38 / 95
第三章 大陸統一
第38話 お話し合いは決裂
しおりを挟む
ある日、隣の国、サンドウ皇国から、使者がやって来た。
「我が国は、怒りに震えている。協定を守らず、我が国の国民を不当に連れ去る行為。断じて許さん。貴国には再発の防止と、賠償をしていただこう」
使者である、ツータエル=イトーヲ伯爵は偉そうに言ってくる。
国同士の使者に伯爵級。
そう、我が国は舐められている。
それか、まだ病気が怖く、この人が捨て駒にされたのか。
サンドウ皇国は、今年いい加減麦の収穫量が少なく、国自体が疲弊をしていた。
だが税は、法による決まりだという名の下にきっちり徴収されて、農民達は物や子供を売り、現物の代わりに対価を払った。
これは異国のことだが、日本でもこれと同じことが行われる。食料供給困難事態対策法という、ふざけた法が二〇二四年に可決された。
国の指示に従い増産せよと。
長年米を作るな、田んぼを減らせと言ってきた口がだ。
従わなければ、二〇万以下の罰金。
いきなり増産と言われても、枯れた田んぼを復活させるには、何年もかかる。
そう何年もかかるのだよ。作物を作るには適した土にしないと、まともに育たない。小学校で習うことだ。
そんな事など、米を作ったことのない国の関係者は、忘れてしまったのだろう。
きっと知っているのは、猿でも出来る米作りとか、ゲームならば、クエスト米を増産しよう、ここを田んぼにしますか? イエス、ノーで増産できる。
現実では、無理だ。
木が生えているなら、根っこまで引き抜き、適度な深さに耕耘し、肥料をすき込み、不足している栄養分を補充。手間ばかりが増えて、その田で病気でも出れば、増収どころか減収となる。
よく発生をするいもち病とかは、カビの一種で土中にいる。
昔は、作付け前に焼けば、ある程度防げたが、今は焼けない。
焼けない代わりに、当然農協から買った、いや買わされる、高価な薬を散布する。耕すには、税金を上乗せた高価なガソリンが必要。米なら、土壌の鉄分も必要だしpHの調整も。
当然必要な物はすべて農家が買って追加。微生物の育成、有機肥料を買って追加。
国の命令に従っても、膨大な費用と手間、従わないと罰金。
まあ、どちらにしろ、バカみたいにただ金がなくなる話し、当然農家はいなくなる。
それはさておき、サンドウ皇国の状態もひどいもので、農民達は自身が食うものも確保できず、なんとかしなければとあえいでいた。
そこに、商人がやって来る。
その人の良い商人は、困っているだろうと、安く食料を持って来てくれた。
その商人こそ、ニワカー=シノーギ伯爵が、寄親である辺境伯、ワラオー=ツーカム侯爵に相談をして始めたエージェント。
今回の騒動があり、急遽陞爵を受けて、任命された者達。
広大な土地はあっても、人が居ない。
国としては、細々でも良いから、また開墾を行い。治めてほしいと考えていた。
だが任命されて張り切り、すぐに結果を出そうと考えた。
彼らは考えた。
隣では、飢饉で人が苦しんでいる。
口減らしが絶対に出る。
救ってあげれば、うちも人が増える。
だが、正式な手続きでは認められないだろう。
商人を送り、帰りはその従業員ということで、少しずつ連れてこよう。
偽物身分証明札を持たせて、商人達を放つ。
だが、徐々に欲張り、多くの人間を樽などに隠して入国させようとしてバレた。
その時は、強引に検問を突破し我が国へ。
その後いくつかの商人が泳がされて、尻尾を掴まれた。
「間違いないな。国も厳しき折、丁度良い。吹っかけようぞ」
「ほーっほっほ、あの国は争乱があった後、人もおらず無理にはねのける力はありますまい。皇王様もお人が悪い」
皇王=天皇と同じ感じの国である。
皇王アレクシス=マルット=ハーテロと、宰相ツカサドールゼ=スベテーオの悪巧みは続く。
この国は元々インセプトラ―王国の元辺境。
公爵が管理をしていた。
そこが独立をして、長らく公国だったのだが、それが力を付けて皇国となった。
その時には、ダイモーン王国も手助けをしたのだが、世代が変わり忘れてしまったようだ。
「使者殿はこうおっしゃておるが、王様いかがなさいます?」
楓真が、笑いをこらえながら聞いてくる。
奥側の通路では、半分だけ顔を出して、澪とデレシアがこちらを覗きぼそっと一言。
「旦那様、すてき」
「龍ちゃんかっこいい」
そう言ってとろけた顔。
そんな中、練習をした台詞を披露する。
「そう言うのなら証拠があろう、証拠を出せ、出来ねば言いがかり、逆に賠償を頂こう」
その言葉に、使者は驚く。
『どうせ、壊れ掛かったダイモーン王国、反論は出来ずに払うだろう、帰りは盗賊に気を付けて帰ってこい。』こんなことを言われていた。
よもや、手ぶらで帰ることになろうとは……
「なっ、その言葉、まことですか?」
思わず、睨んでしまう。
だが、そんな木っ端貴族のメンチにはビビらない。
メンチとは、不良用語である。
相手を睨み、ビビらせること。
用法としては、『あーん? てめえ今ぁ、メンチ切りやがったなぁ、なんか文句でもあんのかくぅぉらぁ』このように使います。
此処での注意点は、かくぅぉらぁの『く』と『ら』にアクセントを置きましょう。
言葉にあわせて、顔を上下に振ると良いでしょう。
その時、顔が大体キスできるレベルまで近くに来るので、相手の鼻をめがけて、ヘッドバッドを喰らわせます。
その時、素直に顔が下がれば膝蹴り、手で顔を押さえた場合は、腹に一発入れてから、膝を入れます。相手の行動をよく観察をして、最適な対応が必要です。
特に相手が多数の場合は、攻撃を受けた相手を盾に使い、なるべく相手を分断します。
その後は後頭部への打撃と続きますが、危険な箇所なので力加減はしましょう。
傷害と殺人では、学校に掛かる迷惑が天と地ほども違います。
状態によっては、学校の判断で埋め、すべてをなかった事にしますので注意してください。
出典:私立徳井天世高校、一年生教材、ハイポサイクロイドの式を使った、正しい喧嘩の吹っかけ方、またその対応方法。第一章、一三項。
第二章、肩のぶつけ方から、リサージュ曲線を使った美しくスムーズな、かまし方へ続く。
「ああ、ダイモーン王国の国王として、つまらぬ嘘は言わん」
そう言って、見下ろしながらにやりと笑う。
「その言葉、覚えていろ」
使者は勝手に出て行ってしまった。
「国境に兵の配置。見えないようにな」
「はっ」
「我が国は、怒りに震えている。協定を守らず、我が国の国民を不当に連れ去る行為。断じて許さん。貴国には再発の防止と、賠償をしていただこう」
使者である、ツータエル=イトーヲ伯爵は偉そうに言ってくる。
国同士の使者に伯爵級。
そう、我が国は舐められている。
それか、まだ病気が怖く、この人が捨て駒にされたのか。
サンドウ皇国は、今年いい加減麦の収穫量が少なく、国自体が疲弊をしていた。
だが税は、法による決まりだという名の下にきっちり徴収されて、農民達は物や子供を売り、現物の代わりに対価を払った。
これは異国のことだが、日本でもこれと同じことが行われる。食料供給困難事態対策法という、ふざけた法が二〇二四年に可決された。
国の指示に従い増産せよと。
長年米を作るな、田んぼを減らせと言ってきた口がだ。
従わなければ、二〇万以下の罰金。
いきなり増産と言われても、枯れた田んぼを復活させるには、何年もかかる。
そう何年もかかるのだよ。作物を作るには適した土にしないと、まともに育たない。小学校で習うことだ。
そんな事など、米を作ったことのない国の関係者は、忘れてしまったのだろう。
きっと知っているのは、猿でも出来る米作りとか、ゲームならば、クエスト米を増産しよう、ここを田んぼにしますか? イエス、ノーで増産できる。
現実では、無理だ。
木が生えているなら、根っこまで引き抜き、適度な深さに耕耘し、肥料をすき込み、不足している栄養分を補充。手間ばかりが増えて、その田で病気でも出れば、増収どころか減収となる。
よく発生をするいもち病とかは、カビの一種で土中にいる。
昔は、作付け前に焼けば、ある程度防げたが、今は焼けない。
焼けない代わりに、当然農協から買った、いや買わされる、高価な薬を散布する。耕すには、税金を上乗せた高価なガソリンが必要。米なら、土壌の鉄分も必要だしpHの調整も。
当然必要な物はすべて農家が買って追加。微生物の育成、有機肥料を買って追加。
国の命令に従っても、膨大な費用と手間、従わないと罰金。
まあ、どちらにしろ、バカみたいにただ金がなくなる話し、当然農家はいなくなる。
それはさておき、サンドウ皇国の状態もひどいもので、農民達は自身が食うものも確保できず、なんとかしなければとあえいでいた。
そこに、商人がやって来る。
その人の良い商人は、困っているだろうと、安く食料を持って来てくれた。
その商人こそ、ニワカー=シノーギ伯爵が、寄親である辺境伯、ワラオー=ツーカム侯爵に相談をして始めたエージェント。
今回の騒動があり、急遽陞爵を受けて、任命された者達。
広大な土地はあっても、人が居ない。
国としては、細々でも良いから、また開墾を行い。治めてほしいと考えていた。
だが任命されて張り切り、すぐに結果を出そうと考えた。
彼らは考えた。
隣では、飢饉で人が苦しんでいる。
口減らしが絶対に出る。
救ってあげれば、うちも人が増える。
だが、正式な手続きでは認められないだろう。
商人を送り、帰りはその従業員ということで、少しずつ連れてこよう。
偽物身分証明札を持たせて、商人達を放つ。
だが、徐々に欲張り、多くの人間を樽などに隠して入国させようとしてバレた。
その時は、強引に検問を突破し我が国へ。
その後いくつかの商人が泳がされて、尻尾を掴まれた。
「間違いないな。国も厳しき折、丁度良い。吹っかけようぞ」
「ほーっほっほ、あの国は争乱があった後、人もおらず無理にはねのける力はありますまい。皇王様もお人が悪い」
皇王=天皇と同じ感じの国である。
皇王アレクシス=マルット=ハーテロと、宰相ツカサドールゼ=スベテーオの悪巧みは続く。
この国は元々インセプトラ―王国の元辺境。
公爵が管理をしていた。
そこが独立をして、長らく公国だったのだが、それが力を付けて皇国となった。
その時には、ダイモーン王国も手助けをしたのだが、世代が変わり忘れてしまったようだ。
「使者殿はこうおっしゃておるが、王様いかがなさいます?」
楓真が、笑いをこらえながら聞いてくる。
奥側の通路では、半分だけ顔を出して、澪とデレシアがこちらを覗きぼそっと一言。
「旦那様、すてき」
「龍ちゃんかっこいい」
そう言ってとろけた顔。
そんな中、練習をした台詞を披露する。
「そう言うのなら証拠があろう、証拠を出せ、出来ねば言いがかり、逆に賠償を頂こう」
その言葉に、使者は驚く。
『どうせ、壊れ掛かったダイモーン王国、反論は出来ずに払うだろう、帰りは盗賊に気を付けて帰ってこい。』こんなことを言われていた。
よもや、手ぶらで帰ることになろうとは……
「なっ、その言葉、まことですか?」
思わず、睨んでしまう。
だが、そんな木っ端貴族のメンチにはビビらない。
メンチとは、不良用語である。
相手を睨み、ビビらせること。
用法としては、『あーん? てめえ今ぁ、メンチ切りやがったなぁ、なんか文句でもあんのかくぅぉらぁ』このように使います。
此処での注意点は、かくぅぉらぁの『く』と『ら』にアクセントを置きましょう。
言葉にあわせて、顔を上下に振ると良いでしょう。
その時、顔が大体キスできるレベルまで近くに来るので、相手の鼻をめがけて、ヘッドバッドを喰らわせます。
その時、素直に顔が下がれば膝蹴り、手で顔を押さえた場合は、腹に一発入れてから、膝を入れます。相手の行動をよく観察をして、最適な対応が必要です。
特に相手が多数の場合は、攻撃を受けた相手を盾に使い、なるべく相手を分断します。
その後は後頭部への打撃と続きますが、危険な箇所なので力加減はしましょう。
傷害と殺人では、学校に掛かる迷惑が天と地ほども違います。
状態によっては、学校の判断で埋め、すべてをなかった事にしますので注意してください。
出典:私立徳井天世高校、一年生教材、ハイポサイクロイドの式を使った、正しい喧嘩の吹っかけ方、またその対応方法。第一章、一三項。
第二章、肩のぶつけ方から、リサージュ曲線を使った美しくスムーズな、かまし方へ続く。
「ああ、ダイモーン王国の国王として、つまらぬ嘘は言わん」
そう言って、見下ろしながらにやりと笑う。
「その言葉、覚えていろ」
使者は勝手に出て行ってしまった。
「国境に兵の配置。見えないようにな」
「はっ」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる