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第三章 大陸統一
第58話 人…… だと?
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「どういう事だ?」
「私は主人を、いえ、ご主人様を見つけた。それも至高のお方」
「ふん。情を受けて寝返りか、これだから女は」
「私のことはどう思ってもかまわん。だがあのお方のことを何か言うなら」
そう言うと、ウェヌスの雰囲気が変わり本気の殺気が漏れ始める。
「わかった、わかった。お前と事を構えることはしない」
一応そう言ったが、妹がいつまでも我慢など出来るとは思えなかった。
その日は帰った。
そして、忘れていたが……
連絡が出来ないまま、チーサイノ王国とチューカンノ王国は滅んでいた。
そう商人から連絡が入り、様子を見に行った。
そこには、モンスターに蹂躙された、遺跡となった街が残っていた。
無論、龍一達は激怒。
たったあれだけで、まさか滅ぶとは。
その差を、理解できていなかったようだ。
ダイモーン王国とインセプトラ―王国、両側から挟み込み殲滅をしていく。
そうして進んでいくと、当然ながらプルフラスとぶつかることになる。
「なんだあいつら、俺のかわいいモンスター達を…… 何してくれやがる」
兵達が応戦するが、スピードが速すぎて対応できない。
今回は、数が多かったため、一般兵も出てきていた。
「くっ、早い」
「なんとかしろ」
「駄目です」
その日、俺達の兵に始めて死者が出た。
それも、大量に。
部隊一つ、千人……
「奪還部隊、第十二隊壊滅です。魔人族が出た様です」
「なんだと? 魔人族? どこかで聞いたな」
俺以外の皆が一斉に指を指す。
「えっ私? そうです私は魔人族。なんでしょうか?」
指さされるまで、ウェヌスは自分の種族を忘れていたようだ。
「この大陸の西…… あっち側で魔人族が居たそうだ。こちらの兵が千人レベルで死んだそうだ」
ふむふむと言う反応。
「それは…… 困ります?」
そう言ってキョットン。
「ああ困る」
すると少し嬉しそうになる。
「ひょうっとして、お怒りですか?」
「お怒りです」
「ならば少し、行ってまいります」
彼女は、お役に立てるーとばかりに、飛び出そうとした。
「ちょっとマテ、居場所が分かるのか?」
「ええ、なんとなく。きっとご主人様も判ると思いますよ。ええとこういう感じで私のことを感じます?」
彼女が、自身の胸にお手の手の平を押し当てる。
意識的なのだろう、温かな波動がでてくるが、闇が混ざっているせいかざらざらした感じがする。
「うんまあ」
「でしたらあっちにいる同じ様な感じの、あー二つあって、片側は兄です。ちょっと粘っこい方が兄で、もう少し軽そうで何も考えていないような方が、探しているプルフラスだと思います」
「うーん、判るような分からないような」
そう言うと持っていた手が、下に下がっていく。
「もう少しゆっくり、お教えしましょうか?」
ゆっくり?
ああ外からで判らないなら、中へ突っ込んで波動を感じろと。
そんなことをしていると、終わらなくなる。
最近ぶっ倒れる時間がドンドン早くなってきているから、まあ良いんだけど、呼び水となって皆が群がってくるんだよ。
「また今度でいい、案内をしてくれ」
「はい、それなら」
なぜか首輪と、チェーン。
「この前、犬という動物がこれで引かれていまして、楽しそうでぞくぞくして」
「却下」
「そっちじゃないとか、マテとか……」
「しない、俺を連れて、そのなんとかという魔人族に会わせろ」
「はい」
とぼとぼ出た癖に、街道に出るとすんごいスピードで走り始める。
絶対馬より早いし。
ただなぜか俺もついて行ける。
「主様、お辛くなったら背負いますので、尻を叩いていただけると、死ぬ気で頑張りますので、いかがなさいます?」
「必要ない」
「でもまあ、この鞭、音はしますが痛みはあまり、むずがゆさが癖になるんですが、澪さまだと、少し遠慮がちで…… もう少し、もっとびしっとやっていただければ」
「きゃっか、走れ」
「そんな、もっと真面目に虐めてくださいよ」
そんなこんなで、超スピードで丸三日飲まず食わずで走った。
なに者だこの子。
それに俺の体どうなった?
目の前に出てきた魔人族。
ウェヌスの雰囲気と同じ感じだが、男のようだ。
「こいつか?」
反射的に殴りに行く。
「それは違います。殴るなら私を、それは、兄です」
ぎりぎり、本当にギリギリ手が止まった。
相手は、さすが、寸前だったのに目が開いてじっと拳を見ていてる……
「あれ?」
かれは、ぱったりと倒れた。
ウェヌスの雰囲気がする。俺は出て行くと、人間と一緒。
「消えた?」
その瞬間、俺は死んだと思った。
速度と圧、それがもう避けられない。
ふっと意識が遠くなる。
「兄者、あに、ちっ」
顔をパシパシと叩いていたようだが、かなり痛い。
「何があった?」
そう聞くと、男が一人……
金色のオーラを纏った、とんでもない何か……
伝承では知っている、神とかその使い使徒だろう。
ピリピリと皮膚が焼かれる。
間違いない敵だ。
「?? なんでお前平気なんだ?」
「へっ?」
同じ波動を受けているはず、なのにウェヌスの肌は何もなってない。
「あっ、最初はピリピリしたけど気持ちが良かったし、中に十回くらいつぎ込まれたら平気になった」
「つぎ込まれた?」
「受けてみれば、ステキよ。やっちゃえにいちゃん」
何か寒気が来た、デモゴルゴンだった。
「私は主人を、いえ、ご主人様を見つけた。それも至高のお方」
「ふん。情を受けて寝返りか、これだから女は」
「私のことはどう思ってもかまわん。だがあのお方のことを何か言うなら」
そう言うと、ウェヌスの雰囲気が変わり本気の殺気が漏れ始める。
「わかった、わかった。お前と事を構えることはしない」
一応そう言ったが、妹がいつまでも我慢など出来るとは思えなかった。
その日は帰った。
そして、忘れていたが……
連絡が出来ないまま、チーサイノ王国とチューカンノ王国は滅んでいた。
そう商人から連絡が入り、様子を見に行った。
そこには、モンスターに蹂躙された、遺跡となった街が残っていた。
無論、龍一達は激怒。
たったあれだけで、まさか滅ぶとは。
その差を、理解できていなかったようだ。
ダイモーン王国とインセプトラ―王国、両側から挟み込み殲滅をしていく。
そうして進んでいくと、当然ながらプルフラスとぶつかることになる。
「なんだあいつら、俺のかわいいモンスター達を…… 何してくれやがる」
兵達が応戦するが、スピードが速すぎて対応できない。
今回は、数が多かったため、一般兵も出てきていた。
「くっ、早い」
「なんとかしろ」
「駄目です」
その日、俺達の兵に始めて死者が出た。
それも、大量に。
部隊一つ、千人……
「奪還部隊、第十二隊壊滅です。魔人族が出た様です」
「なんだと? 魔人族? どこかで聞いたな」
俺以外の皆が一斉に指を指す。
「えっ私? そうです私は魔人族。なんでしょうか?」
指さされるまで、ウェヌスは自分の種族を忘れていたようだ。
「この大陸の西…… あっち側で魔人族が居たそうだ。こちらの兵が千人レベルで死んだそうだ」
ふむふむと言う反応。
「それは…… 困ります?」
そう言ってキョットン。
「ああ困る」
すると少し嬉しそうになる。
「ひょうっとして、お怒りですか?」
「お怒りです」
「ならば少し、行ってまいります」
彼女は、お役に立てるーとばかりに、飛び出そうとした。
「ちょっとマテ、居場所が分かるのか?」
「ええ、なんとなく。きっとご主人様も判ると思いますよ。ええとこういう感じで私のことを感じます?」
彼女が、自身の胸にお手の手の平を押し当てる。
意識的なのだろう、温かな波動がでてくるが、闇が混ざっているせいかざらざらした感じがする。
「うんまあ」
「でしたらあっちにいる同じ様な感じの、あー二つあって、片側は兄です。ちょっと粘っこい方が兄で、もう少し軽そうで何も考えていないような方が、探しているプルフラスだと思います」
「うーん、判るような分からないような」
そう言うと持っていた手が、下に下がっていく。
「もう少しゆっくり、お教えしましょうか?」
ゆっくり?
ああ外からで判らないなら、中へ突っ込んで波動を感じろと。
そんなことをしていると、終わらなくなる。
最近ぶっ倒れる時間がドンドン早くなってきているから、まあ良いんだけど、呼び水となって皆が群がってくるんだよ。
「また今度でいい、案内をしてくれ」
「はい、それなら」
なぜか首輪と、チェーン。
「この前、犬という動物がこれで引かれていまして、楽しそうでぞくぞくして」
「却下」
「そっちじゃないとか、マテとか……」
「しない、俺を連れて、そのなんとかという魔人族に会わせろ」
「はい」
とぼとぼ出た癖に、街道に出るとすんごいスピードで走り始める。
絶対馬より早いし。
ただなぜか俺もついて行ける。
「主様、お辛くなったら背負いますので、尻を叩いていただけると、死ぬ気で頑張りますので、いかがなさいます?」
「必要ない」
「でもまあ、この鞭、音はしますが痛みはあまり、むずがゆさが癖になるんですが、澪さまだと、少し遠慮がちで…… もう少し、もっとびしっとやっていただければ」
「きゃっか、走れ」
「そんな、もっと真面目に虐めてくださいよ」
そんなこんなで、超スピードで丸三日飲まず食わずで走った。
なに者だこの子。
それに俺の体どうなった?
目の前に出てきた魔人族。
ウェヌスの雰囲気と同じ感じだが、男のようだ。
「こいつか?」
反射的に殴りに行く。
「それは違います。殴るなら私を、それは、兄です」
ぎりぎり、本当にギリギリ手が止まった。
相手は、さすが、寸前だったのに目が開いてじっと拳を見ていてる……
「あれ?」
かれは、ぱったりと倒れた。
ウェヌスの雰囲気がする。俺は出て行くと、人間と一緒。
「消えた?」
その瞬間、俺は死んだと思った。
速度と圧、それがもう避けられない。
ふっと意識が遠くなる。
「兄者、あに、ちっ」
顔をパシパシと叩いていたようだが、かなり痛い。
「何があった?」
そう聞くと、男が一人……
金色のオーラを纏った、とんでもない何か……
伝承では知っている、神とかその使い使徒だろう。
ピリピリと皮膚が焼かれる。
間違いない敵だ。
「?? なんでお前平気なんだ?」
「へっ?」
同じ波動を受けているはず、なのにウェヌスの肌は何もなってない。
「あっ、最初はピリピリしたけど気持ちが良かったし、中に十回くらいつぎ込まれたら平気になった」
「つぎ込まれた?」
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何か寒気が来た、デモゴルゴンだった。
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