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第五章 本当の戦い
第72話 私の知らない世界
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「それはどういう?」
そう聞くと、呆れたような顔を返される。
「妻になるのでしょ」
問われたのは、それ。
「えっはい」
もうそれは口に出したこと、引っ込める気は無い。
「始めましょ」
そう言って、彼女は竜ちゃんに抱きつく。
私に見せつけるように、ゆっくりとキス。
竜ちゃんも、それが当然という態度。
「えっ?」
それはいきなり始まった。
彼は、その女の人を抱っこすると持ち上げ、ベッドの方へと移動する。
そう、それは通常の恋愛ではない、王族の務め。
少し舞い上がっていた陽愛だが、常識的な恋愛ではない。
王族の決まりの中へ入るという事。
それは個人的な感情よりも、決まりの方が優先される。
玉の輿、それは、一般人には辛く険しい道。
そう…… いきなり目の前で始まる、ピンク色の世界。
それはひどく生々しい、男と女の営み。
ただ、どいつもこいつもあっという間に竜ちゃんに昇天をさせられる。幸せな顔をして、大事な所から白い何かを垂れ流す。
そう思ったら、むくっと起き上がり、再び獲物へと向かう。
「もう一度ぉ、わたくしとぉ……」
流石に、三度目はないようだが、それにしても……
竜ちゃんは無敵で不屈。
男の人って、そんなに何度も出来るの?
お口とかでちょっと刺激をされると、それは雄々しく立ち上がる。天に向かって咆哮でも上げるように。
「来ないのか?」
屍の向こうで、男の顔をした彼が呼ぶ。
見ていただけで、その場の空気を吸っただけですでに私は頭のてっぺんまで痺れ、それを欲しがった。
きっと今の竜ちゃんは、体から女を狂わせる何かをだしている気がする。
彼の手は大きく、そして熱かった。
私は薄い衣を剥ぎ取られる。
背中で軽く止まっているだけだったみたい。
彼の顔が近付き、憧れのキス。
それだけで頭が痺れ、足の力が抜ける。
「あれっ、腰が」
「ああ、そうなるみたいだな」
当然の様に言いながら、唇から首筋へ、そして耳の側で声が聞こえる。
「力を抜いて、受け入れろ陽愛」
「あっ、うんっ」
そう、それだけで力が……
すべてはあっという間だった、怖がるよりも気持ちよく。
くすぐったかった。
力が入ると、くすぐられ、力が抜けると入ってくる感覚。
痛かったのは一瞬。
その後何かが入ってきて、さらに、そう何かが流れ込んできた。
その何かは、私の体を作り替える。
とんでもない快楽と共に……
今まで聞いていた情報とは違う、これは一体何?
彼の動きと、刺激、幾度か意識が飛んでいき、真っ白な世界と意識の中でさらに体の奥に何かが吐き出された。
「ふぅ」
彼の声。
そして、何かは体中にしみ込み、体中の細胞が歓喜をする。
知らない、何これ?
私の世界が変わった。
体、そして頭の中がクリアになり、すべての思考が高速化されていくのが判る。
未知の何か、空気中の何かが体に入り込み、胸からそれが体に広がる。
「体が軽い?」
意識をしながら、右の腕を見る。
すると、意識に沿って何かが流れる。
「おっ、才能があるな。魔力の流れが判るのか?」
「魔力?」
「ああ向こうと、世界が重なってから、こちらでもあふれた。これで魔法が使えるぞ」
「魔法? 魔力?」
そう、なんの意識かがいたずらし、彼と繋がったときに、彼女の体を作り替え、一足飛びに彼女を進化させた。
思考、そして筋力が、一気に三倍以上となった。
そう、まだ慣れていないから、そのレベル。
回を重ね、体が馴染むに従って、周りと同じく人間ではなくなった。
「ねえ竜ちゃん、もう一回」
感覚も、集中すると倍増するという事。
「うきゃあぁ、何これぇ。もっと、もっとぉ」
彼女はハマる。
周りの何対もの目が、見ていてももう気にはならない。
今だけは……
「はっ」
気がつくと、倒れて、天井を見ていた。
近くの衣擦れの音。
囁く声と笑い声。
あの女が、当然の様に竜ちゃんに抱きつき、擦り寄っている。
何かを語りながら、嬉しそう。
彼女達は、丁度私の知らない時間を、竜ちゃんと共に過ごしてきた。
そうこんな、気持ちのいい時間をずっと、私が勉強に明け暮れ気が狂いそうな資料整理をやっていたときに。
うらやましいぃ。
彼女は、開き直った。ここでは行動あるものが勝つ。
チャンスは平等。
日本の夫婦よりも過酷だが、きっとそれ以上の何かは得られる。
彼女は燃えた。
勝手に決めたが、相手が竜ちゃんなら両親も反対など…… もししても、国家相手となるよね。
それも……
翌日、城、そして国家の状態を聞いた。
実は、領地は広大で、大陸の方までこの王国の土地。
そして、竜ちゃんは、王だと思ったら王の上、皇帝とも言える立場だった。
手の平から、炎をだす。
それを見つめながら、ぽいっと岩に向けて打ち出す。
その青い炎は、岩にすっと入り込み、岩を溶かす。
炎系としては、最高峰、何もかも燃やし尽くす究極の炎。
それだけではない、意識をするだけで、目の前につむじ風が巻き上がり、それは威力を増していく。
そして、また火を放つ。
小さいが、火災旋風。
言っていた魔力の枯渇など無く、幾つでも並列で魔法が使える。
宮廷の魔術師が教えてくれたとき、金髪美形の、でも背が低い彼は卒倒した。
若い人達は、子供の頃から栄養が安定的に取れるようになったらしいが、それまでは、結構飢餓が数年ごとに襲ってきたようだ。
それを変えたのが、竜ちゃん達イチネンイチクミの方々らしい。
そして、この大陸に厄災を与えていた魔人族とやら、そして魔王を倒し、世界に平和をもたらした伝説の存在。
中庭に、おもしろいものがあった。
竜ちゃん達の石像。
英雄の像らしい。
電波はないが、生き残っていた備品、スマホで主要部分を写真に収める。シールドルームに入っていたもの。大事なデータが保持された証拠品だったようだが貸してもらえた。
無論、荷車も見た……
「どう報告をしましょうかね?」
別の国として認めさせるのが正解、そうで無ければ魔導兵器という未知の武器を日本が有することになる。
それは、連絡網が復旧したときに、対外的にまずいことになる。
それは、きっとこっちの意思がどうであれ……
そう聞くと、呆れたような顔を返される。
「妻になるのでしょ」
問われたのは、それ。
「えっはい」
もうそれは口に出したこと、引っ込める気は無い。
「始めましょ」
そう言って、彼女は竜ちゃんに抱きつく。
私に見せつけるように、ゆっくりとキス。
竜ちゃんも、それが当然という態度。
「えっ?」
それはいきなり始まった。
彼は、その女の人を抱っこすると持ち上げ、ベッドの方へと移動する。
そう、それは通常の恋愛ではない、王族の務め。
少し舞い上がっていた陽愛だが、常識的な恋愛ではない。
王族の決まりの中へ入るという事。
それは個人的な感情よりも、決まりの方が優先される。
玉の輿、それは、一般人には辛く険しい道。
そう…… いきなり目の前で始まる、ピンク色の世界。
それはひどく生々しい、男と女の営み。
ただ、どいつもこいつもあっという間に竜ちゃんに昇天をさせられる。幸せな顔をして、大事な所から白い何かを垂れ流す。
そう思ったら、むくっと起き上がり、再び獲物へと向かう。
「もう一度ぉ、わたくしとぉ……」
流石に、三度目はないようだが、それにしても……
竜ちゃんは無敵で不屈。
男の人って、そんなに何度も出来るの?
お口とかでちょっと刺激をされると、それは雄々しく立ち上がる。天に向かって咆哮でも上げるように。
「来ないのか?」
屍の向こうで、男の顔をした彼が呼ぶ。
見ていただけで、その場の空気を吸っただけですでに私は頭のてっぺんまで痺れ、それを欲しがった。
きっと今の竜ちゃんは、体から女を狂わせる何かをだしている気がする。
彼の手は大きく、そして熱かった。
私は薄い衣を剥ぎ取られる。
背中で軽く止まっているだけだったみたい。
彼の顔が近付き、憧れのキス。
それだけで頭が痺れ、足の力が抜ける。
「あれっ、腰が」
「ああ、そうなるみたいだな」
当然の様に言いながら、唇から首筋へ、そして耳の側で声が聞こえる。
「力を抜いて、受け入れろ陽愛」
「あっ、うんっ」
そう、それだけで力が……
すべてはあっという間だった、怖がるよりも気持ちよく。
くすぐったかった。
力が入ると、くすぐられ、力が抜けると入ってくる感覚。
痛かったのは一瞬。
その後何かが入ってきて、さらに、そう何かが流れ込んできた。
その何かは、私の体を作り替える。
とんでもない快楽と共に……
今まで聞いていた情報とは違う、これは一体何?
彼の動きと、刺激、幾度か意識が飛んでいき、真っ白な世界と意識の中でさらに体の奥に何かが吐き出された。
「ふぅ」
彼の声。
そして、何かは体中にしみ込み、体中の細胞が歓喜をする。
知らない、何これ?
私の世界が変わった。
体、そして頭の中がクリアになり、すべての思考が高速化されていくのが判る。
未知の何か、空気中の何かが体に入り込み、胸からそれが体に広がる。
「体が軽い?」
意識をしながら、右の腕を見る。
すると、意識に沿って何かが流れる。
「おっ、才能があるな。魔力の流れが判るのか?」
「魔力?」
「ああ向こうと、世界が重なってから、こちらでもあふれた。これで魔法が使えるぞ」
「魔法? 魔力?」
そう、なんの意識かがいたずらし、彼と繋がったときに、彼女の体を作り替え、一足飛びに彼女を進化させた。
思考、そして筋力が、一気に三倍以上となった。
そう、まだ慣れていないから、そのレベル。
回を重ね、体が馴染むに従って、周りと同じく人間ではなくなった。
「ねえ竜ちゃん、もう一回」
感覚も、集中すると倍増するという事。
「うきゃあぁ、何これぇ。もっと、もっとぉ」
彼女はハマる。
周りの何対もの目が、見ていてももう気にはならない。
今だけは……
「はっ」
気がつくと、倒れて、天井を見ていた。
近くの衣擦れの音。
囁く声と笑い声。
あの女が、当然の様に竜ちゃんに抱きつき、擦り寄っている。
何かを語りながら、嬉しそう。
彼女達は、丁度私の知らない時間を、竜ちゃんと共に過ごしてきた。
そうこんな、気持ちのいい時間をずっと、私が勉強に明け暮れ気が狂いそうな資料整理をやっていたときに。
うらやましいぃ。
彼女は、開き直った。ここでは行動あるものが勝つ。
チャンスは平等。
日本の夫婦よりも過酷だが、きっとそれ以上の何かは得られる。
彼女は燃えた。
勝手に決めたが、相手が竜ちゃんなら両親も反対など…… もししても、国家相手となるよね。
それも……
翌日、城、そして国家の状態を聞いた。
実は、領地は広大で、大陸の方までこの王国の土地。
そして、竜ちゃんは、王だと思ったら王の上、皇帝とも言える立場だった。
手の平から、炎をだす。
それを見つめながら、ぽいっと岩に向けて打ち出す。
その青い炎は、岩にすっと入り込み、岩を溶かす。
炎系としては、最高峰、何もかも燃やし尽くす究極の炎。
それだけではない、意識をするだけで、目の前につむじ風が巻き上がり、それは威力を増していく。
そして、また火を放つ。
小さいが、火災旋風。
言っていた魔力の枯渇など無く、幾つでも並列で魔法が使える。
宮廷の魔術師が教えてくれたとき、金髪美形の、でも背が低い彼は卒倒した。
若い人達は、子供の頃から栄養が安定的に取れるようになったらしいが、それまでは、結構飢餓が数年ごとに襲ってきたようだ。
それを変えたのが、竜ちゃん達イチネンイチクミの方々らしい。
そして、この大陸に厄災を与えていた魔人族とやら、そして魔王を倒し、世界に平和をもたらした伝説の存在。
中庭に、おもしろいものがあった。
竜ちゃん達の石像。
英雄の像らしい。
電波はないが、生き残っていた備品、スマホで主要部分を写真に収める。シールドルームに入っていたもの。大事なデータが保持された証拠品だったようだが貸してもらえた。
無論、荷車も見た……
「どう報告をしましょうかね?」
別の国として認めさせるのが正解、そうで無ければ魔導兵器という未知の武器を日本が有することになる。
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