ。
なぜ、小水では無い。
手を握り、俺に興奮?
彼女が?
会ったばかりで、告白をしたが…… 彼女は何も言わなかった。
侯爵令嬢、家か……
待っている間に色々なことを考える。
だが幼さには気がついているはずなのに、働いている現実から、彼女の年齢を気にしていなかった。
若く見えるなと思うだけで、そう日本の常識。
料理人ですら、最近は学校へ行く。
昔のような子弟制度は廃れてしまった。
その常識が、彼の思考を止めた。
幼く見えるかわいい彼女。
それが、布団カバーを濡らしている……
少し、いや大分の期待。彼女も俺のことを。
「お待たせいたしました。心が落ち着かなくて魔導具が…… あっいえ」
台車ごと、ポットなどが運ばれてくる。
ベッド脇にそれは止められ、ポットから茶が見事な白磁のカップに注がれる。
「見事なカップだね」
「ステキでしょう。王様が民に作らせたのです。昔は無骨な木のカップとか素焼きのカップだったのですが、釉薬とか、この白磁とか。今の王様のおかげで、色々なことが大きく変わって、暮らしが安定。年間を通して飢えることも無くなったのです」
彼女の嬉しそうな顔と、語る内容それにちょっとむっとする。
「俺だってその位は出来るさ。タイミングだな」
「まあ。日本の方は博識なのですね。未知の知識を習得されているのは、一体どうやって学習されるのですか? 学院のようなものがあるのでしょうか?」
彼女は意外と、知識に対して貪欲なようだ。
「学院、学校というのだが、日本の国民は七つからそこで勉強を始める。大体は二十二才までだが、修士や博士ならそこからまだ四年だな」
「まあ、それでは人生の大半がお勉強で終わりますわね。人生など四十年とか五十年ですのに…… はいどうぞ」
茶が供される。
この世界、人生五十年なのか。
戦国時代レベルだな。偉人の、人生五十年という言葉が思い出される。
そうして、彼女は再びベッドの上へ。
「あっそこ」
つい濡れていることを指摘する。
彼女も、自分の状態は判っていた……
だがまさか、カバーまで通っていたとは。
それも、彼に知られてしまった。
「あっ…… あの、その、はしたないのですが、その…… 」
そう言って黙っていたが、彼女は何かを決心をする。
「魔力を感じる、その…… 最適な方法を試してみますか?」
「そんな方法があるのかい?」
「ええ、では、失礼します」
そう言って彼女は、遠慮がちにだが、俺のズボンに手を掛ける。
「ちょっと」
彼女の指が、言葉を言いかけた俺の口びるに縦に置かれる。
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